【レビュー】ThinkCentre neo 50t Tower Gen 6(Intel) | Ultra 7選択可

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【レビュー】ThinkCentre neo 50t Tower Gen 6(Intel) | Ultra 7選択可 ガジェット
引用元:Lenovo公式サイト

こんにちはマサです。

今回はThinkCentre neo 50t Tower Gen 6(Intel)・ビジネス向けデスクトップPCのレビューをしていきます。

結論からお伝えすると、

ThinkCentre neoシリーズのタワーで、Core Ultra シリーズ2 を積む機種です。約145×292.2×365mm、約5.8kgです。

直販モデルの1つが Core Ultra 7 265。PassMarkは49,689で、ThinkCentreのMシリーズとneoシリーズのタワーではいちばん高い数値です。

VGA端子が残っています。DisplayPortとHDMIと合わせて3系統です。

電源は内蔵200W。グラフィックボードを足すなら、レノボ自身が310W以上を選ぶよう案内しています。

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ThinkCentre neo 50t Tower Gen 6(Intel)の評価

【レビュー】ThinkCentre neo 50t Tower Gen 6(Intel) | Ultra 7選択可
引用元:Lenovo公式サイト

総合点・・・・・・3.8
処理性能・・・・・4.0
コスパ・・・・・・4.0
拡張性・端子・・・3.5
設置性・・・・・・4.0
デザイン・質感・・3.5

※評価はmasalog運営者の主観です

各項目は1.0〜5.0で評価しています。

点数意味
5.0このクラスで最高水準
4.0十分に満足できる
3.0標準的。価格なりで不足はない
2.0用途によっては足りない
1.0おすすめしない

5項目の内容は以下のとおりです。

項目見ているもの
処理性能CPU・メモリ・ストレージ。事務作業や制作の快適さ
コスパ絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか
拡張性・端子端子の種類と数、メモリやSSDの増設可否
設置性本体のサイズと重量、置き場所の自由度
デザイン・質感外観、筐体の素材、仕上げ

総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。

向いている人

  • CPUの性能を優先したい方(直販でCore Ultra 7 265を選べます)
  • 古いプロジェクターやモニターにつなぐ方(VGA端子があります)
  • 消費電力を抑えたい方(内蔵200Wです)
  • 予算に合わせて選びたい方(直販モデルが4つあります)

向かない人

  • メモリを大きく積みたい方(2スロットで上限64GBです)
  • グラフィックボードを足したい方(電源が200Wで、PCI Express x16は1本です)
  • vProで管理したい方(この機種は非対応です)
  • CDやDVDを使う方(直販4モデルとも光学ドライブなしです)

ThinkCentre neo 50t Tower Gen 6(Intel)のスペック評価

各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。

各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。

項目基準にしている数値換算のしかた
CPUPassMark(CPU Mark)デスクトップPC向けCPU272件の最高値で10.0、中央値で5.0
メモリ容量8GB=6.0/16GB=7.5/32GB=9.0/64GB=10.0
ストレージ容量と規格256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0
映像出力同時に出せる画面数1画面=4.0/2画面=6.0/3画面=8.0/4画面=10.0
電源電源ユニットの定格W数500W=5.0/750W=7.5/1000W=10.0
設置性本体の重量5kg=10.0/8kg=7.0/10kg=5.0

CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。

直販モデルのうち構成がいちばん厚いもの(製品番号 13BBCTO1WWJP4)で評価したものです。このチャートには「ディスプレイ」と「バッテリー」の軸がありません。画面の付かないデスクトップだからです。グラフィックスの軸も外しています。CPU内蔵グラフィックスは比較表に載っていないため、換算すると0.0になってしまい、実態を表さないからです。ビジネス向けの機種なので、評価軸も仕事で効くところに寄せています。

CPUの7.7は20コアのCore Ultra 7 265によるもの。PassMarkは49,689で、デスクトップPC向けCPU272件の中央値(21,753)の2.5倍を超えます。

メモリの7.5は16GBによるもの。DDR5-5600のUDIMMで、2スロット・上限64GBです。

ストレージの7.0は512GBによるもの。M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4のSSDです。

映像出力の8.0はHDMI・DisplayPort・VGAの3系統によるものです。

電源の2.0は内蔵200Wによるもの。当サイトの換算表はゲーミングデスクトップを基準に作っているため、この数値はそのまま弱点とは読めません。ただしグラフィックボードを足す余地が小さいことは示しています。

