【レビュー】ThinkCentre M70t Tower Gen 6(Intel) | 上限128GB

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【レビュー】ThinkCentre M70t Tower Gen 6(Intel) | 上限128GB ガジェット
引用元:Lenovo公式サイト

こんにちはマサです。

今回はThinkCentre M70t Tower Gen 6(Intel)・ビジネス向けデスクトップPCのレビューをしていきます。

結論からお伝えすると、

ThinkCentre Mシリーズのタワーで、上位のM90tより一回り小さい機種です。約145×296×346mm、約5.7kgです。

メモリは4スロットで上限128GB。上位のM90tと同じで、neo 50tの2倍あります。

背面のUSBが4つともUSB 3.2 Gen1です。USB 2.0が混ざっていません。

直販モデルの1つはCore Ultra 5 235でvProに対応します。遠隔管理が要る運用でも選べます。

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ThinkCentre M70t Tower Gen 6(Intel)の評価

【レビュー】ThinkCentre M70t Tower Gen 6(Intel) | 上限128GB
引用元:Lenovo公式サイト

総合点・・・・・・3.9
処理性能・・・・・3.5
コスパ・・・・・・4.0
拡張性・端子・・・4.0
設置性・・・・・・4.0
デザイン・質感・・4.0

※評価はmasalog運営者の主観です

各項目は1.0〜5.0で評価しています。

点数意味
5.0このクラスで最高水準
4.0十分に満足できる
3.0標準的。価格なりで不足はない
2.0用途によっては足りない
1.0おすすめしない

5項目の内容は以下のとおりです。

項目見ているもの
処理性能CPU・メモリ・ストレージ。事務作業や制作の快適さ
コスパ絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか
拡張性・端子端子の種類と数、メモリやSSDの増設可否
設置性本体のサイズと重量、置き場所の自由度
デザイン・質感外観、筐体の素材、仕上げ

総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。

向いている人

  • メモリを大きく積みたい方(4スロットで上限128GBです)
  • 背面に挿した周辺機器も速く使いたい方(背面USB 4つがすべてGen1です)
  • vProで管理したい方(Core Ultra 5 235の直販モデルがあります)
  • 3画面で作業したい方(HDMIとDisplayPort×2で3系統です)

向かない人

  • グラフィックボードを足したい方(電源が260Wで、PCI Express x16は1本です)
  • HDDを何台も入れたい方(3.5型は1つ、2.5型は1つです)
  • 机の上に置きたい方(高さ346mm・約5.7kgです)
  • 無線LANを標準で使いたい方(カスタマイズで足す必要があります)

ThinkCentre M70t Tower Gen 6(Intel)のスペック評価

各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。

各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。

項目基準にしている数値換算のしかた
CPUPassMark(CPU Mark)デスクトップPC向けCPU272件の最高値で10.0、中央値で5.0
メモリ容量8GB=6.0/16GB=7.5/32GB=9.0/64GB=10.0
ストレージ容量と規格256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0
映像出力同時に出せる画面数1画面=4.0/2画面=6.0/3画面=8.0/4画面=10.0
電源電源ユニットの定格W数500W=5.0/750W=7.5/1000W=10.0
設置性本体の重量5kg=10.0/8kg=7.0/10kg=5.0

CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。

直販モデルのうち構成がいちばん厚いもの(製品番号 12YHCTO1WWJP5)で評価したものです。このチャートには「ディスプレイ」と「バッテリー」の軸がありません。画面の付かないデスクトップだからです。グラフィックスの軸も外しています。CPU内蔵グラフィックスは比較表に載っていないため、換算すると0.0になってしまい、実態を表さないからです。ビジネス向けの機種なので、評価軸も仕事で効くところに寄せています。

CPUの6.1は10コアのCore Ultra 5 225によるもの。PassMarkは30,318で、デスクトップPC向けCPU272件の中央値(21,753)を上回ります。

メモリの7.5は16GBによるもの。DDR5-5600のUDIMMで、4スロット・上限128GBです。

ストレージの7.0は512GBによるもの。M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4のSSDです。

