こんにちはマサです。
今回はLOQ 15IPH11 15.3型・ゲーミングノートPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
このノートPCは、LegionではなくLOQという下位ブランドのゲーミングノートPCです。
LOQはLegionより価格を抑えた位置づけで、本機もエントリーから中級者向けにあたります。ディスプレイは有機ELではなくIPS液晶で、解像度もWUXGAです。
一方でCPUはCore Ultra シリーズ3(Panther Lake)を搭載し、NPU内蔵のCopilot+ PCに対応しています。価格を抑えつつAI機能を使いたい方に向きます。
本体は約2.1kgです。
LOQ 15IPH11 15.3型の評価

※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| ゲーム性能 | CPU・GPU・ディスプレイのリフレッシュレートなど、ゲームの快適さに直結する性能 |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 携帯性 | 重量・本体サイズ・バッテリー容量 |
| 拡張性・端子 | 端子の種類と数、メモリやSSDの増設可否 |
| デザイン・質感 | 外観、筐体の素材、仕上げ |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 予算を抑えてゲーミングノートPCを買いたい方
- Copilot+ PCの機能を使いたい方
- 有機ELにこだわらない方
- 最新世代のCPUを試したい方
向かない人
- 有機ELの画質を求める方(本機はIPS液晶です)
- WQXGA以上の解像度が欲しい方(本機はWUXGAです)
- RTX 5070以上の性能が必要な方
LOQ 15IPH11 15.3型のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU426件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| グラフィックス | PassMark(G3D Mark) | ノートPC向けGPUの最高値で10.0、ミドルクラスで5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=5.0/16GB=7.0/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5) |
| ディスプレイ | 解像度・リフレッシュレート・パネル | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| バッテリー | バッテリー容量(Whr) | 50Whr=5.0/80Whr=8.0/100Whr=10.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
上位構成(Core Ultra 7 356H + RTX 5060 + 32GB + 1TB)で評価したものです。
ディスプレイの7.0が、Legionとの一番の差です。有機ELのLegion(8.5〜10.0)に対し、本機はIPS液晶でWUXGA解像度のため点数が下がります。
CPUは8.2で、価格を考えると健闘しています。Core Ultra シリーズ3は最新世代です。
※バッテリー容量はレノボ公式に記載がないため、同クラスのLOQとして60Whr相当で計算した推定値です。
ゲーミングノートPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、遊びたいゲームと設定によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | グラフィックボード | |
| 初級者 | Intel Core i5〜i7 Intel Core Ultra 5 AMD Ryzen 5〜7 | 16GB | RTX 3050以上 RTX 4050以上 RTX 5050以上 |
| 中級者 | Intel Core i7 Intel Core Ultra 7 AMD Ryzen 7 | 16GB〜32GB | RTX 3060以上 RTX 4060以上 RTX 5060以上 |
| 上級者 | Intel Core i7〜i9 Intel Core Ultra 7〜9 AMD Ryzen 7〜9 | 32GB | RTX 4070以上 RTX 5070以上 |
| 超上級者 | Intel Core i9 Intel Core Ultra 9 AMD Ryzen 9 | 32GB以上 | RTX 4080以上 RTX 5080以上 |
LOQ 15IPH11はCore Ultra 7とRTX 5050〜5060の組み合わせなので、表でいう初級者から中級者クラスにあたります。
LOQ 15IPH11 15.3型のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| CPU | インテル Core Ultra 7 プロセッサー 355(Pコア 最大4.70GHz) インテル Core Ultra 7 プロセッサー 356H ※構成により異なります |
| OS | Windows 11 Home 64bit |
| メモリ | 16GB/32GB DDR5-5600MT/s ※選択可能 |
| ストレージ | 512GB/1TB SSD(PCIe NVMe/M.2) ※選択可能 |
| グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 5050 Laptop GPU 8GB GDDR7 NVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPU ※構成により異なります |
| ディスプレイ | 15.3型 WUXGA(1920×1200)IPS液晶 16:10 リフレッシュレート:165Hz NVIDIA G-SYNC対応 |
| AI機能 | NPU内蔵(Copilot+ PC対応) |
| 冷却 | Hyperchamber Cooling(Falconファン+3D銅製ヒートパイプ) |
| 通信 | 有線LAN:イーサネット(RJ-45) |
| 本体寸法 | 約 344.9 × 254.83 × 20.9〜23.25mm |
| 重量 | 約2.1kg |
| カラー | ルナグレー |
ゲーム性能
CPUはCore Ultra 7、グラフィックスはRTX 5050またはRTX 5060です。
Core Ultra シリーズ3は2026年に登場した最新世代で、NPUを内蔵しています。LOQという下位ブランドながら、CPUは新しいものが載っています。
ただしグラフィックスはRTX 5060までです。重量級タイトルを高画質で動かすには物足りない場面もあります。
GPUの性能差が気になる方は、当サイトのGPU比較表もあわせてご確認ください。
ディスプレイ
15.3型のIPS液晶を搭載しています。
- 解像度:WUXGA(1920×1200)
- リフレッシュレート:165Hz
- パネル:IPS液晶
- NVIDIA G-SYNC対応
165Hzは十分な数値ですが、LegionシリーズがWQXGA(2560×1600)の有機ELなのに対し、本機はWUXGAのIPS液晶です。価格差が最も表れている部分だと思います。
とはいえG-SYNCに対応しているので、ティアリングのない滑らかな表示は得られます。
冷却システム

