こんにちはマサです。
今回はROG Strix G16 G615LW・ゲーミングノートPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
2026年モデルの16型ゲーミングノートPCです。Core Ultra 9 290HX PlusとRTX 5080 Laptop GPU、メモリ64GB、SSD 2TBの1構成のみ。約2.65kgです。
前の世代(G614)から変わったのは、Thunderbolt 5が2基になったこと、有線LANが2.5Gbpsになったこと、Wi-Fi 7に上がったこと、そして冷却にベイパーチャンバーが入ったことです。
メモリとSSD、ファンに工具なしでアクセスできるツールレス設計になりました。
そのぶん重量は約2.65kgに増えています。構成を選ぶ余地はなく、最初から最上位です。
ROG Strix G16 G615LWの評価
※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| ゲーム性能 | CPU・GPU・ディスプレイのリフレッシュレートなど、ゲームの快適さに直結する性能 |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 携帯性 | 重量・本体サイズ・バッテリー容量 |
| 拡張性・端子 | 端子の種類と数、メモリやSSDの増設可否 |
| デザイン・質感 | 外観、筐体の素材、仕上げ |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 16型で上限に近い性能が欲しい方(RTX 5080 Laptop GPU・最大175Wです)
- メモリ64GB・SSD 2TBをそのまま使いたい方
- Thunderbolt 5のドックや外付けGPUを使いたい方(2基あります)
- 自分でメモリやSSDを交換する方(工具なしで開けられます)
向かない人
- 持ち歩く方(約2.65kgです)
- 構成を選んで予算を抑えたい方(この1構成のみです)
- 有機ELの画面が欲しい方(2.5Kの液晶です)
ROG Strix G16 G615LWのスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU440件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| グラフィックス | PassMark(G3D Mark) | ノートPC向けGPUの最高値で10.0、ミドルクラスで5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=6.0/16GB=7.5/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5) |
| ディスプレイ | 解像度・リフレッシュレート・パネル | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| バッテリー | バッテリー容量(Whr) | 50Whr=5.0/80Whr=8.0/100Whr=10.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
ASUS Storeで売られている構成(Core Ultra 9 290HX Plus・RTX 5080 Laptop GPU・64GB・2TB)で評価しています。選べる構成はこの1つです。
ディスプレイは2,560×1,600・300Hzの液晶として9.0としました。有機ELではないため、同じ解像度の有機EL機(10.0)よりは低く見ています。
ゲーミングノートPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、遊びたいゲームと設定によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | グラフィックボード | |
| 初級者 | Intel Core i5〜i7 Intel Core Ultra 5 AMD Ryzen 5〜7 | 16GB | RTX 3050以上 RTX 4050以上 RTX 5050以上 |
| 中級者 | Intel Core i7 Intel Core Ultra 7 AMD Ryzen 7 | 16GB〜32GB | RTX 3060以上 RTX 4060以上 RTX 5060以上 |
| 上級者 | Intel Core i7〜i9 Intel Core Ultra 7〜9 AMD Ryzen 7〜9 | 32GB | RTX 4070以上 RTX 5070以上 |
| 超上級者 | Intel Core i9 Intel Core Ultra 9 AMD Ryzen 9 | 32GB以上 | RTX 4080以上 RTX 5080以上 |
この機種は表のいちばん下の行まで対応できます。RTX 5080 Laptop GPU・メモリ64GB・2,560×1,600の300Hzなので、重いタイトルを高いフレームレートで動かす使い方や、映像編集までこなせます。
ROG Strix G16 G615LWのスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| 筐体 | 16型ゲーミングノートPC |
| モデル番号 | G615LW-U9R50802T |
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | インテル Core Ultra 9 プロセッサー 290HX Plus(24コア24スレッド) |
| グラフィックス | GeForce RTX 5080 Laptop GPU(16GB GDDR7・最大175W) |
| メモリ | 64GB(32GB DDR5-5600×2) 最大64GB |
| ストレージ | 2TB(PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2) |
| ディスプレイ | 16.0型 2,560×1,600 ノングレア リフレッシュレート:300Hz 16:10/DCI-P3 約100%/AGLR(アンチグレア・低反射) |
| 冷却 | ベイパーチャンバー+サンドイッチ型ヒートシンク 3基のファン(Tri-Fanテクノロジー) 液体金属グリス Conductonaut Extreme(CPU・GPU) |
| 入出力 | Thunderbolt 5(Type-C・PD対応)×2 USB3.2 Gen2(Type-A)×3 HDMI×1 有線LAN(RJ45・2.5Gbps)×1 コンボジャック×1 |
| 無線 | Wi-Fi 7(802.11be)/Bluetooth 5.4 |
| カメラ | 207万画素 赤外線(IR)カメラ/Windows Hello 顔認証対応 |
| キーボード | 日本語キーボード(オールキーRGBイルミネート) |
| サウンド | ステレオスピーカー(1W×2)、アレイマイク内蔵 |
| バッテリー | リチウムポリマー(4セル/90Wh) |
| サイズ | 幅354×奥行き268×高さ22.8〜30.8mm |
| 重量 | 約2.65kg |
RTX 5080 Laptop GPUを最大175Wで動かす