映像出力の8.0はHDMIとDisplayPort×2の3系統によるものです。

電源の2.6は内蔵260Wによるもの。当サイトの換算表はゲーミングデスクトップを基準に作っているため、この数値はそのまま弱点とは読めません。ただしグラフィックボードを足す余地が小さいことは示しています。

設置性の9.3は約5.7kg(最大構成)によるものです。

NPUは最大13TOPS(インテル AI Boost)で、Copilot+ PCの条件(40TOPS以上)には届きません。そのためNPUの軸は入れていません。

デスクトップPCのスペック目安

どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。

CPUメモリストレージ
Web・動画視聴・文書作成が中心Intel Core 5/Core Ultra 5
AMD Ryzen 5
16GB512GB以上
表計算や資料作成が多いIntel Core Ultra 5〜7
AMD Ryzen 7
16GB〜32GB512GB以上
写真編集・軽い動画編集をするIntel Core Ultra 7
AMD Ryzen 7
32GB1TB以上
3DやゲームもするIntel Core Ultra 7以上32GB以上1TB以上+独立GPU

この機種は表のいちばん下の行まで対応できます。ただし電源が260Wなので、あとから足すグラフィックボードは補助電源の要らないものに限られます。

ThinkCentre M70t Tower Gen 6(Intel)のスペック

主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。

項目内容
筐体タワー
OSWindows 11 Pro 64bit/Windows 11 Home 64bit ※構成により異なります
CPUインテル Core Ultra プロセッサー(シリーズ2)ファミリー(カスタマイズによる選択)
直販モデルは Core Ultra 5 プロセッサー 225(Pコア最大4.90GHz/Eコア最大4.40GHz)と Core Ultra 5 プロセッサー 235 vPro対応(Pコア最大5.00GHz/Eコア最大4.40GHz)
NPUインテル AI Boost(CPU内蔵・最大13TOPS)
vPro対応(Core Ultra 5 プロセッサー 235以上が必要)
メモリ8GB/16GB DDR5-5600MT/s UDIMM ※構成により異なります
最大128GB/4スロット
ストレージ256GB/512GB SSD(M.2 2280・PCIe-NVMe Gen4) ※構成により異なります
HDDは3.5型×1・2.5型×1まで搭載可能
光学ドライブウルトラスリムDVDスーパーマルチドライブ(直販3モデル中1モデル)/5.25型×1(9.0mm)
メディアカードリーダー3-in-1 カードリーダーを搭載可能(カスタマイズ)
グラフィックスCPU内蔵(インテル グラフィックス)
インテル Arc A310 4GB/GeForce RTX 3050 6GB をカスタマイズで選択可能(後日提供予定)
最大解像度 DisplayPort 5120×2880ドット/HDMI 4096×2160ドット
拡張スロットPCI Express x16:1(空き1)Full Height
PCI Express x1:2(空き2)Full Height
M.2 2230(WiFi用):1(空き1)/M.2 2280:2(空き2)
セキュリティTPM(TCG v2.0準拠)、パワーオンパスワード、ハードディスクパスワード、アドミニストレーターパスワード、セキュリティキーホール
筐体内部ロック/シャーシイントルージョンスイッチを搭載可能(カスタマイズ)
無線カスタマイズによる選択(標準では非搭載)
有線LAN10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T(Wake on LAN対応)オンボード
スピーカー内蔵スピーカー
本体寸法約 145 × 296 × 346mm(幅×奥行×高さ)
重量約5.7kg(最大構成)
電源内蔵電源ユニット タワー型260W(効率90%) ※直販3モデルとも同じ
保証1年間 プレミアサポート(直販モデルの表示)

メモリは4スロットで上限128GB

ThinkCentre M70t Tower Gen 6(Intel)の本体を側面から見たところ(通気口)
引用元:Lenovo公式サイト

メモリスロットは4つ、上限は128GBです。上位のM90t Tower Gen 6と同じ構成で、ThinkCentreのMシリーズとneoシリーズのタワーでは最大です。

規格はDDR5-5600MT/sのUDIMMです。直販モデルは8GB(1モデル)または16GB(2モデル)で出荷されます。4スロットあるので、出荷時のモジュールを残したまま足せます。

