こんにちはマサです。
今回はLenovo Chromebook Plus Gen 10(14型 MediaTek)・Chromebookのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
ChromeOSを積む14型のChromebookです。「Plus」はGoogleが定めた上位の規格を満たすモデルに付きます。
画面は14.0型 WUXGAの有機ELでマルチタッチ対応。NPUは最大50TOPSです。
重量は約1.26kg、厚みは15.79mm。バッテリーは60Whrで約17.0時間動きます。
ただしストレージはUFSの256GBで、Windows機のような増設はできません。
Lenovo Chromebook Plus Gen 10(14型 MediaTek)の評価

※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| 処理性能 | CPU・メモリ・ストレージ。事務作業や開発、Web会議の快適さ |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 携帯性 | 重量・本体サイズ・バッテリー容量 |
| 入力・画面 | キーボードの打ちやすさ、ポインティングデバイス、ディスプレイの見やすさ |
| デザイン・堅牢性 | 外観、筐体の素材、堅牢性試験への対応 |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 学習やWeb中心の使い方をする方
- 有機ELの画面が欲しい方
- 外で長く使う方(約17.0時間)
- GoogleのAI機能を使いたい方(NPU 最大50TOPS)
向かない人
- Windowsのソフトを使う方(ChromeOSです)
- ローカルに大量のファイルを置く方(256GBです)
- CPUの数値を重視する方(中央値をやや下回ります)
- Officeをインストールして使いたい方
Lenovo Chromebook Plus Gen 10(14型 MediaTek)のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU422件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| NPU | AIアクセラレーターの処理性能(TOPS) | 40TOPS=6.0/80TOPS=10.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=5.0/16GB=7.0/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ディスプレイ | 解像度・パネル・リフレッシュレート | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| バッテリー | バッテリー容量(Whr) | 50Whr=5.0/80Whr=8.0/100Whr=10.0 |
| 携帯性 | 本体の重量 | 0.8kg=10.0/1.2kg=8.0/1.6kg=6.0/2.0kg=4.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
直販で確認できた構成で評価したものです。
このチャートにはストレージの軸がありません。ChromeOSはファイルをクラウドに置いて使うのが基本で、本体のUFS 256GBをWindows機のSSDと同じ物差しで並べると実態と合わないためです。代わりに、この機種の売りであるNPUを入れています。
NPUの7.0は最大50TOPS(MediaTek NPU 890)によるもの。GoogleのAI機能をローカルで動かすための枠です。
ディスプレイの7.5は14.0型 WUXGA(1920×1200)の有機EL・マルチタッチによるもの。
CPUの4.9はMediaTek Kompanio Ultra 910(14,373)によるもの。ノートPC向けCPU422件の中央値(14,685)をわずかに下回ります。ただしChromeOSはWindowsより軽いので、同じ数値のWindows機と同じ体感にはなりません。
バッテリーの6.0は60Whr、携帯性の7.7は約1.26kg、メモリの7.0は16GBによるものです。
Chromebookのスペック目安
ChromebookはWindows機と前提が違い、ファイルをクラウドに置いて使うのが基本です。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | ストレージ | |
| Web・動画視聴・文書作成が中心 | MediaTek Kompanio 500番台 | 8GB | 64GB以上 |
| 学習やオンライン授業が中心 | MediaTek Kompanio 800番台以上 | 8GB〜16GB | 128GB以上 |
| 画像編集やAndroidアプリも使う | MediaTek Kompanio Ultra Intel Core i3〜i5 | 16GB | 256GB以上 |
| Linux開発環境も動かす | Intel Core i5以上 | 16GB以上 | 256GB以上 |
この機種は表の上から3行目まで対応できます。16GBのメモリとUFS 256GBがあるので、AndroidアプリやGoogleのAI機能まで含めて使えます。
Lenovo Chromebook Plus Gen 10(14型 MediaTek)のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| OS | ChromeOS |
| CPU | MediaTek Kompanio Ultra 910 プロセッサー(8コア・2.10GHz/ターボブースト時 3.62GHz) |
| NPU | MediaTek NPU 890(最大50TOPS) |
| メモリ | LPDDR5x 16GB |
| ストレージ | UFS 256GB |
| グラフィックス | Arm Immortalis G925 MC11 グラフィックス |
| ディスプレイ | 14.0型 WUXGA 有機EL(1920×1200)最大10.74億色・16:10 マルチタッチ対応(10点)・光沢あり |
| カメラ | 500万画素(プライバシーシャッター付き) |
| オーディオ | ドルビーアトモス対応 |
| 無線 | Wi-Fi 7対応(IEEE802.11be/ax/ac/a/b/g/n) |
| 本体寸法 | 約 314.2 × 219.1 × 15.79mm |
| 重量 | 約1.26kg |
| バッテリー | 固定式 4セル 60Whr 約17.0時間 |
| カラー | シーシェル |
ChromeOSという前提
この機種はWindowsではなくChromeOSで動きます。ブラウザとWebアプリ、Androidアプリが中心で、Windows用のソフトはインストールできません。
OfficeもWeb版を使う形になります。会社や学校で使うソフトが決まっているなら、先に対応を確認してください。
そのかわり起動が速く、更新の手間も少なく、ウイルス対策ソフトを別に入れる必要もありません。学習やWeb中心の使い方なら扱いやすい選択肢です。
ファイルはGoogleドライブに置く前提なので、本体のストレージが少なくても困りにくい設計です。
「Plus」はGoogleが定めた上位の規格を満たすモデルに付く名前で、AI機能を含む一部の機能はPlus限定になります。
処理性能とAI機能
CPUはMediaTek Kompanio Ultra 910の1種類だけです。8コアで、2.10GHz(ターボブースト時 3.62GHz)という構成です。
PassMarkは14,373。ノートPC向けCPU422件の中央値(14,685)をわずかに下回ります。ただしChromeOSはWindowsより軽いので、同じ数値のWindows機と同じ体感にはなりません。
NPUはMediaTek NPU 890で最大50TOPSです。GoogleのAI機能をローカルで動かすための枠で、レノボも「GeminiのAI機能と50TOPS NPUの融合」と案内しています。
グラフィックスはArm Immortalis G925 MC11です。
同じ14型のChromebook m Gen 11と比べると、以下のようになります。
| 項目 | Chromebook Plus Gen 10(本機) | Chromebook m Gen 11 |
| CPU | Kompanio Ultra 910(14,373) | Kompanio 540(5,363) |
| NPU | 最大50TOPS | 記載なし |
| 画面 | 14.0型 WUXGA 有機EL・タッチ | 14.0型 WUXGA IPS液晶 |
| メモリ | 16GB | 8GB |
| ストレージ | UFS 256GB | UFS 128GB |
| 重量・バッテリー | 約1.26kg・60Whr(約17.0時間) | 約1.36kg・50Whr(約18.0時間) |
CPU・NPU・画面・メモリ・ストレージのすべてでこちらが上です。価格差を見て選ぶ関係になります。
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
ディスプレイ
14.0型 WUXGA(1920×1200)の有機ELです。最大10.74億色・16:10・光沢ありで、マルチタッチ(10点)に対応します。
有機ELなので黒が沈み、コントラストが高く出ます。レノボも「OLEDによる真の色彩とリアリティ」と案内しています。
Chromebookで有機ELを積む機種は多くないので、ここがこの機種を選ぶ理由のひとつになります。
16:10なので、縦方向の表示量は16:9の画面より多くなります。Webページを読む用途に向く比率です。
輝度と色域の記載はレノボの日本語ページにありません。
バッテリーと携帯性

