こんにちはマサです。
今回はROG Strix SCAR 18(G835)・ゲーミングノートPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
ROG Strixの最上位にあたる18型ゲーミングノートPCです。Core Ultra 9 290HX PlusとRTX 5090 Laptop GPU、メモリ64GB、SSD 2TB。約3.73kgです。
画面は18型の4K(3,840×2,400)。2,000以上の調光ゾーンを持つmini LEDで、リフレッシュレートは240Hzです。
ノートPCでこれ以上のグラフィックスはありません。RTX 5090 Laptop GPU(24GB)は、当サイトの比較表でノートPC向けGPUの最高値です。
そのかわりACアダプターは450W。重量と合わせて、机に据える前提の機種です。
ROG Strix SCAR 18(G835)の評価
※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| ゲーム性能 | CPU・GPU・ディスプレイのリフレッシュレートなど、ゲームの快適さに直結する性能 |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 携帯性 | 重量・本体サイズ・バッテリー容量 |
| 拡張性・端子 | 端子の種類と数、メモリやSSDの増設可否 |
| デザイン・質感 | 外観、筐体の素材、仕上げ |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- ノートPCで上限の性能が欲しい方(RTX 5090 Laptop GPU・24GBです)
- 4Kでゲームをしたい方(18型・3,840×2,400・240Hzのmini LEDです)
- 映像編集や3D、AIの処理もする方(メモリ64GB・SSD 2TBが標準です)
- メモリを増やす予定がある方(最大128GBまで対応します)
向かない人
- 持ち運ぶ方(約3.73kg。ACアダプターは450Wです)
- 価格を抑えたい方(構成は2つで、どちらも最上位帯です)
- 光沢画面が苦手な方(mini LEDのグレアパネルです)
ROG Strix SCAR 18(G835)のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU440件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| グラフィックス | PassMark(G3D Mark) | ノートPC向けGPUの最高値で10.0、ミドルクラスで5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=6.0/16GB=7.5/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5) |
| ディスプレイ | 解像度・リフレッシュレート・パネル | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| バッテリー | バッテリー容量(Whr) | 50Whr=5.0/80Whr=8.0/100Whr=10.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
ASUS Storeで選べる上位の構成(Core Ultra 9 290HX Plus・RTX 5090 Laptop GPU・64GB・2TB)で評価しています。
グラフィックスは、当サイトのノートPC向けGPUの最高値(28,373)そのものなので10.0です。ディスプレイも4K・mini LED・240Hzで、上限の10.0としました。
下がっているのはバッテリーだけですが、これは90Whという容量に対する評価です。450WのACアダプターが要る機種なので、実際の使い方は電源につないだ状態が前提になります。
ゲーミングノートPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、遊びたいゲームと設定によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | グラフィックボード | |
| 初級者 | Intel Core i5〜i7 Intel Core Ultra 5 AMD Ryzen 5〜7 | 16GB | RTX 3050以上 RTX 4050以上 RTX 5050以上 |
| 中級者 | Intel Core i7 Intel Core Ultra 7 AMD Ryzen 7 | 16GB〜32GB | RTX 3060以上 RTX 4060以上 RTX 5060以上 |
| 上級者 | Intel Core i7〜i9 Intel Core Ultra 7〜9 AMD Ryzen 7〜9 | 32GB | RTX 4070以上 RTX 5070以上 |
| 超上級者 | Intel Core i9 Intel Core Ultra 9 AMD Ryzen 9 | 32GB以上 | RTX 4080以上 RTX 5080以上 |
この機種は表のいちばん下の行を超えています。RTX 5090 Laptop GPU・メモリ64GB・4Kの240Hzなので、設定を落とさずに遊ぶ使い方から、映像編集やAIの処理まで対応できます。
