【レビュー】ThinkPad E16 Gen 4(16型 AMD) | WQXGA 120Hzの16型

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ThinkPad E16 Gen 4(16型 AMD)の本体 ガジェット
引用元:Lenovo公式サイト

こんにちはマサです。

今回はThinkPad E16 Gen 4(16型 AMD)・ビジネス向けノートPCのレビューをしていきます。

結論からお伝えすると、

ThinkPadの入門ラインであるEシリーズの16型、最新世代のAMD版です。

16型 WQXGA(2560×1600)で100% sRGB・120Hzという画面が選べます。Eシリーズとしては踏み込んだ仕様です。

メモリは2スロットで64GBまで。E16 Gen 4の3構成でここまで伸びるのはAMD版だけです。

テンキー付きの110キー・キーボードを備え、重量は約1.63kgからです。

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ThinkPad E16 Gen 4(16型 AMD)の評価

ThinkPad E16 Gen 4(16型 AMD)の本体
引用元:Lenovo公式サイト

総合点・・・・・・4.0
処理性能・・・・・4.0
コスパ・・・・・・4.5
携帯性・・・・・・3.0
入力・画面・・・・4.5
デザイン・堅牢性・3.5

※評価はmasalog運営者の主観です

各項目は1.0〜5.0で評価しています。

点数意味
5.0このクラスで最高水準
4.0十分に満足できる
3.0標準的。価格なりで不足はない
2.0用途によっては足りない
1.0おすすめしない

5項目の内容は以下のとおりです。

項目見ているもの
処理性能CPU・メモリ・ストレージ。事務作業や開発、Web会議の快適さ
コスパ絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか
携帯性重量・本体サイズ・バッテリー容量
入力・画面キーボードの打ちやすさ、ポインティングデバイス、ディスプレイの見やすさ
デザイン・堅牢性外観、筐体の素材、堅牢性試験への対応

総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。

向いている人

  • 16型の画面でテンキーも使いたい方
  • 色域とリフレッシュレートのある画面が欲しい方
  • メモリを64GBまで積みたい方
  • Copilot+ PCのNPUを使いたい方

向かない人

  • 持ち歩く時間が長い方(約1.63kg〜)
  • Thunderboltの周辺機器を使う方(USB4です)
  • 有機ELの画面が欲しい方
  • WWANで外から通信したい方(非対応です)

ThinkPad E16 Gen 4(16型 AMD)のスペック評価

各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。

各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。

項目基準にしている数値換算のしかた
CPUPassMark(CPU Mark)ノートPC向けCPU422件の最高値で10.0、中央値で5.0
メモリ容量8GB=5.0/16GB=7.0/32GB=9.0/64GB=10.0
ストレージ容量と規格256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5)
ディスプレイ解像度・パネル・リフレッシュレートフルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点
バッテリーバッテリー容量(Whr)50Whr=5.0/80Whr=8.0/100Whr=10.0
携帯性本体の重量0.8kg=10.0/1.2kg=8.0/1.6kg=6.0/2.0kg=4.0

CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。

カスタマイズで選べる最上位の構成で評価したものです。

ディスプレイの8.0は16型 WQXGA(2560×1600)100% sRGB・400nit・120Hzの液晶によるもの。Eシリーズでこの数値が出るのは珍しい部類です。

CPUの7.0は8コア16スレッドのRyzen AI 7 450によるもの。7種類あるCPUのうち、これだけが8コアです。

メモリの10.0は最大64GBによるもの。2スロットあるので後から増やせます。

バッテリーの6.4は64Whrによるもの。動画再生 最大 約14.4時間とされています。

ビジネスノートPCのスペック目安

どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。

CPUメモリストレージ
文書作成・Web会議が中心Intel Core Ultra 516GB256GB以上
表計算や資料作成が多いIntel Core Ultra 5〜716GB〜32GB512GB以上
開発・画像編集もするIntel Core Ultra 732GB1TB以上
動画編集や大きなデータを扱うIntel Core Ultra 7〜9
Intel Core Ultra X7〜X9
32GB〜64GB1TB以上

