【レビュー】ThinkPad T16 Gen 5 AHP(16型 AMD) | NPU非搭載の廉価版

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ThinkPad T16 Gen 5 AHPの本体 ガジェット
引用元:Lenovo公式サイト

こんにちはマサです。

今回はThinkPad T16 Gen 5 AHP(16型 AMD)・ビジネス向けノートPCのレビューをしていきます。

結論からお伝えすると、

ThinkPad T16 Gen 5のAMD版のうち、型番末尾がAHPのモデルです。

同じ「T16 Gen 5 AMD」でも、AGPとは中身が違います。こちらはNPUを積まないRyzen 200 PROシリーズで、Copilot+ PCには対応しません。

テンキー付きの110キーと有線LANポートはそのままで、CPUとディスプレイで価格を抑えた構成です。

14型のT14 Gen 7 AHPを、そのまま16型にしたような位置づけになります。

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ThinkPad T16 Gen 5 AHP(16型 AMD)の評価

ThinkPad T16 Gen 5 AHPの本体
引用元:Lenovo公式サイト

総合点・・・・・・3.7
処理性能・・・・・3.0
コスパ・・・・・・4.5
携帯性・・・・・・2.5
入力・画面・・・・3.0
デザイン・堅牢性・4.5

※評価はmasalog運営者の主観です

各項目は1.0〜5.0で評価しています。

点数意味
5.0このクラスで最高水準
4.0十分に満足できる
3.0標準的。価格なりで不足はない
2.0用途によっては足りない
1.0おすすめしない

5項目の内容は以下のとおりです。

項目見ているもの
処理性能CPU・メモリ・ストレージ。事務作業や開発、Web会議の快適さ
コスパ絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか
携帯性重量・本体サイズ・バッテリー容量
入力・画面キーボードの打ちやすさ、ポインティングデバイス、ディスプレイの見やすさ
デザイン・堅牢性外観、筐体の素材、堅牢性試験への対応

総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。

向いている人

  • テンキー付きの16型を価格を抑えて買いたい方
  • メモリを後から増設したい方
  • 有線LANポートが必要な方
  • AI機能を使う予定がない方

向かない人

  • Copilot+ PCを使いたい方(NPU非搭載です)
  • 有機ELの画面が欲しい方
  • 2TBのSSDが必要な方(上限1TBです)
  • 持ち歩く時間が長い方(約1.74kg〜)

ThinkPad T16 Gen 5 AHP(16型 AMD)のスペック評価

各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。

各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。

項目基準にしている数値換算のしかた
CPUPassMark(CPU Mark)ノートPC向けCPU422件の最高値で10.0、中央値で5.0
メモリ容量8GB=5.0/16GB=7.0/32GB=9.0/64GB=10.0
ストレージ容量と規格256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5)
ディスプレイ解像度・パネル・リフレッシュレートフルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点
バッテリーバッテリー容量(Whr)50Whr=5.0/80Whr=8.0/100Whr=10.0
携帯性本体の重量0.8kg=10.0/1.2kg=8.0/1.6kg=6.0/2.0kg=4.0

CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。

カスタマイズで選べる最上位の構成で評価したものです。

携帯性の5.3は約1.74kgによるもの。16型のうえ有線LANポートも残しているので、数値は低く出ます。

CPUの6.3は8コアのRyzen 7 PRO 250によるものです。1世代前のアーキテクチャにあたります。

ディスプレイの6.0はWUXGA(1920×1200)のIPS液晶によるもの。この機種に有機ELの選択肢はありません。

ビジネスノートPCのスペック目安

どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。

CPUメモリストレージ
文書作成・Web会議が中心Intel Core Ultra 516GB256GB以上
表計算や資料作成が多いIntel Core Ultra 5〜716GB〜32GB512GB以上
開発・画像編集もするIntel Core Ultra 732GB1TB以上
動画編集や大きなデータを扱うIntel Core Ultra 7〜9
Intel Core Ultra X7〜X9
32GB〜64GB1TB以上

この機種は表の上から2行目まで対応できます。NPUがないのでAI機能は使えません。文書作成や表計算、データ入力といった用途に向く構成です。

ThinkPad T16 Gen 5 AHP(16型 AMD)のスペック

主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。

項目内容
OSWindows 11 Pro 64bit ほか ※選択可能
CPUAMD Ryzen 7 PRO 250
AMD Ryzen 5 PRO 230/PRO 215
※選択可能。いずれもNPU非搭載
メモリDDR5 SODIMM 16GB/32GB
最大64GB ※スロット数2。増設できます
ストレージ256GB/512GB/1TB SSD ※選択可能
グラフィックスAPU内蔵(AMD Radeon 780M/760M/740M)
※CPUにより異なります
ディスプレイ16.0型 WUXGA IPS液晶(1920×1200)マルチタッチ対応/省電力
16.0型 WUXGA IPS液晶(1920×1200)DBEF5
※選択可能。いずれも光沢なし
キーボード6列110キー JIS配列(テンキー付き)
TrackPoint + 3ボタンクリックパッド
カメラ5MP+IR/5MP
いずれもプライバシーシャッター付き
無線Wi-Fi 7 + Bluetooth 5.4
WWAN(4G LTE/5G Sub6)に対応 ※選択可能
本体寸法約 357.9 × 247.9 × 11.45(前端)〜23.8mm(最厚部)
重量約1.74kg〜
バッテリー60Whr/75Whr ※選択可能
カラーブラック

