こんにちはマサです。
今回はThinkPad X1 2-in-1 Gen 10 Aura Edition・ビジネス向けノートPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
X1の2-in-1モデルの、1つ前の世代です。最新のGen 11から1代前にあたります。
CPUはArrow Lake世代で最大16コア。メモリも64GBまで積めます。世代は前でも、処理性能はしっかりあります。
重量は約1.22kg。最新のGen 11(1.15kg)より70g重くなります。
ペン入力と4つの使用形態に対応する点は同じです。
ThinkPad X1 2-in-1 Gen 10 Aura Editionの評価

※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| 処理性能 | CPU・メモリ・ストレージ。事務作業や開発、Web会議の快適さ |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 携帯性 | 重量・本体サイズ・バッテリー容量 |
| 入力・画面 | キーボードの打ちやすさ、ポインティングデバイス、ディスプレイの見やすさ |
| デザイン・堅牢性 | 外観、筐体の素材、堅牢性試験への対応 |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 手書きのメモや図を書く機会が多い方
- 2-in-1でも16コアのCPUが欲しい方
- キーボードの打ちやすさを重視する方
- 型落ちでも性能が十分なら価格を抑えたい方
向かない人
- 軽さを優先する方
- バッテリー持ちを重視する方(動画再生 約14.3時間)
- 最新世代のCPUが欲しい方
- 後からメモリを増やしたい方
ThinkPad X1 2-in-1 Gen 10 Aura Editionのスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU422件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=5.0/16GB=7.0/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5) |
| ディスプレイ | 解像度・パネル・リフレッシュレート | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| バッテリー | バッテリー容量(Whr) | 50Whr=5.0/80Whr=8.0/100Whr=10.0 |
| 携帯性 | 本体の重量 | 0.8kg=10.0/1.2kg=8.0/1.6kg=6.0/2.0kg=4.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
カスタマイズで選べる最上位の構成で評価したものです。
CPUの8.0は最新のGen 11(8.0)と同じ水準です。Arrow Lakeの16コアとPanther Lakeの16コアで、PassMarkはほぼ並びます。
差が出るのは携帯性です。7.9という数値は約1.22kgによるもので、Gen 11の8.2より一段下がります。
バッテリー駆動も、レノボの計測で動画再生 約14.3時間。Gen 11の約19.1時間と比べると短めです。
ビジネスノートPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | ストレージ | |
| 文書作成・Web会議が中心 | Intel Core Ultra 5 | 16GB | 256GB以上 |
| 表計算や資料作成が多い | Intel Core Ultra 5〜7 | 16GB〜32GB | 512GB以上 |
| 開発・画像編集もする | Intel Core Ultra 7 | 32GB | 1TB以上 |
| 動画編集や大きなデータを扱う | Intel Core Ultra 7〜9 Intel Core Ultra X7〜X9 | 32GB〜64GB | 1TB以上 |
この機種は表のいちばん下の行まで対応できます。16コアのCPUと最大64GBのメモリを積めます。
ThinkPad X1 2-in-1 Gen 10 Aura Editionのスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| CPU | インテル Core Ultra 7 プロセッサー 265H インテル Core Ultra 5 プロセッサー 235H インテル Core Ultra 7 プロセッサー 265U/255U インテル Core Ultra 5 プロセッサー 235U/225U ※選択可能(vPro対応モデルあり) |
| OS | Windows 11 Pro 64bit ほか ※選択可能 |
| メモリ | 16GB/32GB/64GB(オンボード) 最大64GB ※増設できません |
| ストレージ | 256GB/512GB/1TB/2TB SSD PCIe Gen4 ※選択可能 |
| グラフィックス | CPU内蔵(インテル Arc グラフィックス/インテル グラフィックス) |
| ディスプレイ | 14.0型 2.8K 有機EL(2880×1800)マルチタッチ対応 14.0型 WUXGA IPS(1920×1200)マルチタッチ対応 Privacy Guard対応モデルあり ※選択可能 |
| キーボード | 6列89キー JIS配列 TrackPoint、3ボタンクリックパッド/触覚タッチパッド |
| カメラ | 8MP+IR(人感検知)/FHD+IR プライバシーシャッター付き |
| 無線 | Wi-Fi 7 または Wi-Fi 6E + Bluetooth 5.4 4G LTE/5G Sub6対応(WWAN) |
| 本体寸法 | 約 312.8 × 217.65 × 15.49mm |
| 重量 | 約1.22kg〜 |
| バッテリー | 57Whr(動画再生 約14.3時間) |
| カラー | グレー |
処理性能
CPUは6種類。16コアのHシリーズと、12コアのUシリーズに分かれます。
最新のGen 11と比べると、以下のようになります。
| 項目 | Gen 10(本機) | Gen 11 |
| CPU | Core Ultra 200H/Uシリーズ | Core Ultra 300Hシリーズ |
| PassMark(最上位) | 33,973 | 34,074 |
| メモリ上限 | 64GB | 64GB |
| 重量 | 約1.22kg〜 | 約1.15kg〜 |
| 厚さ | 15.49mm | 9.4〜16.4mm |
| 動画再生 | 約14.3時間 | 約19.1時間 |
| Bluetooth | 5.4 | 6.0 |
PassMarkで見るかぎり、CPU性能はほぼ互角です。差が出るのは重量とバッテリー駆動時間のほうです。
Gen 11との価格差しだいでは、こちらを選ぶ理由が立ちます。実際の価格は変動するので、公式サイトで確認してください。
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
2-in-1としての使い勝手

