こんにちはマサです。
今回はThinkPad T14s 2-in-1 Gen 2(14型 Intel)・ビジネス向けノートPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
画面が360度回る、コンバーチブル型のThinkPad T14sです。
ペンが本体に収納されます。別売りではなく、差し込んでおけば充電もされる内蔵式です。
CPUはCore Ultra シリーズ3から6種類で、16コアの366Hまで選べます。Copilot+ PCに対応します。
全4種類のディスプレイがすべてタッチ対応です。2in1として割り切った構成になっています。
ThinkPad T14s 2-in-1 Gen 2(14型 Intel)の評価

※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| 処理性能 | CPU・メモリ・ストレージ。事務作業や開発、Web会議の快適さ |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 携帯性 | 重量・本体サイズ・バッテリー容量 |
| 入力・画面 | キーボードの打ちやすさ、ポインティングデバイス、ディスプレイの見やすさ |
| デザイン・堅牢性 | 外観、筐体の素材、堅牢性試験への対応 |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 手書きで書き込みながら使いたい方
- ペンを別に持ち歩きたくない方
- タブレットの形でも使いたい方
- Thunderbolt 4を3基使いたい方
向かない人
- 有機ELの画面が欲しい方
- 1.2kgを切る軽さが必要な方
- メモリを後から増設したい方(オンボードです)
- 有線LANポートが必要な方
ThinkPad T14s 2-in-1 Gen 2(14型 Intel)のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU422件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=5.0/16GB=7.0/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5) |
| ディスプレイ | 解像度・パネル・リフレッシュレート | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| バッテリー | バッテリー容量(Whr) | 50Whr=5.0/80Whr=8.0/100Whr=10.0 |
| 携帯性 | 本体の重量 | 0.8kg=10.0/1.2kg=8.0/1.6kg=6.0/2.0kg=4.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
カスタマイズで選べる最上位の構成で評価したものです。
CPUの8.0は16コアのCore Ultra 7 366Hによるもの。2in1としてはかなり高い数値です。
ディスプレイの6.0はWUXGA(1920×1200)のIPS液晶によるものです。全構成がタッチ対応ですが、換算は解像度とパネルの種類で決めているため数値には表れません。有機ELは選べません。
携帯性の7.2は約1.35kgによるもの。回転ヒンジとタッチパネルのぶん、通常のT14s(約1.07kg)より重くなっています。
ビジネスノートPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | ストレージ | |
| 文書作成・Web会議が中心 | Intel Core Ultra 5 | 16GB | 256GB以上 |
| 表計算や資料作成が多い | Intel Core Ultra 5〜7 | 16GB〜32GB | 512GB以上 |
| 開発・画像編集もする | Intel Core Ultra 7 | 32GB | 1TB以上 |
| 動画編集や大きなデータを扱う | Intel Core Ultra 7〜9 Intel Core Ultra X7〜X9 | 32GB〜64GB | 1TB以上 |
この機種は表の上から4行目まで対応できます。16コアのCPUと64GBのメモリ、2TBのSSDを積めるので、2in1としては処理性能の上限が高い部類です。
ThinkPad T14s 2-in-1 Gen 2(14型 Intel)のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| OS | Windows 11 Pro 64bit ほか ※選択可能 |
| CPU | インテル Core Ultra 7 プロセッサー 366H/356H/365/355 インテル Core Ultra 5 プロセッサー 335/325 ※選択可能(vPro対応モデルあり) |
| メモリ | 16GB/32GB/64GB(オンボード) 最大64GB ※増設できません |
| ストレージ | 256GB/512GB/1TB/2TB SSD ※選択可能 |
| グラフィックス | CPU内蔵(インテル グラフィックス) |
| ディスプレイ | 14.0型 WUXGA IPS液晶(1920×1200)マルチタッチ対応(10点) DBEF5/Privacy Guard/省電力 など4種類 ※選択可能。すべてタッチ対応 |
| ペン | Lenovo 内蔵ペン(本体収納式) |
| キーボード | 6列89キー JIS配列 TrackPoint + 3ボタンクリックパッド、バックライト付き |
| カメラ | 5MP+IR プライバシーシャッター付き |
| 無線 | Wi-Fi 7 + Bluetooth 6.0 WWAN(4G LTE/5G Sub6)に対応 ※選択可能 |
| 本体寸法 | 約 313 × 224 × 12.06(前端)〜20.43mm(最厚部) |
| 重量 | 約1.35kg〜 |
| バッテリー | 58Whr |
| カラー | ブラック |
処理性能
CPUはCore Ultra シリーズ3から6種類。最上位の366Hは16コアです。
クラムシェル型のT14s Gen 7と比べると、以下のようになります。
| 項目 | T14s 2-in-1 Gen 2(本機) | T14s Gen 7 Intel |
| 形 | コンバーチブル(360度回転) | クラムシェル |
| ペン | 内蔵(本体収納) | なし |
| タッチ | 全構成で対応 | 構成により対応 |
| 有機EL | 選択不可 | 選択可(2.8K) |
| 重量 | 約1.35kg〜 | 約1.07kg〜 |
| Thunderbolt 4 | 3基 | 3基 |
CPUとメモリの上限は同じです。違うのは形・ペン・画面・重量の4点になります。
回転ヒンジとタッチパネルのぶん約280g重くなるのが、2in1にする代償です。
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
内蔵ペンという強み

