こんにちはマサです。
今回はASUS TUF Gaming A15(FA506NC)・ゲーミングノートPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
15.6型のゲーミングノートPCです。このページで扱うのはASUS Store限定モデル(FA506NC-R78X2R3050S)で、Ryzen 7 155とRTX 3050 Laptop GPUの構成です。
画面は15.6型のフルHDで144Hz。メモリ16GB、ストレージ512GB、重量は約2.3kgです。
有線LANとUSB Type-Aが3つ、ケンジントンロックまで付いていて、端子まわりは充実しています。
いっぽうでGPUはRTX 3050 Laptop GPU。重いタイトルを高設定で動かす用途には向きません。
ASUS TUF Gaming A15(FA506NC)の評価
※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| ゲーム性能 | CPU・GPU・ディスプレイのリフレッシュレートなど、ゲームの快適さに直結する性能 |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 携帯性 | 重量・本体サイズ・バッテリー容量 |
| 拡張性・端子 | 端子の種類と数、メモリやSSDの増設可否 |
| デザイン・質感 | 外観、筐体の素材、仕上げ |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 軽めのタイトルやeスポーツ系を144Hzで遊びたい方
- 有線LANでつなぎたい方(RJ45があります)
- USB Type-Aを多くつなぐ方(3つあります)
- 画面の大きさを優先する方(15.6型です)
向かない人
- 重いタイトルを高設定で動かしたい方(RTX 3050 Laptop GPU・最大75Wです)
- 持ち歩きが多い方(約2.3kgです)
- 高い解像度の画面が欲しい方(1,920×1,080です)
- NPUを使うAI機能が目的の方(Ryzen 7 155にNPUの記載はありません)
ASUS TUF Gaming A15(FA506NC)のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU443件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| グラフィックス | PassMark(G3D Mark) | ノートPC向けGPUの最高値で10.0、ミドルクラスで5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=6.0/16GB=7.5/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5) |
| ディスプレイ | 解像度・リフレッシュレート・パネル | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| 携帯性 | 本体の重量 | 0.8kg=10.0/1.2kg=8.0/1.6kg=6.0/2.0kg=4.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
ASUS Storeで売られている構成(Ryzen 7 155・RTX 3050 Laptop GPU・16GB・512GB)で評価しています。
この機種だけ「バッテリー」ではなく「携帯性」の軸を使っています。ASUSの仕様表に書かれているのは「リチウムイオンバッテリー(3セル)」までで、容量(Wh)の記載が無いためです。数字の無いものを推測で埋めない代わりに、重量の軸に差し替えました。
CPUのRyzen 7 155はPassMark 17,782。ノートPC向けCPU443件の中央値(14,649)を少し上回る位置です。ただしPassMarkのサンプルは2件しかなく、誤差が大きい参考値である点にご注意ください。
グラフィックスのRTX 3050 Laptop GPUは当サイトの比較表で11,966。ノート向けGPUのミドルクラスの基準にしている13,000を下回ります。
携帯性の2.5は約2.3kgによるものです。ディスプレイの6.5はフルHDで144Hzという組み合わせです。
ゲーミングノートPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、遊びたいゲームと設定によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | グラフィックボード | |
| 初級者 | Intel Core i5〜i7 Intel Core Ultra 5 AMD Ryzen 5〜7 | 16GB | RTX 3050以上 RTX 4050以上 RTX 5050以上 |
| 中級者 | Intel Core i7 Intel Core Ultra 7 AMD Ryzen 7 | 16GB〜32GB | RTX 3060以上 RTX 4060以上 RTX 5060以上 |
| 上級者 | Intel Core i7〜i9 Intel Core Ultra 7〜9 AMD Ryzen 7〜9 | 32GB | RTX 4070以上 RTX 5070以上 |
| 超上級者 | Intel Core i9 Intel Core Ultra 9 AMD Ryzen 9 | 32GB以上 | RTX 4080以上 RTX 5080以上 |
この構成は表の初級者の行に当てはまります。RTX 3050 Laptop GPUとメモリ16GBという組み合わせなので、重いタイトルは設定を落として遊ぶことになります。フルHDのeスポーツ系タイトルを144Hzで動かす、という狙いなら素直に収まります。
ASUS TUF Gaming A15(FA506NC)のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| 筐体 | 15.6型ゲーミングノートPC |
| モデル番号 | FA506NC-R78X2R3050S(ASUS Store限定) |
| OS | Windows 11 Home 64ビット |
| CPU | AMD Ryzen 7 155(6コア12スレッド/3.0GHz・最大4.7GHz/キャッシュ22MB) |
| グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop GPU(4GB) 最大75W/NVIDIA Optimus対応 |
| メモリ | 16GB(DDR5) ※ASUSの仕様表はSKUによって「DDR5-5600」「DDR5-4800 SO-DIMM」と表記が分かれています |
| ストレージ | SSD 512GB(PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2) |
