こんにちはマサです。
今回はHP OmniBook Ultra 14-kg・薄型・軽量ノートPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
約1.27kg・最薄部7.3mmの14型ノートです。このページで扱うのはアドバンスモデル(14-kg0005QU)で、Snapdragon X2 Plus X2P-64-100・メモリ16GB・ストレージ1TB(PCIe Gen5)の構成です。
NPUは最大80 TOPSです。画面は14型・2K(1,920×1,200)の有機ELタッチパネルで、バッテリー駆動時間は最大38時間(動画再生時・HPのテスト結果)です。
端子はUSB Type-C(40Gbps)が3つとコンボポート。筐体は同じシリーズの14-kd(インテル)と同じ約311×215×7.3〜10.7mmです。
いっぽうでUSB Type-AやHDMIはありません。メモリはオンボードなので、後から増やすこともできません。
HP OmniBook Ultra 14-kgの評価
※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| 処理性能 | CPU・メモリ・ストレージ。事務作業や開発、Web会議の快適さ |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 携帯性 | 重量・本体サイズ・バッテリー容量 |
| 入力・画面 | キーボードの打ちやすさ、ポインティングデバイス、ディスプレイの見やすさ |
| デザイン・堅牢性 | 外観、筐体の素材、堅牢性試験への対応 |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- バッテリーの持ちを最優先する方(最大38時間・HPのテスト結果です)
- AI機能を多く使う方(NPUは最大80 TOPSです)
- 持ち歩いて使う方(約1.27kg・最薄部7.3mmです)
- 有機ELの画面が欲しい方
向かない人
- USB Type-AやHDMIの機器を直接つなぎたい方(端子はType-C×3とコンボポートです)
- あとからメモリを増やしたい方(オンボードです)
- 高い解像度を求める方(この構成は1,920×1,200です)
- CPUの性能を比較表の数値で確かめたい方(PassMarkに未登録です)
HP OmniBook Ultra 14-kgのスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| NPU | AIアクセラレーターの処理性能(TOPS) | 40TOPS(Copilot+ PCの要件)=6.0/80TOPS=10.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=6.0/16GB=7.5/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5) |
| ディスプレイ | 解像度・パネル・リフレッシュレート | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| 画面サイズ | ディスプレイの対角サイズ | 13型=5.0/15型=7.0/17型=9.0 |
| 携帯性 | 本体の重量 | 0.8kg=10.0/1.2kg=8.0/1.6kg=6.0/2.0kg=4.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
アドバンスモデル(14-kg0005QU:Snapdragon X2 Plus X2P-64-100・16GB・1TB)で評価しています。
このチャートにはバッテリーの軸がありません。詳細スペックにバッテリー容量(Wh)の記載がないためです。代わりに「画面サイズ」を入れています。
このチャートにCPUの軸はありません。搭載するQualcomm Snapdragon X2 Plus X2P-64-100が、当サイトの比較表の典拠であるPassMarkに登録されていないためです。推測で埋めずに軸ごと外し、代わりに「NPU」を入れています。NPUの10.0は最大80 TOPSによるものです。
ストレージの9.0は1TBのPCIe Gen5 SSD(1TB=8.5に、Gen5の+0.5を足しています)によるものです。
ディスプレイの7.5は14型 2K(1,920×1,200)の有機ELタッチパネルによるものです。
画面サイズの6.0は14型、携帯性の7.7は約1.27kgによるものです。
クリエイター向けノートPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | ストレージ | |
| Web・動画視聴・文書作成が中心 | Intel Core Ultra 5 AMD Ryzen AI 5 | 16GB | 512GB以上 |
| 写真編集・軽い動画編集をする | Intel Core Ultra 7 AMD Ryzen AI 7 | 16GB〜32GB | 512GB以上 |
| イラスト制作・本格的な動画編集をする | Intel Core Ultra 7〜9 AMD Ryzen AI Max | 32GB | 1TB以上 |
| 3DやAIを使った制作をする | Intel Core Ultra 9 AMD Ryzen AI Max+ | 32GB以上 | 1TB以上+独立GPU |
この構成は表の上から2行目(表計算や資料作成が多い)までに向いています。CPUの数値を比較表で確かめられないので、重い制作作業に使えるかは判断していません。
