【レビュー】ASUS TUF Gaming A16(FA608PM) | 16コア32スレッドの16型

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ASUS TUF Gaming A16(FA608PM)を閉じた状態 ASUS
引用元:ASUS公式サイト

こんにちはマサです。

今回はASUS TUF Gaming A16(FA608PM)・ゲーミングノートPCのレビューをしていきます。

結論からお伝えすると、

16型のゲーミングノートPCです。このページで扱うのはASUS Store限定モデル(FA608PM-R9R5060S)で、Ryzen 9 8940HXとRTX 5060 Laptop GPUの構成です。

CPUは16コア32スレッド。メモリ32GB、ストレージ512GB、バッテリーは90Whです。

メモリもSSDも2スロットで、あとから足せます。有線LANとUSB Type-Aが3つあり、端子まわりも充実しています。

いっぽうで重量は約2.3kg、ACアダプターは280W。持ち歩きより据え置き向きです。

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ASUS TUF Gaming A16(FA608PM)の評価

ASUS TUF Gaming A16(FA608PM)を開いたところ icon
引用元:ASUS公式サイトicon

総合点・・・・・・4.1
ゲーム性能・・・・4.0
コスパ・・・・・・3.5
携帯性・・・・・・3.0
拡張性・端子・・・4.5
デザイン・質感・・3.5

※評価はmasalog運営者の主観です

各項目は1.0〜5.0で評価しています。

点数意味
5.0このクラスで最高水準
4.0十分に満足できる
3.0標準的。価格なりで不足はない
2.0用途によっては足りない
1.0おすすめしない

5項目の内容は以下のとおりです。

項目見ているもの
ゲーム性能CPU・GPU・ディスプレイのリフレッシュレートなど、ゲームの快適さに直結する性能
コスパ絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか
携帯性重量・本体サイズ・バッテリー容量
拡張性・端子端子の種類と数、メモリやSSDの増設可否
デザイン・質感外観、筐体の素材、仕上げ

総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。

向いている人

  • CPUの処理性能も欲しい方(Ryzen 9 8940HXは16コア32スレッドです)
  • あとからメモリやSSDを足したい方(どちらも2スロットです)
  • 有線LANやUSB Type-Aを多くつなぐ方(RJ45とType-A×3があります)
  • バッテリー容量を重視する方(90Whです)

向かない人

  • 持ち歩きが多い方(約2.3kg、ACアダプターは280Wです)
  • 高い解像度の画面が欲しい方(1,920×1,200です)
  • NPUを使うAI機能が目的の方(Ryzen 9 8940HXにNPUはありません)
  • ストレージ容量を最初から確保したい方(この構成は512GBです)

ASUS TUF Gaming A16(FA608PM)のスペック評価

各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。

各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。

項目基準にしている数値換算のしかた
CPUPassMark(CPU Mark)ノートPC向けCPU443件の最高値で10.0、中央値で5.0
グラフィックスPassMark(G3D Mark)ノートPC向けGPUの最高値で10.0、ミドルクラスで5.0
メモリ容量8GB=6.0/16GB=7.5/32GB=9.0/64GB=10.0
ストレージ容量と規格256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5)
ディスプレイ解像度・リフレッシュレート・パネルフルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点
バッテリーバッテリー容量(Whr)50Whr=5.0/80Whr=8.0/100Whr=10.0

CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。

ASUS Storeで売られている構成(Ryzen 9 8940HX・RTX 5060 Laptop GPU・32GB・512GB)で評価しています。

CPUのRyzen 9 8940HXはPassMark 49,372で、ノートPC向けCPU443件の中央値(14,649)の3.4倍です。GPUよりもCPU側が強い構成です。

グラフィックスのRTX 5060 Laptop GPUは当サイトの比較表で16,758。ノート向けGPUのミドルクラスの基準にしている13,000の1.3倍です。

ディスプレイの7.0は、1,920×1,200で165Hzという組み合わせによるものです。

バッテリーの9.0は90Whによるものです。16型のゲーミングノートPCとしては大きい部類に入ります。

ゲーミングノートPCのスペック目安

どのくらいのスペックが必要かは、遊びたいゲームと設定によって変わります。目安は以下のとおりです。

CPUメモリグラフィックボード
初級者Intel Core i5〜i7
Intel Core Ultra 5
AMD Ryzen 5〜7
16GBRTX 3050以上
RTX 4050以上
RTX 5050以上
中級者Intel Core i7
Intel Core Ultra 7
AMD Ryzen 7
16GB〜32GBRTX 3060以上
RTX 4060以上
RTX 5060以上
上級者Intel Core i7〜i9
Intel Core Ultra 7〜9
AMD Ryzen 7〜9
32GBRTX 4070以上
RTX 5070以上
超上級者Intel Core i9
Intel Core Ultra 9
AMD Ryzen 9
32GB以上RTX 4080以上
RTX 5080以上

