こんにちはマサです。
今回はROG Strix G18(G814)・ゲーミングノートPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
18型のゲーミングノートPCです。ASUS Storeで売られている構成はRyzen 9 9955HXとRTX 5070 Laptop GPU、メモリ16GB、SSD 1TB。約3.0kgです。
画面は18型で2,560×1,600の300Hz。2026年モデル(G815)と同じ解像度・リフレッシュレートです。
CPUはPassMark 56,238のRyzen 9 9955HX。16コア32スレッドで、ノートPC向けでは上から2番目の値です。
いっぽうでメモリは16GBが1枚だけ。グラフィックスはRTX 5070(8GB)で、端子はUSB4どまり、有線LANは1Gbpsです。
ROG Strix G18(G814)の評価
※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| ゲーム性能 | CPU・GPU・ディスプレイのリフレッシュレートなど、ゲームの快適さに直結する性能 |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 携帯性 | 重量・本体サイズ・バッテリー容量 |
| 拡張性・端子 | 端子の種類と数、メモリやSSDの増設可否 |
| デザイン・質感 | 外観、筐体の素材、仕上げ |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 大きい画面でゲームをしたい方(18型で2,560×1,600・300Hzです)
- CPUを使う作業が多い方(16コア32スレッドのRyzen 9 9955HXです)
- あとからメモリを足すつもりの方(16GBが1枚なので、スロットが1つ空いています)
- テンキーが要る方
向かない人
- 持ち運ぶ方(約3.0kgです)
- メモリ32GB以上をすぐ使いたい方(出荷時は16GBです)
- Thunderboltや2.5Gbpsの有線LANが要る方(USB4と1Gbpsです)
- 顔認証を使いたい方(赤外線カメラはありません)
ROG Strix G18(G814)のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU440件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| グラフィックス | PassMark(G3D Mark) | ノートPC向けGPUの最高値で10.0、ミドルクラスで5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=6.0/16GB=7.5/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5) |
| ディスプレイ | 解像度・リフレッシュレート・パネル | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| バッテリー | バッテリー容量(Whr) | 50Whr=5.0/80Whr=8.0/100Whr=10.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
ASUS Storeで売られている構成(Ryzen 9 9955HX・RTX 5070 Laptop GPU・16GB・1TB)で評価しています。
メモリは16GBが1枚で、スロットがもう1つ空いています。32GBにすれば9.0、64GBにすれば10.0になります。
ディスプレイは2,560×1,600・300Hzの液晶として9.0としました。この型番には240Hzの構成もありますが、ASUS Storeで売られているのは300Hzのものです。
ゲーミングノートPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、遊びたいゲームと設定によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | グラフィックボード | |
| 初級者 | Intel Core i5〜i7 Intel Core Ultra 5 AMD Ryzen 5〜7 | 16GB | RTX 3050以上 RTX 4050以上 RTX 5050以上 |
| 中級者 | Intel Core i7 Intel Core Ultra 7 AMD Ryzen 7 | 16GB〜32GB | RTX 3060以上 RTX 4060以上 RTX 5060以上 |
| 上級者 | Intel Core i7〜i9 Intel Core Ultra 7〜9 AMD Ryzen 7〜9 | 32GB | RTX 4070以上 RTX 5070以上 |
| 超上級者 | Intel Core i9 Intel Core Ultra 9 AMD Ryzen 9 | 32GB以上 | RTX 4080以上 RTX 5080以上 |
この機種は表の上から3番目、上級者の行に当てはまります。RTX 5070 Laptop GPUなので、フルHDから2.5Kで設定を調整しながら遊ぶ使い方が中心になります。
