こんにちはマサです。
今回はROG Zephyrus G16(GU605)・ゲーミングノートPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
16型のゲーミングノートPCで、重量は約1.95kg、厚さは14.9mmからです。GPUはRTX 5080 Laptop GPUで最大120Wです。
画面は2,560×1,600の有機ELで240Hz。応答速度は0.2msです。メモリは64GB、ストレージは1TBです。
CPUはCore Ultra 9 285H。冷却はベイパーチャンバーとTri-Fanテクノロジー、液体金属を組み合わせています。
いっぽうでASUS Storeでは在庫切れで、再入荷の予定もないと案内されています。メモリは基板直付けで増設できません。
ROG Zephyrus G16(GU605)の評価
※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| ゲーム性能 | CPU・GPU・ディスプレイのリフレッシュレートなど、ゲームの快適さに直結する性能 |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 携帯性 | 重量・本体サイズ・バッテリー容量 |
| 拡張性・端子 | 端子の種類と数、メモリやSSDの増設可否 |
| デザイン・質感 | 外観、筐体の素材、仕上げ |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 16型で2kgを切るゲーミングノートPCが欲しい方(約1.95kgです)
- 画面を優先したい方(2,560×1,600の有機EL・240Hz・0.2msです)
- RTX 5080 Laptop GPUクラスの性能が要る方
- メモリ64GBを最初から使いたい方
向かない人
- いますぐ買いたい方(ASUS Storeでは在庫切れで、再入荷の予定もありません)
- メモリを後から足したい方(LPDDR5Xで基板直付けです)
- 有線LANが必要な方(RJ45の端子はありません)
- CPUの性能を最優先する方(HXシリーズを積む機種のほうが上です)
ROG Zephyrus G16(GU605)のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU440件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| グラフィックス | PassMark(G3D Mark) | ノートPC向けGPUの最高値で10.0、ミドルクラスで5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=6.0/16GB=7.5/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5) |
| ディスプレイ | 解像度・リフレッシュレート・パネル | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| バッテリー | バッテリー容量(Whr) | 50Whr=5.0/80Whr=8.0/100Whr=10.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
ASUS Storeで売られていた構成(Core Ultra 9 285H・RTX 5080 Laptop GPU・64GB・1TB)で評価しています。
グラフィックスのRTX 5080 Laptop GPUは当サイトの比較表で26,281。ノートPC向けGPUの最高値(RTX 5090 Laptop GPUの28,373)の93%にあたります。
CPUのCore Ultra 9 285HはPassMark 34,204で、ノートPC向けCPU440件の中央値(14,544)の2.4倍です。ただしHXシリーズのCPU(5万〜6万)には届きません。薄さを優先した構成です。
ディスプレイは2,560×1,600の有機EL・240Hzで10.0です。解像度・リフレッシュレート・パネルの3つがそろっていて、この軸で引かれる要素がありません。
ゲーミングノートPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、遊びたいゲームと設定によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | グラフィックボード | |
| 初級者 | Intel Core i5〜i7 Intel Core Ultra 5 AMD Ryzen 5〜7 | 16GB | RTX 3050以上 RTX 4050以上 RTX 5050以上 |
| 中級者 | Intel Core i7 Intel Core Ultra 7 AMD Ryzen 7 | 16GB〜32GB | RTX 3060以上 RTX 4060以上 RTX 5060以上 |
| 上級者 | Intel Core i7〜i9 Intel Core Ultra 7〜9 AMD Ryzen 7〜9 | 32GB | RTX 4070以上 RTX 5070以上 |
| 超上級者 | Intel Core i9 Intel Core Ultra 9 AMD Ryzen 9 | 32GB以上 | RTX 4080以上 RTX 5080以上 |
この機種は表のいちばん下の行まで対応できます。RTX 5080 Laptop GPU・64GB・2,560×1,600の240Hzなので、重いタイトルを高いフレームレートで動かす使い方まで視野に入ります。
ROG Zephyrus G16(GU605)のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| 筐体 | 16型ゲーミングノートPC |
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | インテル Core Ultra 9 プロセッサー 285H |
| グラフィックス | GeForce RTX 5080 Laptop GPU(16GB GDDR7) 最大120W |
| AI機能 | インテル AI Boost(NPU) |
| メモリ | 64GB(LPDDR5X-7467) 最大64GB・基板直付けで増設不可 |
| ストレージ | 1TB(PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2) |
| ディスプレイ | 16.0型 2,560×1,600 有機EL(グレア) リフレッシュレート:240Hz/応答速度0.2ms VESA DisplayHDR True Black 500/DCI-P3 100%/Pantone認証 |
| 冷却 | ベイパーチャンバー Tri-Fanテクノロジー 第2世代 Arc Flow Fans 液体金属サーマルコンパウンド (構成により異なる) |
| 入出力 | Thunderbolt 4(Type-C)×1 USB3.2 Gen2(Type-C・PD対応)×1 USB3.2 Gen2(Type-A)×2 HDMI×1 SDカードリーダー(SDXC)×1 コンボジャック×1 |
| 無線 | Wi-Fi 7(802.11be)/Bluetooth 5.4 |
| カメラ | 207万画素赤外線カメラ(Windows Hello顔認証対応) |
