こんにちはマサです。
今回はASUS Zenbook SORA 16(UX3607QA)・薄型・軽量ノートPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
約1.10kgの16型ノートです。このページで扱うのはSnapdragon X X1-26-100・メモリ16GB・ストレージ512GBの構成(UX3607QA-PU16570GR)です。
天板・フレーム・底面にASUS独自のセラミック素材「Ceraluminum(セラルミナム)」を使っています。バッテリーは70Whです。
端子はUSB4が2つにType-A、HDMI、SDカードスロット。NPUは45 TOPSで、Copilot+ PCの要件を満たします。
いっぽうで、製品ページが大きく扱う3K・120Hzの有機ELとSnapdragon X2 Elite Extremeは上位の構成(UX3607OA)のものです。この構成の画面は1,920×1,200です。
ASUS Zenbook SORA 16(UX3607QA)の評価
※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| 処理性能 | CPU・メモリ・ストレージ。事務作業や開発、Web会議の快適さ |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 携帯性 | 重量・本体サイズ・バッテリー容量 |
| 入力・画面 | キーボードの打ちやすさ、ポインティングデバイス、ディスプレイの見やすさ |
| デザイン・堅牢性 | 外観、筐体の素材、堅牢性試験への対応 |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 軽い16型が欲しい方(約1.10kgです)
- 大きな画面で文書や表を広げたい方
- 写真を扱う方(SDカードスロットがあります)
- バッテリーの持ちを重視する方(70Whです)
向かない人
- 高解像度の画面を求める方(この構成は1,920×1,200です)
- Arm版Windowsで動かないソフトを使う方
- ストレージを多く使う方(この構成は512GBです)
- 有線LANが必要な方(RJ45はありません)
ASUS Zenbook SORA 16(UX3607QA)のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| メモリ | 容量 | 8GB=6.0/16GB=7.5/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5) |
| ディスプレイ | 解像度・パネル・リフレッシュレート | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| バッテリー | バッテリー容量(Whr) | 50Whr=5.0/80Whr=8.0/100Whr=10.0 |
| NPU | AIアクセラレーターの処理性能(TOPS) | 40TOPS(Copilot+ PCの要件)=6.0/80TOPS=10.0 |
| 携帯性 | 本体の重量 | 0.8kg=10.0/1.2kg=8.0/1.6kg=6.0/2.0kg=4.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
ASUS Storeの既定の構成(Snapdragon X X1-26-100・16GB・512GB)で評価しています。
このチャートにCPUの軸はありません。搭載するSnapdragon X X1-26-100が、当サイトの比較表の典拠であるPassMarkに登録されていないためです。他機種と同じ基準で数値を出せないので、推測で埋めずに軸ごと外し、代わりに「NPU」を入れています。
ディスプレイの7.5は、16型・1,920×1,200の有機ELによるものです。ASUS Storeの仕様欄には有機ELの記載がありませんが、製品ページの注記(有機EL 1,920×1,200ドット)とASUS Storeの商品画像(有機ELディスプレイ)に書かれています。
NPUの6.5は45 TOPS、バッテリーの7.0は70Wh、携帯性の8.5は約1.10kgによるものです。
クリエイター向けノートPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | ストレージ | |
| Web・動画視聴・文書作成が中心 | Intel Core Ultra 5 AMD Ryzen AI 5 | 16GB | 512GB以上 |
| 写真編集・軽い動画編集をする | Intel Core Ultra 7 AMD Ryzen AI 7 | 16GB〜32GB | 512GB以上 |
| イラスト制作・本格的な動画編集をする | Intel Core Ultra 7〜9 AMD Ryzen AI Max | 32GB | 1TB以上 |
| 3DやAIを使った制作をする | Intel Core Ultra 9 AMD Ryzen AI Max+ | 32GB以上 | 1TB以上+独立GPU |
この構成は表のいちばん上の行(Web・動画視聴・文書作成が中心)に当てはまります。メモリ16GB・ストレージ512GBで、CPUの性能を比較表の数値で比べる材料もないため、それ以上の用途はおすすめしにくい構成です。SnapdragonはArm系のCPUなので、使いたいソフトがArm版のWindowsで動くかを先に確かめておくと安心です。
ASUS Zenbook SORA 16(UX3607QA)のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| 筐体 | 薄型・軽量ノートPC(アイスランドグレー) |