ThinkCentre neo 50t Tower Gen 6は2スロットで上限64GBです。前の世代のneo 50t Tower Gen 5も同じく2スロット・64GBです。ここは明確な差になります。なお最上位のThinkCentre X Towerだけは4スロットで上限256GBです。

ストレージは256GBまたは512GBのM.2 2280 SSD(PCIe-NVMe Gen4)です。M.2 2280スロットは2つあるので、出荷時のSSDに加えてもう1枚ぶんの余地が残ります。

HDDベイは3.5型が1つと2.5型が1つ。3.5型は標準搭載、2.5型はオプションです。上位のM90tは3.5型が2つなので、ここは一段小さくなります。

背面のUSBが4つともGen1

ThinkCentre M70t Tower Gen 6(Intel)の入出力端子
引用元:Lenovo公式サイト

端子の構成は以下のとおりです。

端子数位置
USB-A(USB 3.2 Gen2)2前面
USB-A(USB 3.2 Gen1)2前面
USB Type-C(USB 3.2 Gen1・最大15W給電)1前面
USB-A(USB 3.2 Gen1)4背面
DisplayPort2背面
HDMI1背面
有線LAN(RJ-45)1背面
マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック1前面
ライン出力1背面

背面のUSBは4つで、すべてUSB 3.2 Gen1です。USB 2.0が混ざっていません。

これは地味ですが効きます。上位のM90t Tower Gen 6もThinkCentre neo 50t Tower Gen 6も、背面はGen1が2つとUSB 2.0が2つという構成です。ThinkCentre M75t Tower Gen 5にいたっては背面4つが全部USB 2.0です。

背面には外付けHDDやプリンターのような、挿しっぱなしにする機器をつなぐことが多くなります。そこが全部5Gbps以上というのは実用上の利点です。

前面はUSB 3.2 Gen2が2つ、Gen1が2つ、Type-Cが1つ。Type-CはGen1で、最大15Wの給電に対応します。USBは前面5つと背面4つで合計9つです。

カスタマイズでシリアルポートを最大2つ、PS/2ポートを2つ、パラレルポートを追加できます。

3画面まで出せる

ThinkCentre M70t Tower Gen 6(Intel)を2画面につないで使っているところ
引用元:Lenovo公式サイト

映像出力はHDMIが1つとDisplayPortが2つで、3画面まで出せます。レノボの製品ページも「トリプルディスプレイ機能」として挙げています。

解像度はDisplayPortが5120×2880ドット、HDMIが4096×2160ドットまでです。5K相当の表示に対応します。

独立型ビデオカードを足せば、ポートはさらに増えます。カスタマイズではインテル Arc A310 4GBとGeForce RTX 3050 6GBを選べるとされています(後日提供予定)。

ただし電源は260Wです。補助電源の要るカードを入れる余地は小さいので、増設は低消費電力のものに限られます。PCI Express x16も1本だけです。

ThinkCentre neo 50t Tower Gen 6はHDMI+DisplayPort+VGAの3系統で、VGAが残っています。古いプロジェクターにつなぐ必要があるならそちらが候補です。

CPUは2種類。vPro対応モデルがある

直販モデルは3つで、構成は以下のとおりです。

製品番号CPUOSメモリストレージ光学ドライブ
12YHCTO1WWJP4Core Ultra 5 225Windows 11 Home8GB256GBなし
12YHCTO1WWJP5Core Ultra 5 225Windows 11 Pro16GB512GBなし
12YHCTO1WWJP3Core Ultra 5 235 vPro対応Windows 11 Pro16GB一覧では「なし」ウルトラスリムDVD

CPUはCore Ultra 5 225とCore Ultra 5 235の2種類です。

CPUPコア最大Eコア最大vProPassMark
Core Ultra 5 2355.00GHz4.40GHz対応36,345
Core Ultra 5 2254.90GHz4.40GHz非対応30,318

Core Ultra 5 235はPassMark 36,345で、225の30,318より約20%高い数値です。デスクトップPC向けCPU272件の中央値(21,753)と比べると1.8倍になります。

違いはvProです。レノボの仕様では Core Ultra 5 プロセッサー 235以上でvProに対応するとされています。IT部門が遠隔で展開・更新・保守をする運用なら、235のモデルを選ぶことになります。

