こんにちはマサです。
今回はLegion Tower 5 30IAS10・ゲーミングデスクトップPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
Legionデスクトップの中では、価格と性能のバランスを取った30Lのミドルタワーです。
拡張の余地は上位のLegion Tower 7に迫りながら、価格は半分近くに収まっています。
標準構成のCPUはCore Ultra 5 225Fで、グラフィックボードはRTX 5060。フルHDで最新タイトルを遊ぶ想定の構成です。
カスタマイズでCore Ultra 9 285まで上げられるので、予算に合わせて調整できます。
Legion Tower 5 30IAS10の評価

※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| ゲーム性能 | CPU・グラフィックボードなど、ゲームの快適さに直結する性能 |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 拡張性 | メモリ・ストレージ・グラフィックボードを後から足せるか。電源容量とスロット数 |
| 静音性・冷却 | 冷却方式とファン構成。高負荷時にどれだけ静かでいられるか |
| デザイン・質感 | 外観、筐体の素材、仕上げ |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- フルHDで最新タイトルを快適に遊びたい方
- 後からメモリやSSDを足していきたい方
- 透明サイドパネルとARGB照明が好みの方
- 予算を自分で調整したい方
向かない人
- 4Kでゲームを遊びたい方(RTX 5060 Tiまでです)
- 静音性を最優先する方(標準は65Wの空冷クーラーです)
- 設置スペースが限られている方(15kg・高さ41.4cm)
Legion Tower 5 30IAS10のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | デスクトップPC向けCPU240件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| グラフィックス | PassMark(G3D Mark) | デスクトップPC向けGPU135件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=5.0/16GB=7.0/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5) |
| 電源 | 電源ユニットの定格W数 | 500W=5.0/750W=7.5/1000W=10.0 |
| 冷却 | 冷却方式 | 空冷=6.0/簡易水冷=8.0/280mm以上の水冷=9.5 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
カスタマイズで選べる最上位の構成で評価したものです。
CPUの9.1に対してグラフィックスは7.1と、差があります。グラフィックボードがRTX 5060 Tiまでなので、CPUほど上は伸びません。
冷却の6.0は空冷であることによるものです。水冷は選べません。
電源の8.5は850Wを選んだ場合です。標準の500Wでは5.0になります。
ゲーミングデスクトップPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、遊びたいゲームと設定によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | グラフィックボード | |
| 初級者 | Intel Core Ultra 5 AMD Ryzen 5 | 16GB | RTX 3050以上 RTX 5050以上 |
| 中級者 | Intel Core Ultra 5〜7 AMD Ryzen 5〜7 | 16GB〜32GB | RTX 5060以上 RTX 5060 Ti以上 |
| 上級者 | Intel Core Ultra 7〜9 AMD Ryzen 7〜9 | 32GB | RTX 5070以上 RTX 5070 Ti以上 |
| 超上級者 | Intel Core Ultra 9 AMD Ryzen 9 | 32GB以上 | RTX 5080以上 RTX 5090 |
この機種はRTX 5060/5060 Tiなので、表の中級者クラスに当てはまります。CPUをCore Ultra 9 285まで上げれば、ゲーム以外の作業では上級者クラス相当の性能になります。
Legion Tower 5 30IAS10のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| CPU | インテル Core Ultra 5 プロセッサー 225/225F インテル Core Ultra 7 プロセッサー 265/265K インテル Core Ultra 9 プロセッサー 285 ※選択可能 |
| OS | Windows 11 Home 64bit/Windows 11 Pro 64bit ※選択可能 |
| メモリ | 16GB〜64GB DDR5-5600MT/s(UDIMM) 4スロット(うち2スロット空き) ※選択可能 |
| ストレージ | 512GB/1TB/2TB SSD M.2 2280 PCIe Gen4 M.2スロット3基(うち2基空き) ※選択可能 |
| グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 5060 8GB GDDR7 NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti 8GB GDDR7 ※選択可能 |
| 電源 | 500W(80PLUS BRONZE)/850W(変換効率90%) ※選択可能 |
| 冷却 | 65W エアフロークーラー 150W ARGB エアフロークーラー ※選択可能 空冷・120mm×1・最大3200rpm |
| 拡張ベイ | 3.5インチ 1基(空き1) |
| 無線 | Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)+ Bluetooth 5.4 |
| 有線LAN | 2.5ギガビットイーサネット |
| 本体寸法 | 約 211 × 490.4 × 414mm |
| 重量 | 約15kg(最大構成時) |
| カラー | エクリプスブラック(透明サイドパネル) |
ゲーム性能
CPUは5種類、グラフィックスは2種類から選べます。標準構成はCore Ultra 5 225FとRTX 5060です。
RTX 5060はフルHDで最新タイトルを高画質設定で動かせる性能です。RTX 5060 Tiにすると、WQHD解像度でも余裕が出てきます。
CPUはCore Ultra 9 285まで上げられますが、ゲーム性能はグラフィックボードで頭打ちになります。ゲーム目的であれば、予算はグラフィックボードに回したほうが効きます。
CPUとGPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
冷却システム

