こんにちはマサです。
今回はIdeaCentre AIO 27AKP10 KRK(27型 AMD)・一体型デスクトップPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
IdeaCentreの27型一体型デスクトップで、Ryzen AI 300シリーズを積む構成です。
NPUは最大50TOPSで、Copilot+ PCの条件を満たします。
スピーカーはHARMANのステレオ(3W+3W)。キーボードとマウスはワイヤレスが付属します。
HDMI入力もあるので、ゲーム機をつないで単体のモニターとしても使えます。
IdeaCentre AIO 27AKP10 KRK(27型 AMD)の評価

※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| 処理性能 | CPU・メモリ・ストレージ。制作や事務作業の快適さ |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 入力・画面 | 付属キーボードとマウス、ディスプレイの見やすさ |
| 拡張性・端子 | 端子の種類と数、メモリやSSDの増設可否 |
| デザイン・質感 | 外観、筐体の素材、仕上げ |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 机をすっきりさせたい方(配線が電源とLANだけで済みます)
- ワイヤレスのキーボード・マウスを使いたい方(付属します)
- Copilot+ PCの機能を使いたい方(NPU 最大50TOPS)
- ゲーム機やレコーダーもつなぎたい方(HDMI入力あり)
向かない人
- メモリを32GB以上にしたい方(上限が16GBです)
- 高解像度の画面が欲しい方(フルHDです)
- 独立GPUが必要な方(CPU内蔵のみです)
- 画面のリフレッシュレートを確かめて買いたい方(公表されていません)
IdeaCentre AIO 27AKP10 KRK(27型 AMD)のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU426件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=5.0/16GB=7.0/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0 |
| ディスプレイ | 解像度・パネル・リフレッシュレート | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| 画面サイズ | ディスプレイの対角サイズ | 21.5型=5.0/27型=7.5/31.5型=9.5 |
| 設置性 | 本体の重量 | 5kg=10.0/8kg=7.0/10kg=5.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
仕様書に載っている上位構成(Ryzen AI 7 350)で評価したものです。一体型なので、ノートPCで使っている「携帯性」と「バッテリー」の軸を外し、代わりに一体型で意味のある「画面サイズ」と「設置性」を入れています。CPUはモバイル向けを積むため、母数はノートPC向けのままです。
CPUの6.8は8コアのRyzen AI 7 350によるもの。ノートPC向けCPU426件の中央値(14,657)を大きく上回ります。
NPUは最大50TOPSで、Copilot+ PCの条件を満たします。
メモリの7.0は16GBによるもの。2スロットで1つ空いていますが、仕様書の上限は16GBです。
ストレージの7.0は512GBによるもの。これ以外の選択肢は仕様書にありません。
ディスプレイの5.0は27型 フルHD(1920×1080)のIPS液晶によるもの。リフレッシュレートと色域は公表されていないため、加点していません。
画面サイズの7.5は27型、設置性の7.9は約7.1kgによるものです。
一体型デスクトップPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | ストレージ | |
| Web・動画視聴・文書作成が中心 | Intel Core 5/Core Ultra 5 | 16GB | 512GB以上 |
| 表計算や資料作成が多い | Intel Core Ultra 5〜7 AMD Ryzen AI 5〜7 | 16GB〜32GB | 512GB以上 |
| 写真編集・軽い動画編集をする | Intel Core Ultra 7 AMD Ryzen AI 7 | 32GB | 1TB以上 |
| 3DやAIを使った制作をする | Intel Core Ultra 9 Intel Core Ultra X9 | 32GB以上 | 1TB以上+独立GPU |
この機種は表の上から2行目まで対応できます。メモリの上限が16GBなので、写真編集や動画編集を本格的にやるなら別の機種を見たほうが安全です。
IdeaCentre AIO 27AKP10 KRK(27型 AMD)のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| 筐体 | All-In-One(一体型) |
| OS | Windows 11 Home 64bit(日本語版) |
| CPU | AMD Ryzen AI 7 350 プロセッサー(8コア・2.00GHz/最大ブーストクロック 5.00GHz) AMD Ryzen AI 5 330 プロセッサー(4コア・2.00GHz/最大ブーストクロック 4.50GHz) NPU 最大50TOPS(AMD Ryzen AI) |
| メモリ | 16GB(16GB×1) 最大16GB/2スロット(空き1) |
| ストレージ | 512GB SSD(PCIe NVMe/M.2) |
| グラフィックス | AMD Radeon 860M グラフィックス(Ryzen AI 7 350) AMD Radeon 820M グラフィックス(Ryzen AI 5 330) |
| ディスプレイ | LEDバックライト付 27型 フルHD IPS液晶(1920×1080ドット・約1,677万色)光沢なし |
| カメラ | 500万画素カメラ+IRカメラ(プライバシーシャッター・電子式) |
| オーディオ | HARMAN ステレオスピーカー(3W+3W) 内蔵マイクロホン あり |
| 無線 | Wi-Fi 6対応(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n) Bluetooth 5.3 |
| 有線LAN | 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T |
| 付属品 | ワイヤレス日本語キーボード、ワイヤレスマウス ACアダプター、電源コード(アース端子付き) |
| 本体寸法 | 約 611.72 × 192.1 × 471.66mm(幅×奥行×高さ) |
| 重量 | 約7.1kg |
| 消費電力 | 最大135W(ACアダプター 135W) |
| カラー | クラウドグレー(本体・キーボード・マウス) |
処理性能とAI機能
CPUはRyzen AI 7 350とRyzen AI 5 330の2種類です。レノボの製品ページにはAI 7 350だけが載っていますが、仕様書(2026年2月3日)にはどちらも記載があります。
| CPU | コア数 | PassMark | グラフィックス |
| Ryzen AI 7 350 | 8コア | 24,965 | Radeon 860M |
| Ryzen AI 5 330 | 4コア | 12,685 | Radeon 820M |
AI 7 350のPassMarkは24,965。ノートPC向けCPU426件の中央値(14,657)を大きく上回ります。写真編集や軽い動画編集まで視野に入る数値です。
AI 5 330は4コアで12,685。中央値を下回るので、事務作業とWeb中心の使い方向けです。価格差を見て選ぶ形になります。
NPUは最大50TOPSで、どちらを選んでもCopilot+ PCの条件を満たします。
同じ27型のIntel版と比べると、以下のようになります。
| 項目 | AIO 27AKP10 KRK(本機) | AIO 27ILL11 |
| CPU | Ryzen AI 7 350(8コア・24,965) | Core Ultra 5 226V(8コア8スレッド・17,929) |
| NPU | 最大50TOPS | 最大40TOPS |
| 画面 | 27型 フルHD(Hz・色域の記載なし) | 27型 フルHD・100Hz・99% sRGB |
| メモリ | 16GB(2スロット・空1/上限16GB) | 16GB(オンボード/上限16GB) |
| ストレージ | 512GB | 512GB/1TB |
| スピーカー | HARMAN ステレオ(3W+3W) | ステレオ(3W×2) |
| キーボード・マウス | ワイヤレス | 有線 |
CPUの数値とNPU、メモリの拡張性、スピーカーはこちら、画面の仕様と端子の規格はIntel版が上です。
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
ディスプレイ

