こんにちはマサです。
今回はHP OmniBook Ultra 14-kd・薄型・軽量ノートPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
約1.27kg・最薄部7.3mmの14型ノートです。このページで扱うのはパフォーマンスモデル(14-kd0016TU)で、Core Ultra 7 356H・メモリ32GB・ストレージ1TB(PCIe Gen5)の構成です。
画面は14型・3K(2,880×1,800)の有機ELタッチパネルで、最大120Hzの可変リフレッシュレート(VRR)に対応します。色域はDCI-P3 100%です。
端子はThunderbolt 4が3つとコンボポート。NPUは最大50 TOPSでCopilot+ PCに準拠し、バッテリー駆動時間は最大30時間(動画再生時・HPのテスト結果)です。
いっぽうでUSB Type-AやHDMIはありません。メモリはオンボードなので、後から増やすこともできません。
HP OmniBook Ultra 14-kdの評価
※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| 処理性能 | CPU・メモリ・ストレージ。事務作業や開発、Web会議の快適さ |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 携帯性 | 重量・本体サイズ・バッテリー容量 |
| 入力・画面 | キーボードの打ちやすさ、ポインティングデバイス、ディスプレイの見やすさ |
| デザイン・堅牢性 | 外観、筐体の素材、堅牢性試験への対応 |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 画面の質を重視する方(3Kの有機EL・最大120Hzです)
- 持ち歩いて使う方(約1.27kg・最薄部7.3mmです)
- バッテリーの持ちを重視する方(最大30時間・HPのテスト結果です)
- Copilot+ PCのAI機能を使いたい方(NPUは最大50 TOPSです)
向かない人
- USB Type-AやHDMIの機器を直接つなぎたい方(端子はThunderbolt 4×3とコンボポートです)
- あとからメモリを増やしたい方(オンボードです)
- 有線LANが必要な方
- 費用を抑えたい方(OmniBookの上位モデルです)
HP OmniBook Ultra 14-kdのスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU462件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=6.0/16GB=7.5/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5) |
| ディスプレイ | 解像度・パネル・リフレッシュレート | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| 画面サイズ | ディスプレイの対角サイズ | 13型=5.0/15型=7.0/17型=9.0 |
| 携帯性 | 本体の重量 | 0.8kg=10.0/1.2kg=8.0/1.6kg=6.0/2.0kg=4.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
パフォーマンスモデル(Core Ultra 7 356H・32GB・1TB)で評価しています。
このチャートにはバッテリーの軸がありません。詳細スペックにバッテリー容量(Wh)の記載がないためです。代わりに「画面サイズ」を入れています。
CPUの7.9はCore Ultra 7 356HのPassMark 34,315によるもの。ノートPC向けCPU462件の中央値(14,756)の約2.3倍です。
ストレージの9.0は1TBのPCIe Gen5 SSDによるもの(1TB=8.5に、Gen5の+0.5を足しています)。
ディスプレイの9.5は14型 3K(2,880×1,800)の有機EL・最大120Hzによるものです。
画面サイズの6.0は14型、携帯性の7.7は約1.27kgによるものです。
クリエイター向けノートPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | ストレージ | |
| Web・動画視聴・文書作成が中心 | Intel Core Ultra 5 AMD Ryzen AI 5 | 16GB | 512GB以上 |
| 写真編集・軽い動画編集をする | Intel Core Ultra 7 AMD Ryzen AI 7 | 16GB〜32GB | 512GB以上 |
| イラスト制作・本格的な動画編集をする | Intel Core Ultra 7〜9 AMD Ryzen AI Max | 32GB | 1TB以上 |
| 3DやAIを使った制作をする | Intel Core Ultra 9 AMD Ryzen AI Max+ | 32GB以上 | 1TB以上+独立GPU |
この構成は表の上から3行目(イラスト制作・本格的な動画編集)まで、CPUとメモリの面では対応できます。グラフィックスはCPU内蔵なので、重い3D処理には向きません。
HP OmniBook Ultra 14-kdのスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| 筐体 | 薄型・軽量ノートPC(シルクサンド) |
| モデル番号 | 14-kd0016TU(パフォーマンスモデル) |