この機種を選ぶ一番の理由は、ペンが本体に収納されることだと思います。
- Lenovo 内蔵ペンが標準で付属
- 本体に差し込んで収納・充電できる
- 別売りのペンを持ち歩く必要がない
- 紛失しにくい
ペンが別体だと「持ってくるのを忘れる」「なくす」が起きますが、収納式ならその心配がありません。
手書きで資料に書き込む、図を描くといった使い方を日常的にするなら、ここは大きな差になります。
ディスプレイ

14.0型で4種類。すべてWUXGA(1920×1200)のIPS液晶で、すべてタッチ対応です。
- WUXGA IPS液晶 タッチ対応・DBEF5
- WUXGA IPS液晶 タッチ対応・DBEF5・光沢なし
- WUXGA IPS液晶 タッチ対応・Privacy Guard
- WUXGA IPS液晶 タッチ対応・省電力
有機ELの選択肢はありません。タッチパネルを前提にした構成なので、ここは割り切られています。
Privacy Guardは、横から画面を見えにくくする機能です。
バッテリーと携帯性

重量は約1.35kgから。2in1としては標準的ですが、クラムシェル型のT14sより約280g重くなります。
バッテリーは58Whr。クラムシェル型と同じ容量です。
レノボは本機のJEITA 3.0による駆動時間を公表していません。この記事でも時間は書いていません。
WWANは4G LTEと5G Sub6に対応します。
入出力端子

端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 |
| Thunderbolt 4(USB4/USB PD/DP Alt Mode) | 3 |
| USB 5Gbps Type-A(Always On) | 1 |
| HDMI | 1 |
| マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック | 1 |
| 有線LAN(RJ-45) | なし |
Thunderbolt 4が3基あります。ドックと外部ディスプレイを同時につないでも1基残ります。
USB Type-AとHDMIも1つずつあるので、変換アダプターを持ち歩かずに済みます。
有線LANポートはありません。T14sシリーズ共通の割り切りです。
筐体と堅牢性

MIL-STD-810H規格に沿った試験を通しています。360度回るヒンジを持つ機種としては堅牢な部類です。
指紋センサーは標準で付きます。カメラは5MP+IRでプライバシーシャッター付きです。
セキュリティはTPM 2.0、各種パスワードに対応します。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。
まとめ

ThinkPad T14s 2-in-1 Gen 2(14型 Intel)のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- 360度回るコンバーチブル型。ペンは本体収納式
- 16コアのCPUと64GBのメモリまで選べる
- ディスプレイは全構成がタッチ対応。有機ELは選べない
ペンを使う前提なら、よくまとまった機種です。収納式なので持ち忘れも紛失もありません。CPUも16コアまで選べて、処理性能で妥協する必要がありません。
一方で約1.35kgという重さと、有機ELを選べない点は割り切りになります。ペンを使わないなら、この重さを背負う理由はありません。
ペンが不要なら、約1.07kgのThinkPad T14s Gen 7のほうが軽くて画面も選べます。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




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