処理性能

CPUはRyzen 200 PROシリーズから3種類。最上位のRyzen 7 PRO 250が8コア16スレッドです。

同じT16 Gen 5のAMD版でも、型番末尾がAGPのモデルとはこれだけ違います。

項目T16 Gen 5 AHP(本機)T16 Gen 5 AGP
CPURyzen 200 PROシリーズRyzen AI 400シリーズ
NPUなしあり(Copilot+ PC対応)
メモリ上限64GB96GB
ストレージ上限1TB2TB
内蔵GPURadeon 780M/760M/740MRadeon 860M/840M
重量約1.74kg〜約1.74kg〜
有線LANありあり

いちばん大きな違いはNPUの有無です。本機はNPUを積まないのでCopilot+ PCには対応しません。

型番の末尾でCPU世代もメモリ上限も変わるので、注文時にAHPかAGPかを必ず確認してください。

CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。

メモリと拡張性

ThinkPad T16 Gen 5 AHPの内部構造とユーザー交換できる部品
引用元:Lenovo公式サイト

メモリはDDR5のSODIMMで、スロットが2つあります。最大64GBまでです。

オンボードではないので、購入後に自分で増設・交換できます。

ストレージは1TBまで。AGPは2TBまで選べるので、ここは差が付く部分です。

底面カバーを外して手を入れられる構造で、SSDも交換できる部品として扱われています。

ディスプレイ

ThinkPad T16 Gen 5 AHPのディスプレイ
引用元:Lenovo公式サイト

16.0型で、選べるのはWUXGA(1920×1200)のIPS液晶が2種類だけです。

  • WUXGA IPS液晶 マルチタッチ対応(10点)・省電力
  • WUXGA IPS液晶 DBEF5

有機ELの選択肢はありません。16型でWUXGAだと、文字やアイコンは大きめに表示されます。

DBEF5は輝度を保ちながら消費電力を抑える輝度向上フィルムです。

キーボードと入力

ThinkPad T16 Gen 5 AHPの天板
引用元:Lenovo公式サイト

6列110キーのJIS配列で、テンキーが付きます。TrackPointと3ボタンクリックパッドも備えます。

数字入力が多い仕事なら、外付けテンキーを持ち歩かずに済みます。

バックライト付きキーボードはカスタマイズで選びます。標準では付きません。

バッテリーと携帯性

ThinkPad T16 Gen 5 AHPを外出先で使っている様子
引用元:Lenovo公式サイト

重量は約1.74kgから。AGPと同じ筐体なので寸法も重量も変わりません。

バッテリーは60Whrと75Whrから選べます。価格を抑えたモデルですが、ここは上位と同じ選択肢です。

レノボは本機のJEITA 3.0による駆動時間を公表していません。この記事でも時間は書いていません。

WWANは4G LTEと5G Sub6に対応します。

入出力端子

ThinkPad T16 Gen 5 AHPの側面インターフェース
引用元:Lenovo公式サイト

端子の構成は以下のとおりです。

端子数
Thunderbolt 4(USB4/USB PD/DP Alt Mode)2
USB 5Gbps Type-A2(うち1つはAlways On)
HDMI1
有線LAN(RJ-45)1
マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック1

有線LAN(RJ-45)とUSB Type-A 2つを備えます。構成はAGP・Intel版と共通で、ここは削られていません。

据え置きで使う機種なので、有線LANが本体に付いているのは実用的です。

無線はWi-Fi 7とBluetooth 5.4に対応します。

レビューは以上です。

詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。

まとめ

ThinkPad T16 Gen 5 AHPを仕事で使っている様子
引用元:Lenovo公式サイト

ThinkPad T16 Gen 5 AHP(16型 AMD)のレビューをしました。

この機種の特徴は大きく分けて3つです。

  • NPU非搭載。Copilot+ PCには対応しない
  • テンキー付き110キーと有線LANはそのまま
  • メモリは2スロットで最大64GB。ストレージは1TBまで

T16 Gen 5の筐体・キーボード・端子をそのままに、CPUとディスプレイで価格を抑えたモデルです。

AI機能を使う予定がなく、画面もWUXGAで構わないなら、無駄のない選択になります。テンキーと有線LANが残っているのは実用的です。

Copilot+ PCや96GBのメモリが必要なら、同じT16 Gen 5のAGPを選ぶことになります。型番の末尾で中身が変わるので注意してください。

今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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