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | インテル Core Ultra 7 プロセッサー 356H(16コア16スレッド・最大4.7GHz) |
| グラフィックス | インテル グラフィックス(CPU内蔵) |
| AI機能 | NPU 最大50 TOPS |
| ディスプレイ | 14.0型 3K 有機EL(2,880×1,800)タッチパネル 500nit・DCI-P3 100%・最大120Hz VRR Corning Gorilla Glass 3 |
| メモリ | 32GB(LPDDR5x-8533・オンボード) |
| ストレージ | 1TB(PCIe Gen5 NVMe M.2) |
| 入出力 | Thunderbolt 4(USB Type-C・40Gbps)×3 ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 |
| Webカメラ | 約500万画素 IR AIカメラ(プライバシーカメラスイッチ付き) |
| サウンド | Poly Studio クアッドスピーカー・DTS:X Ultra |
| 無線 | Wi-Fi 7/Bluetooth 6.0 |
| バッテリー | 4セル(容量の記載なし) 最大30時間(動画再生時・HPのテスト結果) 約45分で50%まで充電 |
| ACアダプター | 65W(USB Type-C・GaN) |
| セキュリティ | 顔認証(Windows Hello) |
| サイズ | 約311×215×7.3〜10.7mm |
| 重量 | 約1.27kg |
CPUはCore Ultra 7 356H
CPUはCore Ultra 7 356H。16コア16スレッドで、最大4.7GHzまで上がります。NPUは最大50 TOPSで、Copilot+ PCに準拠します。
PassMarkは34,315で、ノートPC向けCPU462件の中央値(14,756)の約2.3倍です。
HPの製品ページは、薄型のベイパーチャンバーで熱を逃がす冷却設計を挙げています。
モデルは2つで、上位のスプリームモデルはCore Ultra X9 388H・64GB・2TBにArc B390グラフィックスの構成です。
| モデル | CPU | メモリ | ストレージ |
| パフォーマンスモデル(14-kd0016TU・この記事の構成) | Core Ultra 7 356H | 32GB | 1TB |
| スプリームモデル(14-kd0017TU) | Core Ultra X9 388H | 64GB | 2TB |
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
3Kの有機EL・最大120Hz
画面は14型・2,880×1,800(16:10)の有機ELタッチパネルです。輝度500nit・DCI-P3 100%で、最大120Hzの可変リフレッシュレート(VRR)に対応します。
表面はCorning Gorilla Glass 3です。スピーカーはPoly Studioのクアッドスピーカーで、カメラは約500万画素のIR AIカメラです。
端子はThunderbolt 4が3つ
端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 |
| Thunderbolt 4(USB Type-C・40Gbps/Power Delivery 3.1・DisplayPort 2.1対応) | 3 |
| ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート | 1 |
| USB Type-A | なし |
| HDMI | なし |
Thunderbolt 4は3つともPower Delivery 3.1とDisplayPort 2.1に対応します。USB Type-AやHDMIの機器をつなぐには、アダプターが要ります。無線はWi-Fi 7とBluetooth 6.0です。
約1.27kg・最薄部7.3mm
本体は約311×215×7.3〜10.7mm、重量は約1.27kgです。HPの製品ページは、20項目の米軍調達基準(MIL規格)をクリアしたとしています。
キーボードはバックライト付きで、タッチパッドはハプティックタッチパッドです。バッテリー駆動時間は最大30時間(動画再生時・HPのテスト結果)で、約45分で50%まで充電できます。付属は65WのUSB Type-C ACアダプターです。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はHP公式サイトからご確認お願いします。
まとめ
HP OmniBook Ultra 14-kdのレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- 約1.27kg・最薄部7.3mmの14型
- 3K有機EL・最大120Hz VRRのタッチパネル
- Core Ultra 7 356H・32GB・1TB(Gen5)
画面・軽さ・処理性能を高い水準でそろえた、OmniBookの上位モデルです。3Kの有機ELとThunderbolt 4×3で、持ち歩いて作業する人に向いています。
注意したいのは、USB Type-AやHDMIが無いこと、メモリを後から増やせないことです。周辺機器を多くつなぐなら、ドックやアダプターもあわせて用意するのがおすすめです。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。



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