【レビュー】ThinkPad T14s Gen 6 Snapdragon | 2.8K有機ELを選べる

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ThinkPad T14s Gen 6 Snapdragonの本体 ガジェット
引用元:Lenovo公式サイト

こんにちはマサです。

今回はThinkPad T14s Gen 6 Snapdragon・ビジネス向けノートPCのレビューをしていきます。

結論からお伝えすると、

ThinkPad T14sのSnapdragon版、1世代前にあたる機種です。最新のGen 7と併売されています。

CPUはSnapdragon X EliteとX Plusの2種類で、WindowsはARM版が載ります。

バッテリーは58Whrで動画再生 約19.3時間。アイドル時は約37.4時間と公表されています。

最新のGen 7がSnapdragon X2に進んだため、こちらは1世代前の位置づけになります。

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ThinkPad T14s Gen 6 Snapdragonの評価

ThinkPad T14s Gen 6 Snapdragonの本体
引用元:Lenovo公式サイト

総合点・・・・・・3.6
処理性能・・・・・3.0
コスパ・・・・・・4.0
携帯性・・・・・・4.0
入力・画面・・・・3.5
デザイン・堅牢性・4.5

※評価はmasalog運営者の主観です

各項目は1.0〜5.0で評価しています。

点数意味
5.0このクラスで最高水準
4.0十分に満足できる
3.0標準的。価格なりで不足はない
2.0用途によっては足りない
1.0おすすめしない

5項目の内容は以下のとおりです。

項目見ているもの
処理性能CPU・メモリ・ストレージ。事務作業や開発、Web会議の快適さ
コスパ絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか
携帯性重量・本体サイズ・バッテリー容量
入力・画面キーボードの打ちやすさ、ポインティングデバイス、ディスプレイの見やすさ
デザイン・堅牢性外観、筐体の素材、堅牢性試験への対応

総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。

向いている人

  • バッテリー駆動時間を重視する方
  • 使うアプリがARM版Windowsに対応している方
  • 価格が下がっていれば世代は問わない方
  • 有機ELの画面が欲しい方

向かない人

  • x86専用のアプリや周辺機器を使う方
  • WWAN(5G)が必要な方(非対応です)
  • 最新世代のCPUが欲しい方
  • 1.2kgを切る軽さが必要な方

ThinkPad T14s Gen 6 Snapdragonのスペック評価

各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。

各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。

項目基準にしている数値換算のしかた
NPUAIアクセラレーターの処理性能(TOPS)40TOPS(Copilot+ PCの要件)=6.0/80TOPS=10.0
メモリ容量8GB=5.0/16GB=7.0/32GB=9.0/64GB=10.0
ストレージ容量と規格256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0
ディスプレイ解像度・パネル・リフレッシュレートフルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点
バッテリーバッテリー容量(Whr)50Whr=5.0/80Whr=8.0/100Whr=10.0
携帯性本体の重量0.8kg=10.0/1.2kg=8.0/1.6kg=6.0/2.0kg=4.0

CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。

カスタマイズで選べる最上位の構成で評価したものです。

このチャートにCPUの軸はありません。搭載するSnapdragon X Elite/X Plusが、当サイトの比較表の典拠であるPassMarkに登録されていないためです。他機種と同じ基準で数値を出せないので、推測で埋めずに軸ごと外しています。

ディスプレイの9.0は2.8K有機ELによるもの。最新のGen 7がWUXGAのIPS液晶だけなので、画面ではこちらが上回ります。

バッテリーの5.8は58Whrによるもの。この換算は容量だけを見るので、実際の駆動時間(動画再生 約19.3時間)は数値に反映されていません。

NPUの6.5は最大45TOPSによるもの。Copilot+ PCの要件(40TOPS)を満たします。

ビジネスノートPCのスペック目安

どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。

CPUメモリストレージ
文書作成・Web会議が中心Intel Core Ultra 516GB256GB以上
表計算や資料作成が多いIntel Core Ultra 5〜716GB〜32GB512GB以上
開発・画像編集もするIntel Core Ultra 732GB1TB以上
動画編集や大きなデータを扱うIntel Core Ultra 7〜9
Intel Core Ultra X7〜X9
32GB〜64GB1TB以上

この機種は表の上から2行目まで対応できます。ただしWindows on ARMのため、x86専用のソフトが動くかどうかは別の問題です。用途の確認を先にしてください。

ThinkPad T14s Gen 6 Snapdragonのスペック

主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。

項目内容
OSWindows 11 Pro 64bit ARM版 ほか ※選択可能
CPUSnapdragon X Elite X1E-78-100
Snapdragon X Plus X1P-42-100
※選択可能
NPUQualcomm Hexagon NPU(最大45TOPS)
メモリ32GB/64GB(オンボード)
最大64GB ※増設できません
ストレージ256GB/512GB/1TB SSD ※選択可能
グラフィックスCPU内蔵(Qualcomm Adreno GPU)
ディスプレイ14.0型 2.8K 有機EL(2880×1800)ブルーライト軽減
14.0型 WUXGA IPS液晶(1920×1200)省電力/タッチ対応・DBEF5(光沢なし)
※選択可能
キーボード6列89キー JIS配列
TrackPoint + ThinkPadクリックパッド、バックライト付き
カメラFHD 1080p+IRカメラ
人感検知機能・プライバシーシャッター付き
無線Wi-Fi 7 + Bluetooth 5.4
WWAN非対応
本体寸法約 313.6 × 219.4 × 16.9mm
重量約1.24kg〜
バッテリー58Whr 固定式(動画再生 約19.3時間/JEITA 3.0)
カラーブラック

