こんにちはマサです。
今回はROG Zephyrus G14(GU405)・ゲーミングノートPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
14型のゲーミングノートPCで、重量は約1.5〜1.58kgです。GPUはRTX 5070からRTX 5080まで選べます。
画面は2,880×1,800の有機ELで120Hz。CPUはCore Ultra 9 386Hで、メモリは32GBか64GBです。
14型でRTX 5080 Laptop GPUを選べる機種は限られます。端子にはThunderbolt 4とフルサイズのSDカードリーダーが付きます。
いっぽうでメモリは基板直付けで増設できません。有線LANの端子もなく、画面は120Hzです。
ROG Zephyrus G14(GU405)の評価
※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| ゲーム性能 | CPU・GPU・ディスプレイのリフレッシュレートなど、ゲームの快適さに直結する性能 |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 携帯性 | 重量・本体サイズ・バッテリー容量 |
| 拡張性・端子 | 端子の種類と数、メモリやSSDの増設可否 |
| デザイン・質感 | 外観、筐体の素材、仕上げ |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 持ち運べる14型で強いGPUが欲しい方(RTX 5080 Laptop GPUまで選べます)
- 画面の質を優先したい方(2,880×1,800の有機EL・120Hzです)
- Thunderbolt 4のドックを使う方
- フルサイズのSDカードを読みたい方(カメラのカードをそのまま入れられます)
向かない人
- メモリを後から足したい方(LPDDR5Xで基板直付けです)
- 有線LANが必要な方(RJ45の端子はありません)
- 高いリフレッシュレートを求める方(120Hzです。240Hz以上の機種もあります)
- 予算を抑えたい方(14型としては高い部類に入ります)
ROG Zephyrus G14(GU405)のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU440件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| グラフィックス | PassMark(G3D Mark) | ノートPC向けGPUの最高値で10.0、ミドルクラスで5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=6.0/16GB=7.5/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5) |
| ディスプレイ | 解像度・リフレッシュレート・パネル | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| バッテリー | バッテリー容量(Whr) | 50Whr=5.0/80Whr=8.0/100Whr=10.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
ASUS Storeで選べる最上位の構成(Core Ultra 9 386H・RTX 5080 Laptop GPU・64GB・1TB)で評価しています。RTX 5070の構成を選ぶとグラフィックスは7.5、メモリは32GBで9.0になります。
グラフィックスのRTX 5080 Laptop GPUは当サイトの比較表で26,281。ノートPC向けGPUの最高値(RTX 5090 Laptop GPUの28,373)の93%にあたります。
CPUは8.1です。Core Ultra 9 386HはPassMark 35,924で、HXシリーズのCPUを積む厚い機種には届きません。ここは14型という筐体を選んだぶんの差です。
ディスプレイは2,880×1,800の有機EL・120Hzとして9.5としました。バッテリーは73Whで7.3です。
ゲーミングノートPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、遊びたいゲームと設定によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | グラフィックボード | |
| 初級者 | Intel Core i5〜i7 Intel Core Ultra 5 AMD Ryzen 5〜7 | 16GB | RTX 3050以上 RTX 4050以上 RTX 5050以上 |
| 中級者 | Intel Core i7 Intel Core Ultra 7 AMD Ryzen 7 | 16GB〜32GB | RTX 3060以上 RTX 4060以上 RTX 5060以上 |
| 上級者 | Intel Core i7〜i9 Intel Core Ultra 7〜9 AMD Ryzen 7〜9 | 32GB | RTX 4070以上 RTX 5070以上 |
| 超上級者 | Intel Core i9 Intel Core Ultra 9 AMD Ryzen 9 | 32GB以上 | RTX 4080以上 RTX 5080以上 |