ROG Strix SCAR 18(G835)のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| 筐体 | 18型ゲーミングノートPC |
| モデル番号 | G835LXG-U9R5090R642T G835LWG-U9R5080 ※選択可能 |
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | インテル Core Ultra 9 プロセッサー 290HX Plus(24コア24スレッド) |
| グラフィックス | GeForce RTX 5090 Laptop GPU(24GB GDDR7・最大175W) GeForce RTX 5080 Laptop GPU(16GB GDDR7) ※選択可能 |
| メモリ | 64GB(DDR5-6400 SO-DIMM) 最大128GB |
| ストレージ | 2TB(PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2) |
| ディスプレイ | 18.0型 4K(3,840×2,400・WQUXGA)mini LED グレア リフレッシュレート:240Hz/応答速度3ms 16:10/2,000以上の調光ゾーン/ROG Nebula HDR Display ROG Nebula ELMB・AGLR対応 |
| 冷却 | ベイパーチャンバー+サンドイッチ型ヒートシンク 3基のファン(Tri-Fanテクノロジー) 液体金属グリス(CPU・GPU) |
| 入出力 | Thunderbolt 5(Type-C・PD対応)×2 USB3.2 Gen2(Type-A)×3 HDMI×1 有線LAN(RJ45・2.5Gbps)×1 コンボジャック×1 |
| 無線 | Wi-Fi 7(802.11be)/Bluetooth 5.4 |
| カメラ | 207万画素 赤外線(IR)カメラ/Windows Hello 顔認証対応 |
| キーボード | テンキー付きバックライトキーボード(パーキーRGB) |
| サウンド | ハイ・デフィニション・オーディオ準拠、アレイマイク内蔵 |
| バッテリー | リチウムポリマー(4セル/90Wh) |
| ACアダプター | 450W(ASUSスリムパワージャック・21V/21.45A) |
| サイズ | 幅399×奥行き298×高さ23.5〜35.0mm |
| 重量 | 約3.73kg |
ノートPC向けで最高のRTX 5090 Laptop GPU
グラフィックスはGeForce RTX 5090 Laptop GPU(24GB GDDR7)。ASUSの製品ページでは最大グラフィックス電力175Wとしています。
| GPU | ビデオメモリ | PassMark(G3D Mark) |
| RTX 5070 Ti Laptop GPU | 12GB GDDR7 | 22,470 |
| RTX 5080 Laptop GPU | 16GB GDDR7 | 26,281 |
| RTX 5090 Laptop GPU | 24GB GDDR7 | 28,373 |
当サイトの比較表では28,373。ノートPC向けGPUのなかで最も高い値です。これ以上のGPUをノートPCで選ぶことはできません。
ビデオメモリも24GBあります。4Kでテクスチャを高くしても容量に余裕があり、映像編集や生成AIの処理まで視野に入ります。
もう一方の構成はRTX 5080 Laptop GPU(16GB)です。こちらでも26,281とノート向けでは2番目の値になります。
GPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
CPUは24コア24スレッドのCore Ultra 9
| CPU | コア数 | スレッド数 | クロック(通常) | クロック(最大) | PassMark |
| Core Ultra 9 290HX Plus | 24コア | 24スレッド | 2.7GHz | 5.5GHz | 58,498 |
CPUはインテル Core Ultra 9 プロセッサー 290HX Plus。24コア24スレッドで、PassMarkは58,498です。
ノートPC向けCPU440件の中央値(14,544)の4.1倍にあたります。2026年モデルのStrix G16・G18と同じCPUで、ここに差はありません。
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
18型の4K mini LED、240Hz
この機種がStrix G18と大きく違うのが画面です。18.0型で3,840×2,400ドットの4K、パネルはmini LEDで、ASUSによると調光ゾーンは2,000以上あります。
リフレッシュレートは240Hz、応答速度は3ms。ROG Nebula HDR Displayとして、ELMB(ブレ低減)とAGLR(アンチグレア・低反射)にも対応します。
当サイトの換算では上限の10.0です。解像度・パネル・リフレッシュレートのどれを取っても、ノートPCでは最上位にあたります。
ひとつ注意点があります。ASUSの仕様によると、標準・エコ・最適化GPUモードでは120Hzで動作し、240Hzで使うにはArmoury CrateでGPUモードをUltimateにする必要があります。
パネルはグレア(光沢)です。映り込みが気になる方は確認しておいたほうがよさそうです。
冷却はベイパーチャンバーと3基のファン