この構成は表の中級者の行に当てはまります。RTX 5060 Laptop GPUとメモリ32GBという組み合わせだからです。CPUだけは超上級者の行(Ryzen 9)に届くので、ゲームの配信や動画の書き出しを同時にやる使い方とは相性がいいです。重いタイトルを高設定で動かしたいなら、同じ筐体のRTX 5070構成が候補になります。

ASUS TUF Gaming A16(FA608PM)のスペック

主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。

項目内容
筐体16型ゲーミングノートPC
モデル番号FA608PM-R9R5060S(ASUS Store限定)
OSWindows 11 Home 64ビット
CPUAMD Ryzen 9 8940HX(16コア32スレッド)
グラフィックスNVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPU(8GB GDDR7)
最大115W/NVIDIA Optimus対応
メモリ32GB(16GB×2 DDR5-5600)
2スロット(ASUSの製品ページは「アップグレード可能なデュアルRAM」と案内)
ストレージSSD 512GB(PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2)
M.2は2スロット
ディスプレイ16.0型ワイド 1,920×1,200 ノングレア(NTSC 72%)
リフレッシュレート:165Hz/応答速度3ms(ASUSの製品ページの記載)
NVIDIA G-SYNC対応/MUXスイッチ+NVIDIA Advanced Optimus
冷却第2世代 Arc Flow Fans 2基+フルワイドヒートシンク
入出力USB3.2 Gen2(Type-C・映像出力/給電対応)×1
USB3.2 Gen2(Type-C・映像出力対応)×1
USB3.2 Gen2(Type-A)×3
HDMI×1
有線LAN(RJ45)×1
コンボジャック×1
キーボードRGBバックライト付きキーボード(打鍵距離1.7mm・オーバーストローク対応)
無線Wi-Fi 6E(802.11ax)/Bluetooth 5.4
カメラ207万画素赤外線(IR)カメラ(Windows Hello 顔認証対応)
サウンドステレオスピーカー(2W×2)、アレイマイク内蔵
バッテリー90Wh(4セル リチウムポリマー)
消費電力最大約280W
堅牢性MIL-STD-810H準拠
サイズ幅354.0×奥行き269.0×高さ17.9〜27.3mm(突起部除く)
重量約2.3kg

CPUはRyzen 9 8940HX(16コア32スレッド)

ASUS TUF Gaming A16(FA608PM)を開いたところ icon
引用元:ASUS公式サイトicon
CPUコア数スレッド数クロック(最大)TDPPassMark
Ryzen 9 8940HX16コア32スレッド5.3GHz55W49,372
Ryzen 7 260(同じ筐体の下位構成)8コア16スレッド5.1GHz45W27,938

CPUはRyzen 9 8940HX。16コア32スレッドで、最大5.3GHzまで上がります。PassMarkは49,372で、ノートPC向けCPU443件の中央値(14,649)の3.4倍です。

HXシリーズはデスクトップ寄りの設計で、全コアを使う作業に強いのが特長です。ゲームの配信や動画の書き出しを並行してやる使い方だと、この差が効いてきます。

いっぽうでNPUはありません。NPUでAI機能を動かしたい場合は、同じ筐体のRyzen 7 260構成(NPU 最大16 TOPS)か、Ryzen AI 300シリーズを積む機種が対象になります。

CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。

GPUはRTX 5060 Laptop GPUを最大115Wで

ASUS TUF Gaming A16(FA608PM)の内部と冷却機構 icon
引用元:ASUS公式サイトicon
GPUビデオメモリPassMark(G3D Mark)
RTX 5060 Laptop GPU8GB GDDR716,758
RTX 5070 Laptop GPU(上位構成)8GB GDDR719,118
RTX 5050 Laptop GPU(下位構成)8GB GDDR714,030

この構成のGPUはRTX 5060 Laptop GPUで、ビデオメモリは8GB GDDR7。ASUSの表記では最大115Wです。

当サイトの比較表では16,758。ノート向けGPUのミドルクラスの基準にしている13,000の1.3倍で、1,920×1,200の画面で165Hzを狙うには手頃な位置です。

