【レビュー】ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5(Intel) | 上限64GB

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ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5(Intel)の本体(前面) ガジェット
引用元:Lenovo公式サイト

こんにちはマサです。

今回はThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5(Intel)・ビジネス向け超小型デスクトップPCのレビューをしていきます。

結論からお伝えすると、

ThinkCentre neoのTinyシリーズで、第13世代のCore i5を積む構成です。約1.13kgです。

メモリスロットが2つあり、1つ空いています。上限は64GB。このシリーズではいちばん大きい数字です。

Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3を標準で積みます。

ただしNPUはありません。Copilot+ PCの条件は満たしません。

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ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5(Intel)の評価

ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5(Intel)の本体(前面)
引用元:Lenovo公式サイト

総合点・・・・・・3.6
処理性能・・・・・3.0
コスパ・・・・・・4.0
拡張性・端子・・・3.5
設置性・・・・・・5.0
デザイン・質感・・4.0

※評価はmasalog運営者の主観です

各項目は1.0〜5.0で評価しています。

点数意味
5.0このクラスで最高水準
4.0十分に満足できる
3.0標準的。価格なりで不足はない
2.0用途によっては足りない
1.0おすすめしない

5項目の内容は以下のとおりです。

項目見ているもの
処理性能CPU・メモリ・ストレージ。事務作業や制作の快適さ
コスパ絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか
拡張性・端子端子の種類と数、メモリやSSDの増設可否
設置性本体のサイズと重量、置き場所の自由度
デザイン・質感外観、筐体の素材、仕上げ

総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。

向いている人

  • メモリを64GBまで伸ばしたい方(2スロットのうち1つ空いています)
  • 無線を標準で使いたい方(Wi-Fi 6E/Bluetooth 5.3を搭載します)
  • SSDを増設したい方(M.2 2280が1つ空いています)
  • キーボードとマウスも込みで買いたい方(付属します)

向かない人

  • Copilot+ PCの機能を使いたい方(NPUがありません)
  • 処理性能を優先する方(第13世代のCore i5です)
  • 外部モニターを3台つなぎたい方(DisplayPortとHDMIの2系統です)
  • vProで管理したい方(非対応です)

ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5(Intel)のスペック評価

各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。

各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。

項目基準にしている数値換算のしかた
CPUPassMark(CPU Mark)ノートPC向けCPU427件の最高値で10.0、中央値で5.0
メモリ容量8GB=5.0/16GB=7.0/32GB=9.0/64GB=10.0
ストレージ容量と規格256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0
拡張性空きスロットと空きベイの数空きなし=5.0を基準に、メモリスロット空き+1.5/M.2空き1つにつき+1.0/PCIeスロット空き1つにつき+1.5/3.5型ベイ空き+1.0
映像出力同時に出せる画面数1画面=4.0/2画面=6.0/3画面=8.0/4画面=10.0
設置性本体の重量5kg=10.0/8kg=7.0/10kg=5.0

CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。

仕様書(2025年10月7日・製品番号 13C5S1F系)に載っている構成で評価したものです。このチャートには「ディスプレイ」と「バッテリー」の軸がありません。画面の付かないデスクトップだからです。グラフィックスの軸も外しています。CPU内蔵グラフィックスは比較表に載っていないため、換算すると0.0になってしまい、実態を表さないからです。ビジネス向けの機種なので、評価軸も仕事で効くところに寄せています。電源の軸は外しました。65W〜90WのACアダプターを当サイトの換算表(ゲーミングデスクトップ基準)に当てても実態を表さないためです。なおこの機種はノートPC向けのCPUを積むため、CPUの母数もノートPC向け(427件)で見ています。

CPUの5.5は8コアのCore i5-13420Hによるもの。PassMarkは16,774で、ノートPC向けCPU427件の中央値(14,657)を上回ります。

メモリの7.0は16GB(16GB×1)によるもの。DDR5 SODIMMで、2スロットのうち1つが空いています。上限は64GBです。

ストレージの7.0は512GBによるもの。256GBの構成もあります。M.2 2280スロットが2つあり、1つ空いています。

拡張性の7.5はメモリスロット空き1(+1.5)、M.2 2280空き1(+1.0)によるもの。M.2 2230は無線LANカードで埋まっており、PCI Expressスロットと拡張ベイはありません。

映像出力の6.0はDisplayPortとHDMIの2系統によるもの。設置性の10.0は約1.13kg(最大構成時)によるものです。

この世代はNPUの記載がありません。Copilot+ PCの条件は満たしません。

デスクトップPCのスペック目安

どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。

CPUメモリストレージ
Web・動画視聴・文書作成が中心Intel Core 5/Core Ultra 5
AMD Ryzen 5
16GB512GB以上
表計算や資料作成が多いIntel Core Ultra 5〜7
AMD Ryzen 7
16GB〜32GB512GB以上
写真編集・軽い動画編集をするIntel Core Ultra 7
AMD Ryzen 7
32GB1TB以上
3DやゲームもするIntel Core Ultra 7以上32GB以上1TB以上+独立GPU

