こんにちはマサです。
今回はROG Zephyrus G14 GA402NV・ゲーミングノートPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
14型のゲーミングノートPCで、重量は約1.65kgです。GPUはRTX 4060 Laptop GPUで最大125Wまで出せます。
画面は2,560×1,600の165Hz。CPUはRyzen 7 7735HS、メモリ32GB、ストレージ1TBの1構成です。
冷却はベイパーチャンバーで、CPUとGPUの両方に液体金属グリスを使っています。14型でこの構成は手厚い部類です。
いっぽうで2023年のモデルです。メモリは増設できず、有線LANの端子もありません。
ROG Zephyrus G14 GA402NVの評価
※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| ゲーム性能 | CPU・GPU・ディスプレイのリフレッシュレートなど、ゲームの快適さに直結する性能 |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 携帯性 | 重量・本体サイズ・バッテリー容量 |
| 拡張性・端子 | 端子の種類と数、メモリやSSDの増設可否 |
| デザイン・質感 | 外観、筐体の素材、仕上げ |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 14型で持ち運べるゲーミングノートPCが欲しい方(約1.65kgです)
- 画面の解像度を優先したい方(2,560×1,600の165Hzです)
- MUXスイッチとNVIDIA Advanced Optimusを使いたい方
- USB4のType-Cから給電したい方
向かない人
- メモリを後から足したい方(ASUSの仕様表では増設・交換に対応しません)
- 有線LANが必要な方(RJ45の端子はありません)
- 最新世代のGPUが欲しい方(RTX 50シリーズではなく、RTX 40シリーズの世代です)
- 重いタイトルを高いフレームレートで動かしたい方(RTX 4060クラスです)
ROG Zephyrus G14 GA402NVのスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU440件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| グラフィックス | PassMark(G3D Mark) | ノートPC向けGPUの最高値で10.0、ミドルクラスで5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=6.0/16GB=7.5/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5) |
| ディスプレイ | 解像度・リフレッシュレート・パネル | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| バッテリー | バッテリー容量(Whr) | 50Whr=5.0/80Whr=8.0/100Whr=10.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
ASUS Storeで売られている構成(Ryzen 7 7735HS・RTX 4060 Laptop GPU・32GB・1TB)で評価しています。
CPUのRyzen 7 7735HSはPassMark 22,161で、ノートPC向けCPU440件の中央値(14,544)の1.5倍です。グラフィックスのRTX 4060 Laptop GPUは17,326で、ミドルクラスの少し上という位置です。
ディスプレイは2,560×1,600・165Hzの液晶として8.0としました。解像度は上位機と同じですが、300Hzの機種(9.0)や有機EL機より低く見ています。
バッテリーは76Whで7.6です。14型としては大きめの容量です。
ゲーミングノートPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、遊びたいゲームと設定によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | グラフィックボード | |
| 初級者 | Intel Core i5〜i7 Intel Core Ultra 5 AMD Ryzen 5〜7 | 16GB | RTX 3050以上 RTX 4050以上 RTX 5050以上 |
| 中級者 | Intel Core i7 Intel Core Ultra 7 AMD Ryzen 7 | 16GB〜32GB | RTX 3060以上 RTX 4060以上 RTX 5060以上 |
| 上級者 | Intel Core i7〜i9 Intel Core Ultra 7〜9 AMD Ryzen 7〜9 | 32GB | RTX 4070以上 RTX 5070以上 |
| 超上級者 | Intel Core i9 Intel Core Ultra 9 AMD Ryzen 9 | 32GB以上 | RTX 4080以上 RTX 5080以上 |
この機種は表の中級者の行に当てはまります。RTX 4060 Laptop GPUとメモリ32GBなので、設定を調整すれば最近のタイトルも動きます。最高画質で高いフレームレートを狙う用途は、上位のGPUを積む機種が向きます。
ROG Zephyrus G14 GA402NVのスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| 筐体 | 14型ゲーミングノートPC |
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | AMD Ryzen 7 7735HS(8コア16スレッド) |
| グラフィックス | GeForce RTX 4060 Laptop GPU(8GB) 最大125W(Dynamic Boost含む) |
| メモリ | 32GB(DDR5-4800) 増設・交換は非対応 ※ASUS Storeの表記は「16GB/32GB(標準/最大)」 |
| ストレージ | 1TB(PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2) |
| ディスプレイ | 14.0型 2,560×1,600 ノングレア リフレッシュレート:165Hz ROG Nebula Display |
| 冷却 | ベイパーチャンバー 液体金属グリス(CPU・GPU) |
| 入出力 | USB4(Type-C・PD対応)×1 USB3.2 Gen2(Type-C)×1 USB3.2 Gen2(Type-A)×2 HDMI×1 microSDカードリーダー×1 コンボジャック×1 |
| 無線 | Wi-Fi 6E(802.11ax)/Bluetooth 5.2 |
| カメラ | 207万画素赤外線カメラ(Windows Hello顔認証対応) |
