こんにちはマサです。
今回はROG Zephyrus G16(2023)・ゲーミングノートPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
16型のゲーミングノートPCで、重量は約2.1kgです。CPUはCore i7-13620H、GPUはRTX 4060 Laptop GPUです。
画面は1,920×1,200の165Hz。メモリは16GBですが、最大48GBまで増設できます。
端子はThunderbolt 4と1Gbpsの有線LAN、microSDカードリーダーまでそろっています。USB Type-Cからは最大100Wの充電にも対応します。
いっぽうで2023年のモデルで、ASUS Storeでは在庫切れです。メモリはDDR4で、画面も有機ELではありません。
ROG Zephyrus G16(2023)の評価
※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| ゲーム性能 | CPU・GPU・ディスプレイのリフレッシュレートなど、ゲームの快適さに直結する性能 |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 携帯性 | 重量・本体サイズ・バッテリー容量 |
| 拡張性・端子 | 端子の種類と数、メモリやSSDの増設可否 |
| デザイン・質感 | 外観、筐体の素材、仕上げ |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 16型で2kg台前半のゲーミングノートPCを探している方(約2.1kgです)
- メモリを後から足したい方(16GBから最大48GBまで増設できます)
- Thunderbolt 4と有線LANの両方が要る方
- USB Type-Cから充電したい方(最大100Wの充電に対応します)
向かない人
- いますぐ買いたい方(ASUS Storeでは在庫切れです)
- 重いタイトルを高画質で動かしたい方(RTX 4060 Laptop GPUです)
- 画面の解像度を優先したい方(1,920×1,200です。同シリーズには2,560×1,600の構成もあります)
- 最新世代のCPU・GPUが欲しい方(第13世代CoreとRTX 40シリーズの組み合わせです)
ROG Zephyrus G16(2023)のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU440件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| グラフィックス | PassMark(G3D Mark) | ノートPC向けGPUの最高値で10.0、ミドルクラスで5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=6.0/16GB=7.5/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5) |
| ディスプレイ | 解像度・リフレッシュレート・パネル | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| バッテリー | バッテリー容量(Whr) | 50Whr=5.0/80Whr=8.0/100Whr=10.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
ASUS Storeで売られている構成(Core i7-13620H・RTX 4060 Laptop GPU・16GB・1TB)で評価しています。
CPUのCore i7-13620HはPassMark 23,202で、ノートPC向けCPU440件の中央値(14,544)の1.6倍です。グラフィックスのRTX 4060 Laptop GPUは17,326で、ミドルクラスの少し上という位置です。
メモリは16GBで7.5です。この機種はメモリを最大48GBまで増設できるので、ここは後から上げられる数値です。
ディスプレイは1,920×1,200・165Hzの液晶として7.0としました。バッテリーは90Whで9.0です。
ゲーミングノートPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、遊びたいゲームと設定によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | グラフィックボード | |
| 初級者 | Intel Core i5〜i7 Intel Core Ultra 5 AMD Ryzen 5〜7 | 16GB | RTX 3050以上 RTX 4050以上 RTX 5050以上 |
| 中級者 | Intel Core i7 Intel Core Ultra 7 AMD Ryzen 7 | 16GB〜32GB | RTX 3060以上 RTX 4060以上 RTX 5060以上 |
| 上級者 | Intel Core i7〜i9 Intel Core Ultra 7〜9 AMD Ryzen 7〜9 | 32GB | RTX 4070以上 RTX 5070以上 |
| 超上級者 | Intel Core i9 Intel Core Ultra 9 AMD Ryzen 9 | 32GB以上 | RTX 4080以上 RTX 5080以上 |
この機種は表の中級者の行に当てはまります。RTX 4060 Laptop GPUとメモリ16GBなので、設定を調整すれば最近のタイトルも動きます。最高画質で高いフレームレートを狙う用途には、上位のGPUを積む機種が向きます。
ROG Zephyrus G16(2023)のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| 筐体 | 16型ゲーミングノートPC |
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | インテル Core i7-13620H プロセッサー(10コア16スレッド) |
| グラフィックス | GeForce RTX 4060 Laptop GPU(8GB) |
| メモリ | 16GB(DDR4-3200) 最大48GB |
| ストレージ | 1TB(PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2) |
| ディスプレイ | 16.0型 1,920×1,200 ノングレア リフレッシュレート:165Hz 16:10/ベゼル幅4.66mm |
| 冷却 | 液体金属サーマルコンパウンド Arc Flow Fans(84枚ブレード) |
| 入出力 | Thunderbolt 4(Type-C)×1 USB3.2 Gen2(Type-C)×1 USB3.2 Gen2(Type-A)×2 HDMI×1 有線LAN(RJ45・1Gbps)×1 microSDカードリーダー×1 コンボジャック×1 |
| 無線 | Wi-Fi 6E(802.11ax)/Bluetooth 5.2 |
| カメラ | 720p HD 赤外線カメラ(Windows Hello顔認証対応) |
