こんにちはマサです。
今回はHP OmniDesk AI・デスクトップPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
HPの個人向けミニタワーで、GeForce RTX 5060を積んだモデルです。このページで扱うのはパフォーマンスモデル(M03-0002jp)で、Core Ultra 7 265・メモリ32GB・SSD 1TBの構成です。
Core Ultra 7 265は20コアで、PassMarkはデスクトップPC向けCPUの中央値の約2.3倍です。NPU(Intel AI Boost)も積んでいます。
映像出力はRTX 5060のHDMI 2.1b×1とDisplayPort 2.1b×3で、前面にはUSB Type-C×2・USB Type-A×4があります。
いっぽうでメモリスロットとM.2スロットに空きはなく、本体にスピーカーはありません。
HP OmniDesk AIの評価
※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| 処理性能 | CPU・メモリ・ストレージ。事務作業や制作の快適さ |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 拡張性・端子 | 端子の種類と数、メモリやSSD・拡張カードの増設可否 |
| 設置性 | 本体のサイズと重量、置き場所の自由度 |
| デザイン・質感 | 外観、筐体の素材、仕上げ |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 写真・動画の編集や3D、ゲームもしたい方(RTX 5060です)
- モニターを複数つなぎたい方(映像出力が4つあります)
- CPUの性能を重視する方(20コアのCore Ultra 7 265です)
- ワイヤレスのキーボードとマウスも込みで買いたい方
向かない人
- あとからメモリやSSDを足したい方(スロットに空きがありません)
- スピーカー付きで買いたい方(本体にスピーカーがありません)
- より上位のGPUに載せ替えたい方(電源は400Wです)
- 構成を選びたい方(モデルは1つです)
HP OmniDesk AIのスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | デスクトップPC向けCPU273件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| グラフィックス | PassMark(G3D Mark) | デスクトップPC向けGPU143件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=6.0/16GB=7.5/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0 |
| 拡張性 | 空きスロットと空きベイの数 | 空きなし=5.0を基準に、メモリスロット空き+1.5/M.2空き1つにつき+1.0/PCIeスロット空き1つにつき+1.5/3.5型ベイ空き+1.0 |
| 電源 | 電源ユニットの定格W数 | 500W=5.0/750W=7.5/1000W=10.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
詳細スペック(PDF)のパフォーマンスモデル(M03-0002jp)で評価しています。
CPUの7.7は20コアのCore Ultra 7 265によるもの。PassMarkは49,689で、デスクトップPC向けCPU273件の中央値(21,753)の約2.3倍です。
グラフィックスの6.7はGeForce RTX 5060(8GB GDDR7)によるもの。PassMarkは20,626で、デスクトップPC向けGPU143件の中央値(15,042)を上回ります。
メモリの9.0は32GB(16GB×2)によるもの。DDR5-5600のDIMMで、2スロットとも埋まっています。
ストレージの8.5は1TB(PCIe Gen4 NVMe M.2)によるものです。
拡張性の6.5は、PCI Express x1の空き1(+1.5)によるものです。PCI Express x16とM.2スロット(2つ)は空きがありません。
電源の4.0は内蔵400W(80PLUS Platinum 相当)によるものです。
デスクトップPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | ストレージ | |
| Web・動画視聴・文書作成が中心 | Intel Core i3〜i5/Core Ultra 5 AMD Ryzen 5 | 16GB | 512GB以上 |
| 表計算や資料作成が多い | Intel Core i5〜i7/Core Ultra 5〜7 AMD Ryzen 5〜7 | 16GB〜32GB | 512GB以上 |
| 写真編集・軽い動画編集をする | Intel Core i7/Core Ultra 7 AMD Ryzen 7 | 32GB | 1TB以上 |
| 3Dやゲームもする | Intel Core Ultra 7以上 AMD Ryzen 7以上 | 32GB以上 | 1TB以上+独立GPU |
この構成は表のいちばん下の行(3Dやゲームもする)まで対応できます。独立GPUのRTX 5060と、20コアのCore Ultra 7 265を積んでいるからです。
HP OmniDesk AIのスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| 筐体 | ミニタワー型(縦置き) |