設置性の9.2は約5.8kg(最大構成)によるものです。

レノボの仕様にNPUの記載がないため、NPUの軸は入れていません。

デスクトップPCのスペック目安

どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。

CPUメモリストレージ
Web・動画視聴・文書作成が中心Intel Core 5/Core Ultra 5
AMD Ryzen 5
16GB512GB以上
表計算や資料作成が多いIntel Core Ultra 5〜7
AMD Ryzen 7
16GB〜32GB512GB以上
写真編集・軽い動画編集をするIntel Core Ultra 7
AMD Ryzen 7
32GB1TB以上
3DやゲームもするIntel Core Ultra 7以上32GB以上1TB以上+独立GPU

この機種は表のいちばん下の行まで対応できます。買った時点では内蔵グラフィックスですが、PCI Express x16が空いています。ただし電源が200Wなので、足せるカードは補助電源の要らないものに限られます。

ThinkCentre neo 50t Tower Gen 6(Intel)のスペック

主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。

項目内容
筐体タワー
OSWindows 11 Pro 64bit/Windows 11 Home 64bit ※構成により異なります
CPUインテル Core Ultra プロセッサー(シリーズ2)(カスタマイズによる選択)
直販モデルは Core Ultra 5 プロセッサー 225(Pコア最大4.90GHz/Eコア最大4.40GHz)と Core Ultra 7 プロセッサー 265(Pコア最大5.20GHz/Eコア最大4.60GHz)
vPro非対応(インテルAMTも非対応)
メモリ8GB/16GB DDR5-5600MT/s UDIMM ※構成により異なります
最大64GB/2スロット
ストレージ256GB/512GB SSD(M.2 2280・PCIe-NVMe Gen4・TLCまたはQLC) ※構成により異なります
HDDは3.5型×1まで搭載可能
光学ドライブ5.25型×1(9.0mm)に搭載可能 ※直販4モデルとも「なし」
メディアカードリーダー3-in-1 カードリーダーを搭載可能(カスタマイズ)
グラフィックスCPU内蔵(インテル グラフィックス)
GeForce RTX 3050 6GB をカスタマイズで選択可能(後日提供予定)
最大解像度 DisplayPort 4096×2304ドット/HDMI 3840×2160ドット/VGA 1920×1200ドット
拡張スロットPCI Express x16:1(空き1)Full Height
PCI Express x1:1(空き1)Full Height
M.2 2230(WiFi用):1(空き1)/M.2 2280:2(空き2)
セキュリティTPM(TCG v2.0準拠)、パワーオンパスワード、ハードディスクパスワード、アドミニストレーターパスワード、ケーブルロックスロット(3×7mm)
シャーシイントルージョンスイッチを搭載可能(カスタマイズ)
無線カスタマイズによる選択(標準では非搭載)
有線LAN10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T(Wake on LAN対応)オンボード
スピーカー内蔵スピーカーを搭載可能(カスタマイズ)
本体寸法約 145 × 292.2 × 365mm(幅×奥行×高さ)
重量約5.8kg(最大構成)
電源内蔵電源ユニット タワー型200W(効率90%) ※直販4モデルとも同じ

直販でCore Ultra 7 265を選べる

直販モデルは4つで、構成は以下のとおりです。

製品番号CPUOSメモリストレージ
13BBCTO1WWJP7Core Ultra 5 225Windows 11 Home8GB256GB(TLC)
13BBCTO1WWJP8Core Ultra 5 225Windows 11 Pro16GB512GB(TLC)
13BBCTO1WWJP3Core Ultra 5 225Windows 11 Pro16GB512GB(QLC)
13BBCTO1WWJP4Core Ultra 7 265Windows 11 Home16GB512GB(QLC)

CPUは2種類です。

CPUコア数Pコア最大Eコア最大PassMark
Core Ultra 7 26520コア5.20GHz4.60GHz49,689
Core Ultra 5 22510コア4.90GHz4.40GHz30,318

Core Ultra 7 265はPassMark 49,689。デスクトップPC向けCPU272件の中央値(21,753)の2.5倍を超えます。20コアなので、書き出しやビルドのように並列で効く処理に強くなります。

