今回は、私がビジネスやプライベートで実践している仮説思考の考え方を紹介します。
“仮説思考”の考え方は学生からビジネスマンまで、重要なスキルです。
日常のなぜ?からビジネスや、プライベートでも仮説思考を実践しましょう。
本日の記事を全て読んでいただいたら、
①仮説思考の考え方
②普段のなぜ?から仮説思考をトレーニングする感覚
を感じてもらえると思います。
日頃のなぜ?を少し深堀りすれば違う景色が見えるかもしれないです。
それでは、私が日常で実践した例を参考にしつつ、是非皆さんも実践してみてください。
日常の仮説思考
2時間かけて行く、出張先に飛行機で移動したら、15分も早く行き先に到着しました。
よく行く出張先だっただけに、今まで到着時刻よりも15分も早く着くことなんてなかったので、
なぜ?と思い、気になって、思い当たる要因を仮説思考を使って、論点を洗い出してみました。
まず、”到着時刻よりも早く行き先に着く”要因となる論点を洗い出すと、
下記の2つが考えられると思います。
【到着時刻よりも早く行き先に着く要因は?】
①出発時刻より早く出発したのか?
②離陸→着陸間の移動が予定以上にスムーズだったのか?
今回に限っては、私が出発10分前に搭乗し、そこからもキャビンアテンダントがシートベルトの使い方の実演などがあったため、ほとんど出発予定時刻通りに離陸しました。
よって、考えられる要因は②となる。
では次に、なぜ今回は②離陸→着陸間の移動が予定以上にスムーズだったのか?を考えてみると、下記の4つの要因が考えられる。
【なぜ、到着時刻よりも早く行き先に着いたのか?】
①パイロットによる要因
→操縦スキルなど
②飛行機による要因
→新しい飛行機だったなど
③飛行機の外からくる要因
→風が弱かったなど
④搭乗していた人による要因
→トラブルを起こすような搭乗客がいなかったなど
ここで重要なのが、上記の論点以外に、追加するべき論点や、
各論点でダブることがないように論点を洗い出すことがポイントです。
(論点がMECEになっているなどと表現することもあります)
そして、その要因のいずれか、もしくは全部が作用し、
15分早く到着したという結果がもたらされたと考えることができます。
実はこのような考え方を”仮説思考”と言います。
この考え方はビジネスでも、プライベートでも、自分の考えをスッキリさせ、
問題の原因特定や、解決策を効率的に見つけることができます。
参考になった本
本のタイトルの通り、仮説思考について書かれた本で、個人的に面白いと思ったところは仮説思考と対照的な言葉として網羅思考を上げています。
網羅思考とは、できるだけ多くの情報を集めて、問題や解決策を出すという思考方法で、
網羅思考だと仕事で成果が上がらない理由や仮説を立てるステップや重要性が書かれています。
より深く仮説思考について学びたい方は読むと新たな学びが得られると思いますので、
おすすめの一冊です。
今回のまとめ
今回は”仮説思考”について書いてみました。
この考え方はビジネスでも、プライベートでも、自分の考えをスッキリさせ、問題の原因特定や、解決策立案に大きく貢献します。
まずは日頃のなぜ?から、その要因を解き明かしていくきっかけになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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