| ディスプレイ | 15.6型ワイド 1,920×1,080(フルHD)ノングレア リフレッシュレート:144Hz |
| 入出力 | USB3.2 Gen1(Type-A)×3 USB3.2 Gen2(Type-C・映像出力対応)×1 HDMI×1 有線LAN(RJ45)×1 コンボジャック×1 |
| 無線 | Wi-Fi 6(802.11ax)/Bluetooth 5.3 |
| カメラ | 92万画素Webカメラ |
| サウンド | ステレオスピーカー(2W×2)、アレイマイク内蔵 |
| バッテリー | リチウムイオンバッテリー(3セル) ※ASUSの仕様表に容量(Wh)の記載はありません |
| 消費電力 | 最大約180W |
| セキュリティ | ケンジントンセキュリティスロット |
| 堅牢性 | 米国軍用MIL規格に準拠したテストをクリア(ASUS Storeの記載) |
| サイズ | 幅359.8×奥行き256×高さ22.8〜24.5mm(突起部除く) |
| 重量 | 約2.3kg |
GPUはRTX 3050 Laptop GPU
| GPU | ビデオメモリ | PassMark(G3D Mark) |
| RTX 3050 Laptop GPU | 4GB | 11,966 |
| RTX 5050 Laptop GPU(参考) | 8GB GDDR7 | 14,030 |
| RTX 4060 Laptop GPU(参考) | 8GB | 17,326 |
この構成のGPUはRTX 3050 Laptop GPUで、ビデオメモリは4GBです。ASUS Storeの表記では最大75Wです。
当サイトの比較表では11,966。ノート向けGPUのミドルクラスの基準にしている13,000は下回ります。フルHDで軽めのタイトルを動かす想定なら十分ですが、重いタイトルの高設定は厳しくなります。
ビデオメモリが4GBという点も押さえておきたいところです。テクスチャを多く読むタイトルでは、設定を下げて使う場面が出てきます。
GPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
CPUはRyzen 7 155
| CPU | コア数 | スレッド数 | クロック(最大) | キャッシュ | PassMark |
| Ryzen 7 155 | 6コア | 12スレッド | 4.7GHz | 22MB | 17,782(サンプル2件の参考値) |
| Ryzen 7 170(参考) | 8コア | 16スレッド | 4.75GHz | — | 20,613 |
CPUはRyzen 7 155。6コア12スレッドで、3.0GHzから最大4.7GHzまで上がります。キャッシュは22MBです。
PassMarkは17,782で、ノートPC向けCPU443件の中央値(14,649)を少し上回る位置です。ただしPassMarkのサンプルはまだ2件しかなく、誤差が大きい参考値です。これから数値が動く可能性があります。
名前が近いRyzen 7 170(20,613)は8コア16スレッドで、別のCPUです。A15には170を積む構成もあるので、型番で見分けてください。
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
画面は15.6型フルHDの144Hz
ディスプレイは15.6型の1,920×1,080でノングレア。リフレッシュレートは144Hzです。
当サイトの換算では6.5。フルHDで60Hzの5.0に対して、144Hzぶんを加点した位置です。解像度を上げたい場合は2,560×1,600クラスの機種が候補になります。
RTX 3050 Laptop GPUというGPUに対しては、フルHDという解像度は釣り合っています。144Hzを活かせるのは軽めのタイトルが中心になります。
冷却とMIL規格
ASUS StoreはこのA15について、高い冷却性能と、米国軍用MIL規格に準拠したテストをクリアした堅牢性を挙げています。
消費電力は最大約180Wで、ACアダプターもその出力に見合う大きさになります。
バッテリーは「リチウムイオンバッテリー(3セル)」という記載で、容量(Wh)は公表されていません。駆動時間を重視する場合は、店頭やASUSに確認するのが確実です。
端子は有線LANとUSB Type-A×3
端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 |
| USB3.2 Gen1(Type-A) | 3 |
| USB3.2 Gen2(Type-C・映像出力対応/給電非対応) | 1 |
| HDMI | 1 |
| 有線LAN(RJ45) | 1 |
| マイク/ヘッドホン/ヘッドセット・コンボジャック | 1 |
| ケンジントンセキュリティスロット | 1 |
USB Type-Aが3つあるので、マウス・キーボード・外付けストレージを同時につないでも足ります。有線LAN(RJ45)もあります。
Type-Cは1つで、映像出力には対応しますが本機への給電には対応しません。充電は付属のACアダプターを使うことになります。
ケンジントンセキュリティスロットがあるので、共用スペースでの盗難対策も取れます。
約2.3kg・厚さ22.8mmから
本体は約2.3kg、厚さは22.8〜24.5mmです。15.6型のゲーミングノートPCとしては標準的で、据え置きで使う前提の大きさです。
当サイトの換算では携帯性が2.5。重量の軸で見るとかなり低く出ますが、これは持ち歩きを前提にした機種ではない、という意味です。
無線はWi-Fi 6とBluetooth 5.3。カメラは92万画素で、顔認証には対応しません。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はASUS公式サイトからご確認お願いします。
まとめ
ASUS TUF Gaming A15(FA506NC)のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- RTX 3050 Laptop GPU(4GB)とRyzen 7 155で、軽めのタイトル向け
- 15.6型フルHD・144Hzに有線LANとUSB Type-A×3
- 約2.3kgで、持ち歩きより据え置き向き
15.6型のフルHD・144Hzに、Ryzen 7 155とRTX 3050 Laptop GPUを組み合わせたゲーミングノートPCです。有線LANやUSB Type-A×3、ケンジントンロックまで付いていて、端子まわりは不足がありません。
注意したいのは、GPUがRTX 3050 Laptop GPU(4GB)で重いタイトルの高設定は厳しいこと、Type-Cで充電できないこと、約2.3kgと重いことです。新しいタイトルを高設定で遊びたいなら、RTX 5050以上を積む機種と比べてから決めるのがおすすめです。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




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