この機種は表の上から3行目まで対応できます。8コアのCPUと64GBのメモリまで選べるので、開発や画像編集にも対応できます。

ThinkPad E16 Gen 4(16型 AMD)のスペック

主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。

項目内容
OSWindows 11 Pro 64bit ほか ※選択可能
CPUAMD Ryzen AI 7 450(8コア16スレッド)/445/345(6コア12スレッド)
AMD Ryzen AI 5 PRO 340/435(6コア12スレッド)/430/330(4コア8スレッド)
※選択可能
NPUAPU内蔵 AMD Ryzen AI(最大50TOPS)
メモリDDR5-5600 SODIMM 16GB/24GB/32GB/64GB
最大64GB ※スロット数2。増設できます
ストレージ256GB/512GB/1TB SSD ※選択可能
グラフィックスAPU内蔵(AMD Radeon 860M/840M/820M グラフィックス)
※CPUにより異なります
ディスプレイ16型 WQXGA IPS液晶(2560×1600)100% sRGB・400nit・120Hz
16型 WUXGA IPS液晶(1920×1200)マルチタッチ対応・100% sRGB・400nit・120Hz
16型 WUXGA IPS液晶(1920×1200)45% NTSC・400nit・60Hz
※選択可能。いずれも光沢なし
キーボード6列110キー JIS配列(テンキー付き)
TrackPoint + 3ボタンクリックパッド、バックライト付き
カメラ5MP/FHD 1080p+IR ハイブリッド/HD 720p
いずれもプライバシーシャッター付き ※選択可能
無線Wi-Fi 7(MediaTek MT7925)+ Bluetooth 5.4
WWANには対応しません
本体寸法約 356 × 249 × 10.1(前端)〜17.05(後端)/21.95mm(最厚部)
重量約1.63kg〜
バッテリー64Whr(4セル)/48Whr(3セル) ※選択可能
動画再生 最大 約14.4時間/アイドル時 約22.5時間/JEITA 3.0
カラーブラック

処理性能

CPUはRyzen AI シリーズから7種類です。コア数で3つに分かれます。

  • 8コア16スレッド:Ryzen AI 7 450
  • 6コア12スレッド:Ryzen AI 7 445/345、Ryzen AI 5 PRO 340、Ryzen AI 5 435
  • 4コア8スレッド:Ryzen AI 5 430/330

8コアはRyzen AI 7 450だけです。型番が近いRyzen AI 7 445は6コアなので、ここは間違えやすい点です。

内蔵グラフィックスもCPUで変わります。450はRadeon 860M、最下位の330は820M、それ以外は840Mです。

NPUは最大50TOPSで、いずれもCopilot+ PCに対応します。

同じ世代の14型と比べると、以下のようになります。

項目E16 Gen 4 AMD(本機)E14 Gen 8 AMD
画面サイズ16型14型
キー数110キー(テンキー付き)89キー(テンキーなし)
高解像度パネルWQXGA(2560×1600)120Hz2.8K(2880×1800)120Hz
CPU同じ7種類同じ7種類
メモリ上限64GB(2スロット)同じ
バッテリー駆動動画再生 最大 約14.4時間最大 約14.9時間
重量約1.63kg〜約1.34kg〜

CPUとメモリの構成は同じで、違うのは画面サイズ・キーボード・解像度・重量です。約290gの差があります。

CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。

ディスプレイ

ThinkPad E16 Gen 4(16型 AMD)のディスプレイ
引用元:Lenovo公式サイト

16型が3種類。上の2つは120Hz・100% sRGBに対応します。

  • WQXGA IPS液晶(2560×1600)100% sRGB・400nit・120Hz
  • WUXGA IPS液晶(1920×1200)マルチタッチ対応・100% sRGB・400nit・120Hz
  • WUXGA IPS液晶(1920×1200)45% NTSC・400nit・60Hz

