こんにちはマサです。
今回はHP OmniDesk Mini・ミニPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
HPの個人向けミニPCです。このページで扱うのはスタンダードモデル(M05-0002jp)で、Core Ultra 5 325・メモリ16GB・SSD 512GBの構成です。
本体は13×13×4.8cm、重量は約0.47kgです。NPUは最大47 TOPSです。
Thunderbolt 4を前面と背面に1つずつ備え、HDMI 2.1と2.5Gbpsの有線LANもあります。デュアルマイクとデュアルスピーカーを内蔵しています。
いっぽうでメモリはオンボードで増やせず、キーボードとマウスは付属しません。
HP OmniDesk Miniの評価
※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| 処理性能 | CPU・メモリ・ストレージ。事務作業や制作の快適さ |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 拡張性・端子 | 端子の種類と数、メモリやSSD・拡張カードの増設可否 |
| 設置性 | 本体のサイズと重量、置き場所の自由度 |
| デザイン・質感 | 外観、筐体の素材、仕上げ |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 机の上をすっきりさせたい方(13×13×4.8cm・約0.47kgです)
- Thunderbolt機器やドックを使う方(Thunderbolt 4が2つあります)
- モニターにつなぐだけで使いたい方(スピーカーとマイクを内蔵しています)
- AI機能を使いたい方(NPUは最大47 TOPSです)
向かない人
- あとからメモリを増やしたい方(オンボードです)
- キーボードとマウスも込みで買いたい方(付属しません)
- ゲームや3D制作をする方(グラフィックスはCPU内蔵です)
- Webカメラ付きで買いたい方(Webカメラはありません)
HP OmniDesk Miniのスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU462件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| NPU | AIアクセラレーターの処理性能(TOPS) | 40TOPS(Copilot+ PCの要件)=6.0/80TOPS=10.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=6.0/16GB=7.5/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0 |
| 拡張性 | 空きスロットと空きベイの数 | 空きなし=5.0を基準に、メモリスロット空き+1.5/M.2空き1つにつき+1.0/PCIeスロット空き1つにつき+1.5/3.5型ベイ空き+1.0 |
| 設置性 | 本体の重量 | 5kg=10.0/8kg=7.0/10kg=5.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
詳細スペック(PDF)のスタンダードモデル(M05-0002jp)で評価しています。CPUはモバイル向けを積むため、母数はノートPC向けにしています。電源ユニットを内蔵せずACアダプターで動くため、「電源」の軸の代わりに「NPU」を入れています。
CPUの5.9は8コア8スレッドのCore Ultra 5 325によるもの。PassMarkは19,239で、ノートPC向けCPU462件の中央値(14,756)の約1.3倍です。
NPUの6.7は最大47 TOPSによるものです。
メモリの7.5は16GB(LPDDR5x-8533)によるもの。オンボードで、増設はできません。
ストレージの7.0は512GB(PCIe Gen4 NVMe M.2)によるものです。
拡張性の5.0は、詳細スペックに空きスロットの記載がないことによるものです。設置性の10.0は約0.47kgによるものです。
デスクトップPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | ストレージ | |
| Web・動画視聴・文書作成が中心 | Intel Core i3〜i5/Core Ultra 5 AMD Ryzen 5 | 16GB | 512GB以上 |
| 表計算や資料作成が多い | Intel Core i5〜i7/Core Ultra 5〜7 AMD Ryzen 5〜7 | 16GB〜32GB | 512GB以上 |
| 写真編集・軽い動画編集をする | Intel Core i7/Core Ultra 7 AMD Ryzen 7 | 32GB | 1TB以上 |
| 3Dやゲームもする | Intel Core Ultra 7以上 AMD Ryzen 7以上 | 32GB以上 | 1TB以上+独立GPU |
この構成は表の上から2行目(表計算や資料作成が多い)までに向いています。メモリはオンボードの16GBで増やせないため、写真や動画の編集を本格的にやるなら別の機種を見たほうが安心です。
HP OmniDesk Miniのスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| 筐体 | ミニPC |
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | インテル Core Ultra 5 325(8コア8スレッド・最大4.5GHz) NPU 最大47 TOPS |
