こんにちはマサです。
今回はHP OmniDesk(AMD)・デスクトップPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
HPの個人向けミニタワーです。このページで扱うのはモデレートモデル(M02-0010jp)で、Ryzen 5 8500G・メモリ16GB・SSD 1TBの構成です。
前面にUSB Type-Cが2つ、USB Type-Aが4つあり、背面にもUSB 2.0が4つあります。映像出力はHDMIとDisplayPortの2つです。
メモリスロットが1つ、PCI Expressスロットが2つ空いていて、あとから足せる余地があります。
いっぽうでグラフィックスはCPU内蔵のRadeon 740Mで、電源は280Wです。スピーカーは内蔵していません。
HP OmniDesk(AMD)の評価
※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| 処理性能 | CPU・メモリ・ストレージ。事務作業や制作の快適さ |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 拡張性・端子 | 端子の種類と数、メモリやSSD・拡張カードの増設可否 |
| 設置性 | 本体のサイズと重量、置き場所の自由度 |
| デザイン・質感 | 外観、筐体の素材、仕上げ |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 前面でUSB機器を多くつなぐ方(前面にUSBが6つあります)
- あとからメモリやカードを足したい方(メモリ・PCIeに空きがあります)
- 事務作業や資料作成が中心の方
- ワイヤレスのキーボードとマウスも込みで買いたい方
向かない人
- ゲームや3D制作をする方(グラフィックスはCPU内蔵です)
- スピーカー付きで買いたい方(本体にスピーカーがありません)
- SSDをもう1枚足したい方(M.2の空きがありません)
- 外部モニターを3台以上つなぎたい方(映像出力は2つです)
HP OmniDesk(AMD)のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | デスクトップPC向けCPU273件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=6.0/16GB=7.5/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0 |
| 拡張性 | 空きスロットと空きベイの数 | 空きなし=5.0を基準に、メモリスロット空き+1.5/M.2空き1つにつき+1.0/PCIeスロット空き1つにつき+1.5/3.5型ベイ空き+1.0 |
| 電源 | 電源ユニットの定格W数 | 500W=5.0/750W=7.5/1000W=10.0 |
| 設置性 | 本体の重量 | 5kg=10.0/8kg=7.0/10kg=5.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
詳細スペック(PDF)のモデレートモデル(M02-0010jp)で評価しています。このチャートには「グラフィックス」の軸がありません。CPU内蔵のグラフィックスだけで、比較表に載っていないためです。
CPUの4.9は6コア12スレッドのRyzen 5 8500Gによるもの。PassMarkは21,364で、デスクトップPC向けCPU273件の中央値(21,753)とほぼ同じです。
メモリの7.5は16GB(16GB×1)によるもの。DDR5-5200のDIMMで、2スロットのうち1つが空いています。
ストレージの8.5は1TB(PCIe Gen4 NVMe M.2)によるものです。
拡張性の9.5は、メモリスロット空き1(+1.5)、PCI Express x16の空き1(+1.5)、PCI Express x1の空き1(+1.5)によるものです。M.2スロットは2つとも埋まっています。
電源の2.8は内蔵280W(80PLUS Platinum 相当)、設置性の9.2は約5.77kgによるものです。電源の換算はグラフィックボードを積むゲーミング機向けなので低く出ますが、この構成の消費電力(最大280W)に合った容量です。
デスクトップPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | ストレージ | |
| Web・動画視聴・文書作成が中心 | Intel Core i3〜i5/Core Ultra 5 AMD Ryzen 5 | 16GB | 512GB以上 |
| 表計算や資料作成が多い | Intel Core i5〜i7/Core Ultra 5〜7 AMD Ryzen 5〜7 | 16GB〜32GB | 512GB以上 |
| 写真編集・軽い動画編集をする | Intel Core i7/Core Ultra 7 AMD Ryzen 7 | 32GB | 1TB以上 |
| 3Dやゲームもする | Intel Core Ultra 7以上 AMD Ryzen 7以上 | 32GB以上 | 1TB以上+独立GPU |
この構成は表の上から2行目(表計算や資料作成が多い)までに向いています。グラフィックボードを足せば3行目以降も視野に入りますが、電源は280Wです。
HP OmniDesk(AMD)のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| 筐体 | ミニタワー型(縦置き) |