LEDバックライト付の27型 フルHD(1920×1080)IPS液晶です。約1,677万色・光沢なしという仕様です。
リフレッシュレートと色域(sRGBカバー率など)は仕様書にも製品ページにも記載がありません。一般的なIPS液晶なら60Hzと見るのが自然ですが、確認できないので断定は避けます。
光沢なしなので、照明や窓の映り込みは抑えられます。長時間の事務作業には向く仕上げです。
27型にフルHDなので、ドットの密度は下がります。文字は大きく見えますが、細かい作業領域を求めるならQHDの27IRH9や27IPH11のほうが向きます。
色を厳密に合わせる作業をするなら、色域が公表されているIdeaCentre AIO 27ILL11のほうが判断しやすいです。
入出力端子

端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 |
| USB Type-C(USB 3.2 Gen2・側面) | 1 |
| USB-A(USB 3.2 Gen2・背面) | 1 |
| USB 2.0(Type-A・背面) | 2 |
| HDMI(外部出力) | 1 |
| HDMI(外部入力) | 1 |
| 有線LAN(RJ-45) | 1 |
| マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック | 1 |
| メディアカードリーダー | なし |
HDMI入力があります。ゲーム機やレコーダーをつないで、PCを起動しないまま単体のモニターとして使えます。
HDMI出力もあるので、外部モニターをつないで2画面にもできます。
USB Type-C(USB 3.2 Gen2)は側面にあり、USB-AとUSB 2.0×2は背面です。日常的に差し替えるものは側面のType-Cに、常時つなぐものは背面に回す形になります。
有線LANの端子も本体にあります。メディアカードリーダーはありません。
メモリとストレージ

メモリは16GB(16GB×1)で、スロットは2つあり1つ空いています。
ただし仕様書の上限は16GBです。スロットが空いていても、増やせる容量は公表されていません。16GBで足りるかを買う前に決めておく必要があります。
ストレージは512GB SSD(PCIe NVMe/M.2)です。仕様書にはこれ以外の選択肢がありません。
写真や動画をたくさん置くなら、外付けSSDの併用を前提に考えたほうが安全です。
1TBを選びたいなら、同じ27型のIdeaCentre AIO 27ILL11に1TBの構成があります。
設置と付属品

本体寸法は約 611.72 × 192.1 × 471.66mm(幅×奥行×高さ)、重量は約7.1kgです。
キーボードとマウスはワイヤレスです。2.4GHz接続で、接続用のUSBアダプター(ドングル)はマウス本体に収納されています。机の上のケーブルが減ります。
ACアダプターと電源コード(アース端子付き)も同梱です。
最大消費電力は135Wです。
本体・キーボード・マウスはすべてクラウドグレーで揃っています。
カメラと音

カメラは500万画素で、IRカメラも付きます。Windows Helloの顔認証でサインインできます。
電子式のプライバシーシャッターも付きます。使わないときに切っておけます。
スピーカーはHARMANブランドのステレオ(3W+3W)です。出力も3W+3Wで、同じサイズのIntel版(3W×2)より上です。動画やオンライン授業の音声が聞き取りやすくなります。
内蔵マイクロホンもあるので、Web会議はつないだだけで始められます。
無線はWi-Fi 6とBluetooth 5.3。有線LANも使えます。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。
まとめ

IdeaCentre AIO 27AKP10 KRK(27型 AMD)のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- Ryzen AI 7 350(PassMark 24,965)とNPU 最大50TOPS。Copilot+ PC対応
- HARMANスピーカーとワイヤレスキーボード・マウスが付属
- メモリの上限は16GB。画面のHzと色域は非公表
事務作業とWeb会議を中心に、机をすっきり使いたい方に向いた一体型です。CPUの数値は同じサイズのIntel版より上で、HARMANスピーカーとワイヤレスのキーボード・マウスも付きます。
弱いのはメモリの上限とディスプレイの情報量です。スロットが1つ空いていても上限は16GBで、画面のリフレッシュレートと色域は公表されていません。
画面の仕様を確かめて選びたいなら、同じ27型のIdeaCentre AIO 27ILL11(100Hz・99% sRGB)という選択肢があります。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




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