| チップセット | Intel 統合型 SoC |
| メモリ | 16GB(LPDDR5x-8533・オンボード) |
| ストレージ | 512GB(PCIe Gen4 NVMe M.2) |
| グラフィックス | インテル グラフィックス(CPU内蔵) |
| 入出力 | 前面:Thunderbolt 4(40Gbps・DisplayPort 2.1対応)×1、USB Type-C(10Gbps・DisplayPort 2.1対応)×1 背面:Thunderbolt 4(40Gbps・DisplayPort 2.1)×1、HDMI 2.1×1、USB Type-A(10Gbps)×2、RJ-45×1、ヘッドフォン/マイクコンボ×1 |
| 無線 | Wi-Fi 7(Intel BE211)/Bluetooth 6.0 |
| 有線LAN | 10/100/1000/2500Mbps |
| サウンド | デュアルマイク・デュアルスピーカー |
| Webカメラ | なし |
| 付属品 | キーボード・マウスなし |
| 本体寸法 | 13×13×4.8cm |
| 重量 | 約0.47kg |
| ACアダプター | 140W(USB Type-C・GaN ウォールマウント) |
| カラー | スモークシルバー |
処理性能とAI機能
CPUはCore Ultra 5 325です。8コア8スレッドで、最大4.5GHzです。グラフィックスはCPU内蔵のインテル グラフィックスです。
PassMarkは19,239。ノートPC向けCPU462件の中央値(14,756)の約1.3倍です。事務作業や資料作成には十分です。
NPUは最大47 TOPSです。メモリは16GB(LPDDR5x-8533)のオンボードで、ストレージは512GBです。
モデルは4つで、ストレージはどれも512GBです。エントリーとベーシックはNPUが最大15 TOPSで、メモリが8GB・12GBになります。
| モデル | CPU | メモリ | NPU |
| エントリーモデル(M05-0000jp) | Core 3 304 | 8GB | 最大15 TOPS |
| ベーシックモデル(M05-0001jp) | Core 5 315 | 12GB | 最大15 TOPS |
| スタンダードモデル(M05-0002jp・この記事の構成) | Core Ultra 5 325 | 16GB | 最大47 TOPS |
| パフォーマンスモデル(M05-0003jp) | Core Ultra 7 356H | 16GB | 最大50 TOPS |
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
入出力端子
端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 | 位置 |
| Thunderbolt 4(USB Type-C・40Gbps・DisplayPort 2.1対応) | 1 | 前面 |
| USB Type-C(10Gbps・DisplayPort 2.1対応) | 1 | 前面 |
| Thunderbolt 4(USB Type-C・40Gbps・DisplayPort 2.1) | 1 | 背面 |
| HDMI 2.1 | 1 | 背面 |
| USB Type-A(10Gbps) | 2 | 背面 |
| 有線LAN(RJ-45・2.5Gbps) | 1 | 背面 |
| ヘッドフォン/マイクコンボ | 1 | 背面 |
Thunderbolt 4が前面と背面に1つずつあり、どちらもDisplayPort 2.1に対応します。HDMI 2.1と合わせて、映像出力に使える端子が4つあります。有線LANは2.5Gbpsです。
サイズと設置
本体は13×13×4.8cm、重量は約0.47kgです。電源は140WのUSB Type-C GaN ウォールマウント ACアダプターです。
デュアルマイクとデュアルスピーカーを内蔵しています。キーボードとマウスは付属せず、Webカメラも内蔵していないので、必要なら別に用意します。
無線はWi-Fi 7(Intel BE211)とBluetooth 6.0です。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はHP公式サイトからご確認お願いします。
まとめ
HP OmniDesk Miniのレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- 13×13×4.8cm・約0.47kgの本体
- Thunderbolt 4×2・HDMI 2.1・2.5Gbps有線LAN
- Core Ultra 5 325・NPU 最大47 TOPS
13cm角・約0.47kgの本体に、Core Ultra 5 325とThunderbolt 4を2つ収めたミニPCです。机の上を広く使いたい人や、モニターやドックとつないで使いたい人に向いています。
注意したいのは、メモリがオンボードで増やせないこと、キーボードとマウスが付属しないことです。処理性能に余裕が欲しいなら、Core Ultra 7 356Hを積むパフォーマンスモデルと比べてから選ぶのがおすすめです。
今回の記事が少しでもデスクトップPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




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