この機種は構成によって当てはまる行が変わります。RTX 5080の構成なら表のいちばん下の行まで、RTX 5070の構成なら上級者の行が目安です。どの構成でも画面は120Hzなので、フレームレートを極限まで上げる用途には向きません。
ROG Zephyrus G14(GU405)のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| 筐体 | 14型ゲーミングノートPC |
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | インテル Core Ultra 9 プロセッサー 386H |
| グラフィックス | GeForce RTX 5070 Laptop GPU(8GB GDDR7・最大115W) GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU(12GB GDDR7) GeForce RTX 5080 Laptop GPU(16GB GDDR7) ※選択可能 |
| AI機能 | インテル AI Boost(NPU 最大50 TOPS) |
| メモリ | 32GB/64GB(LPDDR5X-8533) 最大64GB・基板直付けで増設不可 ※選択可能 |
| ストレージ | 1TB(PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2) |
| ディスプレイ | 14.0型 2,880×1,800 有機EL(グレア) リフレッシュレート:120Hz/応答速度0.2ms ROG Nebula HDR/最大輝度1,100nit/DCI-P3 約100% VESA HDR TrueBlack 1000認証/反射防止(AR)対応 |
| 冷却 | ヒートパイプ(マザーボードの約42%をカバー) Tri-Fanテクノロジー(構成により異なる) 液体金属グリス 13,328か所の通気孔 |
| 入出力 | Thunderbolt 4(Type-C)×1 USB3.2 Gen2(Type-C・PD対応)×1 USB3.2 Gen2(Type-A)×2 HDMI×1 SDカードリーダー(SDXC)×1 コンボジャック×1 |
| 無線 | Wi-Fi 7(802.11be)/Bluetooth 6.0 |
| カメラ | 207万画素赤外線カメラ(Windows Hello顔認証対応) |
| キーボード | イルミネートキーボード(Copilotキー搭載) |
| サウンド | 6スピーカー(2W×2、1W×4)、アレイマイク内蔵 |
| バッテリー | リチウムポリマー(4セル/73Wh) |
| 消費電力 | 最大約250W |
| サイズ | 幅311×奥行き220×高さ15.9〜16.3mm(RTX 5070の構成) 幅311×奥行き220×高さ15.9〜18.3mm(RTX 5070 Ti・5080の構成) |
| 重量 | 約1.5kg(RTX 5070の構成)/約1.58kg(RTX 5070 Ti・5080の構成) |
14型でRTX 5080 Laptop GPUまで選べる
| GPU | ビデオメモリ | PassMark(G3D Mark) |
| RTX 5070 Laptop GPU | 8GB GDDR7 | 19,118 |
| RTX 5070 Ti Laptop GPU | 12GB GDDR7 | 22,470 |
| RTX 5080 Laptop GPU | 16GB GDDR7 | 26,281 |
この機種のいちばんの特徴は、14型の筐体でRTX 5080 Laptop GPUまで選べることです。RTX 5080 Laptop GPUは当サイトの比較表で26,281。ノートPC向けGPUの最高値の93%にあたります。
構成によってビデオメモリが変わります。RTX 5070は8GB、RTX 5070 Tiは12GB、RTX 5080は16GBです。高い解像度でテクスチャを多く読む使い方なら、ここは効いてきます。
電力の上限はRTX 5070の構成がASUS Storeの表記で最大115Wです。同じGPU名でも機種によって電力の枠が違い、出せる性能も変わるので、ここは構成ごとに見ておきたいところです。
GPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
CPUはCore Ultra 9 386H
| CPU | コア数 | スレッド数 | クロック(最大) | NPU | PassMark |
| Core Ultra 9 386H | 16コア | 16スレッド | 4.9GHz | 最大50 TOPS | 35,924 |
CPUはCore Ultra 9 386H。16コア16スレッドで、NPUは最大50 TOPSです。
PassMarkは35,924で、ノートPC向けCPU440件の中央値(14,544)の2.5倍です。ただしHXシリーズを積む厚いゲーミングノートPC(50,000台〜60,000台)には届きません。CPUを使い切る作業が中心なら、そちらのほうが速いです。
NPUを持つので、Copilot+ PC向けの機能や手元でのAI処理には向いています。