なお235のモデル(12YHCTO1WWJP3)は、直販の一覧でストレージが「なし」と表示されます。カスタマイズで選ぶ形です。代わりにウルトラスリムDVDスーパーマルチドライブが付きます。

NPUはどちらもインテル AI Boostで最大13TOPSです。Copilot+ PCの条件(40TOPS以上)には届きません。

CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。

冷却と設置

ThinkCentre M70t Tower Gen 6(Intel)の本体を反対側の側面から見たところ
引用元:Lenovo公式サイト

本体寸法は約145×296×346mm、重量は約5.7kgです。上位のM90t Tower Gen 6(170×298×376mm・約6.5kg)より幅が25mm、高さが30mm小さくなります。

側面に通気口があり、冷却はインテリジェント冷却エンジン(ICE)です。

無線LANとBluetoothは標準では載りません。レノボの製品ページの拡張スロット欄に「M.2 2230(WiFi用): 1(空1)」とあり、カスタマイズで追加する形になります。

有線LANは1000BASE-Tで、Wake on LANに対応します。

セキュリティはTPM(TCG v2.0準拠)、各種パスワード、セキュリティキーホール。カスタマイズで筐体内部ロックとシャーシイントルージョンスイッチも足せます。

保証は直販モデルの表示で1年間のプレミアサポートです。

ThinkCentreのタワー3機種で比べる

ThinkCentre M70t Tower Gen 6(Intel)の背面(拡張スロットと端子)
引用元:Lenovo公式サイト

同じ世代のThinkCentreタワーと並べると、以下のようになります。

項目M70t Tower Gen 6(本機)M90t Tower Gen 6neo 50t Tower Gen 6
本体寸法(幅×奥行×高さ)145×296×346mm170×298×376mm145×292.2×365mm
重量約5.7kg約6.5kg約5.8kg
メモリ4スロット・上限128GB4スロット・上限128GB2スロット・上限64GB
PCI Expressx16×1+x1×2x16×2+x1×2x16×1+x1×1
M.2 2280スロット232
背面USBGen1×4Gen1×2+USB 2.0×2Gen1×2+USB 2.0×2
映像出力HDMI+DP×2HDMI+DP×2+Flex I/OHDMI+DP+VGA
vPro対応(235以上)対応(235以上)非対応
電源(直販モデル)260W260Wまたは500W200W

こちらが上なのは背面USBの規格です。4つすべてGen1なのはこの3機種でM70tだけです。

M90t Tower Gen 6が上なのは拡張性です。PCI Expressが4本、M.2 2280が3つ、HDDベイが3つ。500Wの電源とFlex I/Oもあります。そのぶん一回り大きくなります。

neo 50t Tower Gen 6は、直販モデルでCore Ultra 7 265を選べる点が強みです。ただしメモリは2スロットで上限64GB、電源も200Wです。

「メモリは大きく積みたいが、M90tほどの拡張はいらない」という条件なら、この機種がちょうど中間に収まります。

レビューは以上です。

詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。

まとめ

ThinkCentre M70t Tower Gen 6(Intel)を2画面につないで使っているところ
引用元:Lenovo公式サイト

ThinkCentre M70t Tower Gen 6(Intel)のレビューをしました。

この機種の特徴は大きく分けて3つです。

  • メモリは4スロットで上限128GB。M90tと同じ最大構成
  • 背面USB 4つがすべてGen1。USB 2.0が混ざらない
  • Core Ultra 5 235のモデルならvProに対応

M90tほどの拡張はいらないけれど、メモリは大きく積みたい。そういう条件に合うタワーです。4スロット・上限128GBはM90tと同じで、本体は幅25mm・高さ30mm小さくなります。

背面USBが4つともGen1という点も、周辺機器を挿しっぱなしにする使い方では効きます。

弱いのは拡張の上限です。PCI Express x16は1本、M.2 2280は2つ、3.5型ベイは1つ、電源は260W。パーツを足していく前提ならThinkCentre M90t Tower Gen 6のほうが向きます。

今回の記事が少しでもデスクトップPC選びの参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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