| キーボード | 86キー日本語キーボード(イルミネート) |
| サウンド | クアッドスピーカー(1W×4)、3Dアレイマイク内蔵 |
| バッテリー | リチウムポリマー(4セル/76Wh) |
| 消費電力 | 最大約240W |
| サイズ | 幅312×奥行き227×高さ18.5〜21.74mm |
| 重量 | 約1.65kg |
RTX 4060 Laptop GPUを最大125Wで動かす
| GPU | ビデオメモリ | 最大TGP | PassMark(G3D Mark) |
| RTX 4060 Laptop GPU | 8GB | 125W | 17,326 |
GPUはRTX 4060 Laptop GPUで、ビデオメモリは8GBです。ASUSの仕様表では最大125Wとされています。
同じRTX 4060 Laptop GPUでも、機種によって動かせる電力の上限が違います。薄い14型で125Wまで引き上げている機種は多くありません。
当サイトの比較表ではRTX 4060 Laptop GPUが17,326。ミドルクラスの少し上という位置です。フルHDなら最近のタイトルも設定次第で動きますが、2,560×1,600のまま最高画質で回すには足りない場面も出ます。
MUXスイッチとNVIDIA Advanced Optimusに対応します。内蔵グラフィックスを経由せずGPUから直接画面に出す動作に切り替えられるので、フレームレートが要る場面では効きます。
GPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
CPUはRyzen 7 7735HS
| CPU | コア数 | スレッド数 | クロック(通常) | クロック(最大) | PassMark |
| Ryzen 7 7735HS | 8コア | 16スレッド | 3.2GHz | 4.8GHz | 22,161 |
CPUはRyzen 7 7735HS。8コア16スレッドで、最大4.8GHzまで上がります。
PassMarkは22,161で、ノートPC向けCPU440件の中央値(14,544)の1.5倍です。ゲームのほか、写真編集や軽い動画編集までは問題なく動く水準です。
GPUに最大125Wを割り当てている機種なので、CPUよりGPUに寄せた構成と言えます。
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
ベイパーチャンバーと液体金属グリス
冷却はベイパーチャンバー方式です。ASUSの製品ページでは、発熱部品の48.2%をカバーするベイパーチャンバーにより、ファンの音や筐体の大きさを増やさずに25W分のパワーバジェットを確保できたと説明しています。
CPU用とGPU用の両方にThermal Grizzly社の液体金属グリスを使っています。14型のクラスでは手厚い構成です。
ヒンジは180度まで開きます。机に平らに置いて使う姿勢も取れます。
14型・2,560×1,600の165Hz
ディスプレイは14.0型で2,560×1,600ドット、リフレッシュレートは165Hzです。アスペクト比は16:10で、ノングレアです。
フルHD・60Hzを5.0とする当サイトの換算では8.0にあたります。14型でこの解像度は細かく、文字も小さくなります。作業に使うなら表示倍率の設定で調整することになります。
ASUSはGA402シリーズのパネルを「ROG Nebula Display」と呼び、165Hz・DCI-P3色域100%対応・ピーク輝度500nitを挙げています。色を扱う作業にも使える前提のパネルです。
キーボードは86キーの日本語配列で、イルミネート付きです。
端子はUSB4あり、有線LANなし
端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 |
| USB4(Type-C・Power Delivery対応) | 1 |
| USB3.2 Gen2(Type-C) | 1 |
| USB3.2 Gen2(Type-A) | 2 |
| HDMI | 1 |
| microSDカードリーダー | 1 |
| マイク/ヘッドホン・コンボジャック | 1 |
Type-Cは2つです。片方はUSB4でPower Deliveryに対応し、こちらから給電できます。もう片方はUSB3.2 Gen2で、給電には対応しません。
有線LANの端子はありません。回線を有線でつなぎたい場合はUSBのアダプターが必要です。
カードリーダーはmicroSDです。フルサイズのSDカードはそのまま入りません。
無線はWi-Fi 6EとBluetooth 5.2。カメラは207万画素の赤外線カメラで、Windows Helloの顔認証が使えます。
メモリは32GB固定
メモリは32GBのDDR5-4800です。ASUSの仕様表には「増設や交換はサポートしていません」と明記されています。
ここは表記が分かれていて、ASUS Storeの商品ページでは「16GB/32GB(標準/最大)」となっています。購入前にASUS公式サイトで構成を確認してください。
ストレージはM.2のNVMe SSD(PCI Express 4.0 x4接続)で1TBです。
構成は1つ
ASUS Storeで売られている構成は1つです。
| 構成 | CPU | グラフィックス | メモリ | ストレージ |
| GA402NV-R7R4060G | Ryzen 7 7735HS | RTX 4060 Laptop | 32GB | 1TB |
選択肢はなく、Ryzen 7 7735HSとRTX 4060 Laptop GPUの組み合わせだけです。
2023年のモデルなので、在庫の状況によっては買えないことがあります。購入前にASUS公式サイトで在庫を確認してください。
天板にはプリズム状のフィルムを使った加工が入っていて、光の当たり方で見え方が変わります。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はASUS公式サイトからご確認お願いします。
まとめ
ROG Zephyrus G14 GA402NVのレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- 14型・約1.65kgでRTX 4060 Laptop GPUを最大125Wで動かせる
- 画面は2,560×1,600の165Hz(Pantone認証・DCI-P3 100%)
- ベイパーチャンバーとCPU・GPU両方の液体金属グリス
14型のゲーミングノートPCで、重量は約1.65kg。RTX 4060 Laptop GPUを最大125Wで動かし、画面は2,560×1,600の165Hzです。持ち運びと性能のバランスを取った機種です。
注意したいのは、メモリが増設できないこと、有線LANの端子がないこと、そして2023年のモデルなので在庫が限られることです。GPUの世代が1つ前であることも、購入前に確認しておきたい点です。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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