ROG Strix G18(G814)のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| 筐体 | 18型ゲーミングノートPC |
| モデル番号 | G814FP-R9R5070G300 |
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | AMD Ryzen 9 9955HX(16コア32スレッド) |
| グラフィックス | GeForce RTX 5070 Laptop GPU(8GB GDDR7・最大115W) |
| メモリ | 16GB(DDR5-5600 SO-DIMM×1) 最大64GB・2スロット |
| ストレージ | 1TB(PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2) |
| ディスプレイ | 18.0型 2,560×1,600 ノングレア リフレッシュレート:300Hz 16:10 |
| 冷却 | 3基のファン(Tri-Fanテクノロジー) 7本のヒートパイプ フルワイドヒートシンク(総面積187,156mm²) ※ASUSはTri-Fanと一部の値をRTX 5070 Ti搭載モデル向けと注記 |
| 入出力 | USB4(Type-C・PD対応)×1 USB4(Type-C)×1 USB3.2 Gen2(Type-A)×2 HDMI×1 有線LAN(RJ45・1Gbps)×1 コンボジャック×1 |
| 無線 | Wi-Fi 6E(802.11ax)/Bluetooth 5.2 |
| カメラ | 207万画素Webカメラ |
| キーボード | 日本語キーボード(オールキーRGBイルミネート) |
| サウンド | ステレオスピーカー(1W×2)、アレイマイク内蔵 |
| バッテリー | リチウムポリマー(4セル/90Wh) |
| 消費電力 | 最大約280W |
| サイズ | 幅399×奥行き294×高さ23.1〜30.8mm |
| 重量 | 約3.0kg |
| カラー | エクリプスグレー(国内発売はこの1色) |
CPUは16コア32スレッドのRyzen 9 9955HX
| CPU | コア数 | スレッド数 | クロック(通常) | クロック(最大) | PassMark |
| Ryzen 9 8940HX | 16コア | 32スレッド | 2.4GHz | 5.3GHz | 49,372 |
| Ryzen 9 9955HX | 16コア | 32スレッド | 2.5GHz | 5.4GHz | 56,238 |
| Ryzen 9 9955HX3D | 16コア | 32スレッド | 2.5GHz | 5.4GHz | 62,157 |
CPUはAMD Ryzen 9 9955HX。16コア32スレッドで、PassMarkは56,238です。
ノートPC向けCPU440件の中央値(14,544)の3.9倍にあたります。比較表のノートPC向けで上から2番目の値で、1番は同じ世代の9955HX3D(62,157)です。
動画の書き出しやコンパイルなど、コアを使い切る作業ではこのクラスの差が出ます。ゲーム側はグラフィックスで頭打ちになることが多いので、CPUが足を引っ張る構成ではありません。
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
グラフィックスはRTX 5070 Laptop GPU(8GB)
| GPU | ビデオメモリ | PassMark(G3D Mark) |
| RTX 5060 Laptop GPU | 8GB GDDR7 | 16,758 |
| RTX 5070 Laptop GPU | 8GB GDDR7 | 19,118 |
| RTX 5070 Ti Laptop GPU | 12GB GDDR7 | 22,470 |
グラフィックスはGeForce RTX 5070 Laptop GPU。ビデオメモリは8GB GDDR7で、ASUSの製品ページでは最大グラフィックス電力115Wとしています。
当サイトの比較表では19,118です。2026年モデル(G815)のRTX 5070 Ti(22,470)とは18%ほどの差があります。
注意したいのはビデオメモリが8GBであることです。18型で2,560×1,600という画面なので、テクスチャを高くするタイトルでは8GBが先に足りなくなる場面があります。設定を調整して使う前提の構成です。
GPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
18型・2,560×1,600の300Hz
ディスプレイは18.0型で2,560×1,600ドット、リフレッシュレートは300Hzです。アスペクト比は16:10のノングレアです。
この型番には240Hzの構成もありますが、ASUS Storeで売られているのは300Hzのものです(型番末尾の「300」が300Hzを表します)。
キーボードはテンキー付きで、キーごとに光るRGBイルミネート。タッチパッドはガラスコーティングで、面積も広く取られています。
ファンと冷却の注記
ASUSの製品ページでは、GPUとビデオメモリを冷やす3つ目のファンを足した「Tri-Fanテクノロジー」、7本のヒートパイプ、背面全体を覆うフルワイドヒートシンク(3つのセクション・総面積187,156mm²)を挙げています。温度は最大6℃低下としています。
