こんにちはマサです。
今回はIdeaCentre AIO 27IRH9(27型 Intel)・一体型デスクトップPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
IdeaCentreの27型一体型デスクトップで、第13世代のCore i7/i5を積む構成です。
画面は27型のQHD(2560×1440)。このクラスの一体型では解像度が高いほうです。
スピーカーはHARMANのステレオ(3W+3W)。キーボードとマウスはワイヤレスが付属します。
HDMI入力もあるので、ゲーム機をつないで単体のモニターとしても使えます。
IdeaCentre AIO 27IRH9(27型 Intel)の評価

※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| 処理性能 | CPU・メモリ・ストレージ。制作や事務作業の快適さ |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 入力・画面 | 付属キーボードとマウス、ディスプレイの見やすさ |
| 拡張性・端子 | 端子の種類と数、メモリやSSDの増設可否 |
| デザイン・質感 | 外観、筐体の素材、仕上げ |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 27型で作業領域を広く取りたい方(QHDです)
- 机をすっきりさせたい方(配線が電源とLANだけで済みます)
- ワイヤレスのキーボード・マウスを使いたい方(付属します)
- ゲーム機やレコーダーもつなぎたい方(HDMI入力あり)
向かない人
- メモリを増やしたい方(2スロットとも埋まっていて上限16GBです)
- NPUを使うAI機能が目的の方(NPUの記載がありません)
- 独立GPUが必要な方(CPU内蔵のUHDグラフィックスのみです)
- 軽い本体を求める方(約7.1kgです)
IdeaCentre AIO 27IRH9(27型 Intel)のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU426件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=5.0/16GB=7.0/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0 |
| ディスプレイ | 解像度・パネル・リフレッシュレート | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| 画面サイズ | ディスプレイの対角サイズ | 21.5型=5.0/27型=7.5/31.5型=9.5 |
| 設置性 | 本体の重量 | 5kg=10.0/8kg=7.0/10kg=5.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
仕様書に載っている上位構成(Core i7-13620H)で評価したものです。一体型なので、ノートPCで使っている「携帯性」と「バッテリー」の軸を外し、代わりに一体型で意味のある「画面サイズ」と「設置性」を入れています。CPUはモバイル向けを積むため、母数はノートPC向けのままです。
CPUの6.6は10コアのCore i7-13620Hによるもの。ノートPC向けCPU426件の中央値(14,657)を上回ります。
ディスプレイの6.5は27型 QHD(2560×1440)のIPS液晶によるもの。フルHDの一体型より作業領域が広く取れます。
メモリの7.0は16GBによるもの。DDR5-5200の8GB×2で、2スロットとも埋まっています。上限も16GBです。
ストレージの7.0は512GBによるもの。
画面サイズの7.5は27型、設置性の7.9は約7.1kgによるものです。
この世代はNPUの記載がありません。Copilot+ PCの条件は満たしません。
一体型デスクトップPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | ストレージ | |
| Web・動画視聴・文書作成が中心 | Intel Core 5/Core Ultra 5 | 16GB | 512GB以上 |
| 表計算や資料作成が多い | Intel Core Ultra 5〜7 AMD Ryzen AI 5〜7 | 16GB〜32GB | 512GB以上 |
| 写真編集・軽い動画編集をする | Intel Core Ultra 7 AMD Ryzen AI 7 | 32GB | 1TB以上 |
| 3DやAIを使った制作をする | Intel Core Ultra 9 Intel Core Ultra X9 | 32GB以上 | 1TB以上+独立GPU |
この機種は表の上から2行目まで対応できます。メモリが16GBで固定されるため、写真編集や動画編集を本格的にやるなら別の機種を見たほうが安全です。
IdeaCentre AIO 27IRH9(27型 Intel)のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| 筐体 | All-In-One(一体型) |
| OS | Windows 11 Home 64bit(日本語版) |
| CPU | インテル Core i7-13620H プロセッサー(10コア・2.4GHz/ターボブースト時 4.9GHz) インテル Core i5-13420H プロセッサー(8コア・2.1GHz/ターボブースト時 4.6GHz) |
| メモリ | 16GB(8GB×2)DDR5-5200 SDRAM SODIMM 最大16GB/2スロット(空き0) |
| ストレージ | 512GB SSD(PCIe NVMe/M.2) |
| グラフィックス | CPU内蔵(インテル UHD グラフィックス) |
| ディスプレイ | LEDバックライト付 27型 QHD IPS液晶(2560×1440ドット・約1,677万色)光沢なし |
| カメラ | 500万画素カメラ+IRカメラ(プライバシーシャッター・電子式) |
| オーディオ | HARMAN ステレオスピーカー(3W+3W) 内蔵マイクロホン あり |
| 無線 | Wi-Fi 6対応(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n) Bluetooth 5.2 |
| 有線LAN | 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T |
| 付属品 | ワイヤレス日本語キーボード、ワイヤレスマウス ACアダプター、電源コード(アース端子付き) |
| 本体寸法 | 約 611 × 192 × 471mm(幅×奥行×高さ) |
| 重量 | 約7.1kg |
| 消費電力 | 最大135W(電源 135W) |
| カラー | グレー(本体・キーボード・マウス) |
処理性能
CPUはCore i7-13620HとCore i5-13420Hの2種類です。どちらも第13世代(Raptor Lake)のノート向けHシリーズです。
| CPU | コア数 | クロック | PassMark |
| Core i7-13620H | 10コア | 2.4GHz/4.9GHz | 23,202 |
| Core i5-13420H | 8コア | 2.1GHz/4.6GHz | 16,774 |
i7-13620HのPassMarkは23,202。ノートPC向けCPU426件の中央値(14,657)を上回ります。事務作業や写真編集なら余裕があります。
i5-13420Hは16,774で、こちらも中央値は上回ります。価格差を見て選ぶ形になります。
ただしこの世代はNPUの記載がありません。Copilot+ PCの条件は満たさないので、ローカルで動くAI機能が目的なら新しい世代を見たほうがよいです。
グラフィックスはCPU内蔵のインテル UHD グラフィックスです。ゲームや3D制作には向きません。
同じ27型の兄弟機と比べると、以下のようになります。
| 項目 | AIO 27IRH9(本機) | AIO 27IPH11 | AIO 27AKP10 KRK |
| CPU | Core i7-13620H(10コア・23,202) | Core Ultra 7 355(8コア8スレッド) | Ryzen AI 7 350(8コア・24,965) |
| NPU | 仕様書に記載なし | レノボのページに記載なし | 最大50TOPS |
| 画面 | 27型 QHD(2560×1440) | 27型 QHD・120Hz・99% sRGB | 27型 フルHD |
| メモリ | 16GB(2スロット・空0/上限16GB) | 16GB/32GB 選択可能 | 16GB(2スロット・空1/上限16GB) |
| Bluetooth | 5.2 | 5.4 | 5.3 |
画面の解像度はこちらとIPH11が同じ(QHD)ですが、IPH11は120Hz・99% sRGBまで公表されています。CPUの世代とメモリの上限は他の2機種が上です。NPUの数値を公表しているのは27AKP10 KRKだけです。
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
ディスプレイ