同じ世代のThinkCentre M70t Tower Gen 6とM90t Tower Gen 6は、直販モデルがCore Ultra 5 225か235までです。Core Ultra 7 265を最初から選べるのは、MシリーズとneoシリーズのタワーではこのGen 6だけになります(上位のThinkCentre X Towerも同じCPUを積みます)。

Core Ultra 5 225は30,318で10コア。こちらも中央値を上回ります。

ただしvProには対応しません。レノボの仕様では「非対応」と明記されています。インテルAMTも同じです。IT部門が遠隔で管理する運用なら、M70tかM90tでCore Ultra 5 235以上を選ぶ必要があります。

CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。

VGA端子が残っている

ThinkCentre neo 50t Tower Gen 6(Intel)の入出力端子
引用元:Lenovo公式サイト

端子の構成は以下のとおりです。

端子数位置
USB-A(USB 3.2 Gen1)2前面
USB 2.0(Type-A)2前面
USB Type-C(USB 3.2 Gen1・最大15W給電)1前面
USB-A(USB 3.2 Gen1)2背面
USB 2.0(Type-A)2背面
DisplayPort1背面
HDMI1背面
VGA1背面
有線LAN(RJ-45)1背面
マイク入力1前面
マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック1前面
ライン出力1背面

映像はVGA・DisplayPort・HDMIの3系統です。VGAが残っているのが特徴で、同じ世代のThinkCentre M70t Tower Gen 6とM90t Tower Gen 6にはありません(M90tはFlex I/OでVGAを選べます)。

古いプロジェクターや会議室の据付モニターにVGAしかない、という現場はまだあります。変換アダプターを用意しなくていいのは手間が減ります。

解像度はDisplayPortが4096×2304ドット、HDMIが3840×2160ドット、VGAが1920×1200ドットまでです。

USBは前面に5つ、背面に4つ。前面はGen1が2つ、USB 2.0が2つ、Type-Cが1つという構成です。Type-Cは最大15Wの給電に対応します。

背面はGen1が2つとUSB 2.0が2つ。ThinkCentre M70t Tower Gen 6は背面4つがすべてGen1なので、ここは一段下がります。

カスタマイズでシリアルポートを最大2つ、PS/2ポートを2つ、パラレルポートを追加できます。

電源は200W。カード増設は想定されていない

ThinkCentre neo 50t Tower Gen 6(Intel)の本体を側面から見たところ(通気口)
引用元:Lenovo公式サイト

電源は内蔵200W(効率90%)で、直販4モデルとも同じです。

当サイトで扱ったThinkCentreのタワーでは、M70t Tower Gen 6が260W、M90t Tower Gen 6が260Wか500W、M75t Tower Gen 5が258W、neo 50t Tower Gen 5の直販モデルが180Wです。200Wはneo 50t Tower Gen 5に次いで小さい容量になります。

レノボのカスタマイズ画面には200W/260W/310W/400Wという選択肢があり、「グラフィックカードを増設希望の場合は310W以上の電源を選択してください」という注意書きも出ます。直販モデルの200Wのままでは、カード増設は想定されていません。

レノボの製品ページでは、カスタマイズで GeForce RTX 3050 6GB を選べるとしています(後日提供予定)。あとから足す場合は電源も一緒に見直す必要があります。

消費電力を抑えたい使い方には向きます。冷却はインテリジェント冷却エンジン(ICE)です。

メモリと拡張スロット

ThinkCentre neo 50t Tower Gen 6(Intel)の本体を斜め前から見たところ
引用元:Lenovo公式サイト

メモリスロットは2つ、上限は64GBです。規格はDDR5-5600MT/sのUDIMMで、前の世代(DDR5-4800)より速くなっています。

直販モデルは8GB(1モデル)または16GB(3モデル)です。2スロットなので、16GBの構成でも1スロット空いていれば足せます。

同じ世代のThinkCentre M70t Tower Gen 6は4スロットで上限128GBです。メモリを大きく積む前提ならそちらになります。

M.2 2280スロットは2つあります。前の世代(neo 50t Tower Gen 5)は仕様書で1つ(空き0)だったので、ここは増えています。出荷時のSSDに加えて、もう1枚ぶんの余地が残ります。