この機種は表の上から2行目まで対応できます。メモリを64GBまで伸ばせるので、3行目に近い使い方にも寄せられますが、CPUの数値は中央値をわずかに上回る程度です。

ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5(Intel)のスペック

主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。

項目内容
筐体Tiny
OSWindows 11 Home/Pro 64bit(日本語版) ※構成により異なります
稼働確認:Windows 11 Home/Pro、Ubuntu LTS
CPUインテル Core i5-13420H プロセッサー(8コア・2.10GHz・キャッシュ12MB)
NPU:なし
※レノボの製品ページにはCore i3-1315U/Core 5 210H/Core 7 240Hもカスタマイズで選べるとあります
チップセットCPUに統合
インテルAMT・vPro:非対応
メモリ16GB(16GB×1)DDR5 SDRAM SODIMM
最大64GB/2スロット(空き1)
ストレージ256GB/512GB SSD(PCIe NVMe/M.2・OPAL2.0対応) ※構成により異なります
グラフィックスCPU内蔵(インテル UHD グラフィックス)
DisplayPort/HDMI 4096×2160ドット(アナログ出力なし)
拡張スロットPCI Express:なし
M.2 2230:1(空き0)/M.2 2280:2(空き1)
セキュリティTPM(TCG V2.0準拠)、パワーオンパスワード、ハードディスクパスワード、スーパーバイザーパスワード、ケーブルロックスロット
無線インテル Wi-Fi 6E AX211(a/b/g/n/ac/ax)
Bluetooth 5.3
有線LAN10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T(Wake on LAN対応)
オーディオHD Audio(オンボード)/モノラルスピーカー内蔵
内蔵カメラ・マイクロホンはありません
付属品フルサイズ スリム キーボード(109A 日本語・OADG準拠・USB)、光学ホイール・マウス(USB)
フロアスタンド、無線LAN用アンテナ×1、ACアダプター(90W)、電源コード
本体寸法約 36.5 × 182.9 × 179mm(縦置き)/約 179 × 182.9 × 36.5mm(横置き)
重量約1.13kg(最大構成時)
電源ACアダプター 90W(効率89%)
最大消費電力 90W
保証1年間・翌営業日オンサイト修理

処理性能

CPUはCore i5-13420Hです。8コアで2.10GHz、キャッシュ12MBという構成です。ノートPC向けのHシリーズをTinyの筐体に積んだ形です。

PassMarkは16,774。ノートPC向けCPU427件の中央値(14,657)を上回ります。事務作業や資料作成には十分ですが、余裕のある数値ではありません。

この世代はNPUがありません。仕様書の「NPU」欄は「なし」です。Copilot+ PCの条件は満たさないので、ローカルで動くAI機能が目的なら新しいGen 6が候補になります。

vProとインテルAMTにも非対応です。

グラフィックスはCPU内蔵のインテル UHD グラフィックスです。ゲームや3D制作には向きません。

なおレノボの製品ページのスペック欄には、カスタマイズでCore i3-1315U(10,962)/Core 5 210H(18,063)/Core 7 240H(23,978)も選べるとあります。仕様書に載っている直販の4構成はいずれもCore i5-13420Hです。注文画面に出る型番を確認してください。

CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。

メモリを64GBまで伸ばせる

ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5(Intel)を斜めから見たところ(側面の通気口)
引用元:Lenovo公式サイト

この機種の持ち味はメモリです。スロットが2つあり、1つ空いています。上限は64GBです。

16GB×1で出荷されるので、同容量を1枚足して32GBにも、2枚とも入れ替えて64GBにもできます。

ThinkCentre neoのTinyシリーズで見ると、Gen 6は16GBのオンボードで増やせず、Gen 7は1スロットで上限32GBです。64GBまで伸びるのはこのGen 5だけです。

DDR5のSODIMMなので、ノートPC用と同じ規格です。入手はしやすい部類です。

M.2 2280スロットも2つあり、1つ空いています。SSDを1枚増設できます。OPAL2.0対応なので暗号化も使えます。

ただしM.2 2230(WiFi用)は無線LANカードで埋まっています。PCI Expressスロットと拡張ベイはありません。

入出力端子

ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5(Intel)の入出力端子
引用元:Lenovo公式サイト

端子の構成は以下のとおりです。

端子数位置
USB-A(USB 3.2 Gen2)1前面
USB Type-C(USB 3.2 Gen2)1前面
USB-A(USB 3.2 Gen2)2背面
USB 2.0(Type-A)2背面
DisplayPort1背面
HDMI1背面
有線LAN(RJ-45)1背面
マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック1前面
VGAなし—

映像出力はDisplayPortとHDMIの2系統です。外部モニターを2台つなげます。どちらも4096×2160ドットまでです。VGAはありません。

レノボの製品ページには、オプショナルポートとして「RJ45ポート/シリアルポート/VGAポート/DisplayPort」から1つ追加できるとあります。3画面にしたいならDisplayPortを、古いモニターをつなぐならVGAを足す形になります。