WQXGAは2560×1600で、16型でも文字が細かく表示されます。作業領域の広さを求めるならこれ一択です。

下位のWUXGAは45% NTSC・60Hzなので、同じ機種でも体験はかなり変わります。選ぶときの分かれ目になる項目です。

いずれも光沢なしです。有機ELは選べません。

メモリと拡張性

ThinkPad E16 Gen 4(16型 AMD)の天板
引用元:Lenovo公式サイト

メモリはDDR5-5600のSODIMMで、スロットが2つあります。16GBから64GBまで選べます。

E16 Gen 4の3構成のうち、64GBまで積めるのはこのAMD版だけです。Intel版とIWL版は32GBで止まります。

オンボードではないので、購入後に自分で増設・交換できます。

ストレージは256GBから1TBまでです。2TBは選べません。

入出力端子

ThinkPad E16 Gen 4(16型 AMD)の側面インターフェース
引用元:Lenovo公式サイト

端子の構成は以下のとおりです。

端子数
USB Type-C(USB4 40Gbps/USB PD 15〜65W/DisplayPort 1.4a)2
USB-A(USB 10Gbps・Always On)1
USB-A(USB 5Gbps)1
HDMI1
有線LAN(RJ-45)1
マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック1

Type-CはUSB4 40Gbpsで、Thunderbolt 4ではありません。速度と映像出力は同等ですが、Thunderbolt専用の周辺機器を使う予定があるなら確認が必要です。

USB PDは15〜65Wに対応し、映像出力はDisplayPort 1.4aです。

USB Type-Aは2つ。片方はAlways On対応なので、スリープ中でもスマートフォンを充電できます。

有線LANとHDMIも本体に備えます。WWANには対応しません。

バッテリーと携帯性

ThinkPad E16 Gen 4(16型 AMD)の薄さがわかる側面
引用元:Lenovo公式サイト

重量は約1.63kgからです。16型としては軽いほうですが、毎日持ち歩く重さではありません。

バッテリーは64Whrと48Whrから選べます。レノボの計測では最大で動画再生 約14.4時間、アイドル時 約22.5時間とされています。

本体の厚みは前端が10.1mm、後端が17.05mm、最厚部で21.95mmです。

WQXGA・120Hzのパネルを選ぶと、駆動時間は公式の最大値より短くなると考えたほうが安全です。

キーボードと筐体

ThinkPad E16 Gen 4(16型 AMD)のキーボードとクリックパッド
引用元:Lenovo公式サイト

6列110キーのJIS配列で、テンキーを備えます。数字入力の多い仕事では効く構成です。

TrackPointと3ボタンクリックパッドを備え、バックライトは標準で付きます。指紋センサーも搭載できます。

カメラは5MP、FHD 1080p+IR ハイブリッド、HD 720pから選べます。いずれもプライバシーシャッター付きです。

オーディオはDolby Atmosに対応します。

セキュリティはTPM 2.0、各種パスワード、ケーブルロックスロットに対応します。

レビューは以上です。

詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。

まとめ

ThinkPad E16 Gen 4(16型 AMD)の天板
引用元:Lenovo公式サイト

ThinkPad E16 Gen 4(16型 AMD)のレビューをしました。

この機種の特徴は大きく分けて3つです。

  • 16型 WQXGA(2560×1600)100% sRGB・120Hzの画面が選べる
  • メモリは2スロットで64GBまで。E16 Gen 4ではこの構成だけ
  • 110キーでテンキー付き。重量は約1.63kg〜

入門ラインながら、画面とメモリで上位機に迫る構成が組める機種です。WQXGA・120Hzのパネルと64GBのメモリは、Eシリーズでは珍しい組み合わせになります。

注意したいのはCPUの型番です。8コアはRyzen AI 7 450だけで、445は6コアです。

同じ構成で14型が良ければ、ThinkPad E14 Gen 8(14型 AMD)という選択肢があります。約290g軽くなります。

今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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