こんにちはマサです。
今回はOMEN 35L Stealth Edition・ゲーミングデスクトップPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
HPのゲーミングデスクトップ「OMEN 35L Stealth Edition」です。ガラスのサイドパネルを使わない、シャドウブラックの落ち着いた外観のモデルです。このページで扱うのはオブシディアンモデル(GT17-0002jp)で、Ryzen 7 9800X3D・GeForce RTX 5070 Ti・メモリ32GB・SSD 2TBの構成です。
CPUクーラーは240mmの水冷で、電源は1000Wです。OSはWindows 11 Proです。
有線LANは2.5Gbps、無線はWi-Fi 7で、天面と背面に計11のUSBを備えます。
いっぽうでドライブベイはなく、キーボード・マウスは付属しません。
OMEN 35L Stealth Editionの評価
※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| ゲーム性能 | CPU・グラフィックボードなど、ゲームの快適さに直結する性能 |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 拡張性 | メモリ・ストレージ・グラフィックボードを後から足せるか。電源容量とスロット数 |
| 静音性・冷却 | 冷却方式とファン構成。高負荷時にどれだけ静かでいられるか |
| デザイン・質感 | 外観、筐体の素材、仕上げ |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 落ち着いた見た目のゲーミングPCが欲しい方(ガラスサイドパネルなしです)
- ゲーム向けのCPUを重視する方(96MBキャッシュのRyzen 7 9800X3Dです)
- WQHDや高リフレッシュレートでゲームをしたい方(RTX 5070 Tiです)
- あとから上位のGPUを考えたい方(電源は1000Wです)
向かない人
- 内部のライティングを見せたい方(サイドパネルはガラスではありません)
- HDDを増設したい方(ドライブベイがありません)
- キーボードとマウスも込みで買いたい方(付属しません)
- 置き場所が限られる方(約14.5kgです)
OMEN 35L Stealth Editionのスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | デスクトップPC向けCPU273件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| グラフィックス | PassMark(G3D Mark) | デスクトップPC向けGPU143件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=6.0/16GB=7.5/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5) |
| 電源 | 電源ユニットの定格W数 | 500W=5.0/750W=7.5/1000W=10.0 |
| 冷却 | 冷却方式 | 空冷=6.0/簡易水冷=8.0/280mm以上の水冷=9.5 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
詳細スペック(PDF)のオブシディアンモデル(GT17-0002jp)で評価しています。
CPUの7.0は8コア16スレッド・96MBキャッシュ・最大ブースト5.2GHzのRyzen 7 9800X3Dによるもの。PassMarkは39,926で、デスクトップPC向けCPU273件の中央値(21,753)の約1.8倍です。
グラフィックスの9.0はGeForce RTX 5070 Ti(16GB GDDR7)によるもの。PassMarkは32,327で、デスクトップPC向けGPU143件の中央値(15,042)の約2.1倍です。
メモリの9.0は32GB(16GB×2・DDR5-5600MT/s)/最大128GBによるものです。
ストレージの10.0は2TB(PCIe Gen4 NVMe M.2)によるものです。
電源の10.0は内蔵1000W(ATX3.1準拠・12V-2×6コネクタ・80PLUS Gold・Cybenetics ETA Platinum)、冷却の8.0は240mmの水冷クーラー(簡易水冷)によるものです。
ゲーミングデスクトップPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、遊びたいゲームと設定によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | グラフィックボード | |
| 初級者 | Intel Core Ultra 5 AMD Ryzen 5 | 16GB | RTX 3050以上 RTX 5050以上 |
| 中級者 | Intel Core Ultra 5〜7 AMD Ryzen 5〜7 | 16GB〜32GB | RTX 5060以上 RTX 5060 Ti以上 |
| 上級者 | Intel Core Ultra 7〜9 AMD Ryzen 7〜9 | 32GB | RTX 5070以上 RTX 5070 Ti以上 |
| 超上級者 | Intel Core Ultra 9 AMD Ryzen 9 | 32GB以上 | RTX 5080以上 RTX 5090 |
この構成は表の上から3行目(上級者)まで対応できます。GeForce RTX 5070 TiとRyzen 7 9800X3Dを積んでいるからです。
OMEN 35L Stealth Editionのスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| 筐体 | ミニタワー型(縦置き)・ガラスサイドパネルなし |
| モデル | GT17-0002jp(オブシディアンモデル) |
| OS | Windows 11 Pro |
