こんにちはマサです。
今回はIdeaPad Slim 3i Gen 11(16型 Core)・スタンダードノートPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
IdeaPad Slim 3iの16型で、Core シリーズ(Core Ultraではないほう)を積む構成です。
16型なのでテンキーが付きます。メモリ16GBとSSD 512GBも最初から載ります。
画面は16.0型 WUXGA(1920×1200)のIPS液晶です。
ただしカメラはHD 720pでIRカメラがなく、指紋センサーもありません。生体認証は使えない構成です。
IdeaPad Slim 3i Gen 11(16型 Core)の評価

※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| 処理性能 | CPU・メモリ・ストレージ。事務作業や開発、Web会議の快適さ |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 携帯性 | 重量・本体サイズ・バッテリー容量 |
| 入力・画面 | キーボードの打ちやすさ、ポインティングデバイス、ディスプレイの見やすさ |
| デザイン・堅牢性 | 外観、筐体の素材、堅牢性試験への対応 |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 大きい画面で作業したい方(16.0型)
- テンキーを使う方
- 最初から16GB+512GBが欲しい方
- 学習や事務作業が中心の方
向かない人
- 顔認証や指紋認証を使いたい方(どちらもありません)
- Web会議の画質を気にする方(HD 720pです)
- 外で長く使う方(動画再生 約8.5時間です)
- メモリを増設したい方(16GB・1スロット空きなし)
IdeaPad Slim 3i Gen 11(16型 Core)のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU422件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=5.0/16GB=7.0/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5) |
| ディスプレイ | 解像度・パネル・リフレッシュレート | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| バッテリー | バッテリー容量(Whr) | 50Whr=5.0/80Whr=8.0/100Whr=10.0 |
| 携帯性 | 本体の重量 | 0.8kg=10.0/1.2kg=8.0/1.6kg=6.0/2.0kg=4.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
仕様書に載っている上位の構成で評価したものです。
CPUの5.1はCore 7 350によるもの。ノートPC向けCPU422件の中央値(14,657)をわずかに上回る位置です。
なお同じ機種で選べるCore 5 320(15,424)のほうが、Core 7 350(15,127)より数値は上です。型番の順と数値の順が一致しない例です。
バッテリーの5.0は50Whrによるもの。駆動時間は動画再生時で約8.5時間です。
メモリの7.0は16GB、ストレージの7.0は512GBによるもの。どちらも増やせません。
携帯性の5.6は約1.68kgによるもの。16型としては標準的です。
スタンダードノートPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | ストレージ | |
| Web・動画視聴・文書作成が中心 | Intel Core 3〜5 AMD Ryzen 5 | 8GB〜16GB | 256GB以上 |
| 学習・表計算・資料作成が多い | Intel Core 5〜7 Intel Core Ultra 5 AMD Ryzen 7 | 16GB | 512GB以上 |
| 写真編集・軽い動画編集をする | Intel Core Ultra 5〜7 | 16GB〜32GB | 512GB以上 |
| 本格的な動画編集・開発をする | Intel Core Ultra 7以上 | 32GB以上 | 1TB以上 |
この機種は表の上から2行目まで対応できます。学習や資料作成なら余裕がありますが、写真編集や動画編集を日常的にやるなら別の機種を見たほうが安全です。
IdeaPad Slim 3i Gen 11(16型 Core)のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| OS | Windows 11 Home 64bit(日本語版) |
| CPU | インテル Core 7 プロセッサー 350(NPU 最大17TOPS) インテル Core 5 プロセッサー 320(NPU 最大16TOPS) インテル Core 3 プロセッサー 304(5コア・1.50GHz/ターボブースト時 4.30GHz・NPU 最大15TOPS) ※モデルにより異なります。Core 3 304は別の仕様書(83RS0018JP/83RS0014JP)の記載で、レノボの製品ページのプロセッサー欄にはCore 7 350とCore 5 320だけが載っています |
| メモリ | DDR5-5600 SODIMM 16GB(16GB×1) 最大16GB ※スロット数1(空0)。出荷時の容量は変更できません |
| ストレージ | 512GB SSD(PCIe NVMe/M.2) |
| グラフィックス | CPU内蔵(インテル グラフィックス) |
| ディスプレイ | 16.0型 WUXGA IPS液晶(1920×1200)約1,677万色・16:10・光沢なし |
| キーボード | JIS配列(テンキー・Copilotキー付き) マルチタッチパッド |
| カメラ | HD 720pカメラ(プライバシーシャッター付き) ※IRカメラはありません |
| 指紋センサー | 搭載しません |
| オーディオ | ステレオスピーカー(2.0W×2)・Dolby Audio対応 |
| カードスロット | SDカードリーダー |
| 無線 | Wi-Fi 6対応(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n) Bluetooth 5.3 有線LANには対応しません |
| 本体寸法 | 約 360.0 × 251.0 × 16.9mm(最薄部) |
| 重量 | 約1.68kg |
| バッテリー | 固定式 3セル 50Whr 動画再生時 約8.5時間・アイドル時 約17.8時間(JEITA 3.0) 充電時間 約2時間(Rapid Charge Boost対応) |
| カラー | ルナグレー |
処理性能
CPUはCore シリーズから3種類です。モデルによって載るものが変わります。
| CPU | PassMark | NPU |
| インテル Core 5 320 | 15,424 | 最大16TOPS |
| インテル Core 7 350 | 15,127 | 最大17TOPS |
| インテル Core 3 304 | 12,294 | 最大15TOPS |
Core 3 304はレノボの製品ページには載っておらず、同じ16IWC11の別の仕様書(83RS0018JP/83RS0014JP)に記載があるものです。直販で選べるかは公式サイトでご確認ください。
表を数値の順に並べると、Core 5 320がCore 7 350を上回ります。型番の数字が大きいほうが速いとは限らないので、選ぶときは数値を見たほうが確実です。
Core 3 304は5コアで、ほかの2つより一段落ちます。
NPUはいずれも20TOPS未満です。Copilot+ PCの条件(40TOPS以上)には届かないので、ローカル処理のAI機能を使いたいならCore Ultra版を見ることになります。
同じ16型のCore Ultra版と比べると、以下のようになります。
| 項目 | 16型 Core(本機) | 16型 Core Ultra |
| CPU | Core 7 350/Core 5 320/Core 3 304 | Core Ultra 7 355/Core Ultra 5 322 |
| NPU | 最大17TOPS | 最大49TOPS(Copilot+ PC対応) |
| カメラ | HD 720p(IRなし) | FHD 1080p+IR |
| バッテリー | 50Whr(動画再生 約8.5時間) | 60Whr(動画再生 約16.3時間) |
| 重量 | 約1.68kg | 約1.73kg |
重量だけがこちら、CPU・NPU・カメラ・バッテリーはCore Ultra版が上回ります。
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
ディスプレイ
16.0型 WUXGA(1920×1200)のIPS液晶です。選択肢はこれだけになります。
約1,677万色・16:10・光沢なしという仕様です。
16型でも解像度はWUXGAのままなので、細かさでは14型に劣ります。そのかわり文字は大きく見えます。文字を大きいまま使いたい方には向く組み合わせです。
色域と輝度はレノボ公式の仕様に記載がないため、色を厳密に見る作業には向かないと考えたほうが安全です。
タッチパネルの設定はありません。
キーボードと生体認証