Windows on ARMという前提

この機種もARM版のWindowsで動きます。選ぶ前に確認すべき点は最新世代と同じです。

その最新世代(Gen 7 Snapdragon)と比べると、以下のようになります。

項目T14s Gen 6 Snapdragon(本機)T14s Gen 7 Snapdragon
CPUSnapdragon X Elite/X PlusSnapdragon X2 Elite/X2 Plus
動画再生約19.3時間約23.1時間
アイドル時約37.4時間約30.2時間
有機EL選択可(2.8K)選択不可
メモリ上限64GB32GB
ストレージ上限1TB512GB
カメラFHD 1080p+IR5MP+IR

意外なことに、メモリ・ストレージ・有機ELでは本機のほうが上回ります。世代が新しければ全部上、という関係にはなっていません。

x86向けに作られたソフトは変換して動くため、動作しないものや遅くなるものがあります。古い業務ソフトや専用の周辺機器ドライバーは注意が必要です。

当サイトの比較表に載るCPUとの性能比較は、Snapdragon X シリーズがPassMarkに未掲載のため今回は行っていません。

ディスプレイ

ThinkPad T14s Gen 6 Snapdragonのディスプレイ
引用元:Lenovo公式サイト

14.0型で3種類。2.8Kの有機ELを選べます。

  • 2.8K 有機EL(2880×1800)ブルーライト軽減
  • WUXGA IPS液晶 省電力
  • WUXGA IPS液晶 タッチ対応・DBEF5

最新のGen 7 SnapdragonはWUXGAのIPS液晶だけなので、画面を重視するならこちらが有利です。

画面比率は16:10です。WUXGAのIPS液晶はいずれも光沢なしですが、有機ELについて公式に光沢の記載はありません。

バッテリー駆動時間

ThinkPad T14s Gen 6 Snapdragonを仕事で使っている様子
引用元:Lenovo公式サイト

バッテリーは58Whrの固定式です。

  • 動画再生:約19.3時間
  • アイドル時:約37.4時間

アイドル時の約37.4時間は、最新のGen 7(約30.2時間)より7時間ほど長い数値です。動画再生では逆にGen 7が上回るので、使い方によって優劣が入れ替わります。

WWANには対応しません。外出先ではテザリングかモバイルルーターが必要です。

キーボードと入力

ThinkPad T14s Gen 6 SnapdragonのキーボードとTrackPoint
引用元:Lenovo公式サイト

6列89キーのJIS配列で、TrackPointとThinkPadクリックパッドを備えます。

バックライトは標準で付きます。Copilotキーも含まれます。

カメラはFHD 1080p+IRで、人感検知機能とプライバシーシャッターが付きます。最新のGen 7は5MPなので、ここは差が付きます。

入出力端子

ThinkPad T14s Gen 6 Snapdragonの側面インターフェース
引用元:Lenovo公式サイト

端子の構成は以下のとおりです。

端子数
USB4(Video-out 対応)2
USB 3.2 Gen 1 Type-A2(うち1つはPowered USB)
HDMI1
マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック1
有線LAN(RJ-45)なし

USB Type-Aが2つあり、最新のGen 7(1つ)より多い構成です。古い周辺機器を多く使うならこちらが便利です。

Type-CはUSB4で、映像出力に対応します。

有線LANポートはありません。T14sシリーズ共通です。

筐体と堅牢性

ThinkPad T14s Gen 6 Snapdragonの筐体
引用元:Lenovo公式サイト

MIL-STD-810H規格に沿った試験を通しています。

本体の厚みは約16.9mmで、全体に均一な形状です。重量は約1.24kgからになります。

セキュリティはTPM 2.0、各種パスワード、ケーブルロックスロットに対応します。

レビューは以上です。

詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。

まとめ

ThinkPad T14s Gen 6 Snapdragonを仕事で使っている様子
引用元:Lenovo公式サイト

ThinkPad T14s Gen 6 Snapdragonのレビューをしました。

この機種の特徴は大きく分けて3つです。

  • 1世代前のSnapdragon版。2.8K有機ELを選べる
  • メモリ64GB・SSD 1TBまで。最新世代より上限が高い
  • Windows on ARM。WWANは非対応

世代は1つ前ですが、メモリ・ストレージ・ディスプレイでは最新のGen 7 Snapdragonを上回ります。新しいほうが常に良い、という関係ではありません。

CPUの世代とカメラの画素数では最新版が上です。どちらを取るかは、使い方しだいだと思います。

ただしWindows on ARMという前提は共通です。使うソフトと周辺機器の対応を、購入前に必ず確認してください。

今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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