| キーボード | 86キー日本語キーボード(イルミネート) |
| サウンド | 6スピーカー(2W×6)、アレイマイク内蔵 |
| バッテリー | リチウムポリマー(4セル/90Wh) |
| 消費電力 | 最大約240W |
| サイズ | 幅355×奥行き243.5×高さ20.5〜22.94mm |
| 重量 | 約2.1kg |
| セキュリティ | セキュリティスロット |
RTX 4060 Laptop GPUを積む16型
| GPU | ビデオメモリ | PassMark(G3D Mark) |
| RTX 4060 Laptop GPU | 8GB | 17,326 |
GPUはRTX 4060 Laptop GPUで、ビデオメモリは8GBです。
当サイトの比較表ではRTX 4060 Laptop GPUが17,326。ミドルクラスの少し上という位置です。画面が1,920×1,200なので、解像度とGPUの釣り合いは取れています。2,560×1,600の画面でこのGPUだと荷が重くなる場面がありますが、この構成ならその心配は小さいです。
NVIDIA Advanced Optimusに対応します。内蔵グラフィックスを経由せず、GPUから直接画面に出す動作に自動で切り替わる仕組みです。
GPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
CPUはCore i7-13620H
| CPU | コア数 | スレッド数 | クロック(最大) | PassMark |
| Core i7-13620H | 10コア | 16スレッド | 4.9GHz | 23,202 |
CPUはCore i7-13620H。第13世代のHシリーズで、10コア16スレッドです。
PassMarkは23,202で、ノートPC向けCPU440件の中央値(14,544)の1.6倍です。ゲームのほか、写真編集や軽い動画編集までは問題なく動く水準です。
同シリーズにはCore i9-13900Hを積む構成もありますが、ASUS Storeで売られているのはこのi7の構成です。
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
画面は1,920×1,200の165Hz
ディスプレイは16.0型で1,920×1,200ドット、リフレッシュレートは165Hzです。アスペクト比は16:10で、ノングレアです。
ASUSの製品ページでは、ベゼル幅4.66mm・画面占有率94%としています。16:10なので、縦の情報量は16:9の機種より多くなります。
フルHD・60Hzを5.0とする当サイトの換算では7.0にあたります。GU603シリーズには2,560×1,600・240Hzのパネルを積む構成もありますが、ASUS Storeで売られているのは1,920×1,200・165Hzのほうです。
キーボードは86キーの日本語配列で、イルミネート付きです。
液体金属と84枚ブレードのファン
冷却には液体金属のサーマルコンパウンドを使っています。2023年のモデルですが、ここは上位機と同じ考え方です。
ファンはASUSが「Arc Flow Fans」と呼ぶもので、ASUSの製品ページではブレードを84枚としています。
ASUSのギャラリーには、ダークカラーのモデルと「ムーンライトホワイト」の2色が載っています。白いほうは見た目の印象がかなり変わるので、好みが分かれるところです。
端子はThunderbolt 4と1Gbpsの有線LAN
端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 |
| Thunderbolt 4(Type-C) | 1 |
| USB3.2 Gen2(Type-C) | 1 |
| USB3.2 Gen2(Type-A) | 2 |
| HDMI | 1 |
| 有線LAN(RJ45・1Gbps) | 1 |
| microSDカードリーダー | 1 |
| マイク/ヘッドホン・コンボジャック | 1 |
Thunderbolt 4と有線LAN、microSDカードリーダーがそろっているのは、このクラスでは手厚い構成です。最近の薄型機は有線LANを省くものが多く、ここは世代が古いことがむしろ有利に働いています。
USB Type-Cからは最大100Wの充電に対応します。付属のACアダプターは最大約240Wなので、ゲームをするときは専用ジャックから、外で軽く使うときはType-Cから、という使い分けができます。
無線はWi-Fi 6EとBluetooth 5.2。カメラは720pの赤外線カメラで、Windows Helloの顔認証が使えます。
メモリは最大48GBまで増設できる
メモリは16GBのDDR4-3200で、最大48GBまで増設できます。基板直付けの機種が増えているなかで、ここは後から手を入れられます。
ASUSは他メーカー製メモリを足した場合の動作は保証しないと注記しています。
ストレージはM.2のNVMe SSD(PCI Express 4.0 x4接続)で1TBです。
構成は1つ、在庫は要確認
ASUS Storeで売られている構成は1つです。
| 構成 | CPU | グラフィックス | メモリ | ストレージ |
| GU603VV-I73R4060G | Core i7-13620H | RTX 4060 Laptop | 16GB | 1TB |
2023年のモデルで、この記事を書いた時点ではASUS Storeで在庫切れになっています。購入前にASUS公式サイトで在庫を確認してください。
同じGU603シリーズには、Core i9-13900HやRTX 4070 Laptop GPU、2,560×1,600・240Hzのパネルを積む構成もあります。ただしASUS Storeで選べるのはこの1構成だけです。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はASUS公式サイトからご確認お願いします。
まとめ
ROG Zephyrus G16(2023)のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- 16型・約2.1kgでRTX 4060 Laptop GPUとCore i7-13620H
- Thunderbolt 4・1Gbpsの有線LAN・microSDがそろう端子
- メモリは16GBから最大48GBまで増設できる
16型のゲーミングノートPCで、重量は約2.1kg。CPUはCore i7-13620H、GPUはRTX 4060 Laptop GPUで、画面は1,920×1,200の165Hzです。端子が充実していて、メモリも増設できます。
注意したいのは、2023年のモデルでASUS Storeでは在庫切れであること、メモリがDDR4であること、画面が有機ELではないことです。最新世代を求めるなら2026年モデルのGU606が候補になります。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。



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