こんにちはマサです。
今回はThinkBook 14 Gen 7(14型 AMD)・ビジネス向けノートPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
ThinkBookシリーズの14型、ひとつ前の世代のAMD版です。
CPUはRyzen 7000シリーズで、最上位のRyzen 7 7735HSは8コア16スレッドです。
重量は約1.36kgで、最新世代のAMD版と同じです。有線LANと4-in-1カードリーダーも本体に備えます。
ただしメモリは16GB、無線はWi-Fi 6、バッテリーは45Whrと、新しい世代より一段落ちる構成になります。
ThinkBook 14 Gen 7(14型 AMD)の評価

※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| 処理性能 | CPU・メモリ・ストレージ。事務作業や開発、Web会議の快適さ |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 携帯性 | 重量・本体サイズ・バッテリー容量 |
| 入力・画面 | キーボードの打ちやすさ、ポインティングデバイス、ディスプレイの見やすさ |
| デザイン・堅牢性 | 外観、筐体の素材、堅牢性試験への対応 |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 8コア16スレッドのCPUを安く手に入れたい方
- 端子の多さを重視する方(有線LAN・SDカードリーダー付き)
- 14型で軽さも欲しい方(約1.36kg)
- 構成を選ばず決まったものを買いたい方
向かない人
- メモリを32GB以上積みたい方(16GBです)
- バッテリーの持ちを重視する方(45Whrです)
- Wi-Fi 7が必要な方(Wi-Fi 6です)
- 高解像度の画面が欲しい方(WUXGAのみです)
ThinkBook 14 Gen 7(14型 AMD)のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU426件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=5.0/16GB=7.0/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5) |
| ディスプレイ | 解像度・パネル・リフレッシュレート | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| バッテリー | バッテリー容量(Whr) | 50Whr=5.0/80Whr=8.0/100Whr=10.0 |
| 携帯性 | 本体の重量 | 0.8kg=10.0/1.2kg=8.0/1.6kg=6.0/2.0kg=4.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
レノボの直販で確認できた構成で評価したものです。
CPUの6.4は8コア16スレッドのRyzen 7 7735HSによるもの。ひとつ前の世代ですが、いまでも事務作業には余裕があります。
バッテリーの4.5は45Whrによるもの。この表の中ではいちばん低い数値です。
メモリの7.0は16GB、ストレージの7.0は512GBによるもの。
ディスプレイの6.0は14.0型 WUXGA(1920×1200)のIPS液晶によるもの。
携帯性の7.2は約1.36kgによるもの。14型としては標準的です。
ビジネスノートPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | ストレージ | |
| 文書作成・Web会議が中心 | Intel Core Ultra 5 | 16GB | 256GB以上 |
| 表計算や資料作成が多い | Intel Core Ultra 5〜7 | 16GB〜32GB | 512GB以上 |
| 開発・画像編集もする | Intel Core Ultra 7 | 32GB | 1TB以上 |
| 動画編集や大きなデータを扱う | Intel Core Ultra 7〜9 Intel Core Ultra X7〜X9 | 32GB〜64GB | 1TB以上 |
この機種は表の上から2行目まで対応できます。メモリが16GBなので、開発や画像編集を本格的にやるなら新しい世代を見たほうが安全です。
ThinkBook 14 Gen 7(14型 AMD)のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| OS | Windows 11 Home 64bit(日本語版)/Windows 11 Pro 64bit |
| CPU | AMD Ryzen 7 7735HS(8コア16スレッド) AMD Ryzen 5 7535HS/7533HS(6コア12スレッド) AMD Ryzen 3 7335U(4コア8スレッド) ※モデルにより異なります |
| メモリ | DDR5 SODIMM 16GB ※仕様書の記載は「スロット数1(空0)・最大64GB」です |
| ストレージ | 512GB/256GB SSD(PCIe NVMe) |
| グラフィックス | APU内蔵(AMD Radeon 680M/660M グラフィックス) ※CPUにより異なります |
| ディスプレイ | 14.0型 WUXGA IPS液晶(1920×1200)約1,677万色・16:10 光沢なし・ブルーライト軽減 |
| キーボード | 6列86キー JIS配列 マルチタッチパッド、バックライト・キーボード |
| カメラ | FHD 1080p+IRカメラ/FHD 1080p いずれもプライバシーシャッター付き ※モデルにより異なります |
| カードスロット | 4-in-1メディアカードリーダー(SD/SDHC/SDXC/MMC) |
| 無線 | Wi-Fi 6対応(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n) Bluetooth 5.3 WWANには対応しません |
| 本体寸法 | 約 313.5 × 224 × 17.6mm |
| 重量 | 約1.36kg |
| バッテリー | 固定式 3セル 45Whr 動画再生時 約5.9〜6.2時間・アイドル時 約10.2〜11.0時間(JEITA 3.0) |
| カラー | アークティックグレー |
処理性能
CPUはRyzen 7000シリーズから4種類です。モデルによって載るものが変わります。
| CPU | コア/スレッド | PassMark | 内蔵グラフィックス |
| AMD Ryzen 7 7735HS | 8コア16スレッド | 22,161 | AMD Radeon 680M |
| AMD Ryzen 5 7535HS | 6コア12スレッド | 17,545 | AMD Radeon 660M |
| AMD Ryzen 5 7533HS | 6コア12スレッド | 14,898 | AMD Radeon 660M |
| AMD Ryzen 3 7335U | 4コア8スレッド | 12,367 | AMD Radeon 660M |
上と下では1.8倍ほどの差があります。Ryzen 3 7335Uは4コア8スレッドなので、事務作業に絞った用途向けです。
内蔵グラフィックスも最上位だけRadeon 680Mで、残りは660Mになります。
最新世代のAMD版と比べると、以下のようになります。
| 項目 | ThinkBook 14 Gen 7 AMD(本機) | ThinkBook 14 Gen 9 AMD |
| 最上位CPU | Ryzen 7 7735HS(8コア16スレッド・22,161) | Ryzen 7 250(8コア16スレッド・25,139) |
| グラフィックス | Radeon 680M/660M | Radeon 780M/740M |
| メモリ | 16GB | 16GB/32GB(2スロット) |
| 無線 | Wi-Fi 6 + BT 5.3 | Wi-Fi 7 + BT 5.4 |
| バッテリー | 45Whr | 48Whr |
| 重量 | 約1.36kg | 同じ |
重量は同じで、CPU・メモリ・無線は新しい世代が上回ります。価格差で選ぶ機種です。
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
ディスプレイ