ただし、同じページには「Tri-FanテクノロジーはRTX 5070 Ti搭載モデルのみ」「数値はRTX 5070 Ti搭載モデルのもの」という注記が付いています。日本で売られているのはRTX 5070とRTX 5060の構成なので、ファンの数と温度の数値がそのまま当てはまるとは限りません。
通気孔は背面全体と側面にあり、熱気を直線的に逃がす配置です。消費電力は最大約280Wで、ACアダプターもそれに応じた大きさになります。
端子はUSB4が2つ、有線LANは1Gbps
端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 |
| USB4(Type-C・Power Delivery対応) | 1 |
| USB4(Type-C) | 1 |
| USB3.2 Gen2(Type-A) | 2 |
| HDMI | 1 |
| 有線LAN(RJ45・1Gbps) | 1 |
| マイク/ヘッドホン・コンボジャック | 1 |
USB4のType-Cが2つで、片方は本機への給電(Power Delivery)に対応します。どちらもG-SYNC対応のDisplayPort 1.4出力に対応し、40Gbpsでの転送とPCIeトンネリングにも対応します。
Thunderboltそのものには対応していません。USB4はThunderbolt 3と互換があるので、古いドックなら使える場面もあります。
有線LANは1Gbps、無線はWi-Fi 6EとBluetooth 5.2。カメラは207万画素で、顔認証用の赤外線カメラはありません。
メモリは16GBが1枚。スロットは2つ
出荷時のメモリは16GB(DDR5-5600 SO-DIMM)が1枚です。スロットは2つあるので、もう1枚足して32GBにすることも、入れ替えて64GBにすることもできます。
18型にRyzen 9 9955HXという構成に対して、16GBは控えめです。配信や動画編集も考えているなら、最初に増設を見込んでおいたほうがよさそうです。
ストレージは1TBのM.2 NVMe SSD(PCI Express 4.0 x4接続)です。
2026年モデル(G815)との違い
同じ18型のStrix G18で、2026年モデルのG815と並べると以下のようになります。
| G814(2025年) | G815(2026年) | |
| CPU | Ryzen 9 9955HX | Core Ultra 9 290HX Plus |
| グラフィックス | RTX 5070(8GB・最大115W) | RTX 5070 Ti(12GB・最大175W) |
| メモリ | 16GB(最大64GB) | 32GB(最大64GB) |
| ストレージ | 1TB | 1TB |
| 画面 | 18.0型 2,560×1,600/300Hz | 18.0型 2,560×1,600/300Hz |
| USB Type-C | USB4×2 | Thunderbolt 5×2 |
| 有線LAN | 1Gbps | 2.5Gbps |
| 無線 | Wi-Fi 6E/Bluetooth 5.2 | Wi-Fi 7/Bluetooth 5.4 |
| カメラ | 207万画素 | 207万画素・赤外線(顔認証) |
| 重量 | 約3.0kg | 約3.2kg |
画面は同じ2,560×1,600の300Hzです。違いはCPUとグラフィックス、接続まわり、そしてメモリの初期容量になります。
2026年モデルはThunderbolt 5と2.5Gbps有線LAN、Wi-Fi 7、顔認証が入り、グラフィックスもRTX 5070 Tiに上がります。重さは200g増えます。
この2025年モデルは、画面とCPUは同等のまま、グラフィックスと接続まわりを一段落とした構成です。メモリを自分で足す前提なら、選択肢になります。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はASUS公式サイトからご確認お願いします。
まとめ
ROG Strix G18(G814)のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- 18型で2,560×1,600・300Hzの画面とテンキー付きキーボード
- 16コア32スレッドのRyzen 9 9955HX(PassMark 56,238)
- メモリは16GBが1枚。スロットがもう1つ空いている
18型のゲーミングノートPCです。ASUS Storeで売られている構成はRyzen 9 9955HXとRTX 5070 Laptop GPU、メモリ16GB、SSD 1TB。画面は2,560×1,600の300Hzです。
CPUと画面は2026年モデルと並ぶ水準で、グラフィックスと接続まわりが一段下という位置づけになります。約3.0kgなので置いて使う機種です。メモリの増設を前提にできる方なら、構成の割り切りが効いてきます。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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