バッテリーは60Whrで、約17.0時間動きます。
重量は約1.26kg、厚みは15.79mmです。14型で1.3kgを切るので、毎日持ち歩く使い方にも向きます。
本体寸法は約314.2×219.1mmです。
ChromeOSは消費電力が小さく、容量のわりに時間が伸びやすいのが特徴です。授業や外出が一日続いても電源を探さずに済む水準です。
本体カラーはシーシェルです。
入出力端子

端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 |
| USB Type-C(USB 3.2 Gen1・DisplayPort出力・USB PD対応) | 2 |
| USB-A(USB 3.2 Gen1) | 1 |
| 有線LAN(RJ-45) | 0 |
USB Type-Cが2つあり、どちらもDisplayPort出力とUSB PDに対応します。左右どちらからでも充電と映像出力ができます。
USB Type-Aも1つ残っているので、マウスやUSBメモリはそのまま挿せます。
有線LANの端子はありません。無線はWi-Fi 7に対応します。Chromebookでは新しい部類の規格です。
メモリカードスロットの記載はレノボの日本語ページにありません。
メモリとストレージ

メモリは16GBのLPDDR5xです。Chromebookとしては多いほうで、タブを多く開く使い方でも余裕があります。
ストレージはUFSの256GBです。SSDではなくUFSという規格で、増設や交換はできません。
ChromeOSはファイルをGoogleドライブに置く前提なので、本体に大量のファイルを保存する設計ではありません。
とはいえ256GBあれば、オフラインで使うファイルやAndroidアプリを入れても困りにくい容量です。
カメラは500万画素で、プライバシーシャッター付きです。オーディオはドルビーアトモスに対応します。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。
まとめ

Lenovo Chromebook Plus Gen 10(14型 MediaTek)のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- 14.0型 WUXGA 有機EL・マルチタッチ。NPU 最大50TOPS
- 約1.26kg・60Whrで約17.0時間
- ChromeOS。Windowsのソフトは動きません
学習やWeb中心の使い方で、画面とバッテリーにもこだわりたい方に向いた機種です。有機ELとNPU 50TOPSを約1.26kgに収めています。
弱いのはChromeOSという前提そのものです。Windows用のソフトは動かないので、使うソフトが決まっているなら先に確認が要ります。
価格を抑えるなら、同じ14型のChromebook m Gen 11という選択肢があります。ただしCPU・メモリ・画面はいずれも一段下がります。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




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