こんにちはマサです。
今回はThinkBook 14 Gen 9(14型 AMD)・ビジネス向けノートPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
ThinkBookシリーズの14型、最新世代のAMD版です。
最上位のRyzen 7 250は8コア16スレッドで、同じ世代のIntel版(8コア8スレッド)を数値で上回ります。
重量は約1.36kgで、Intel版より160g軽くなります。
メモリは2スロットで最大32GB。有線LANとSDカードリーダーも本体に備えます。
ThinkBook 14 Gen 9(14型 AMD)の評価

※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| 処理性能 | CPU・メモリ・ストレージ。事務作業や開発、Web会議の快適さ |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 携帯性 | 重量・本体サイズ・バッテリー容量 |
| 入力・画面 | キーボードの打ちやすさ、ポインティングデバイス、ディスプレイの見やすさ |
| デザイン・堅牢性 | 外観、筐体の素材、堅牢性試験への対応 |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 8コア16スレッドのCPUを安く手に入れたい方
- 端子の多さを重視する方(SDカードリーダー付き)
- メモリを後から増設したい方(2スロット)
- 14型で軽さも欲しい方(約1.36kg)
向かない人
- バッテリーの持ちを重視する方(48Whrのみです)
- 高解像度の画面が欲しい方(WUXGAのみです)
- Thunderboltの周辺機器を使う方(USB4です)
- メモリを32GB以上積みたい方
ThinkBook 14 Gen 9(14型 AMD)のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU426件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=5.0/16GB=7.0/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5) |
| ディスプレイ | 解像度・パネル・リフレッシュレート | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| バッテリー | バッテリー容量(Whr) | 50Whr=5.0/80Whr=8.0/100Whr=10.0 |
| 携帯性 | 本体の重量 | 0.8kg=10.0/1.2kg=8.0/1.6kg=6.0/2.0kg=4.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
カスタマイズで選べる最上位の構成で評価したものです。
CPUの6.9は8コア16スレッドのRyzen 7 250によるもの。同じ世代のIntel版(6.1)を上回ります。
バッテリーの4.8は48Whrによるもの。Intel版は64Whrも選べるので、ここは下がる点です。
ディスプレイの6.0は14.0型 WUXGA(1920×1200)のIPS液晶によるもの。
携帯性の7.2は約1.36kgによるもの。14型としては標準的です。
ビジネスノートPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | ストレージ | |
| 文書作成・Web会議が中心 | Intel Core Ultra 5 | 16GB | 256GB以上 |
| 表計算や資料作成が多い | Intel Core Ultra 5〜7 | 16GB〜32GB | 512GB以上 |
| 開発・画像編集もする | Intel Core Ultra 7 | 32GB | 1TB以上 |
| 動画編集や大きなデータを扱う | Intel Core Ultra 7〜9 Intel Core Ultra X7〜X9 | 32GB〜64GB | 1TB以上 |
この機種は表の上から3行目まで対応できます。8コアのCPUと32GBのメモリまで選べるので、開発や画像編集にも対応できます。
ThinkBook 14 Gen 9(14型 AMD)のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| OS | Windows 11 Pro 64bit ほか ※選択可能 |
| CPU | AMD Ryzen 7 250(8コア16スレッド・3.30GHz) AMD Ryzen 5 220(6コア12スレッド・3.20GHz) ※選択可能。NPUは最大16TOPS |
| メモリ | DDR5 SODIMM 16GB(8GB×2)/32GB(16GB×2) 最大32GB ※スロット数2 |
| ストレージ | 512GB/1TB SSD ※選択可能 |
| グラフィックス | APU内蔵(AMD Radeon 780M/740M グラフィックス) ※CPUにより異なります |
| ディスプレイ | 14.0型 WUXGA IPS液晶(1920×1200)約1,677万色・16:10・光沢なし |
| キーボード | 6列86キー JIS配列 マルチタッチパッド、バックライト・キーボード |
| カードスロット | 4-in-1メディアカードリーダー(SD/SDHC/SDXC/MMC) |
| 無線 | Wi-Fi 7対応(IEEE802.11be/ax/ac/a/b/g/n) Bluetooth 5.4 WWANには対応しません |
| 本体寸法 | 約 313.5 × 224 × 17.5mm |
| 重量 | 約1.36kg |
| バッテリー | 48Whr(固定式 3セル) 動画再生時 約8.3時間・アイドル時 約13.8時間(Ryzen 7 250) 動画再生時 約8.7時間・アイドル時 約15.1時間(Ryzen 5 220) ※いずれもJEITA 3.0 |
| カラー | アークティックグレー |
処理性能
CPUはRyzen 200シリーズから2種類です。コア数が違います。
- Ryzen 7 250:8コア16スレッド(25,139・Radeon 780M)
- Ryzen 5 220:6コア12スレッド(18,539・Radeon 740M)
上と下で35%ほどの差があります。内蔵グラフィックスも780Mと740Mで変わるので、価格差を見て選ぶ項目です。
同じ世代のIntel版と比べると、以下のようになります。
| 項目 | ThinkBook 14 Gen 9 AMD(本機) | ThinkBook 14 Gen 9 Intel |
| 最上位CPU | Ryzen 7 250(8コア16スレッド・25,139) | Core Ultra 7 355(8コア8スレッド・20,173) |
| グラフィックス | Radeon 780M/740M | インテル グラフィックス |
| Type-C | USB4 ×2 | Thunderbolt 4 ×2 |
| メモリ上限 | 32GB(2スロット) | 同じ |
| 無線 | Wi-Fi 7 + BT 5.4 | Wi-Fi 7/6 + BT 6.0 |
| バッテリー | 48Whr | 64Whr/48Whr |
| 重量 | 約1.36kg | 約1.52kg |
CPUの数値と重量はこちらが上、端子の規格とバッテリーの選択肢はIntel版が上です。
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
ディスプレイ

