こんにちはマサです。
今回はIdeaCentre AIO 27IPH11(27型 Intel)・一体型デスクトップPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
IdeaCentreの27型一体型デスクトップで、Core Ultra シリーズ3を積む最新世代です。
画面は27型 QHD(2560×1440)の120Hz。99% sRGB・350nitで、一体型としては上のほうの仕様です。
メモリは32GB、ストレージは1TBまで選べます。
重量は約6.2kgで、同じ27型の兄弟機(約7.1kg)より軽くなります。
IdeaCentre AIO 27IPH11(27型 Intel)の評価

※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| 処理性能 | CPU・メモリ・ストレージ。制作や事務作業の快適さ |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 入力・画面 | 付属キーボードとマウス、ディスプレイの見やすさ |
| 拡張性・端子 | 端子の種類と数、メモリやSSDの増設可否 |
| デザイン・質感 | 外観、筐体の素材、仕上げ |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 机をすっきりさせたい方(配線が電源1本で済みます)
- 色を見る作業がある方(99% sRGB)
- スクロールの滑らかさが欲しい方(120Hz)
- メモリを32GBまで積みたい方
向かない人
- 独立GPUが必要な方(CPU内蔵のみです)
- 処理性能を優先する方(8コア8スレッドです)
- 4Kの画面が欲しい方(QHDまでです)
- 本体を頻繁に動かす方(約6.2kgです)
IdeaCentre AIO 27IPH11(27型 Intel)のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU426件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=5.0/16GB=7.0/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0 |
| ディスプレイ | 解像度・パネル・リフレッシュレート | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| 画面サイズ | ディスプレイの対角サイズ | 21.5型=5.0/27型=7.5/31.5型=9.5 |
| 設置性 | 本体の重量 | 5kg=10.0/8kg=7.0/10kg=5.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
直販で確認できた最上位の構成で評価したものです。一体型なので、ノートPCで使っている「携帯性」と「バッテリー」の軸を外し、代わりに一体型で意味のある「画面サイズ」と「設置性」を入れています。CPUはモバイル向けを積むため、母数はノートPC向けのままです。
ディスプレイの7.5は27型 QHD(2560×1440)のIPS液晶によるもの。120Hz・99% sRGB・350nitに対応します。
設置性の8.8は約6.2kg(最小構成)によるもの。27型の一体型としては軽いほうです。
CPUの6.1は8コア8スレッドのCore Ultra 7 355によるもの。省電力に振ったシリーズです。
グラフィックスの軸はありません。CPU内蔵のインテル グラフィックスのみで、独立GPUの構成が確認できないためです。
メモリの9.0は32GB、ストレージの8.5は1TB、画面サイズの7.5は27型によるものです。
一体型デスクトップPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | ストレージ | |
| Web・動画視聴・文書作成が中心 | Intel Core 5/Core Ultra 5 | 16GB | 512GB以上 |
| 表計算や資料作成が多い | Intel Core Ultra 5〜7 AMD Ryzen AI 5〜7 | 16GB〜32GB | 512GB以上 |
| 写真編集・軽い動画編集をする | Intel Core Ultra 7 AMD Ryzen AI 7 | 32GB | 1TB以上 |
| 3DやAIを使った制作をする | Intel Core Ultra 9 Intel Core Ultra X9 | 32GB以上 | 1TB以上+独立GPU |
この機種は表の上から3行目まで対応できます。32GBのメモリと1TBのストレージまで選べますが、独立GPUはないため4行目の用途には足りません。
IdeaCentre AIO 27IPH11(27型 Intel)のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| 筐体 | All-In-One(一体型) |
| OS | Windows 11 Home 64bit(日本語版) |
| CPU | インテル Core Ultra 7 プロセッサー 355(8コア8スレッド) インテル Core Ultra 5 プロセッサー 325(8コア8スレッド) ※選択可能 |
| メモリ | 16GB/32GB ※選択可能 ※レノボの日本語ページにスロット数と規格の記載はありません |
| ストレージ | 512GB/1TB SSD(M.2 PCIe) ※選択可能 |
| グラフィックス | CPU内蔵(インテル グラフィックス) |
| ディスプレイ | 27型 QHD(2560×1440)IPS液晶・16:9 120Hz・99% sRGB・350nit・TÜV低ブルーライト |
| カメラ | 電子式プライバシーシャッター付き ※画素数はレノボの日本語ページに記載がありません |
| 有線LAN | イーサネット・コネクター(RJ-45)あり |
| 本体寸法 | 約 613.3 × 192 × 480.75mm(幅×奥行×高さ) |
| 重量 | 約6.2kg(最小構成) |
| カラー | クラウドグレー |
処理性能
CPUはCore Ultra シリーズ3から2種類です。
- インテル Core Ultra 7 プロセッサー 355:8コア8スレッド(20,173)
- インテル Core Ultra 5 プロセッサー 325:8コア8スレッド(19,239)
上と下の差は5%ほどしかありません。価格差が小さければ上を選べばいい、という程度の違いです。
どちらも省電力に振ったシリーズなので、数値そのものは高くありません。事務作業や写真編集なら十分ですが、動画編集を重く回す用途には向きません。
グラフィックスはCPU内蔵のインテル グラフィックスです。独立GPUの構成は確認できませんでした。
同じ27型のAIO 27ILL11と比べると、以下のようになります。
| 項目 | AIO 27IPH11(本機) | AIO 27ILL11 |
| CPU | Core Ultra 7 355(8コア8スレッド・20,173) | Core Ultra 5 226V(8コア8スレッド・17,929) |
| 画面 | 27型 QHD(2560×1440)120Hz・350nit | 27型 FHD(1920×1080)100Hz |
| メモリ | 16GB/32GB | 16GB(オンボード) |
| ストレージ | 512GB/1TB | 512GB/1TB |
| 重量 | 約6.2kg | 約7.1kg |
CPU・画面・メモリの上限・重量のいずれもこちらが上です。ILL11は一段下の位置づけになります。
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
ディスプレイ