| サウンド | 6スピーカー(2W×2、1W×4)、3Dアレイマイク内蔵 |
| バッテリー | リチウムポリマー(4セル/90Wh) |
| 消費電力 | 最大約240W |
| サイズ | 幅354×奥行き246×高さ14.9〜17.4mm |
| 重量 | 約1.95kg |
2,560×1,600の有機ELで240Hz
この機種のいちばんの特徴は画面です。16.0型で2,560×1,600ドットの有機EL、リフレッシュレートは240Hz、応答速度は0.2msです。
ASUSの製品ページでは、VESA DisplayHDR True Black 500に対応し、DCI-P3色域100%、Pantone認証としています。Dolby Visionにも対応します。
当サイトの換算では10.0です。解像度・リフレッシュレート・パネルの3つがそろう構成で、ここを削っていません。
有機ELは黒の表現が液晶と違います。暗い場面の多いタイトルや、映像を観る用途でも差が出ます。
RTX 5080 Laptop GPUは最大120W
| GPU | ビデオメモリ | 最大TGP | PassMark(G3D Mark) |
| RTX 5080 Laptop GPU | 16GB GDDR7 | 120W | 26,281 |
GPUはRTX 5080 Laptop GPUで、ビデオメモリは16GB GDDR7です。ASUS Storeの表記では最大120Wです。
当サイトの比較表ではRTX 5080 Laptop GPUが26,281で、ノートPC向けGPUの最高値に近い位置です。ただし厚い機種は同じRTX 5080を最大175Wで動かします。この機種は薄さを取ったぶん電力の枠が小さく、同じGPU名でも出せる性能は変わります。
NVIDIA Advanced OptimusとMUXスイッチに対応します。内蔵グラフィックスを経由せず、GPUから直接画面に出す動作に切り替えられる仕組みです。
GPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
CPUはCore Ultra 9 285H
| CPU | コア数 | クロック(最大) | NPU | PassMark |
| Core Ultra 9 285H | 16コア | 5.4GHz | AI Boost搭載 | 34,204 |
CPUはCore Ultra 9 285H。PassMarkは34,204で、ノートPC向けCPU440件の中央値(14,544)の2.4倍です。
HXシリーズのCPUを積む厚いゲーミングノートPC(5万〜6万)には届きません。CPUを使い切る作業が中心なら、そちらのほうが速いです。
ひとつ注意点があります。ASUS Storeの商品ページは、上部の要約欄に「Core Ultra 9 275HX」と書かれている一方、同じページの特徴欄とASUSの仕様表は「Core Ultra 9 285H」としています。メモリがLPDDR5Xであることとも合うので、この記事では285Hとして扱っています。購入前にASUS公式サイトで確認してください。
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
ベイパーチャンバーと液体金属
冷却はASUSが「ROG Intelligent Cooling」と呼ぶ一式です。ベイパーチャンバー、Tri-Fanテクノロジー、第2世代Arc Flow Fans、液体金属サーマルコンパウンド、そして再設計した通気孔を組み合わせています。
ASUSはこれらを「モデルにより異なる」と注記しています。構成によって入るものと入らないものがあるということです。
軽い作業のときはファンを止める0dBアンビエントクーリングにも対応します。サイレントモードでは日常的な作業の間、ファンが止まります。
端子はThunderbolt 4とフルサイズSD
端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 |
| Thunderbolt 4(Type-C) | 1 |
| USB3.2 Gen2(Type-C・Power Delivery対応) | 1 |
| USB3.2 Gen2(Type-A) | 2 |
| HDMI | 1 |
| SDカードリーダー(SDXC) | 1 |
| マイク/ヘッドホン・コンボジャック | 1 |
Type-Cは2つで、片方がThunderbolt 4、もう片方がUSB3.2 Gen2(Power Delivery対応)です。カードリーダーはSDXC対応のフルサイズで、カメラのカードをそのまま読めます。
有線LANの端子はありません。回線を有線でつなぐ場合はUSBのアダプターが必要です。
無線はWi-Fi 7とBluetooth 5.4。カメラは207万画素の赤外線カメラで、Windows Helloの顔認証が使えます。スピーカーは6基です。
構成は5つ、在庫は要確認
ASUSの仕様表に載っているGU605の構成は以下の5つです。
| 構成 | CPU | グラフィックス | メモリ |
| GU605CX-U9R5090 | Core Ultra 9 285H | RTX 5090 Laptop | 64GB |
| GU605CW-U9R5080 | Core Ultra 9 285H | RTX 5080 Laptop | 64GB |
| GU605CW-U9R508032G | Core Ultra 9 285H | RTX 5080 Laptop | 32GB |
| GU605CR-U9R5070TG | Core Ultra 9 285H | RTX 5070 Ti Laptop | 64GB |
| GU605CM-U7R5060W | Core Ultra 7 255H | RTX 5060 Laptop | 32GB |
ASUS Storeで扱っていたのはRTX 5080・64GBの構成です。この記事を書いた時点では在庫切れで、ページには再入荷の予定がない旨も書かれています。購入前にASUS公式サイトで在庫を確認してください。
メモリはLPDDR5Xで基板に直付けです。どの構成でも後から足せません。ストレージは1TBです。
後継にあたるのが2026年モデルのGU606で、CPUがCore Ultra 9 386Hに変わり、画面はROG Nebula HDRの有機EL・240Hzになっています。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はASUS公式サイトからご確認お願いします。
まとめ
ROG Zephyrus G16(GU605)のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- 2,560×1,600の有機EL・240Hz・0.2msという画面
- 16型で約1.95kg・厚さ14.9mmから
- RTX 5080 Laptop GPU(最大120W)とメモリ64GB
16型で約1.95kgのゲーミングノートPCです。画面は2,560×1,600の有機EL・240Hz、GPUはRTX 5080 Laptop GPU、メモリは64GBでした。薄さと画面を優先した構成です。
注意したいのは、ASUS Storeで在庫切れかつ再入荷の予定がないこと、メモリが基板直付けで増設できないこと、有線LANの端子がないことです。いま買うなら、後継のGU606が候補になります。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


コメント