こんにちはマサです。
今回はASUS Zenbook S 16(UM5606GA)・薄型・軽量ノートPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
約1.5kg・厚さ11.9〜12.9mmの16型ノートです。このページで扱うのはRyzen AI 9 HX 470・メモリ32GB・ストレージ1TBの構成(UM5606GA)です。
画面は16型・2,880×1,800の有機ELタッチパネルで、製品ページは3K・120Hzと案内しています。バッテリーは83Whです。
端子はUSB4が2つにType-A、HDMI、フルサイズのSDカードスロット。NPUは最大55 TOPS以上です。
いっぽうで16型なので持ち歩きの負担は14型より大きく、価格も高い部類に入ります。
ASUS Zenbook S 16(UM5606GA)の評価
※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| 処理性能 | CPU・メモリ・ストレージ。事務作業や開発、Web会議の快適さ |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 携帯性 | 重量・本体サイズ・バッテリー容量 |
| 入力・画面 | キーボードの打ちやすさ、ポインティングデバイス、ディスプレイの見やすさ |
| デザイン・堅牢性 | 外観、筐体の素材、堅牢性試験への対応 |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 大きな画面で作業したい方(16型の3K有機ELです)
- 薄い16型が欲しい方(厚さ11.9〜12.9mm・約1.5kgです)
- 写真を扱う方(SDカードスロットがあります)
- 処理性能を重視する方(Ryzen AI 9 HX 470です)
向かない人
- 持ち歩きの軽さを最優先する方(約1.5kgです)
- Thunderbolt機器を使う方(Type-CはUSB4です)
- メモリを後から増やしたい方(LPDDR5Xのオンボードです)
- 有線LANが必要な方(RJ45はありません)
ASUS Zenbook S 16(UM5606GA)のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU448件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=6.0/16GB=7.5/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5) |
| ディスプレイ | 解像度・パネル・リフレッシュレート | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| バッテリー | バッテリー容量(Whr) | 50Whr=5.0/80Whr=8.0/100Whr=10.0 |
| 携帯性 | 本体の重量 | 0.8kg=10.0/1.2kg=8.0/1.6kg=6.0/2.0kg=4.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
ASUS Storeの既定の構成(Ryzen AI 9 HX 470・32GB・1TB)で評価しています。
CPUの8.2はRyzen AI 9 HX 470のPassMark 37,232によるもの。ノートPC向けCPU448件の中央値(14,714)の約2.5倍です。
ディスプレイの9.5は16型 2,880×1,800の有機EL・120Hzによるものです(120Hzは製品ページの記載)。
バッテリーの8.3は83Wh、携帯性の6.5は約1.5kgによるものです。
クリエイター向けノートPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | ストレージ | |
| Web・動画視聴・文書作成が中心 | Intel Core Ultra 5 AMD Ryzen AI 5 | 16GB | 512GB以上 |
| 写真編集・軽い動画編集をする | Intel Core Ultra 7 AMD Ryzen AI 7 | 16GB〜32GB | 512GB以上 |
| イラスト制作・本格的な動画編集をする | Intel Core Ultra 7〜9 AMD Ryzen AI Max | 32GB | 1TB以上 |
| 3DやAIを使った制作をする | Intel Core Ultra 9 AMD Ryzen AI Max+ | 32GB以上 | 1TB以上+独立GPU |
この構成は表の上から3行目(イラスト制作・本格的な動画編集)までに当てはまります。Ryzen AI 9 HX 470とメモリ32GB・ストレージ1TBで、16型の画面を生かした編集作業にも対応できます。
ASUS Zenbook S 16(UM5606GA)のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| 筐体 | 薄型・軽量ノートPC(Antrim Gray) |
| モデル番号 | UM5606GA(Ryzen AI 9 HX 470・32GB・1TBの構成) |
| OS | Windows 11 Home 64ビット |
| CPU | AMD Ryzen AI 9 HX 470(12コア24スレッド) |
| グラフィックス | AMD Radeon グラフィックス(CPU内蔵) |
| AI機能 | AMD XDNA NPU 最大55 TOPS以上 |
| ディスプレイ | 16.0型 有機EL(2,880×1,800)グレア・タッチパネル 120Hz(製品ページの記載) |
| メモリ | 32GB LPDDR5X |
| ストレージ | 1TB(PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2) |
| 入出力 | USB4(Type-C/Power Delivery対応)×2 USB3.2 Gen2(Type-A)×1 HDMI×1 SDカードスロット×1 |
| Webカメラ | 207万画素 赤外線(IR)カメラ(Windows Hello対応) |
| 無線 | Wi-Fi 7(802.11be)/Bluetooth 5.4 |
| バッテリー | 83Wh(4セル) |
| ACアダプター | 68W(Type-C)/100WのUSB PDアダプターで急速充電に対応 |
| 素材 | Ceraluminum(セラルミナム) |
| 堅牢性 | MIL-STD 810H準拠 |
| サイズ | 353.6×243.0×11.9〜12.9mm |
| 重量 | 約1.5kg |
CPUはRyzen AI 9 HX 470
CPUはRyzen AI 9 HX 470。12コア24スレッドで、最大5.2GHzまで上がります。NPUは最大55 TOPS以上です。
PassMarkは37,232で、ノートPC向けCPU448件の中央値(14,714)の約2.5倍。薄型ノートとしては高い処理性能です。
ストアのページには、Ryzen AI 9 465の構成も型番として載っています。
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
画面は16型の3K有機EL
画面は16型・2,880×1,800の有機ELタッチパネルで、表面はグレアです。製品ページは3K・120Hz、HDRの最大輝度550nit、100% DCI-P3と案内しています。
キーボードはASUS ErgoSenseキーボードで、16型なので左右に余裕のある配列です。
端子はUSB4が2つとSDカード
端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 |
| USB4(Type-C・Power Delivery対応) | 2 |
| USB3.2 Gen2(Type-A) | 1 |
| HDMI | 1 |
| SDカードスロット | 1 |
| 有線LAN(RJ45) | なし |
フルサイズのSDカードスロットがあり、カメラのデータを直接取り込めます。USB4は2つともPower Deliveryに対応し、付属は68WのType-Cアダプターです。100WのUSB PDアダプターを使えば急速充電もできます。
厚さ11.9〜12.9mm・約1.5kg
本体は353.6×243.0×11.9〜12.9mm、重量は約1.5kg。筐体にはセラルミナム素材を使っています。
バッテリーは83Wh。米国軍用規格(MIL-STD 810H)にも準拠しています。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はASUS公式サイトからご確認お願いします。
まとめ
ASUS Zenbook S 16(UM5606GA)のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- 16型の3K有機EL(120Hz)と約1.5kgの薄型筐体
- Ryzen AI 9 HX 470・32GB・1TB
- USB4×2とフルサイズのSDカードスロット
大きな画面と処理性能を、薄い筐体に収めた16型ノートです。SDカードスロットもあり、写真や動画を扱う人に向いた構成です。
注意したいのは、約1.5kgと16型なりの重さがあること、メモリを後から増やせないことです。持ち歩きを重視するなら、14型のZenbook Sと比べてから選ぶのがおすすめです。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。



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