Hyperchamber Coolingという冷却機構を搭載しています。再設計されたFalconファンと密閉型エアフロー構造、3D銅製ヒートパイプの組み合わせです。
ゲーミングノートPCは、冷却が追いつかないと性能が落ちる(サーマルスロットリング)ことがあります。エントリー向けでも冷却に手を入れている点は実用面で意味があります。
AI機能

NPU内蔵でCopilot+ PCに対応しています。この価格帯でCopilot+ PCに対応するゲーミングノートPCは多くありません。
NPUはAI処理を低い消費電力でこなす専用の演算装置です。ビデオ会議の背景ぼかしやリアルタイム翻訳といった機能を、バッテリーを節約しながら動かせます。
NPUの詳細は、当サイトのCore Ultra解説記事でも触れています。
入出力端子

端子の構成は以下のとおりです。
| 種類 | 内容 |
| 映像・データ | HDMI Thunderbolt 4(Type-C/USB PD/DP) USB 10Gbps(Type-A/USB 3.2 Gen2) USB 5Gbps(Type-A/USB 3.2 Gen1)×2 |
| 電源・ネットワークほか | 電源コネクタ イーサネット・コネクター(RJ-45) マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック プライバシーシャッター(電子式)スイッチ |
Thunderbolt 4を備えており、外部ディスプレイや高速ストレージを接続できます。下位ブランドながら端子は充実しています。
一方で、SDカードリーダーは搭載されていません。
外観

カラーはルナグレーの1色です。
本体寸法は約344.9×254.83×20.9〜23.25mm、重量は約2.1kg。15型クラスとしては標準的です。
Legionほど作り込まれた外観ではありませんが、落ち着いた見た目で仕事に持ち出しても浮きにくいと思います。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。
まとめ

LOQ 15IPH11 15.3型のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- 価格を抑えつつCore Ultra シリーズ3を搭載
- NPU内蔵でCopilot+ PCに対応
- ディスプレイはIPS液晶のWUXGAで、Legionとの差が最も出る部分
予算を抑えてゲーミングノートPCを買いたい方に向いた機種です。CPUは最新世代でCopilot+ PCにも対応しており、価格のわりに中身は新しい構成です。
ただしディスプレイと最大GPUでLegionとの差がはっきり付いています。画質にこだわるならLegion、価格を優先するなら本機という選び分けになります。
ゲーミングノートPCの入門機として検討する価値があると思います。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。





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