【レビュー】ThinkCentre neo 50s Small Gen 5(Intel) | VGAと無線

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ThinkCentre neo 50s Small Gen 5(Intel)の本体(前面) ガジェット
引用元:Lenovo公式サイト

こんにちはマサです。

今回はThinkCentre neo 50s Small Gen 5(Intel)・ビジネス向けデスクトップPCのレビューをしていきます。

結論からお伝えすると、

ThinkCentre neoのスモール筐体(SFF)で、第14世代のCoreとインテル 300から選べる機種です。約4.6kgです。

Wi-Fi 6とBluetooth 5.2を標準で積みます。VGAも残っていて、外部モニターを3台つなげます。

DVDスーパーマルチドライブと3-in-1カードリーダーも標準です。

ただし背面のUSBは4つすべてUSB 2.0で、M.2スロットにも空きがありません。

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ThinkCentre neo 50s Small Gen 5(Intel)の評価

ThinkCentre neo 50s Small Gen 5(Intel)の本体(前面)
引用元:Lenovo公式サイト

総合点・・・・・・3.6
処理性能・・・・・3.5
コスパ・・・・・・4.0
拡張性・端子・・・3.0
設置性・・・・・・4.0
デザイン・質感・・3.5

※評価はmasalog運営者の主観です

各項目は1.0〜5.0で評価しています。

点数意味
5.0このクラスで最高水準
4.0十分に満足できる
3.0標準的。価格なりで不足はない
2.0用途によっては足りない
1.0おすすめしない

5項目の内容は以下のとおりです。

項目見ているもの
処理性能CPU・メモリ・ストレージ。事務作業や制作の快適さ
コスパ絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか
拡張性・端子端子の種類と数、メモリやSSDの増設可否
設置性本体のサイズと重量、置き場所の自由度
デザイン・質感外観、筐体の素材、仕上げ

総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。

向いている人

  • 無線を標準で使いたい方(Wi-Fi 6/Bluetooth 5.2を搭載します)
  • 古いモニターやプロジェクターをつなぐ方(VGAがあります)
  • 外部モニターを3台つなぎたい方(VGA+DisplayPort+HDMI)
  • 予算に合わせてCPUを選びたい方(3種類から選べます)

向かない人

  • 背面で高速なUSBを使いたい方(4つすべてUSB 2.0です)
  • SSDを増設したい方(M.2スロットに空きがありません)
  • 処理性能を優先する方(上位でもCore i5-14400です)
  • vProで管理したい方(非対応です)

ThinkCentre neo 50s Small Gen 5(Intel)のスペック評価

各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。

各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。

項目基準にしている数値換算のしかた
CPUPassMark(CPU Mark)デスクトップPC向けCPU254件の最高値で10.0、中央値で5.0
メモリ容量8GB=5.0/16GB=7.0/32GB=9.0/64GB=10.0
ストレージ容量と規格256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0
映像出力同時に出せる画面数1画面=4.0/2画面=6.0/3画面=8.0/4画面=10.0
電源電源ユニットの定格W数500W=5.0/750W=7.5/1000W=10.0
設置性本体の重量5kg=10.0/8kg=7.0/10kg=5.0

CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。

仕様書(2024年11月19日・製品番号 12XFS00C00)に載っている上位構成で評価したものです。このチャートには「ディスプレイ」と「バッテリー」の軸がありません。画面の付かないデスクトップだからです。グラフィックスの軸も外しています。CPU内蔵グラフィックスは比較表に載っていないため、換算すると0.0になってしまい、実態を表さないからです。ビジネス向けの機種なので、評価軸も仕事で効くところに寄せています。

CPUの5.9は10コアのCore i5-14400によるもの。PassMarkは25,037で、デスクトップPC向けCPU254件の中央値(19,715)を上回ります。

メモリの7.0は16GB(16GB×1)によるもの。DDR5 UDIMMで、2スロットのうち1つが空いています。上限は64GBです。

ストレージの7.0は512GBによるもの。M.2 2280スロットは1つで、空きはありません。

映像出力の8.0はVGA・DisplayPort・HDMIの3系統によるものです。

電源の2.6は内蔵260Wによるもの。設置性の10.0は約4.6kg(最大構成時)によるものです。

この世代はNPUの記載がありません。そのためNPUの軸は入れていません。

デスクトップPCのスペック目安

どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。

CPUメモリストレージ
Web・動画視聴・文書作成が中心Intel Core 5/Core Ultra 5
AMD Ryzen 5
16GB512GB以上
表計算や資料作成が多いIntel Core Ultra 5〜7
AMD Ryzen 7
16GB〜32GB512GB以上
写真編集・軽い動画編集をするIntel Core Ultra 7
AMD Ryzen 7
32GB1TB以上
3DやゲームもするIntel Core Ultra 7以上32GB以上1TB以上+独立GPU

この機種は表の上から3行目まで対応できます。4行目は独立GPUが前提になりますが、PCI Express x16が空いているのであとから足せます(電源は260Wです)。