PCI Expressは x16 が1本、x1 が1本。どちらもFull Heightで空いています。HDDベイは3.5型が1つです。

M.2 2230(WiFi用)も空いています。無線LANは標準では載らないので、カスタマイズで足す形です。レノボのカスタマイズ画面には Wi-Fi 6 AX203 と Wi-Fi 6E AX211 が並びます。

筐体と設置

ThinkCentre neo 50t Tower Gen 6(Intel)の背面(拡張スロットと端子)
引用元:Lenovo公式サイト

本体寸法は約145×292.2×365mm、重量は約5.8kgです。幅はThinkCentre M70t Tower Gen 6と同じ145mmで、高さが19mm高くなります。

前面はシルバーのラインが入ったデザインで、下半分に縦のスリットが並びます。ThinkCentre Mシリーズのタワー(全面ブラック)とは見た目が違います。

側面に通気口があります。

光学ドライブは5.25型のウルトラスリムベイに搭載できますが、直販4モデルはいずれも「なし」です。前の世代(neo 50t Tower Gen 5)はDVDスーパーマルチドライブを積んだモデルがありました。

3-in-1 カードリーダーはカスタマイズで足せます。

セキュリティはTPM(TCG v2.0準拠)、各種パスワード、ケーブルロックスロット(3×7mm)。カスタマイズでシャーシイントルージョンスイッチも足せます。

前の世代とM70tで比べる

ThinkCentre neo 50t Tower Gen 6(Intel)の本体を反対の斜め前から見たところ
引用元:Lenovo公式サイト

前の世代とThinkCentre M70t Tower Gen 6を並べると、以下のようになります。

項目neo 50t Tower Gen 6(本機)neo 50t Tower Gen 5M70t Tower Gen 6
CPU(直販モデル)Core Ultra 5 225/Core Ultra 7 265Core i3-14100/Core i5-14400Core Ultra 5 225/235
メモリ2スロット・上限64GB(DDR5-5600)2スロット・上限64GB(DDR5-4800)4スロット・上限128GB
M.2 2280スロット21(空き0)2
映像出力VGA+DP+HDMIVGA+DP+HDMIHDMI+DP×2
前面USBGen1×2+USB 2.0×2+Type-CGen1×4+Type-CGen2×2+Gen1×2+Type-C
光学ドライブ直販4モデルとも なし直販3モデル中1モデルに搭載直販3モデル中1モデルに搭載
無線標準では非搭載Wi-Fi 6/Bluetooth 5.2 搭載(固定モデル)標準では非搭載
重量約5.8kg約5.6kg約5.7kg
電源(直販モデル)200W180W260W

こちらが上なのはCPUとメモリの速度、M.2スロットの数です。Core Ultra 7 265(49,689)を直販で選べて、メモリもDDR5-5600。M.2 2280スロットも1つから2つに増えました。

前の世代(neo 50t Tower Gen 5)が上なのは無線と光学ドライブです。仕様書の固定モデルはWi-Fi 6とBluetooth 5.2を標準で積み、DVDスーパーマルチドライブも付きます。前面USBもType-Aが4つともGen1です。

M70t Tower Gen 6が上なのはメモリの上限(128GB)と背面USB(4つすべてGen1)、そしてvPro対応です。

「CPUの数値を取りたい。管理機能も光学ドライブも要らない」という条件なら、この機種が合います。

レビューは以上です。

詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。

まとめ

ThinkCentre neo 50t Tower Gen 6(Intel)の本体を反対の斜め前から見たところ
引用元:Lenovo公式サイト

ThinkCentre neo 50t Tower Gen 6(Intel)のレビューをしました。

この機種の特徴は大きく分けて3つです。

  • 直販でCore Ultra 7 265(49,689)を選べる
  • VGA・DisplayPort・HDMIの3系統。VGAが残っている
  • 電源は200W。グラフィックボードを足すなら要見直し

CPUの数値を優先しつつ価格も抑えたい、という条件に合うタワーです。直販でCore Ultra 7 265(PassMark 49,689)を選べて、VGAも残っています。

弱いのはメモリの上限と電源です。2スロット・上限64GBで、電源は200W。レノボ自身もカード増設には310W以上を選ぶよう案内しています。

メモリを大きく積みたい、あるいはvProで管理したいなら、ThinkCentre M70t Tower Gen 6(4スロット・上限128GB・Core Ultra 5 235でvPro対応)が候補になります。

今回の記事が少しでもデスクトップPC選びの参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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