グラフィックスはGeForce RTX 5080 Laptop GPU(16GB GDDR7)。ASUS Storeの表記では最大グラフィックス電力は175Wです。
| GPU | ビデオメモリ | PassMark(G3D Mark) |
| RTX 5070 Ti Laptop GPU | 12GB GDDR7 | 22,470 |
| RTX 5080 Laptop GPU | 16GB GDDR7 | 26,281 |
| RTX 5090 Laptop GPU | 24GB GDDR7 | 28,373 |
当サイトの比較表ではRTX 5080 Laptop GPUが26,281。ノートPC向けGPUの最高値はRTX 5090 Laptop GPUの28,373なので、その9割を超えます。
ノートPC向けのGPUは、同じ名前でも機種ごとに動かせる電力の上限が違います。175Wはノートとしては高いほうで、熱を逃がせる筐体だからこそ設定できる値です。
GPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
CPUは24コア24スレッドのCore Ultra 9
| CPU | コア数 | スレッド数 | クロック(通常) | クロック(最大) | PassMark |
| Core Ultra 9 290HX Plus | 24コア | 24スレッド | 2.7GHz | 5.5GHz | 58,498 |
CPUはインテル Core Ultra 9 プロセッサー 290HX Plus。24コア24スレッドで、PassMarkは58,498です。
ノートPC向けCPU440件の中央値(14,544)の4.1倍にあたります。ハイパースレッディングを持たない設計のため、コア数とスレッド数が同じ24です。
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
ベイパーチャンバーが入った冷却
2026年モデルでいちばん変わったのが冷却です。ASUSの製品ページによると、隅々まで冷やすベイパーチャンバーとサンドイッチ型のヒートシンク、3基のファン(Tri-Fanテクノロジー)、CPUとGPU両方に塗ったThermal Grizzly社の液体金属グリス「Conductonaut Extreme」を組み合わせています。
ヒートシンクのフィンは0.1mmの銅製。薄くすることで枚数を増やし、風の通りと放熱面積のバランスを取っています。
通気孔はすべてヒンジの背面に移されました。マウスを持つ手に温風が当たらないようにするためです。吸気は側面と底面から行い、キーボードデッキにも風を通します。
ASUSは、前の世代と比べてターボモード時の動作音を抑えられたとしています。
工具なしでメモリとSSDを交換できる
2026年モデルはツールレス設計になりました。ASUSの製品ページによると、メモリとSSD、ファンのすべてに工具なしでアクセスでき、SSDスロットにはQ-Latchを採用しています。
出荷時点でメモリは64GB(32GB×2)、SSDは2TBです。仕様上の最大も64GBなので、メモリを増やす余地はありません。交換のしやすさは、清掃やSSDの増設で効いてきます。
メモリを後から足すことを前提にするなら、構成を選べる前の世代(G614)のほうが向いています。
Thunderbolt 5が2基、有線LANは2.5Gbps
端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 |
| Thunderbolt 5(Type-C・Power Delivery対応) | 2 |
| USB3.2 Gen2(Type-A) | 3 |
| HDMI | 1 |
| 有線LAN(RJ45・2.5Gbps) | 1 |
| マイク/ヘッドホン・コンボジャック | 1 |
Thunderbolt 5を2基搭載します。ASUSはThunderbolt 4と比べて最大3倍の帯域としています。給電にも対応するので、対応するドック1本で電源と映像、周辺機器をまとめられます。
有線LANは2.5Gbps。前の世代の1Gbpsから上がっています。無線はWi-Fi 7とBluetooth 5.4です。
カメラは207万画素の赤外線カメラで、Windows Helloの顔認証に対応します。ここも前の世代にはなかった点です。
前の世代(G614)との違い
同じ16型のStrix G16で、2025年モデルのG614と並べると以下のようになります。
| G615LW(2026年) | G614(2025年) | |
| CPU | Core Ultra 9 290HX Plus | Ryzen 9 8940HX/9955HX/9955HX3D |
| グラフィックス | RTX 5080(最大175W) | RTX 5060〜5080 |
| メモリ | 64GB(最大64GB) | 16GB/32GB(最大64GB) |
| ストレージ | 2TB | 512GB/1TB |
| 画面 | 2,560×1,600/300Hz | 2,560×1,600/300Hz(一部1,920×1,200/165Hz) |
| USB Type-C | Thunderbolt 5×2 | USB4×2 |
| 有線LAN | 2.5Gbps | 1Gbps |
| 無線 | Wi-Fi 7/Bluetooth 5.4 | Wi-Fi 6E/Bluetooth 5.2 |
| カメラ | 207万画素・赤外線(顔認証) | 207万画素 |
| 重量 | 約2.65kg | 約2.50kg |
2026年モデルは構成が1つに絞られ、そのかわり中身が全部上です。接続まわり(Thunderbolt 5・2.5GbE・Wi-Fi 7)と顔認証、ツールレス設計が主な差になります。
逆に言えば、RTX 5060やRTX 5070で足りる方、16GBや32GBのメモリで十分な方には、構成を選べるG614のほうが合います。重さも150gほど軽くなります。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はASUS公式サイトからご確認お願いします。
まとめ
ROG Strix G16 G615LWのレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- RTX 5080 Laptop GPU(16GB・最大175W)とCore Ultra 9 290HX Plus
- メモリ64GB・SSD 2TBで、工具なしで開けられる
- Thunderbolt 5×2・2.5Gbps有線LAN・Wi-Fi 7・顔認証
2026年モデルのROG Strix G16です。構成は1つだけで、RTX 5080 Laptop GPU、Core Ultra 9 290HX Plus、メモリ64GB、SSD 2TB。16型で2,560×1,600の300Hzという画面もそのままです。
重量は約2.65kgと前の世代より少し増えましたが、Thunderbolt 5と2.5Gbpsの有線LAN、顔認証、ツールレス設計が加わりました。据え置きで使って、必要なときだけ運ぶ使い方に向いています。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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