14.0型 WUXGA(1920×1200)のIPS液晶です。選択肢はこれだけになります。
約1,677万色・16:10・光沢なしで、ブルーライト軽減に対応します。
色域と輝度はレノボ公式の仕様に記載がないため、色を厳密に見る仕事には向かないと考えたほうが安全です。
外部出力はHDMIで最大3840×2160/60Hz、USB Type-C経由で最大5120×2160/60Hzまでです。
2.8Kや有機ELは選べません。
入出力端子

端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 |
| USB Type-C(USB4・Video-out対応) | 1 |
| USB Type-C(USB 3.2 Gen2・Video-out対応) | 1 |
| USB-A(USB 3.2 Gen1) | 1 |
| USB-A(USB 3.2 Gen1・Powered USB) | 1 |
| HDMI | 1 |
| 有線LAN(RJ-45) | 1 |
| 4-in-1メディアカードリーダー | 1 |
| マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック | 1 |
USB Type-Cは2つあり、片方がUSB4、もう片方がUSB 3.2 Gen2です。どちらも映像出力に対応します。
有線LANと4-in-1メディアカードリーダーを本体に備えます。SD/SDHC/SDXC/MMCに対応します。
USB Type-Aは2つ。片方はPowered USBです。
WWANには対応しません。
メモリと拡張性

メモリはDDR5のSODIMMで16GBです。
ここは記載が食い違っています。仕様書には「メモリスロット数 1(空 0)」「最大64GB」とあり、レノボの製品ページには「16GB (8GBx2)」とあります。増設や交換を前提にするなら、公式サイトで実際の構成を確認してから買うのが安全です。
ストレージは512GBまたは256GBです。
底面カバーを外して手を入れられる構造です。
バッテリーと携帯性

重量は約1.36kgです。14型としては標準的で、最新世代のAMD版と同じ重さです。
バッテリーは45Whrです。動画再生時で約5.9〜6.2時間、アイドル時で約10.2〜11.0時間(JEITA 3.0)。CPUによって数値が変わります。
外で長く使うなら電源を探すことになる容量です。
本体の厚みは17.6mmです。付属のACアダプターは65Wです。
キーボードと筐体

6列86キーのJIS配列です。14型なのでテンキーはありません。バックライトは標準で付きます。
ポインティングデバイスはマルチタッチパッドです。指紋センサーも備えます。
カメラはモデルによってFHD 1080p+IRカメラ、またはFHD 1080pです。いずれもプライバシーシャッター付きです。
本体カラーはアークティックグレーです。オーディオはDolby Audioに対応します。
セキュリティはTPM 2.0と各種パスワードに対応します。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。
まとめ

ThinkBook 14 Gen 7(14型 AMD)のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- 8コア16スレッドのRyzen 7 7735HSまで。ひとつ前の世代
- 有線LANと4-in-1カードリーダーを本体に搭載
- メモリは16GB、Wi-Fi 6、バッテリー45Whr
ひとつ前の世代を安く手に入れたい方に向いた機種です。8コア16スレッドのCPUと端子の多さは、いまでも事務作業には十分です。
弱いのはメモリとバッテリーです。16GB・45Whrという構成は、長く使うことを考えると物足りません。
そこが気になるなら、最新のThinkBook 14 Gen 9(14型 AMD)という選択肢があります。メモリは2スロットで32GBまで、無線もWi-Fi 7に対応します。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




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