27型 QHD(2560×1440)のIPS液晶です。120Hz・99% sRGB・350nit・16:9という仕様で、TÜVの低ブルーライト認証も取っています。
文字の細かさとスクロールの滑らかさを両方取れる組み合わせです。
99% sRGBなので、写真やWebデザインの色を合わせる作業にも使えます。この価格帯で色域が公表されている点も利点です。
4Kではないので、細かい文字を詰めて表示する作業には31.5型の4Kモデルが向きます。
画面の角度調整には対応します。
入出力端子

端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 |
| USB Type-C(USB 3.2 Gen2) | 1 |
| USB-A(USB 3.2 Gen2) | 2 |
| USB 2.0(Type-A) | 1 |
| HDMI | 2 |
| 有線LAN(RJ-45) | 1 |
| コンボジャック | 1 |
| 電源コネクター | 1 |
HDMIが2つあります。兄弟機の27ILL11では入力と出力に分かれているので、この機種も同様と考えられますが、レノボの端子図では入出力の区別が示されていません。購入前に確認してください。
USB Type-C(USB 3.2 Gen2)とUSB-Aを備えます。USB 2.0も1つ残っています。
有線LANの端子も本体にあります。
メディアカードリーダーの記載はありません。
メモリとストレージ

メモリは16GBと32GBから選べます。スロット数と規格は、レノボの日本語ページに記載がありません。
同じ世代の27ILL11はLPDDR5Xのオンボードで0スロットなので、この機種も増設できない可能性があります。購入前に公式サイトで確認してください。
ストレージは512GBと1TBから選べます。M.2のPCIe SSDです。
一体型なので、ディスプレイもあとから交換できません。27型でいいかを含めて決める形になります。
長く使うつもりなら32GBと1TBを選んでおくと安心です。
設置とデザイン

本体寸法は約613.3×192×480.75mm(幅×奥行×高さ)、重量は約6.2kg(最小構成)です。
27型の一体型としては軽いほうです。兄弟機の27ILL11と27AKP10はどちらも約7.1kgなので、1kg近く軽くなります。
配線は電源とネットワークだけで済みます。本体・画面・カメラ・スピーカーがすべて含まれるので、机の上はすっきりします。
奥行きは192mmです。スタンドを含めてもこの寸法に収まるので、奥行きの浅い机にも置けます。
本体カラーはクラウドグレーです。
カメラと使い勝手

カメラには電子式のプライバシーシャッターが付きます。使わないときにスイッチで切れる仕組みです。
画素数はレノボの日本語ページに記載がありません。兄弟機の27ILL11は500万画素なので、同程度と考えるのが自然ですが確定した情報ではありません。
キーボードとマウスの同梱についても、日本語ページに明記がありません。兄弟機はいずれも付属します。
スピーカーの仕様も記載がありません。
細かい仕様が必要な場合は、公式サイトの「カスタマイズする」画面で確認することをおすすめします。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。
まとめ

IdeaCentre AIO 27IPH11(27型 Intel)のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- 27型 QHD・120Hz・99% sRGB・350nitの画面
- メモリ32GB・SSD 1TBまで選べる
- 約6.2kgで27型の一体型としては軽いほう
机をすっきりさせたうえで、画面の質にもこだわりたい方に向いた機種です。QHD・120Hz・99% sRGBがそろうので、文字の細かさも色も妥協せずに済みます。
弱いのは公開されている情報の少なさです。メモリのスロット数もカメラの画素数も日本語ページに記載がなく、購入前に確認が要ります。
価格を抑えるなら、同じ27型のIdeaCentre AIO 27ILL11という選択肢があります。画面はFHD・100Hzになりますが、仕様書が公開されていて情報もそろっています。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




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