こんにちはマサです。
今回はHP OmniDesk Slim・スリムデスクトップPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
HPの個人向けスリムデスクトップです。このページで扱うのはベーシックモデル(S03-0000jp)で、インテル プロセッサー 300・メモリ16GB・SSD 512GBの構成です。
本体は幅約100mm、重量は約3.8kgで、机の上や横に置きやすい大きさです。
メモリスロットが1つ、PCI Expressスロットが2つ空いていて、USBキーボードとマウスが付属します。
いっぽうでCPUは2コア4スレッドで、PassMarkはデスクトップPC向けCPUの中央値の約3分の1です。
HP OmniDesk Slimの評価
※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| 処理性能 | CPU・メモリ・ストレージ。事務作業や制作の快適さ |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 拡張性・端子 | 端子の種類と数、メモリやSSD・拡張カードの増設可否 |
| 設置性 | 本体のサイズと重量、置き場所の自由度 |
| デザイン・質感 | 外観、筐体の素材、仕上げ |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- Webや動画視聴、文書作成が中心の方
- 置き場所を取らないデスクトップが欲しい方(幅約100mm・約3.8kgです)
- あとからメモリを足したい方(スロットが1つ空いています)
- キーボードとマウスも込みで買いたい方(USB接続の有線が付属します)
向かない人
- 表計算や写真編集を多くこなす方(2コア4スレッドのCPUです)
- ストレージ容量が欲しい方(512GBです)
- ゲームや3D制作をする方(グラフィックスはCPU内蔵です)
- スピーカー付きで買いたい方(本体にスピーカーがありません)
HP OmniDesk Slimのスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | デスクトップPC向けCPU273件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=6.0/16GB=7.5/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0 |
| 拡張性 | 空きスロットと空きベイの数 | 空きなし=5.0を基準に、メモリスロット空き+1.5/M.2空き1つにつき+1.0/PCIeスロット空き1つにつき+1.5/3.5型ベイ空き+1.0 |
| 電源 | 電源ユニットの定格W数 | 500W=5.0/750W=7.5/1000W=10.0 |
| 設置性 | 本体の重量 | 5kg=10.0/8kg=7.0/10kg=5.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
詳細スペック(PDF)のベーシックモデル(S03-0000jp)で評価しています。このチャートには「グラフィックス」の軸がありません。CPU内蔵のグラフィックスだけで、比較表に載っていないためです。
CPUの1.4は2コア4スレッドのインテル プロセッサー 300によるもの。PassMarkは7,231で、デスクトップPC向けCPU273件の中央値(21,753)の約3分の1です。
メモリの7.5は16GB(16GB×1)によるもの。DDR5-4800のDIMMで、2スロットのうち1つが空いています。
ストレージの7.0は512GB(PCIe Gen4 NVMe M.2)によるものです。
拡張性の9.5は、メモリスロット空き1(+1.5)、PCI Express x16の空き1(+1.5)、PCI Express x1の空き1(+1.5)によるものです。M.2スロットは2つとも埋まっています。
電源の1.8は内蔵180W(80PLUS GOLD 相当)、設置性の10.0は約3.8kgによるものです。電源の換算はグラフィックボードを積むゲーミング機向けなので低く出ます。
デスクトップPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | ストレージ | |
| Web・動画視聴・文書作成が中心 | Intel Core i3〜i5/Core Ultra 5 AMD Ryzen 5 | 16GB | 512GB以上 |
| 表計算や資料作成が多い | Intel Core i5〜i7/Core Ultra 5〜7 AMD Ryzen 5〜7 | 16GB〜32GB | 512GB以上 |
| 写真編集・軽い動画編集をする | Intel Core i7/Core Ultra 7 AMD Ryzen 7 | 32GB | 1TB以上 |
| 3Dやゲームもする | Intel Core Ultra 7以上 AMD Ryzen 7以上 | 32GB以上 | 1TB以上+独立GPU |
この構成は表のいちばん上の行(Web・動画視聴・文書作成が中心)に当てはまります。2コア4スレッドのCPUなので、表計算や資料作成を多くこなすなら上位のモデルが安心です。
HP OmniDesk Slimのスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| 筐体 | 省スペース型(縦置き) |