USBは前面にType-AとType-Cが1つずつ、背面にType-Aが2つとUSB 2.0が2つです。前面のType-Aは1つだけなので、差し替えの多い機器が複数あると足りなくなります。

背面のType-AはUSB 3.2 Gen2なので、外付けSSDを常設しても速度は出ます。

有線LAN(1000BASE-T)と前面のコンボジャックを備えます。

無線と設置

ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5(Intel)の底面
引用元:Lenovo公式サイト

無線はインテル Wi-Fi 6E AX211とBluetooth 5.3を標準で積みます。無線LAN用のアンテナも1本付属します。

Wi-Fi 6Eなので6GHz帯も使えます。同じ50qシリーズではこの機種だけです(Gen 6はWi-Fi 6、Gen 7は標準では非搭載)。なお55qシリーズのRyzen 200シリーズ版はWi-Fi 7なので、そちらも6GHz帯に対応します。

有線LANは1000BASE-Tで、Wake on LANに対応します。

本体寸法は縦置きで約 36.5 × 182.9 × 179mm、横置きで約 179 × 182.9 × 36.5mm。重量は約1.13kg(最大構成時)です。フロアスタンドが付属します。

ACアダプターは90Wで、最大消費電力も90Wです。Gen 6とGen 7の65Wより大きくなります。

保証は1年間で、国内は翌営業日オンサイト修理です。保守活動の終了予定日は2031年10月31日とされています。

同じシリーズと比べる

ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5(Intel)の背面を手に持ったところ
引用元:Lenovo公式サイト

ThinkCentre neoのTinyシリーズ(50q)3世代で比べると、以下のようになります。

項目neo 50q Gen 5(本機)neo 50q Gen 6neo 50q Gen 7
CPUCore i5-13420H(16,774)Core Ultra 5 226V(17,929)Core 7 350(15,127)
NPUなし最大40TOPS(Copilot+ PC対応)最大17TOPS
メモリ上限64GB(2スロット・空1)16GB(オンボード)32GB(1スロット・空0)
M.2 2280 空き101
無線Wi-Fi 6E/Bluetooth 5.3Wi-Fi 6/Bluetooth 5.2標準では非搭載
重量約1.13kg約1.1kg約1.0kg
最大消費電力90W65W65W

こちらが上なのはメモリの上限と無線の規格です。50qシリーズのなかでは、64GBまで伸びるのもWi-Fi 6Eもこの機種だけです。

Gen 6が上なのはCPUの数値とNPU(最大40TOPS)、消費電力(65W)です。Copilot+ PCの機能が要るならGen 6になります。

Gen 7が上なのは重量(約1.0kg)だけで、CPU・NPU・メモリ・無線はどれもこの機種かGen 6が上に出ます。

「メモリをあとから足したい」「6GHz帯のWi-Fiを使いたい」という条件なら、世代は古くてもこの機種が合います。

筐体とセキュリティ

ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5(Intel)の前面を手に持ったところ
引用元:Lenovo公式サイト

本体は前面がシルバー系、側面と背面が黒という2色の仕上げです。側面には通気口が入ります。

レノボの製品ページは、この機種を「ダストシールドで物理的に守られている」と案内しています。ほこりの多い環境を意識した造りということですが、仕様書にダストシールドの記載はありません。

セキュリティ面では、TPM(TCG V2.0準拠)、パワーオンパスワード、ハードディスクパスワード、スーパーバイザーパスワードを備えます。ケーブルロックスロット(3×7mm)もあります。

ただしvProとインテルAMTには対応しません。リモートでBIOSを操作したり電源を入れたりする仕組みが要るなら、ThinkCentre M90q Tiny Gen 6などが候補になります。

オーディオはHD Audioで、モノラルスピーカーを内蔵します。内蔵カメラとマイクロホンはありません。

キーボードとマウスは付属します。フルサイズのスリム キーボード(109A 日本語・OADG準拠・USB)と光学ホイール・マウスです。

レビューは以上です。

詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。

まとめ

ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5(Intel)の前面を手に持ったところ
引用元:Lenovo公式サイト

ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5(Intel)のレビューをしました。

この機種の特徴は大きく分けて3つです。

  • メモリは2スロット・上限64GB。neoのTinyではいちばん大きい
  • Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3を標準搭載
  • NPUなし。Copilot+ PCの条件は満たさない

メモリをあとから増やしたい方、6GHz帯のWi-Fiを使いたい方に向いた機種です。2スロットで上限64GB、Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3を標準で積みます。

弱いのはAI機能とCPUの世代です。NPUがないのでCopilot+ PCの条件は満たさず、CPUも第13世代のCore i5です。

Copilot+ PCの機能が要るなら、同じシリーズのThinkCentre neo 50q Tiny Gen 6(NPU 最大40TOPS)という選択肢があります。ただしメモリは16GBのオンボードです。

今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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