こんにちはマサです。
今回はLenovo V15 Gen 6 AMN(15.6型 AMD)・ビジネス向けノートPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
Lenovo Vシリーズの15.6型で、AMDの入門向けCPUを積むモデルです。
レノボの日本語ページに製品仕様の表がなく、仕様書(PDF)も公開されていません。この記事は直販モデルの一覧と製品ページの説明文から組み立てています。
直販で確認できるのはRyzen 5 40とAthlon Silver 10の2種類。メモリ16GB・SSD 512GBが主な構成です。
バッテリーは47Whr。有線LANの端子も本体にあります。
Lenovo V15 Gen 6 AMN(15.6型 AMD)の評価

※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| 処理性能 | CPU・メモリ・ストレージ。事務作業や開発、Web会議の快適さ |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 携帯性 | 重量・本体サイズ・バッテリー容量 |
| 入力・画面 | キーボードの打ちやすさ、ポインティングデバイス、ディスプレイの見やすさ |
| デザイン・堅牢性 | 外観、筐体の素材、堅牢性試験への対応 |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- とにかく安く業務用のPCをそろえたい方
- Web・メール・文書作成しか使わない方
- 有線LANを本体の端子でつなぎたい方
- MIL規格の試験を通った筐体が欲しい方
向かない人
- 処理性能を求める方(PassMarkは9,357です)
- 重量を確認してから買いたい方(公式に記載がありません)
- 高解像度の画面が欲しい方(フルHD・16:9です)
- 外で長く使う方(47Whrです)
Lenovo V15 Gen 6 AMN(15.6型 AMD)のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU422件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=5.0/16GB=7.0/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0 |
| ディスプレイ | 解像度・パネル・リフレッシュレート | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| バッテリー | バッテリー容量(Whr) | 50Whr=5.0/80Whr=8.0/100Whr=10.0 |
| 画面サイズ | ディスプレイの対角サイズ | 13型=5.0/15型=7.0/17型=9.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
直販モデルの一覧で確認できた上位の構成で評価したものです。
このチャートには携帯性の軸がありません。レノボの日本語ページに本体質量の記載がなく、仕様書も公開されていないためです。推測で埋めるより、外して出すほうが誠実だと考えました。代わりに「画面サイズ」を入れています。
CPUの3.4はRyzen 5 40(9,357)によるもの。ノートPC向けCPU422件の中央値(14,685)を下回ります。用途を絞って選ぶ機種です。
バッテリーの4.7は47Whrによるもの。これは製品ページの説明文に書かれていた数値です。
ディスプレイの5.0は15.6型 フルHD(1920×1080)によるもの。IPSとTNが選べますが、どちらかは直販の構成しだいです。
メモリの7.0は16GB、ストレージの7.0は512GB、画面サイズの7.3は15.6型によるものです。
ビジネス向けノートPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | ストレージ | |
| Web・メール・文書作成が中心 | Intel Core 3〜5 AMD Ryzen 3〜5 | 8GB〜16GB | 256GB以上 |
| 表計算や資料作成が多い | Intel Core 5〜7 AMD Ryzen 5〜7 | 16GB | 512GB以上 |
| 開発・画像編集もする | Intel Core Ultra 7 AMD Ryzen AI 7以上 | 32GB | 1TB以上 |
| 動画編集や大きなデータを扱う | Intel Core Ultra 7〜9 AMD Ryzen AI 9 | 32GB〜64GB | 1TB以上 |
この機種は表の上から1行目まで対応できます。Web・メール・文書作成に用途を絞るなら使えますが、表計算を重く回すような使い方には向きません。
Lenovo V15 Gen 6 AMN(15.6型 AMD)のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| OS | Windows 11 Home 64bit/Windows 11 Pro 64bit ※モデルにより異なります |
| CPU | AMD Ryzen 5 40(4コア8スレッド・2.80GHz/最大4.30GHz・Radeon 610M) AMD Athlon Silver 10(2コア2スレッド・2.40GHz/最大3.50GHz) ※直販モデルの一覧による。レノボは「AMD Ryzen 10シリーズ」と案内しています |
| メモリ | 16GB/8GB LPDDR5-5500MT/s(オンボード) |
| ストレージ | 512GB/128GB SSD(M.2 2242 PCIe Gen4) |
| グラフィックス | APU内蔵(AMD Radeon 610M グラフィックス/内蔵グラフィックス) |
| ディスプレイ | 15.6型 フルHD(1920×1080) レノボは「明るいTNまたはIPSパネル」「TÜV Low Blue Light認証」と案内しています |
| キーボード | JIS配列(テンキー付き) ※キー数の記載はレノボの日本語ページにありません |
| バッテリー | 47Whr USB Type-C充電に対応 ※駆動時間はレノボの日本語ページに掲載がありません |
| 重量 | レノボの日本語ページに記載がありません |
| 本体寸法 | レノボの日本語ページに記載がありません |
| 筐体 | MIL-SPEC 耐久性試験済み(レノボの案内による) |
| セキュリティ | ThinkShield/fTPM(またはオプションのdTPM) Webカメラのプライバシーシャッター/セキュリティスロット |
| カラー | ブラック |
公開されている情報が少ない
先に書いておきたいのは、この機種は公開されている情報が少ないことです。
レノボの日本語の製品ページには「製品仕様」の表がなく、仕様書(PDF)も公開されていません。重量・本体寸法・キー数・カメラの画素数・指紋センサーの有無は、いずれも確認できませんでした。
この記事で書いている数値は、直販モデルの一覧に出ている構成と、製品ページの説明文に書かれていた47Whrという容量から組み立てたものです。
同じ名前の「Lenovo V14 Gen 6(AMD)」「Lenovo V15 Gen 6(AMD)」は別の製品ページで、そちらは仕様書もそろっています。AMNは末尾の付く別モデルなので、仕様を混ぜないよう注意してください。
購入を検討するなら、公式サイトの「カスタマイズする」画面と直販モデルの一覧で実際の構成を確認することをおすすめします。
処理性能
直販モデルの一覧で確認できるCPUは2種類です。
| CPU | コア/スレッド | PassMark | 内蔵グラフィックス |
| AMD Ryzen 5 40 | 4コア8スレッド | 9,357 | AMD Radeon 610M |
| AMD Athlon Silver 10 | 2コア2スレッド | 3,543 | 内蔵グラフィックス |
Ryzen 5 40は4コア8スレッドで、PassMarkは9,357です。ノートPC向けCPU422件の中央値(14,685)を下回ります。Web・メール・文書作成なら動きますが、表計算を重く回すような使い方には向きません。
Athlon Silver 10は2コア2スレッドで3,543。こちらはさらに用途を絞る前提になります。なおPassMarkのサンプル数が1件だけなので、数値は参考値として見てください。
レノボはこれらを「AMD Ryzen 10シリーズ・プロセッサー」と案内しています。
同じ世代の「V15 Gen 6(AMD)」と比べると、以下のようになります。
| 項目 | V15 Gen 6 AMN(本機) | V15 Gen 6(AMD) |
| 最上位CPU | Ryzen 5 40(4コア8スレッド・9,357) | Ryzen 7 170(8コア16スレッド・20,613) |
| メモリ | 8GB/16GB(オンボード) | 8GB/16GB/32GB(2スロット) |
| ストレージ | 128GB/512GB(M.2 2242) | 256GB/512GB/1TB |
| バッテリー | 47Whr | 47Whr |
| 仕様書(PDF) | 公開されていません | あり |
| 重量 | 記載なし | 約1.6kg |
CPU・メモリ・ストレージ・情報量のすべてで、末尾にAMNの付かないほうが上です。
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
ディスプレイ
15.6型 フルHD(1920×1080)です。
レノボは「明るいTNまたは、IPSパネルを採用」と案内しています。どちらが載るかは直販の構成しだいです。
TN液晶は視野角が狭く、斜めから見ると色が変わります。画面を人に見せる機会があるなら、IPSかどうかを購入前に確認してください。
TÜV Low Blue Light認証を取っているとレノボは案内しています。
色域・輝度・比率・リフレッシュレートの記載はありません。直販の一覧には「1920×1080(FHD)搭載可能」とだけ出ています。
入出力端子