冷却はROGインテリジェント冷却システム。ASUSの製品ページによると、隅々まで冷やすベイパーチャンバーとサンドイッチ型ヒートシンク、3基のファン(Tri-Fanテクノロジー)、CPUとGPUの両方に塗られた液体金属グリスを組み合わせています。
通気孔はすべてヒンジの背面にあり、マウスを持つ手に温風が当たらない配置です。吸気は側面と底面から行い、キーボードを通して排出します。
ACアダプターは450W(ASUSスリムパワージャック・21V/21.45A)。RTX 5090 Laptop GPUを175Wで回し、CPUも同時に動かすための電力です。持ち運ぶ場合はこのアダプターも一緒に運ぶことになります。
メモリは最大128GB、工具なしで開けられる
メモリは64GB(DDR5-6400 SO-DIMM)が標準で、仕様上は最大128GBまで対応します。ストレージは2TBのM.2 SSD(PCI Express 4.0 x4接続)です。
ASUSの製品ページによると、2026年モデルはツールレス設計で、メモリとSSD、ファンに工具なしでアクセスできます。SSDスロットにはQ-Latchを採用しています。
メインボードの大部分はフレームで覆われていますが、こちらも数本のネジで外せるとしています。
Thunderbolt 5が2基、有線LANは2.5Gbps
端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 |
| Thunderbolt 5(Type-C・Power Delivery対応) | 2 |
| USB3.2 Gen2(Type-A) | 3 |
| HDMI | 1 |
| 有線LAN(RJ45・2.5Gbps) | 1 |
| マイク/ヘッドホン・コンボジャック | 1 |
Thunderbolt 5が2基で、どちらも給電に対応します。USB Type-Aは3つ、HDMIが1つ、有線LANは2.5Gbpsです。
無線はWi-Fi 7とBluetooth 5.4。カメラは207万画素の赤外線カメラで、Windows Helloの顔認証に対応します。
キーボードはテンキー付きで、キーごとに光るパーキーRGBです。
選べる2構成と、Strix G18との違い
ASUS Storeで選べる構成は2つです。
| 構成 | CPU | グラフィックス | メモリ | ストレージ |
| G835LXG-U9R5090R642T | Core Ultra 9 290HX Plus | RTX 5090(24GB) | 64GB | 2TB |
| G835LWG-U9R5080 | Core Ultra 9 290HX Plus | RTX 5080(16GB) | 64GB | 2TB |
違いはグラフィックスだけで、CPUもメモリもストレージも同じです。RTX 5090(24GB)かRTX 5080(16GB)かを選ぶ形になります。
同じ18型のStrix G18(G815)と並べると以下のようになります。
| SCAR 18(G835) | Strix G18(G815) | |
| 画面 | 18.0型 4K(3,840×2,400)mini LED/240Hz | 18.0型 2,560×1,600/300Hz |
| CPU | Core Ultra 9 290HX Plus | Core Ultra 9 290HX Plus |
| グラフィックス | RTX 5090(24GB)/RTX 5080(16GB) | RTX 5070 Ti(12GB) |
| メモリ | 64GB(最大128GB) | 32GB(最大64GB) |
| ストレージ | 2TB | 1TB |
| ACアダプター | 450W | — |
| 重量 | 約3.73kg | 約3.2kg |
SCARは画面とグラフィックス、メモリの上限が上です。Strix G18は2,560×1,600の300Hzで、グラフィックスはRTX 5070 Ti。重量も約500g軽くなります。
4Kの画面とRTX 5090が要るならSCAR、高いフレームレートを2.5Kで取るならStrix G18、という分かれ方になります。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はASUS公式サイトからご確認お願いします。
まとめ
ROG Strix SCAR 18(G835)のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- RTX 5090 Laptop GPU(24GB)はノートPC向けで最高の数値
- 18型4K(3,840×2,400)mini LED・240HzのNebula HDR Display
- メモリ64GB(最大128GB)・SSD 2TBで、工具なしで開けられる
ROG Strixの最上位にあたる18型です。Core Ultra 9 290HX PlusとRTX 5090 Laptop GPU、メモリ64GB、SSD 2TB、そして4K・mini LED・240Hzの画面。当サイトのスペック評価でも、6軸のうち4軸が10.0になりました。
重量は約3.73kg、ACアダプターは450W。机に据えて使う機種です。そのうえで、ノートPCという形で手に入る性能としては上限にあたります。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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