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | AMD Ryzen 5 8500G(6コア12スレッド・最大5.0GHz) |
| チップセット | AMD B650 |
| メモリ | 16GB(16GB×1)DDR5-5200 2スロット(DIMM・空き1) |
| ストレージ | 1TB(PCIe Gen4 NVMe M.2) |
| グラフィックス | AMD Radeon 740M グラフィックス(CPU内蔵) |
| 拡張スロット | PCI Express Gen4 x16×1(空き1) PCI Express Gen3 x1×1(空き1) M.2×2(空き0) |
| 無線 | Wi-Fi 6/Bluetooth 5.4 |
| 有線LAN | 10/100/1000Mbps |
| サウンド | ALC3602-CG(5.1チャンネル対応)・スピーカーなし |
| 付属品 | ワイヤレスキーボード(日本語・Copilotキー)・ワイヤレスマウス |
| 本体寸法 | 約155×315×337mm(幅×奥行き×高さ) |
| 重量 | 約5.77kg |
| 電源 | 内蔵280W(80PLUS Platinum 相当) |
| カラー | ジェットブラック/グレーウッド |
処理性能
CPUはRyzen 5 8500Gです。6コア12スレッドで、最大ブーストは5.0GHzです。グラフィックスはCPU内蔵のRadeon 740Mです。
PassMarkは21,364。デスクトップPC向けCPU273件の中央値(21,753)とほぼ同じ位置です。事務作業や資料作成には十分です。
モデルは2つで、上位のアドバンスモデルはRyzen 7 8700G(Radeon 780M)・32GBの構成です。
| モデル | CPU | メモリ | ストレージ |
| モデレートモデル(M02-0010jp・この記事の構成) | Ryzen 5 8500G | 16GB | 1TB |
| アドバンスモデル(M02-0011jp) | Ryzen 7 8700G | 32GB | 1TB |
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
拡張性
メモリスロットは2つ(DIMM)で、この構成は16GB×1なので1つ空いています。
拡張スロットはPCI Express Gen4 x16とGen3 x1が1つずつあり、どちらも空いています。M.2スロットは2つありますが、どちらも埋まっています。
詳細スペックには、拡張スロットに載せられるカードの奥行きと高さに制限がある、と書かれています。
入出力端子
端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 | 位置 |
| USB Type-C(10Gbps) | 1 | 前面 |
| USB Type-C(5Gbps) | 1 | 前面 |
| USB Type-A(10Gbps) | 2 | 前面 |
| USB Type-A(5Gbps) | 2 | 前面 |
| USB 2.0(Type-A) | 4 | 背面 |
| HDMI | 1 | 背面 |
| DisplayPort | 1 | 背面 |
| 有線LAN(RJ-45・1Gbps) | 1 | 背面 |
| ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート | 1 | 前面 |
| ライン出力・ライン入力・マイク入力 | 各1 | 背面 |
前面にUSB Type-CとUSB Type-Aがそろっているので、USBメモリや周辺機器を抜き差ししやすい配置です。映像出力はHDMIとDisplayPortが1つずつです。
電源と設置
本体は約155×315×337mm(幅×奥行き×高さ)の縦置きで、重量は約5.77kgです。
電源は内蔵280W(80PLUS Platinum 相当)で、最大消費電力は280Wです。
付属品と無線
ワイヤレスキーボード(日本語・109A・Copilotキー搭載)とワイヤレス光学スクロールマウスが付属します。
無線はWi-Fi 6とBluetooth 5.4で、有線LANは1Gbpsです。サウンドは5.1チャンネルに対応しますが、本体にスピーカーはありません。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はHP公式サイトからご確認お願いします。
まとめ
HP OmniDesk(AMD)のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- Ryzen 5 8500G・16GB・1TB
- 前面にUSB Type-C×2・Type-A×4
- メモリ・PCIe x16・PCIe x1に空きあり
Ryzen 5 8500Gと1TBのSSDを積み、前面の端子が充実したミニタワーです。事務作業や資料作成を中心に、あとから拡張できる余地も残したい人に向いています。
注意したいのは、グラフィックスがCPU内蔵であること、本体にスピーカーがないことです。処理性能に余裕が欲しいなら、Ryzen 7 8700G・32GBのアドバンスモデルと比べてから選ぶのがおすすめです。
今回の記事が少しでもデスクトップPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




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