【レビュー】Legion Tower 7 34IAS10|RTX 5080と360mm水冷が選べる最上位タワー

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Lenovo Legion Tower 7 34IAS10の本体前面 ガジェット
Lenovo Legion Tower 7 34IAS10の本体前面

こんにちはマサです。

今回はLegion Tower 7 34IAS10・ゲーミングデスクトップPCのレビューをしていきます。

結論からお伝えすると、

Legionデスクトップの最上位にあたる34Lのフルタワーです。

Core Ultra 9 285K と GeForce RTX 5080 まで選べて、冷却は360mmの水冷が選択できます。妥協した部分が見当たらない構成です。

そのぶん価格も高く、本体は17kgあります。置き場所と予算が合う方向けの機種です。

レノボ公式は、この機種をEsports World Cupの舞台を支えるマシンとして紹介しています。

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Legion Tower 7 34IAS10の評価

Lenovo Legion Tower 7 34IAS10の本体前面
引用元:Lenovo公式サイト

総合点・・・・・・4.0
ゲーム性能・・・・5.0
コスパ・・・・・・3.0
拡張性・・・・・・5.0
静音性・冷却・・4.5
デザイン・質感・・4.5

※評価はmasalog運営者の主観です

各項目は1.0〜5.0で評価しています。

点数意味
5.0このクラスで最高水準
4.0十分に満足できる
3.0標準的。価格なりで不足はない
2.0用途によっては足りない
1.0おすすめしない

5項目の内容は以下のとおりです。

項目見ているもの
ゲーム性能CPU・グラフィックボードなど、ゲームの快適さに直結する性能
コスパ絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか
拡張性メモリ・ストレージ・グラフィックボードを後から足せるか。電源容量とスロット数
静音性・冷却冷却方式とファン構成。高負荷時にどれだけ静かでいられるか
デザイン・質感外観、筐体の素材、仕上げ

総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。

向いている人

  • 最新タイトルを最高画質・高フレームレートで遊びたい方
  • 動画編集や3D制作など、CPUを使い切る作業をする方
  • 後からメモリやストレージを足していきたい方
  • 配線や冷却を自分で組まずに完成品が欲しい方

向かない人

  • 予算を抑えたい方(下位構成でもかなり高価です)
  • 設置スペースが限られている方(17kg・高さ47.7cm)
  • 軽めのゲームしかしない方

Legion Tower 7 34IAS10のスペック評価

各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。

各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。

項目基準にしている数値換算のしかた
CPUPassMark(CPU Mark)デスクトップPC向けCPU240件の最高値で10.0、中央値で5.0
グラフィックスPassMark(G3D Mark)デスクトップPC向けGPU135件の最高値で10.0、中央値で5.0
メモリ容量8GB=5.0/16GB=7.0/32GB=9.0/64GB=10.0
ストレージ容量と規格256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5)
電源電源ユニットの定格W数500W=5.0/750W=7.5/1000W=10.0
冷却冷却方式空冷=6.0/簡易水冷=8.0/280mm以上の水冷=9.5

CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。

カスタマイズで選べる最上位の構成で評価したものです。

6軸すべてが8.5以上で、弱点らしい弱点がありません。デスクトップPC全体の中でも上位に入る構成です。

電源の8.5は850Wによるものです。1000Wクラスは選べませんが、RTX 5080 までの構成であれば不足しません。

冷却の9.5は、360mmラジエーターのARGB水冷を選んだ場合の数値です。標準は150Wの空冷クーラーで、こちらを選ぶと6.0になります。

ゲーミングデスクトップPCのスペック目安

どのくらいのスペックが必要かは、遊びたいゲームと設定によって変わります。目安は以下のとおりです。

CPUメモリグラフィックボード
初級者Intel Core Ultra 5
AMD Ryzen 5
16GBRTX 3050以上
RTX 5050以上
中級者Intel Core Ultra 5〜7
AMD Ryzen 5〜7
16GB〜32GBRTX 5060以上
RTX 5060 Ti以上
上級者Intel Core Ultra 7〜9
AMD Ryzen 7〜9
32GBRTX 5070以上
RTX 5070 Ti以上
超上級者Intel Core Ultra 9
AMD Ryzen 9
32GB以上RTX 5080以上
RTX 5090

この機種は上から2番目のRTX 5080まで選べるので、表の超上級者クラスに当てはまります。RTX 5070 Ti の構成でも上級者クラスを十分に超えます。

Legion Tower 7 34IAS10のスペック

主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。

項目内容
CPUインテル Core Ultra 7 プロセッサー 265K
インテル Core Ultra 7 プロセッサー 265KF
インテル Core Ultra 9 プロセッサー 285K
※選択可能
OSWindows 11 Home 64bit/Windows 11 Pro 64bit
※選択可能
メモリ16GB〜128GB DDR5-5600(UDIMM)/DDR5-6400(CUDIMM)
4スロット ※選択可能
ストレージ1TB/2TB SSD M.2 2280 PCIe Gen4
2台目のSSDを追加可能 ※選択可能
グラフィックスNVIDIA GeForce RTX 5070 Ti 16GB GDDR7
NVIDIA GeForce RTX 5080 16GB GDDR7
※選択可能
マザーボードインテル Z890 チップセット
電源850W(変換効率90%)
冷却150W 120mm ARGB 空冷(背面1・前面3・上部2)
250W 360mm ARGB 水冷(背面1・上部2)
※選択可能
無線Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)+ Bluetooth
有線LAN2.5ギガビットイーサネット
本体寸法約 211 × 451.6 × 477.4mm
重量約17kg
カラーストームグレー