| CPU | AMD Ryzen 7 9800X3D(8コア16スレッド・96MBキャッシュ・最大ブースト5.2GHz) |
| チップセット | AMD B850 |
| CPUクーラー | 240mm 水冷クーラー(第7世代Asetekポンプ) |
| メモリ | 32GB(16GB×2・DDR5-5600MT/s)/最大128GB |
| ストレージ | 2TB(PCIe Gen4 NVMe M.2) |
| グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti(16GB GDDR7) |
| 拡張スロット | PCI Express Gen5 x16×1(空き0)、PCI Express Gen4 x4×1(空き1) M.2×3(空き1) |
| ドライブベイ | なし |
| 有線LAN | 10/100/1000/2500Mbps |
| 無線 | Wi-Fi 7/Bluetooth 5.4 |
| サウンド | OMEN Audio Control・DTS:X Ultra 対応・スピーカーなし |
| 付属品 | キーボード・マウスなし |
| 本体寸法 | 約210×408×410mm(幅×奥行き×高さ) |
| 重量 | 約14.5kg |
| 電源 | 内蔵1000W(ATX3.1準拠・12V-2×6コネクタ・80PLUS Gold・Cybenetics ETA Platinum) |
| カラー | シャドウブラック |
CPUとグラフィックス
CPUはRyzen 7 9800X3D(8コア16スレッド・96MBキャッシュ・最大ブースト5.2GHz)で、グラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 5070 Ti(16GB GDDR7)です。
CPUのPassMarkは39,926、GPUは32,327です。デスクトップPC向けの中央値(CPU 21,753/GPU 15,042)をどちらも上回ります。
ページに載っているモデルは以下のとおりです。
| モデル | CPU | GPU | メモリ/SSD |
| オニキスプラスモデル(GT17-0001jp) | Ryzen 7 7800X3D | RTX 5070 | 32GB/2TB |
| オブシディアンモデル(GT17-0002jp・この記事の構成) | Ryzen 7 9800X3D | RTX 5070 Ti | 32GB/2TB |
| オブシディアンプラスモデル(GT17-0003jp) | Ryzen 7 9800X3D | RTX 5080 | 64GB/2TB |
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
冷却と電源
CPUクーラーは240mm 水冷クーラー(第7世代Asetekポンプ)です。
電源は内蔵1000W(ATX3.1準拠・12V-2×6コネクタ・80PLUS Gold・Cybenetics ETA Platinum)です。
拡張性
メモリは32GB(16GB×2・DDR5-5600MT/s)/最大128GBで、メモリスロットは4つ(DIMM)です。
拡張スロットはPCI Express Gen5 x16×1(空き0)、PCI Express Gen4 x4×1(空き1)、M.2×3(空き1)です。ドライブベイはありません。
入出力端子
端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 | 位置 |
| USB Type-C(10Gbps・電源オフUSBチャージ対応) | 1 | 天面 |
| USB Type-A(5Gbps・電源オフUSBチャージ対応) | 2 | 天面 |
| ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート | 1 | 天面 |
| USB Type-C(10Gbps・うち1つはDisplayPort 1.4) | 2 | 背面 |
| USB Type-A(5Gbps) | 2 | 背面 |
| USB 2.0(Type-A) | 4 | 背面 |
| HDMI 2.1b(GPU) | 1 | 背面 |
| DisplayPort 2.1b(GPU) | 3 | 背面 |
| 有線LAN(RJ-45・2.5Gbps) | 1 | 背面 |
| ライン出力・ライン入力・マイク入力 | 各1 | 背面 |
有線LANは10/100/1000/2500Mbps、無線はWi-Fi 7/Bluetooth 5.4です。キーボード・マウスとスピーカーは付属しません。
サイズと設置
本体は約210×408×410mm(幅×奥行き×高さ)の縦置きで、重量は約14.5kgです。サイドパネルはガラスではありません。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はHP公式サイトからご確認お願いします。
まとめ
OMEN 35L Stealth Editionのレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- Ryzen 7 9800X3D・RTX 5070 Ti・32GB・2TB
- 240mm水冷・1000W電源
- ガラスサイドパネルなしのシャドウブラック
Ryzen 7 9800X3DとGeForce RTX 5070 Tiを、ガラスを使わないシャドウブラックの35Lケースにまとめたゲーミングデスクトップです。性能はしっかり欲しいけれど、見た目は落ち着かせたい人に向いています。
注意したいのは、ドライブベイがないことです。中が見えるケースやHDDの増設を望むなら、3.5インチベイのあるOMEN 35L(AMD)と比べてから選ぶのがおすすめです。
今回の記事が少しでもデスクトップPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




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