画面が360度回り、ノートPC・タブレット・テント・スタンドの4つの形で使えます。
ペン入力に対応しているので、資料への書き込みや手書きのメモがそのまま画面でできます。
厚さは15.49mmで均一な形状です。Gen 11は前方が9.4mmまで薄くなるくさび形なので、見た目の印象は変わります。
ディスプレイ

14.0型で、全モデルがマルチタッチ(10点)に対応します。
- 2.8K 有機EL(2880×1800)
- WUXGA IPS液晶(1920×1200)、Privacy Guard対応モデルあり
Privacy Guardは横からの覗き見を防ぐ機能です。外出先で機密資料を扱う方には効いてきます。
カメラは全モデルにプライバシーシャッターが付きます。
キーボードと入力

6列89キーのJIS配列で、TrackPointと3ボタンクリックパッドを備えます。
2-in-1でもThinkPadのキーボードがそのまま使えるのは、この系統の強みです。
指紋センサーは電源ボタンと一体。IRカメラによる顔認証にも対応します。
バッテリーと携帯性

重量は約1.22kgから。バッテリーは57Whrです。
レノボの計測では、動画再生で約14.3時間、アイドル時で約33.5時間とされています。
Gen 11の約19.1時間と比べると5時間ほど短く、ここは世代差がはっきり出ています。長時間の外出が多い方は注意したい部分です。
4G LTE/5G Sub6に対応したモデルも選べます。
入出力端子

端子の構成は以下のとおりです。
| 位置 | 内容 |
| 左側面 | USB4(Thunderbolt 4対応)×2 HDMI マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック |
| 右側面 | USB 3.2 Gen1(Powered USB) USB 3.2 Gen1 ケーブルロックスロット |
Thunderbolt 4が2つ、USB Type-Aが2つ。Gen 11はThunderbolt 4が3つなので、ここは差があります。
有線LANとSDカードリーダーはありません。
無線はモデルによってWi-Fi 7とWi-Fi 6Eに分かれます。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。
まとめ

ThinkPad X1 2-in-1 Gen 10 Aura Editionのレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- 16コアのCPUとメモリ64GBに対応した2-in-1
- CPU性能は最新のGen 11とほぼ互角
- 重量は約1.22kg、動画再生 約14.3時間。携帯性では一歩譲る
CPU性能だけ見れば最新世代と並ぶので、価格が下がっていれば狙い目の機種です。
ただしバッテリー駆動時間は5時間ほど差があります。外出先で電源を確保しにくい使い方なら、Gen 11を選んだほうが安心です。
ペンを使わないのであれば、同じCPUを積んだX1 Carbon Gen 13 IALのほうが200g以上軽くなります。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




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