HP OmniBook Ultra 14-kgのスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| 筐体 | 薄型・軽量ノートPC(ストーンブルー) |
| モデル番号 | 14-kg0005QU(アドバンスモデル) |
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | Qualcomm Snapdragon X2 Plus X2P-64-100 |
| グラフィックス | Qualcomm Adreno(CPU内蔵) |
| AI機能 | NPU 最大80 TOPS |
| ディスプレイ | 14.0型 2K 有機EL(1,920×1,200)タッチパネル・300nit Corning Gorilla Glass 3 |
| メモリ | 16GB(LPDDR5x-9523・オンボード) |
| ストレージ | 1TB(PCIe Gen5 NVMe M.2) |
| 入出力 | USB Type-C(40Gbps)×3 ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 |
| Webカメラ | 約500万画素 IR AIカメラ(プライバシーカメラスイッチ付き) |
| サウンド | Poly Studio クアッドスピーカー・DTS:X Ultra |
| 無線 | Wi-Fi 7/Bluetooth 5.4 |
| バッテリー | 4セル(容量の記載なし) 最大38時間(動画再生時・HPのテスト結果) |
| ACアダプター | 65W(USB Type-C・GaN) |
| セキュリティ | 顔認証(Windows Hello) |
| サイズ | 約311×215×7.3〜10.7mm |
| 重量 | 約1.27kg |
CPUはSnapdragon X2 Plus
CPUはQualcomm Snapdragon X2 Plus X2P-64-100で、グラフィックスはCPU内蔵のAdrenoです。NPUは最大80 TOPSです。
Snapdragon X2 PlusはPassMarkに登録されていないため、当サイトの比較表との比較はできません。
HPの製品ページは、薄型のベイパーチャンバーで熱を逃がす冷却設計を挙げています。
モデルは2つで、上位のプログレッシブモデルはSnapdragon X2 Elite・32GB・2TBに、3K・最大120Hzの有機ELを組み合わせた構成です。
| モデル | CPU | メモリ | ストレージ |
| アドバンスモデル(14-kg0005QU・この記事の構成) | Snapdragon X2 Plus X2P-64-100 | 16GB | 1TB |
| プログレッシブモデル(14-kg0006QU) | Snapdragon X2 Elite X2E-90-100 | 32GB | 2TB |
2Kの有機ELタッチパネル
この構成の画面は14型・1,920×1,200(16:10)の有機ELタッチパネルで、輝度は300nitです。表面はCorning Gorilla Glass 3です。
3K(2,880×1,800)・最大120Hzの画面は、上位のプログレッシブモデルの装備です。スピーカーはPoly Studioのクアッドスピーカーです。
端子はType-Cが3つ
端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 |
| USB Type-C(40Gbps・Power Delivery 3.1/DisplayPort 2.1対応) | 3 |
| ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート | 1 |
| USB Type-A | なし |
| HDMI | なし |
Type-Cは3つとも40Gbpsで、Power Delivery 3.1とDisplayPort 2.1に対応します。USB Type-AやHDMIの機器をつなぐには、アダプターが要ります。無線はWi-Fi 7とBluetooth 5.4です。
約1.27kg・最大38時間
本体は約311×215×7.3〜10.7mm、重量は約1.27kgです。バッテリー駆動時間は最大38時間(動画再生時・HPのテスト結果)で、付属は65WのUSB Type-C ACアダプターです。
キーボードはバックライト付きの日本語配列です。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はHP公式サイトからご確認お願いします。
まとめ
HP OmniBook Ultra 14-kgのレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- 約1.27kg・最薄部7.3mmの14型
- NPU 最大80 TOPSのSnapdragon X2 Plus
- 最大38時間のバッテリー(HPのテスト結果)
軽さとバッテリーの持ちを突き詰めた、OmniBook Ultraのスナップドラゴン版です。1日中電源から離れて使う人に向いています。
注意したいのは、USB Type-AやHDMIが無いこと、この構成の画面が1,920×1,200であることです。画面の精細さを重視するなら、同じ筐体でインテル版のOmniBook Ultra 14-kdと比べてから選ぶのがおすすめです。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。



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