こんにちはマサです。
今回はYoga AIO 27IPH11(27型 Intel)・一体型デスクトップPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
27型のQHD液晶を積んだ一体型デスクトップPCです。
画面が昇降・回転・スイベルの3方向に動きます。一体型としては珍しく、縦向きにもできます。
CPUは16コアのCore Ultra 7 356Hまで。USBポートは5基あります。
NVIDIA GeForce RTX 5060を積むモデルも用意されています。
Yoga AIO 27IPH11(27型 Intel)の評価

※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| 処理性能 | CPU・メモリ・ストレージ。制作や事務作業の快適さ |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 入力・画面 | 付属キーボードとマウス、ディスプレイの見やすさ |
| 拡張性・端子 | 端子の種類と数、メモリやSSDの増設可否 |
| デザイン・質感 | 外観、筐体の素材、仕上げ |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 画面を縦向きにも使いたい方
- 27型のQHDで作業したい方
- USBポートを多く使う方(5基)
- 配線を減らしたい方(一体型です)
向かない人
- 4Kや有機ELの画面が欲しい方
- メモリを後から増設したい方(オンボードです)
- 輝度を求める方(350nitです)
- 設置場所が限られる方(約7.53kgです)
Yoga AIO 27IPH11(27型 Intel)のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU422件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=5.0/16GB=7.0/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0 |
| ディスプレイ | 解像度・パネル・リフレッシュレート | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| 画面サイズ | ディスプレイの対角サイズ | 21.5型=5.0/27型=7.5/31.5型=9.5 |
| 設置性 | 本体の重量 | 5kg=10.0/8kg=7.0/10kg=5.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
直販で確認できた構成をもとに評価したものです。一体型なので、ノートPCで使っている「携帯性」と「バッテリー」の軸を外し、代わりに一体型で意味のある「画面サイズ」と「設置性」を入れています。CPUはモバイル向けを積むため、母数はノートPC向けのままです。
CPUの7.9は16コアのCore Ultra 7 356Hによるもの。一体型でこの数値が出るのは珍しい部類です。
ディスプレイの7.5は27型 QHD(2560×1440)のIPS液晶によるもの。120Hz・99% sRGBに対応します。
グラフィックスの軸はありません。NVIDIA GeForce RTX 5060を積むモデルがあるとレノボは案内していますが、直販で確認できた構成はいずれも内蔵グラフィックスで、ノート版かデスクトップ版かの記載もないためです。
メモリの9.0は32GBによるもの。オンボードなので購入時に決める必要があります。
画面サイズの7.5は27型、設置性の7.5は約7.53kgによるもの。一体型は画面の大きさと置きやすさが選択の軸になるため、独立して出しました。
一体型デスクトップPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | ストレージ | |
| Web・動画視聴・文書作成が中心 | Intel Core Ultra 5 | 16GB | 512GB以上 |
| 写真編集・軽い動画編集をする | Intel Core Ultra 7 | 16GB〜32GB | 512GB以上 |
| イラスト制作・本格的な動画編集をする | Intel Core Ultra 7〜9 Intel Core Ultra X7 | 32GB | 1TB以上 |
| 3DやAIを使った制作をする | Intel Core Ultra 9 Intel Core Ultra X9 | 32GB以上 | 1TB以上+独立GPU |
この機種は表の上から3行目まで対応できます。内蔵グラフィックスの構成では、4行目の3DやAI制作には足りません。
Yoga AIO 27IPH11(27型 Intel)のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| OS | Windows 11 Home 64bit(日本語版) |
| CPU | インテル Core Ultra 7 プロセッサー 356H(16コア・Pコア 最大4.70GHz) インテル Core Ultra 5 プロセッサー 325(8コア8スレッド・Pコア 最大4.50GHz) ※選択可能 |
| メモリ | LPDDR5X-7467 オンボード 16GB/32GB ※スロットなし。増設できません |
| ストレージ | 512GB/1TB SSD(M.2 2280 PCIe NVMe Gen4) ※選択可能 |
| グラフィックス | CPU内蔵(インテル Arc グラフィックス) NVIDIA GeForce RTX 5060 搭載モデルあり ※選択可能 |
| ディスプレイ | 27型 QHD IPS液晶(2560×1440)16:9・120Hz 99% sRGB・350nit・光沢なし・非タッチ TÜV Low Blue Light・四辺ベゼルレス |
| スタンド | 昇降・回転(ピボット)・スイベルに対応 |
| キーボード | ワイヤレス キーボード & マウス(日本語) |
| USBポート | 5基 |
| 本体寸法 | 約 613 × 235 × 565mm |
| 重量 | 約7.53kg(最小構成) |
| カラー | ルナグレー |
処理性能
CPUはCore Ultra シリーズ3から2種類です。コア数が違います。
- Core Ultra 7 356H:16コア・34,315(Pコア 最大4.70GHz)
- Core Ultra 5 325:8コア8スレッド・19,239(Pコア 最大4.50GHz)
上と下で8割ほどの差があります。用途の幅がかなり変わるので、ここは慎重に選ぶ項目です。
グラフィックスは内蔵のインテル Arc グラフィックスです。レノボはNVIDIA GeForce RTX 5060を積むモデルも案内していますが、直販で確認できた構成はいずれも内蔵グラフィックスでした。
RTX 5060がノート版かデスクトップ版かも公式には書かれていないため、この記事では数値を出していません。
最新の31.5型と比べると、以下のようになります。
| 項目 | Yoga AIO 27IPH11(本機) | Yoga AIO 32IPH11 |
| 画面サイズ | 27型 QHD(2560×1440) | 31.5型 4K(3840×2160) |
| パネル | IPS液晶・120Hz・99% sRGB | 有機EL・165Hz・99% DCI-P3 |
| 最上位CPU | Core Ultra 7 356H(16コア) | Core Ultra X7 358H(16コア) |
| 独立GPU | RTX 5060搭載モデルあり | なし |
| スタンド | 昇降・回転・スイベル | 固定 |
| 重量 | 約7.53kg | 約8.5kg |
画面の質は32IPH11が上、スタンドの自由度と独立GPUの選択肢はこちらが上です。
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
ディスプレイとスタンド