14.0型 WUXGA(1920×1200)のIPS液晶です。選択肢はこれだけになります。
約1,677万色・16:10・光沢なしという仕様です。
色域と輝度はレノボ公式の仕様に記載がないため、色を厳密に見る仕事には向かないと考えたほうが安全です。
外部出力はHDMIで最大4096×2160/60Hz、USB Type-C経由で最大5120×2880/60Hzまでです。
2.8Kや有機ELは選べません。
入出力端子
端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 |
| USB Type-C(USB4・Video-out対応) | 2 |
| USB-A(USB 3.2 Gen1) | 1 |
| USB-A(USB 3.2 Gen1・Powered USB) | 1 |
| HDMI | 1 |
| 有線LAN(RJ-45) | 1 |
| 4-in-1メディアカードリーダー | 1 |
| マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック | 1 |
Type-CはUSB4で、Thunderbolt 4ではありません。速度と映像出力は同等ですが、Thunderbolt専用の周辺機器を使う予定があるなら確認が必要です。
有線LANと4-in-1メディアカードリーダーを本体に備えます。SD/SDHC/SDXC/MMCに対応します。
USB Type-Aは2つ。片方はPowered USBです。
WWANには対応しません。
メモリと拡張性

メモリはDDR5のSODIMMで、スロットが2つあります。16GB(8GB×2)と32GB(16GB×2)から選べます。
上限は32GBです。オンボードではないので、後から増設・交換できます。
ストレージは512GBと1TBから選べます。
底面カバーを外して手を入れられる構造です。
バッテリーと携帯性

重量は約1.36kgです。14型としては標準的で、Intel版より160g軽くなります。
バッテリーは48Whrの1種類だけです。Intel版は64Whrも選べるので、長時間の外出が多いならそちらが向きます。
本体の厚みは17.5mmです。寸法はIntel版と共通です。
駆動時間は動画再生時で約8.3時間(Ryzen 7 250)、約8.7時間(Ryzen 5 220)です(JEITA 3.0)。Intel版の64Whr構成(約13.5時間)とは5時間ほどの差があります。
キーボードと筐体

6列86キーのJIS配列です。14型なのでテンキーはありません。バックライトは標準で付きます。
ポインティングデバイスはマルチタッチパッドです。
本体カラーはアークティックグレーです。
オーディオはDolby Audioに対応します。
セキュリティはTPM 2.0、各種パスワード、ケーブルロックスロットに対応します。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。
まとめ

ThinkBook 14 Gen 9(14型 AMD)のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- 8コア16スレッドのRyzen 7 250。Intel版より上の数値
- 有線LANと4-in-1カードリーダーを本体に搭載
- バッテリーは48Whrのみ。重量は約1.36kg
8コアのCPUと端子の多さを、価格を抑えて両立させたい方に向いた機種です。14型で約1.36kgという重量もちょうどいいところです。
弱いのはバッテリーです。48Whrの1種類だけで、選択肢がありません。
バッテリーを取るなら、同じ世代のThinkBook 14 Gen 9(14型 Intel)という選択肢があります。64Whrを選べてThunderbolt 4にも対応します。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




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