端子の構成は以下のとおりです(製品ページの端子図による)。
| 端子 | 数 |
| USB Type-C(USB 5Gbps/USB PD・DP Alt Mode対応) | 2 |
| USB-A(USB 5Gbps) | 1 |
| USB 2.0 | 1 |
| HDMI | 1 |
| 有線LAN(RJ-45) | 1 |
| マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック | 1 |
| ケーブルロックスロット | 1 |
USB Type-Cが2つあり、どちらもUSB PDとDP Alt Modeに対応します。左右どちらからでも充電と映像出力ができます。
有線LANの端子も本体にあります。社内ネットワークに有線でつなぐ運用には効きます。
USB 2.0が1つ残っているのは、この価格帯らしいところです。マウスやキーボードをつなぐには十分です。
ケーブルロックスロットも備えます。
メモリとストレージ

メモリはLPDDR5-5500のオンボードです。直販の一覧では8GBと16GBがあり、スロットの記載はありません。あとから増やす前提では考えないほうが安全です。
ストレージはM.2 2242のPCIe Gen4 SSDで、128GBと512GBがあります。
2242は2280より短い規格なので、交換用のSSDを探すときは長さに注意が要ります。
同じ世代の「V15 Gen 6(AMD)」は2スロットのSODIMMで最大32GBなので、拡張性ではそちらが上です。
長く使うつもりなら16GB・512GBの構成を選んでおくほうが安心です。
キーボードと筐体

15.6型なのでテンキーが付きます。レノボの製品写真でも、右側にテンキーが確認できます。
ポインティングデバイスはタッチパッドです。
キー数・カメラの画素数・指紋センサーの有無は、レノボの日本語ページに記載がありません。
レノボはWebカメラのプライバシーシャッターとセキュリティスロットを備えると案内しています。セキュリティはThinkShieldで、fTPMまたはオプションのdTPMを選べるとしています。
MIL規格の耐久性試験を通ったともレノボは案内しています。本体カラーはブラックです。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。
まとめ

Lenovo V15 Gen 6 AMN(15.6型 AMD)のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- レノボの日本語ページに仕様表がなく、仕様書も非公開
- CPUはRyzen 5 40(9,357)とAthlon Silver 10(3,543)
- メモリはオンボード。バッテリーは47Whr
とにかく安く、用途を絞って業務用のPCをそろえたい方に向いた機種です。有線LANとMIL規格の試験を通った筐体は、この価格帯では悪くない組み合わせです。
ただし公開されている情報が少なく、処理性能も中央値を下回ります。重量も本体寸法も公式に出ていないので、持ち運びを考えるなら確認が要ります。
同じ予算で選べるなら、末尾にAMNの付かない「Lenovo V15 Gen 6(AMD)」のほうが情報もそろっていて、CPUとメモリの選択肢も広くなります。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




コメント