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
3Kの有機ELで120Hz
ディスプレイは14.0型で2,880×1,800ドットの有機ELです。リフレッシュレートは120Hz、応答速度は0.2msです。
ASUSの製品ページでは、最大輝度1,100nit、DCI-P3色域約100%、VESA HDR TrueBlack 1000認証と説明しています。
フルHD・60Hzを5.0とする当サイトの換算では9.5にあたります。画面の質は上位クラスです。
いっぽうでリフレッシュレートは120Hzです。RTX 5080を選んでもフレームレートは120Hzで打ち止めになるので、競技性の高いタイトルを高いリフレッシュレートで遊びたい方は、240Hz以上の画面を積む機種のほうが合います。
ヒートパイプと通気孔の設計
冷却は液体金属グリスとヒートパイプ、そして通気孔の設計で組まれています。
ASUSの製品ページでは、ヒートパイプがVRM回路を含むマザーボードの約42%をカバーし、13,328か所の精密加工された通気孔でベンチレーション面積を26%増やしたとしています。ファンはTri-Fanテクノロジーですが、ASUSは構成によって異なると注記しています。
軽い作業のときはファンを止めるサイレントモードがあります。ASUSはファンの動作音を35dBAと示しています。
厚さは15.9mmから。RTX 5070 Ti・5080の構成は最厚部が18.3mmになります。
端子はThunderbolt 4とフルサイズSD
端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 |
| Thunderbolt 4(Type-C) | 1 |
| USB3.2 Gen2(Type-C・Power Delivery対応) | 1 |
| USB3.2 Gen2(Type-A) | 2 |
| HDMI | 1 |
| SDカードリーダー(SDXC) | 1 |
| マイク/ヘッドホン・コンボジャック | 1 |
Type-Cは2つで、片方がThunderbolt 4、もう片方がUSB3.2 Gen2(Power Delivery対応)です。カードリーダーはSDXC対応のフルサイズで、カメラのカードをそのまま読めます。microSDの機種が多いこのサイズでは便利な部分です。
有線LANの端子はありません。回線を有線でつなぐ場合はUSBのアダプターが必要です。
無線はWi-Fi 7とBluetooth 6.0。カメラは207万画素の赤外線カメラで、Windows Helloの顔認証が使えます。
スピーカーは6基(2W×2、1W×4)です。14型としては多めの構成です。
選べる4構成、メモリは直付け
ASUS Storeで選べる構成は以下の4つです。
| 構成 | CPU | グラフィックス | メモリ | ストレージ |
| GU405AW-U9R5080W | Core Ultra 9 386H | RTX 5080 Laptop | 64GB | 1TB |
| GU405AR-U9R5070TIG | Core Ultra 9 386H | RTX 5070 Ti Laptop | 32GB | 1TB |
| GU405AR-U9R5070TIW | Core Ultra 9 386H | RTX 5070 Ti Laptop | 32GB | 1TB |
| GU405AP-U9R5070G | Core Ultra 9 386H | RTX 5070 Laptop | 32GB | 1TB |
RTX 5070 Tiの2構成は色の違いです。メモリが64GBになるのはRTX 5080の構成だけで、ほかは32GBです。
メモリはLPDDR5X-8533で基板に直付けです。後から足せないので、購入時に決めることになります。ストレージはどの構成も1TBです。
重量は約1.5kg(RTX 5070)か約1.58kg(RTX 5070 Ti・5080)。GPUを上げると厚みと重さが少し増えます。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はASUS公式サイトからご確認お願いします。
まとめ
ROG Zephyrus G14(GU405)のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- 14型・約1.5kgからの筐体でRTX 5080 Laptop GPUまで選べる
- 2,880×1,800の有機EL・120Hz(1,100nit/DCI-P3 約100%)
- Thunderbolt 4とフルサイズのSDカードリーダー
14型のゲーミングノートPCで、GPUはRTX 5070からRTX 5080まで、メモリは32GBか64GBから選べます。画面は2,880×1,800の有機EL・120Hzで、重量は約1.5〜1.58kgです。
注意したいのは、メモリが基板直付けで増設できないこと、有線LANの端子がないこと、そして画面が120Hzであることです。価格も14型としては高い部類に入るので、軽さと画面の質にどれだけ価値を置くかで評価が変わります。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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