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | インテル プロセッサー 300(2コア4スレッド・最大3.90GHz) |
| チップセット | インテル H770 |
| メモリ | 16GB(16GB×1)DDR5-4800 2スロット(DIMM・空き1) |
| ストレージ | 512GB(PCIe Gen4 NVMe M.2) |
| グラフィックス | インテル UHD グラフィックス 710(CPU内蔵) |
| 拡張スロット | PCI Express Gen4 x16×1(空き1) PCI Express Gen3 x1×1(空き1) M.2×2(空き0) |
| 無線 | Wi-Fi 6/Bluetooth 5.4 |
| 有線LAN | 10/100/1000Mbps |
| サウンド | Realtek ALC3602-CG・スピーカーなし |
| 付属品 | USBキーボード(日本語・Copilotキー)・USB光学スクロールマウス |
| 本体寸法 | 約100×303.5×308mm(幅×奥行き×高さ) |
| 重量 | 約3.8kg |
| 電源 | 内蔵180W(80PLUS GOLD 相当) |
| カラー | ジェットブラック/メテオシルバー |
処理性能
CPUはインテル プロセッサー 300です。2コア4スレッドで、最大3.90GHzです。グラフィックスはCPU内蔵のUHD グラフィックス 710です。
PassMarkは7,231。デスクトップPC向けCPU273件の中央値(21,753)の約3分の1です。Webや動画視聴、文書作成が中心なら使えますが、複数のアプリを同時に動かす使い方には余裕がありません。
モデルは3つで、メモリ・SSDは同じまま、CPUをCore i3-14100かCore i5-14400にできます。
| モデル | CPU | メモリ | ストレージ |
| ベーシックモデル(S03-0000jp・この記事の構成) | インテル プロセッサー 300 | 16GB | 512GB |
| エントリーモデル(S03-0001jp) | Core i3-14100 | 16GB | 512GB |
| スタンダードモデル(S03-0002jp) | Core i5-14400 | 16GB | 512GB |
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
拡張性
メモリスロットは2つ(DIMM)で、この構成は16GB×1なので1つ空いています。
拡張スロットはPCI Express Gen4 x16とGen3 x1が1つずつあり、どちらも空いています。M.2スロットは2つありますが、どちらも埋まっています。
詳細スペックには、拡張スロットに載せられるカードの奥行きと高さに制限がある、と書かれています。
入出力端子
端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 | 位置 |
| USB Type-C(10Gbps) | 1 | 前面 |
| USB Type-A(5Gbps) | 3 | 前面 |
| USB 2.0(Type-A) | 4 | 背面 |
| HDMI | 1 | 背面 |
| DisplayPort | 1 | 背面 |
| 有線LAN(RJ-45・1Gbps) | 1 | 背面 |
| ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート | 1 | 前面 |
| ライン出力 | 1 | 背面 |
USBは前面に4つ、背面に4つです。背面にはセキュリティロックケーブル用ホールもあります。
サイズと設置
本体は約100×303.5×308mm(幅×奥行き×高さ)の縦置きで、重量は約3.8kgです。
電源は内蔵180W(80PLUS GOLD 相当)で、最大消費電力は180Wです。USBキーボード(日本語・109A・Copilotキー搭載)とUSB光学スクロールマウスが付属します。
無線はWi-Fi 6とBluetooth 5.4で、有線LANは1Gbpsです。本体にスピーカーはありません。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はHP公式サイトからご確認お願いします。
まとめ
HP OmniDesk Slimのレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- 幅約100mm・約3.8kgのスリム筐体
- メモリ・PCIe x16・PCIe x1に空きあり
- インテル プロセッサー 300・16GB・512GB
幅約100mmのスリムな本体に、16GBのメモリと512GBのSSDを積んだデスクトップです。Webや動画視聴、文書作成が中心で、置き場所を取りたくない人に向いています。
注意したいのは、CPUが2コア4スレッドのインテル プロセッサー 300であることです。表計算や資料作成も多くこなすなら、同じ筐体でCore i5-14400を積むスタンダードモデルと比べてから選ぶのがおすすめです。
今回の記事が少しでもデスクトップPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




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