同じ筐体にはRTX 5070(19,118)とRTX 5050(14,030)の構成もあります。画面は共通なので、フレームレートをどこまで求めるかで選ぶことになります。

GPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。

画面は16.0型・1,920×1,200の165Hz

ASUS TUF Gaming A16(FA608PM)のキーボードのバックライト icon
引用元:ASUS公式サイトicon

ディスプレイは16.0型の1,920×1,200でノングレア。ASUSの製品ページでは、リフレッシュレート165Hz・応答速度3ms・NVIDIA G-SYNC対応と案内されています。

MUXスイッチとNVIDIA Advanced Optimusにも対応します。内蔵GPUを介さずに描画を回せるので、フレームレートを優先したいときに効いてきます。

当サイトの換算では7.0。解像度は標準的ですが、165Hzというリフレッシュレートぶんが上乗せされています。

なお、ASUS日本の仕様表のこの構成の欄には、リフレッシュレートの記載がありません。数値は製品ページ側の記載です。

冷却は第2世代Arc Flow Fans

ASUS TUF Gaming A16(FA608PM)の基板とヒートパイプ icon
引用元:ASUS公式サイトicon

冷却は第2世代のArc Flow Fansを2基と、フルワイドのヒートシンクを組み合わせた構成です。

ACアダプターは280W。CPUが16コア32スレッド、GPUが最大115Wという構成なので、電源まわりも相応の大きさになります。

筐体はMIL-STD-810Hのテストをクリアしています。キーボードは打鍵距離1.7mmで、キーが高い位置で反応するオーバーストローク技術に対応します。

端子はRJ45とUSB Type-A×3

ASUS TUF Gaming A16(FA608PM)のキーボード面 icon
引用元:ASUS公式サイトicon

端子の構成は以下のとおりです。

端子数
USB3.2 Gen2(Type-C・映像出力/給電対応)1
USB3.2 Gen2(Type-C・映像出力対応/給電非対応)1
USB3.2 Gen2(Type-A)3
HDMI1
有線LAN(RJ45)1
マイク/ヘッドホン/ヘッドセット・コンボジャック1

Type-Cは2つで、片方だけが給電に対応します。もう片方は映像出力とデータ転送のみで、本機への給電はできません。

USB Type-Aが3つ、有線LAN(RJ45)もあります。マウス・キーボード・外付けストレージを挿したまま有線でつなげるのは、据え置きで使うときに効いてきます。

カメラは207万画素の赤外線カメラで、Windows Helloの顔認証が使えます。

メモリもSSDも2スロット

ASUS TUF Gaming A16(FA608PM)の天板 icon
引用元:ASUS公式サイトicon

メモリとSSDは、どちらも2スロットです。ASUSの製品ページでは「アップグレード可能なデュアルRAMとSSDストレージスロット」と案内されています。

出荷構成はメモリ32GB・SSD 512GB。ストレージが512GBなので、足りなくなったらM.2をもう1枚足す、という使い方ができます。

ASUS Storeに並んでいる2025年モデルの構成は以下のとおりです。

グラフィックスCPUメモリ/ストレージ
RTX 5070 LaptopRyzen 9 8940HX32GB/1TB・16GB/1TB
RTX 5060 LaptopRyzen 9 8940HX32GB/1TB・32GB/512GB・16GB/1TB・16GB/512GB
RTX 5060 LaptopRyzen 7 26032GB/1TB
RTX 5050 LaptopRyzen 7 26016GB/1TB

レビューは以上です。

詳細について気になる方はASUS公式サイトからご確認お願いします。

まとめ

ASUS TUF Gaming A16(FA608PM)のキーボード面 icon
引用元:ASUS公式サイトicon

ASUS TUF Gaming A16(FA608PM)のレビューをしました。

この機種の特徴は大きく分けて3つです。

  • Ryzen 9 8940HX(16コア32スレッド)で、CPU側が強い構成
  • RTX 5060 Laptop GPUを最大115W、画面は1,920×1,200の165Hz
  • メモリ・SSDとも2スロットで、90Whバッテリーと有線LAN付き

16型の1,920×1,200・165Hzの画面に、Ryzen 9 8940HXとRTX 5060 Laptop GPUを組み合わせたゲーミングノートPCです。CPUが16コア32スレッドあるので、ゲーム以外の重い作業にも回せます。

注意したいのは、重量が約2.3kgでACアダプターが280Wと大きいこと、ストレージが512GBであることです。GPUを優先するならRTX 5070の構成、価格を抑えるならRyzen 7 260の構成が候補になります。

今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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