ThinkCentre neo 50s Small Gen 5(Intel)のスペック

主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。

項目内容
筐体SFF(スモール)
OSWindows 11 Home/Pro 64bit(日本語版) ※構成により異なります
稼働確認:Windows 11 Home/Pro、Windows 10 Pro、Ubuntu LTS 22.04
CPUインテル Core i5-14400 プロセッサー(10コア・2.50GHz・キャッシュ20MB)
インテル Core i3-14100 プロセッサー(4コア・3.50GHz・キャッシュ12MB)
インテル 300 プロセッサー(2コア・3.90GHz・キャッシュ6MB)
NPU:記載なし
チップセットインテル B760 チップセット
インテルAMT・vPro:非対応
メモリ8GB(8GB×1)/16GB(16GB×1)DDR5 SDRAM UDIMM ※構成により異なります
最大64GB/2スロット(空き1)
ストレージ256GB/512GB SSD(PCIe NVMe/M.2・OPAL2.0対応) ※構成により異なります
光学ドライブUltra Slim DVDスーパーマルチ ドライブ(5.25型・9.0mm・固定式)
メディアカードリーダー3-in-1 メディアカードリーダー
グラフィックスCPU内蔵(インテル UHD グラフィックス 730/710)
DisplayPort 4096×2304ドット/HDMI 3840×2160ドット/VGA 1920×1200ドット
拡張スロットPCI Express x16:1(空き1)ハーフレングス・ロープロファイル
PCI Express x1:1(空き1)
M.2 2230:1(空き0)/M.2 2280:1(空き0)
拡張ベイ3.5型:1(空き1)
5.25型:1(空き0・光学ドライブ搭載済み)
セキュリティTPM(TCG V2.0準拠)、パワーオンパスワード、ハードディスクパスワード、アドミニストレーターパスワード、ケーブルロックスロット
シャーシイントルージョンスイッチを搭載可能(カスタマイズ)
無線Realtek RTL8852BE Wi-Fi 6(a/b/g/n/ac/ax)
Bluetooth 5.2
有線LAN10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T(Wake on LAN対応)
付属品フルサイズ キーボード(109A 日本語・OADG準拠・USB)、光学ホイール・マウス(USB)
フロアスタンド、エアディフレクター、電源コード(1.8m)
本体寸法約 92.5 × 291.7 × 339.5mm(幅×奥行×高さ)
重量約4.6kg(最大構成時)
電源内蔵電源ユニット 260W/AC 100-240V(50/60Hz)【80PLUS・効率90%】
最大消費電力 260W
保証1年間・プレミアサポート+翌営業日オンサイト修理

CPUの幅が広い

この機種はCPUの選択肢が3つあり、性能の幅がかなり広くなっています。

CPUコア数クロックグラフィックスPassMark
Core i5-1440010コア2.50GHzUHD 73025,037
Core i3-141004コア8スレッド3.50GHzUHD 73015,092
インテル 3002コア4スレッド3.90GHzUHD 7107,246

上位のCore i5-14400はPassMark 25,037。デスクトップPC向けCPU254件の中央値(19,715)を上回ります。10コアで、事務作業や資料作成には余裕があります。

Core i3-14100は15,092で4コア8スレッド。中央値は下回りますが、Webと文書作成なら足ります。

いちばん下のインテル 300は2コア4スレッドで7,246です。中央値の半分以下なので、使い方をかなり絞る必要があります。Webと文書作成を1つずつ順番に、という前提なら成立します。

グラフィックスはCore i5/i3がUHD 730、インテル 300がUHD 710です。

この世代はNPUの記載がありません。Copilot+ PCの条件は満たしません。vProとインテルAMTにも非対応です。

CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。

VGAが残っていて3画面

ThinkCentre neo 50s Small Gen 5(Intel)の入出力端子
引用元:Lenovo公式サイト

端子の構成は以下のとおりです。

端子数位置
USB-A(USB 3.2 Gen1)2前面
USB Type-C(USB 3.2 Gen1・最大15W給電)1前面
USB 2.0(Type-A)4背面
VGA1背面
DisplayPort1背面
HDMI1背面
有線LAN(RJ-45)1背面
マイク入力1前面
マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック1前面
ライン出力1背面

映像出力はVGA・DisplayPort・HDMIの3系統です。外部モニターを3台つなげます。

VGAが標準で付くのは、当サイトで扱ったThinkCentreのSFFではこの機種とneo 30s Small Gen 5だけです。新しいneo 50s Small Gen 6はVGAが無くなり、2系統に減りました。

古いモニターやプロジェクターが残っている職場なら、変換アダプターなしでそのままつなげます。VGAは1920×1200ドット、DisplayPortは4096×2304ドット、HDMIは3840×2160ドットまでです。