| モデル番号 | UX3607QA-PU16570GR |
| OS | Windows 11 Home 64ビット |
| CPU | Snapdragon X X1-26-100 プロセッサー |
| グラフィックス | Qualcomm Adreno GPU(CPU内蔵) |
| AI機能 | Qualcomm Hexagon NPU 45 TOPS |
| ディスプレイ | 16.0型 有機EL(1,920×1,200)グレア・DCI-P3 95% ※有機ELは製品ページの注記とASUS Storeの商品画像の記載 |
| メモリ | 16GB LPDDR5X |
| ストレージ | 512GB(PCI Express 4.0 x4接続) |
| 入出力 | USB4(Type-C/Power Delivery対応)×2 USB3.2 Gen2(Type-A)×1 HDMI×1 SDカードスロット×1 |
| キーボード | 82キー日本語キーボード(JIS配列・バックライト付き) |
| Webカメラ | 207万画素 赤外線(IR)カメラ(Windows Hello対応) |
| 無線 | Wi-Fi 6E/Bluetooth 5.3 |
| バッテリー | 70Wh(3セル) |
| ACアダプター | 68W(Type-C) |
| 素材 | Ceraluminum(セラルミナム) |
| サイズ | 353.5×242.4×13.8〜16.5mm |
| 重量 | 約1.10kg |
16型で約1.10kg
本体は353.5×242.4×13.8〜16.5mm、重量は約1.10kg。ASUSは製品ページで「16型サイズのZenbookで最軽量」としています。
天板・フレーム・底面にはセラルミナム素材を使っています。ASUSは傷や汚れが付きにくい素材だと説明しています。
製品ページの注記によると、上位のUX3607OAは約1.2kgです。
CPUはSnapdragon X X1-26-100
CPUはSnapdragon X X1-26-100、NPUは45 TOPSです。
このCPUはPassMarkに登録がないため、当サイトの比較表では他のCPUと比べられません。製品ページのベンチマーク(Apple M5との比較など)は、上位のSnapdragon X2 Elite Extremeで測った値です。
SnapdragonはArm系のCPUなので、使いたいソフトがArm版のWindowsで動くかを先に確かめておくと安心です。
ほかのCPUの数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
画面は1,920×1,200。3K有機ELは上位構成
この構成の画面は16型・1,920×1,200のグレアで、ストアの仕様欄は色域をDCI-P3 95%としています。
製品ページの注記には「120Hz 3K OLEDディスプレイは、Snapdragon X2 Elite Extremeプロセッサー搭載モデルにのみ搭載」とあります。3Kの画面が欲しい場合は、上位の構成を選ぶ必要があります。
ASUS Storeに並んでいる構成は以下のとおりです(色やOffice付きの違いは省いています)。
| ASUS Storeの構成 | メモリ | ストレージ | 画面 |
| Snapdragon X X1-26-100 | 16GB | 512GB(この記事の構成) | 1,920×1,200 |
| Snapdragon X2 Elite Extreme | 24GB | 512GB | 3K 有機EL |
| Snapdragon X2 Elite Extreme | 48GB | 1TB | 3K 有機EL |
端子はUSB4が2つとSDカード
端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 |
| USB4(Type-C・Power Delivery対応) | 2 |
| USB3.2 Gen2(Type-A) | 1 |
| HDMI | 1 |
| SDカードスロット | 1 |
| 有線LAN(RJ45) | なし |
USB4は2つともデータ転送・映像出力・本体への給電に対応します。付属は68WのType-Cアダプターです。
フルサイズのSDカードスロットがあり、カメラのデータを直接取り込めます。無線はWi-Fi 6EとBluetooth 5.3です。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はASUS公式サイトからご確認お願いします。
まとめ
ASUS Zenbook SORA 16(UX3607QA)のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- 約1.10kgの16型。セラルミナム素材
- USB4×2とSDカードスロット
- Snapdragon X・16GB・512GB。画面は1,920×1,200
16型の大きさと軽さを両立したノートです。広い画面で作業したいけれど、持ち歩きも諦めたくない人に向いています。
注意したいのは、製品ページで目立つ3K有機ELと高性能CPUが上位構成のものだという点です。この構成は1,920×1,200・Snapdragon Xなので、画面の精細さや処理性能を求めるなら上位構成と比べてから選ぶのがおすすめです。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。



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