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | インテル Core Ultra 7 265(20コア20スレッド・最大5.30GHz) NPU:Intel AI Boost |
| チップセット | インテル B860 |
| メモリ | 32GB(16GB×2)DDR5-5600 2スロット(DIMM・空き0) |
| ストレージ | 1TB(PCIe Gen4 NVMe M.2) |
| グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 5060(8GB GDDR7) |
| 拡張スロット | PCI Express Gen4 x16×1(空き0) PCI Express Gen3 x1×1(空き1) M.2×2(空き0) |
| 無線 | Wi-Fi 6E/Bluetooth 5.3 |
| 有線LAN | 10/100/1000Mbps |
| サウンド | ALC3602-CG(5.1チャンネル対応)・スピーカーなし |
| 付属品 | ワイヤレスキーボード(日本語・Copilotキー)・ワイヤレスマウス |
| 本体寸法 | 約155×315×337mm(幅×奥行き×高さ) |
| 重量 | 約5.34kg |
| 電源 | 内蔵400W(80PLUS Platinum 相当) |
| カラー | ジェットブラック/ダークウッド |
処理性能
CPUはCore Ultra 7 265です。20コア20スレッドで、最大5.30GHzです。NPU(Intel AI Boost)も積んでいます。
PassMarkは49,689。デスクトップPC向けCPU273件の中央値(21,753)の約2.3倍です。写真や動画の編集、複数のアプリを同時に動かす使い方にも余裕があります。
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
グラフィックスはGeForce RTX 5060
グラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 5060(Blackwell・8GB GDDR7)です。
PassMarkは20,626で、デスクトップPC向けGPU143件の中央値(15,042)を上回ります。CPU内蔵のグラフィックスだけの他のOmniDeskと違い、ゲームや3Dにも対応できます。
映像出力はRTX 5060側のHDMI 2.1b×1とDisplayPort 2.1b×3の4つです。
入出力端子と拡張性
端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 | 位置 |
| USB Type-C(10Gbps・データ転送のみ) | 1 | 前面 |
| USB Type-C(5Gbps) | 1 | 前面 |
| USB Type-A(10Gbps) | 2 | 前面 |
| USB Type-A(5Gbps) | 2 | 前面 |
| USB 2.0(Type-A) | 4 | 背面 |
| HDMI 2.1b(RTX 5060) | 1 | 背面 |
| DisplayPort 2.1b(RTX 5060) | 3 | 背面 |
| 有線LAN(RJ-45・1Gbps) | 1 | 背面 |
| ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート | 1 | 前面 |
| ライン出力・ライン入力・マイク入力 | 各1 | 背面 |
詳細スペックによると、前面のUSB Type-C(10Gbps)はデータ転送のみの対応です。
メモリスロット(2つ)とM.2スロット(2つ)はどちらも埋まっていて、空いているのはPCI Express Gen3 x1の1つだけです。
電源と設置
本体は約155×315×337mm(幅×奥行き×高さ)の縦置きで、重量は約5.34kgです。
電源は内蔵400W(80PLUS Platinum 相当)です。
付属品と無線
ワイヤレスキーボード(日本語・109A・Copilotキー搭載)とワイヤレス光学スクロールマウスが付属します。
無線はWi-Fi 6EとBluetooth 5.3で、有線LANは1Gbpsです。サウンドは5.1チャンネルに対応しますが、本体にスピーカーはありません。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はHP公式サイトからご確認お願いします。
まとめ
HP OmniDesk AIのレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- Core Ultra 7 265・RTX 5060・32GB・1TB
- 映像出力4つ(HDMI 2.1b×1・DisplayPort 2.1b×3)
- 前面にUSB Type-C×2・Type-A×4
20コアのCore Ultra 7 265とGeForce RTX 5060を、OmniDeskのミニタワーにまとめたモデルです。写真や動画の編集、ゲームもこなせるデスクトップが欲しい人に向いています。
注意したいのは、メモリスロットとM.2スロットに空きがないこと、構成が1つだけであることです。グラフィックボードが要らないなら、CPU内蔵グラフィックスのHP OmniDesk(インテル)と比べてから選ぶのがおすすめです。
今回の記事が少しでもデスクトップPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




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