LEDバックライト付の27型 QHD(2560×1440)IPS液晶です。約1,677万色・光沢なしという仕様です。
27型にQHDなので、ドットの密度がちょうど良い水準です。フルHDの27型だと文字が大きくなりすぎますが、QHDなら作業領域を広く取れます。
ウィンドウを2つ並べて作業するような使い方に向きます。
光沢なしなので、照明や窓の映り込みは抑えられます。
リフレッシュレートと色域(sRGBカバー率など)は仕様書にも記載がありません。一般的なIPS液晶なら60Hzと見るのが自然ですが、確認できないので断定は避けます。
入出力端子

端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 |
| USB Type-C(USB 3.2 Gen2・側面) | 1 |
| USB-A(USB 3.2 Gen2・背面) | 1 |
| USB 2.0(Type-A・背面) | 2 |
| HDMI(外部出力) | 1 |
| HDMI(外部入力) | 1 |
| 有線LAN(RJ-45) | 1 |
| マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック | 1 |
| メディアカードリーダー | なし |
HDMI入力があります。ゲーム機やレコーダーをつないで、PCを起動しないまま単体のモニターとして使えます。27型のQHDなので、モニターとしての素性も悪くありません。
HDMI出力もあるので、外部モニターをつないで2画面にもできます。
USB Type-C(USB 3.2 Gen2)は側面にあり、USB-AとUSB 2.0×2は背面です。
有線LANの端子も本体にあります。メディアカードリーダーはありません。
メモリとストレージ

メモリは16GB(8GB×2)のDDR5-5200です。
2スロットとも埋まっていて、上限も16GBです。増設の余地がありません。ここは買う前に納得しておく必要があります。
デュアルチャネルで動くので、内蔵グラフィックスの性能は引き出せます。同じ16GBでも1枚差しより有利な構成です。
ストレージは512GB SSD(PCIe NVMe/M.2)です。
写真や動画をたくさん置くなら、外付けSSDの併用を前提に考えたほうが安全です。
設置と付属品

本体寸法は約 611 × 192 × 471mm(幅×奥行×高さ)、重量は約7.1kgです。
27型の一体型としては標準的な重さです。頻繁に動かすものではないので、置き場所を決めてから買うのが前提になります。
キーボードとマウスはワイヤレスです。2.4GHz接続で、接続用のUSBアダプター(ドングル)はマウス本体に収納されています。
ACアダプターと電源コード(アース端子付き)も同梱です。最大消費電力は135Wです。
本体・キーボード・マウスはすべてグレーで揃っています。
カメラと音

カメラは500万画素で、IRカメラも付きます。Windows Helloの顔認証でサインインできます。
電子式のプライバシーシャッターも付きます。使わないときに切っておけます。
スピーカーはHARMANブランドのステレオ(3W+3W)です。動画やオンライン授業の音声が聞き取りやすくなります。
内蔵マイクロホンもあるので、Web会議はつないだだけで始められます。
無線はWi-Fi 6とBluetooth 5.2。有線LANも使えるので、会議の安定性を優先するなら有線でつなぐ手もあります。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。
まとめ

IdeaCentre AIO 27IRH9(27型 Intel)のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- 27型 QHD(2560×1440)。フルHDの一体型より作業領域が広い
- HARMANスピーカーとワイヤレスキーボード・マウスが付属
- メモリは2スロットとも埋まり上限16GB。NPUの記載なし
27型の広い画面で、事務作業とWeb会議を中心に使いたい方に向いた一体型です。QHDなので文字が大きくなりすぎず、ウィンドウを2つ並べる使い方ができます。
弱いのは拡張性とAI機能です。メモリは2スロットとも埋まって上限16GB、NPUの記載もありません。
NPUやメモリ容量を取るなら、同じ27型のIdeaCentre AIO 27IPH11(QHD・32GB)という選択肢があります。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




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