一方で背面のUSB-A 4つは、すべてUSB 2.0です。USB 3.2のポートが背面に1つもありません。外付けSSDを背面に常設すると速度が出ません。

高速で使えるのは前面のUSB 3.2 Gen1が2つとType-Cが1つだけです。差し替えの多い機器は前面に回す必要があります。

レノボの製品ページには、シリアルポートを最大2つ、パラレルポートを1つカスタマイズで追加できるとあります。

無線を標準で積む

ThinkCentre neo 50s Small Gen 5(Intel)の前面の端子
引用元:Lenovo公式サイト

無線はRealtek RTL8852BEのWi-Fi 6とBluetooth 5.2を標準で積みます。

当サイトで扱ったThinkCentreのSFFのうち、無線が標準で載るのはこの機種とM75s Small Gen 5(Wi-Fi 6E)の2つだけです。新しいneo 50s Small Gen 6は標準から外れています。

有線を引きにくい場所に置く場合は、この違いがそのまま効きます。

有線LANは1000BASE-Tで、Wake on LANに対応します。

その代わり、M.2 2230スロットは無線LANカードで埋まっています。

保証は1年間で、国内はプレミアサポート+翌営業日オンサイト修理です。専用窓口で相談できるサポートが付きます。

拡張性は狭め

ThinkCentre neo 50s Small Gen 5(Intel)のメモリとストレージのイメージ
引用元:Lenovo公式サイト

拡張の余地は、同じSFFのなかでは狭いほうです。

M.2 2280スロットは1つだけで、SSDが入っています。空きがありません。M.2 2230も無線LANカードで埋まっています。SSDを増やすには、いまのものを容量の大きいものに交換することになります。

当サイトで扱ったほかのThinkCentre SFFはM.2 2280を2つ以上持つので(M90s Small Gen 6だけ3つ)、ここは見劣りします。

PCI Expressは x16 が1つ、x1 が1つあり、どちらも空いています。グラフィックボードやキャプチャーボードを足せます。電源は260Wです。

3.5型ベイも1つ空いているので、大容量のHDDを足せます。容量を増やすならこちらが現実的です。

メモリは2スロットで上限64GBです。8GBまたは16GBの1枚差しで出荷されるので、同容量を足すか入れ替えるかで増やせます。

設置と付属品

ThinkCentre neo 50s Small Gen 5(Intel)の本体サイズのイメージ
引用元:Lenovo公式サイト

本体寸法は約 92.5 × 291.7 × 339.5mm(幅×奥行×高さ)、重量は約4.6kg(最大構成時)です。

幅9cm強なので、机の下や横に縦置きで収まります。フロアスタンドが付属します。

電源は内蔵の260Wで、80PLUS認証・効率90%とされています。ACアダプターではないので、机の下にアダプターが転がりません。エアディフレクターも同梱です。

Ultra Slim DVDスーパーマルチ ドライブと3-in-1 メディアカードリーダーを標準で積みます。

キーボードとマウスは付属します。フルサイズのキーボード(109A 日本語・OADG準拠・USB)と光学ホイール・マウスです。

保守活動の終了予定日は2031年10月31日とされています。

どんな人に向くか

ThinkCentre neo 50s Small Gen 5(Intel)の筐体デザイン
引用元:Lenovo公式サイト

この機種は「無線もVGAも標準で欲しい」という条件に合う構成です。

Wi-Fi 6を標準で積み、VGAを含む3系統の映像出力を持つSFFは、当サイトで扱ったThinkCentreではこの機種だけです。

弱いのは背面のUSBとM.2の空きです。背面はすべてUSB 2.0、M.2 2280も埋まっています。この2点は買う前に納得しておく必要があります。

CPUの選択肢が広いのも特徴です。インテル 300(7,246)からCore i5-14400(25,037)まで、3倍以上の幅があります。用途がはっきりしているなら、下の構成で済ませる判断もできます。

処理性能を取るなら、新しいneo 50s Small Gen 6(Core Ultra 7 265・49,689)のほうが上です。ただし無線とVGAは外れます。

レビューは以上です。

詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。

まとめ

ThinkCentre neo 50s Small Gen 5(Intel)の筐体デザイン
引用元:Lenovo公式サイト

ThinkCentre neo 50s Small Gen 5(Intel)のレビューをしました。

この機種の特徴は大きく分けて3つです。

  • Wi-Fi 6とBluetooth 5.2を標準搭載。VGAも残り3画面出力
  • CPUは3種類。インテル 300からCore i5-14400まで幅が広い
  • 背面のUSB-A 4つがすべてUSB 2.0。M.2にも空きなし

無線もVGAも標準で欲しい方に向いたSFFです。Wi-Fi 6とBluetooth 5.2を積み、VGAを含む3系統の映像出力を持ちます。CPUも3種類から選べます。

弱いのは背面の端子とM.2の空きです。背面のUSB-A 4つがすべてUSB 2.0で、M.2 2280スロットも1つしかなく埋まっています。

処理性能を優先するなら、新しいThinkCentre neo 50s Small Gen 6(Core Ultra 7 265)という選択肢があります。ただし無線とVGAは外れます。

今回の記事が少しでもデスクトップPC選びの参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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