ゲーム性能

CPUは3種類、グラフィックスは2種類から選べます。直販で用意されている構成は以下の2つです。

構成CPUグラフィックスメモリ/SSD
下位Core Ultra 7 265KRTX 5070 Ti 16GB16GB/1TB
上位Core Ultra 9 285KRTX 5080 16GB64GB/1TB

下位構成でもRTX 5070 Tiなので、最新タイトルを高画質で遊ぶには十分です。上位構成のRTX 5080は、4K解像度でも余裕が出てきます。

CPUのCore Ultra 9 285KはPassMarkで67,236。当サイトのCPU比較表に載っているデスクトップ向け240件の中でも上位です。

CPUとGPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。

冷却システム

Legion Tower 7 34IAS10の水冷クーラーと内部構成
引用元:Lenovo公式サイト

Legion Coldfront という冷却機構を採用しています。選べる方式は2つです。

  • 150W 120mm ARGB 空冷(背面1基・前面3基・上部2基)
  • 250W 360mm ARGB 水冷(背面1基・上部2基)

追加料金で360mmの水冷に変更できます。Core Ultra 9 285Kを選ぶなら、水冷のほうが安心です。

マザーボードにはVRMヒートシンクとPCHヒートシンクが付いています。電源回路が熱で性能を落とす現象を抑えるための部品です。

拡張性

Legion Tower 7 34IAS10のツール不要サイドパネル
引用元:Lenovo公式サイト

ツール不要の透明サイドパネルで、ドライバーなしで中を開けられます。

メモリスロットは4本あり、最大128GBまで搭載できます。SSDは2台目を追加でき、3.5インチベイも用意されています。

電源は850Wなので、将来グラフィックボードを載せ替える余地もあります。

完成品のゲーミングPCは拡張性が犠牲になりがちですが、この機種はその点で不満が出にくい構成です。

メモリとストレージ

Legion Tower 7 34IAS10のメモリスロットと水冷ヘッド
引用元:Lenovo公式サイト

メモリはDDR5-5600(UDIMM)とDDR5-6400(CUDIMM)の2系統から選べます。CUDIMMはクロックを安定させる回路を載せた規格で、より高いクロックで動かせます。

ストレージはPCIe Gen4のSSDが標準です。レノボ公式ではPCIe Gen5対応をうたっており、最大16TBまで構成できるとされています。

ただし直販の選択肢に出てくるのはGen4までなので、購入時点で選べるのはGen4と考えておくのが安全です。

入出力端子

Legion Tower 7 34IAS10の入出力端子の配置
引用元:Lenovo公式サイト

端子の構成は以下のとおりです。

位置内容
前面・上面イヤホン/マイクロホン
USB 3.2 Gen1
USB 2.0 ×2
USB 3.2 Gen2 Type-C
背面USB 3.2 Gen1 ×2
USB-C(Thunderbolt 4/USB4)
USB-A
DisplayPort
イーサネット・コネクター(RJ-45)
オーディオポート

Thunderbolt 4/USB4に対応したUSB-Cがあります。有線LANは2.5ギガビット対応で、一般的な1ギガビットの倍以上の速度が出ます。

無線はWi-Fi 7に対応しています。

外観

Legion Tower 7 34IAS10のARGBファンとRGB照明
引用元:Lenovo公式サイト

カラーはストームグレーの1色です。

3Dメッシュのベゼルで前面から空気を取り込む構造になっています。ARGBファンとRGB照明は Legion Spectrum というソフトで色を変えられます。

本体寸法は約211×451.6×477.4mm、重量は約17kg。高さが47.7cmあるので、デスク下に置く場合は事前に測っておくことをおすすめします。

レビューは以上です。

詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。

まとめ

Esports World Cupのステージに置かれたLegion Tower 7 34IAS10
引用元:Lenovo公式サイト

Legion Tower 7 34IAS10のレビューをしました。

この機種の特徴は大きく分けて3つです。

  • Core Ultra 9 285K と RTX 5080 まで選べる、Legionデスクトップの最上位
  • 360mmの水冷と850W電源が選べ、冷却と電源に余裕がある
  • メモリ128GB・SSD2台・3.5インチベイと、後から足せる余地が大きい

下位構成でもかなり高価な部類です。同じ性能を自作で組めばもっと安く上がるのは確かです。

そのうえで、組み立てと配線、冷却の相性確認をすべて済ませた状態で届くこと、1年間のLegion Ultimate Supportが付くことに価値を感じるかどうかが判断の分かれ目になります。

予算を抑えたい場合は、一回り小さい30Lの筐体で価格が半分近いLegion Tower 5 30IAS10という選択肢もあります。

今回の記事が少しでもデスクトップPC選びの参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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