Legion Coldfront という冷却機構を採用しています。方式は空冷のみで、水冷は選べません。
- 65W エアフロークーラー(標準)
- 150W ARGB エアフロークーラー
Core Ultra 7 以上を選ぶなら、150Wのクーラーにしておいたほうが無難です。差額もわずかです。
ケースファンは上部に2基、背面に1基のARGBファンが付きます。CPUクーラーのファンサイズは120mm、最大回転数は3200rpmです。
拡張性

ツール不要の透明サイドパネルで、ドライバーなしで中を開けられます。
- メモリスロット:4本(うち2本空き)、最大64GB
- M.2スロット:3基(うち2基空き)
- 3.5インチベイ:1基(空き)
- PCI Express x16:1基(グラフィックボードで使用)
空きスロットが多いので、買ったあとにSSDやメモリを足していけます。電源を850Wにしておけば、グラフィックボードの載せ替えにも対応できます。
この価格帯の完成品としては、拡張の余地が大きいほうです。
メモリとストレージ

メモリはDDR5-5600のUDIMMで、カスタマイズでは最大64GBまで選べます。レノボの仕様書では128GBまで対応と記載されています。
ストレージはPCIe Gen4のSSDで、512GB/1TB/2TBから選べます。M.2スロットが3基あるので、後から2台目・3台目を足せます。
専用のヒートシンクも追加でき、SSDの発熱対策ができます。
入出力端子

端子の構成は以下のとおりです。
| 位置 | 内容 |
| 前面 | USB Type-C USB-A ヘッドホン・マイクロホン |
| 背面 | USB-A ×3 USB Type-C HDMI DisplayPort イーサネット・コネクター(RJ-45) オーディオポート 電源コネクタ |
有線LANは2.5ギガビット対応です。無線はWi-Fi 7とBluetooth 5.4に対応しています。
前面にUSB Type-Cとヘッドホン・マイクロホン端子があるので、ヘッドセットやコントローラーの抜き差しがしやすい配置です。
外観

カラーはエクリプスブラックの1色で、サイドパネルは透明です。
ARGBファンとLegionロゴのライトで、内部が見える構成になっています。照明はソフトから色を変えられます。
本体寸法は約211×490.4×414mm、重量は約15kg。上位のLegion Tower 7より一回り小さく、奥行きが長い形です。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。
まとめ

Legion Tower 5 30IAS10のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- Core Ultra 9 285 と RTX 5060 Ti まで選べる30Lのミドルタワー
- メモリ4スロット・M.2スロット3基と、拡張の余地が大きい
- 冷却は空冷のみ。Core Ultra 7 以上なら150Wクーラーを選びたい
上位のLegion Tower 7と比べると半分近い価格で、拡張性は大きく変わりません。
RTX 5060 Tiより上のグラフィックボードが必要なら、Legion T5 30IAX10(RTX 5070 Tiまで)やLegion Tower 7を検討することになります。
フルHD〜WQHDで遊ぶ前提であれば、この機種で過不足のない構成が組めます。
今回の記事が少しでもデスクトップPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




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