27型 QHD(2560×1440)のIPS液晶です。120Hz・99% sRGB・350nitという仕様です。
四辺ベゼルレスで、TÜV Low Blue Lightの認証を取っています。
スタンドは昇降・回転(ピボット)・スイベルの3方向に動きます。画面を縦向きにできるので、コードや長い文書を扱う場面で効きます。
一体型で縦向きにできる機種は多くありません。ここがこの機種のいちばんの特徴です。
光沢なしのパネルで、タッチには対応しません。
メモリとストレージ
メモリはLPDDR5X-7467のオンボードで、16GBと32GBから選べます。スロットがないので増設・交換はできません。
直販では、Core Ultra 5 325の構成が16GB、Core Ultra 7 356Hの構成が32GBという組み合わせでした。
ストレージは512GBと1TBから選べます。M.2 2280のPCIe NVMe Gen4 SSDです。
2280という標準サイズなので、交換用のSSDは探しやすいほうです。
入出力端子

USBポートを5基備えます。レノボは「究極のクリエイティブハブ」として案内しています。
端子の内訳はレノボの日本語ページに掲載がありません。正確な構成は公式サイトの「カスタマイズする」画面でご確認ください。
スタンドの支柱部分と背面に分かれて配置されています。
一体型なので、机の上の配線は電源ケーブル1本が基本です。
ワイヤレスのキーボードとマウスが付属します。
デザインと設置

本体カラーはルナグレーです。
設置面積は約613×235mmで、31.5型の32IPH11より小さく収まります。
重量は約7.53kg(最小構成)です。昇降・回転させる前提なので、安定した台に置く必要があります。
Copilot+ PCに対応します。
スマートフォンやタブレットとの連携も想定された構成になっています。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。
まとめ

Yoga AIO 27IPH11(27型 Intel)のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- 27型 QHD・120Hz・99% sRGB。昇降・回転・スイベル対応
- 16コアのCore Ultra 7 356Hまで。USBポートは5基
- RTX 5060搭載モデルもあるが、直販では確認できず
画面を縦向きにも使いたい方に向いた一体型です。昇降・回転・スイベルの3方向に動くので、作業に合わせて姿勢を変えられます。
弱いのは画面の解像度と輝度です。27型でQHD・350nitなので、4Kや高輝度を求めるなら物足りません。
画面の質を優先するなら、31.5型のYoga AIO 32IPH11という選択肢があります。4Kの有機ELで165Hzです。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




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