16型なのでテンキーが付きます。数字をよく打つなら、14型との明確な差になります。Copilotキーも付きます。
ポインティングデバイスはマルチタッチパッドです。
カメラはHD 720pで、IRカメラがありません。指紋センサーも搭載しません。つまり顔認証も指紋認証も使えず、サインインはパスワードかPINになります。
Web会議が多いなら、HD 720pという画質も気になるところです。同じ16型のCore Ultra版はFHD 1080p+IRカメラになります。
オーディオはステレオスピーカー(2.0W×2)とDolby Audioです。
入出力端子

端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 |
| USB Type-C(USB 5Gbps/USB PD・DP Alt Mode対応) | 1 |
| USB-A(USB 5Gbps) | 2 |
| HDMI | 1 |
| SDカードリーダー | 1 |
| マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック | 1 |
| 電源コネクター(丸型) | 1 |
| 有線LAN(RJ-45) | 0 |
USB Type-Cは1つだけです。USB PDとDP Alt Modeに対応するので充電と映像出力はできますが、ドックと充電を同時に使う構成は組みにくくなります。
そのかわり充電用の丸形コネクターが別に用意されているので、Type-Cを塞がずに充電できます。
USB Type-Aが2つとHDMI、SDカードリーダーも備えます。有線LANの端子はありません。
無線はWi-Fi 6とBluetooth 5.3です。
バッテリーと携帯性

バッテリーは50Whrで、動画再生時は約8.5時間、アイドル時は約17.8時間(JEITA 3.0)です。
16型で50Whrなので、駆動時間は短めです。机に据えて使い、必要なときだけ持ち出す使い方が合います。
充電時間は約2時間で、Rapid Charge Boostに対応します。
重量は約1.68kgです。本体の厚みは最薄部で16.9mmです。
同じ16型のCore Ultra版は60Whrで約16.3時間なので、持ち歩くならそちらが向きます。
メモリと拡張性

メモリは16GBで、スロットは1つ。すでに16GBのモジュールで埋まっています。上限も16GBなので、あとから増やす道はありません。
仕様書にも「出荷時のメモリ容量を変更することはできません」と明記されています。
ストレージは512GBのPCIe NVMe SSDです。
底面には横一列の通気口があります。16型なので内部に余裕があり、発熱の面では有利です。
本体カラーはルナグレーです。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。
まとめ

IdeaPad Slim 3i Gen 11(16型 Core)のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- 16型でテンキー付き。16GB+512GBが最初から
- カメラはHD 720p、指紋センサーなし。生体認証は使えない
- バッテリーは50Whrで動画再生 約8.5時間
大きい画面とテンキーを、価格を抑えて手に入れたい方に向いた機種です。16GBと512GBが最初から付く点も扱いやすいところです。
弱いのは生体認証とカメラ、そしてバッテリーです。顔認証も指紋認証も使えず、カメラはHD 720p、駆動時間は約8.5時間になります。
そこが気になるなら、同じ16型のCore Ultra版という選択肢があります。FHD+IRカメラになり、駆動時間も約16.3時間に伸びます。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




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