こんにちはマサです。
今回はASUS TUF Gaming A16(FA607NUQ)・ゲーミングノートPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
16型のゲーミングノートPCです。このページで扱うのはASUS Store限定モデル(FA607NUQ-R7R32512BA)で、Ryzen 7 170とRTX 4050 Laptop GPUの構成です。
画面は16.0型の1,920×1,200で144Hz。メモリ32GB、ストレージ512GB、重量は約2.2kgです。
180WのACアダプターに加えて、Type-C 100WのACアダプターとバックパックが付属します。
いっぽうでGPUは前世代のRTX 4050で、バッテリーは56Wh。最新世代のGPUや長時間の駆動を求める用途には向きません。
ASUS TUF Gaming A16(FA607NUQ)の評価
※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| ゲーム性能 | CPU・GPU・ディスプレイのリフレッシュレートなど、ゲームの快適さに直結する性能 |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 携帯性 | 重量・本体サイズ・バッテリー容量 |
| 拡張性・端子 | 端子の種類と数、メモリやSSDの増設可否 |
| デザイン・質感 | 外観、筐体の素材、仕上げ |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- メモリ32GBを最初から積んでおきたい方(16GB×2です)
- 有線LANでつなぎたい方(RJ45があります)
- テンキー付きの日本語キーボードが欲しい方(106キー・RGBバックライトです)
- Type-Cでも充電したい方(100WのType-C ACアダプターが付属します)
向かない人
- 最新世代のGPUが欲しい方(この構成は前世代のRTX 4050 Laptop GPUです)
- バッテリーで長く使いたい方(56Whです)
- 持ち歩きが多い方(約2.2kg、通常のACアダプターは180Wです)
- 高い解像度の画面が欲しい方(1,920×1,200です)
ASUS TUF Gaming A16(FA607NUQ)のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU443件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| グラフィックス | PassMark(G3D Mark) | ノートPC向けGPUの最高値で10.0、ミドルクラスで5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=6.0/16GB=7.5/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5) |
| ディスプレイ | 解像度・リフレッシュレート・パネル | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| バッテリー | バッテリー容量(Whr) | 50Whr=5.0/80Whr=8.0/100Whr=10.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
ASUS Storeで売られている構成(Ryzen 7 170・RTX 4050 Laptop GPU・32GB・512GB)で評価しています。
CPUのRyzen 7 170はPassMark 20,613で、ノートPC向けCPU443件の中央値(14,649)の1.4倍です。
グラフィックスのRTX 4050 Laptop GPUは当サイトの比較表で14,202。ノート向けGPUのミドルクラスの基準にしている13,000をわずかに上回る位置です。
メモリの9.0は32GBによるものです。この価格帯のゲーミングノートPCでは16GBが多いので、ここは強みになります。
バッテリーの5.6は56Whによるものです。同じ16型でも90Whを積む機種があるので、数値としては低めです。
ゲーミングノートPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、遊びたいゲームと設定によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | グラフィックボード | |
| 初級者 | Intel Core i5〜i7 Intel Core Ultra 5 AMD Ryzen 5〜7 | 16GB | RTX 3050以上 RTX 4050以上 RTX 5050以上 |
| 中級者 | Intel Core i7 Intel Core Ultra 7 AMD Ryzen 7 | 16GB〜32GB | RTX 3060以上 RTX 4060以上 RTX 5060以上 |
| 上級者 | Intel Core i7〜i9 Intel Core Ultra 7〜9 AMD Ryzen 7〜9 | 32GB | RTX 4070以上 RTX 5070以上 |
| 超上級者 | Intel Core i9 Intel Core Ultra 9 AMD Ryzen 9 | 32GB以上 | RTX 4080以上 RTX 5080以上 |
この構成は表の初級者と中級者のあいだに当たります。RTX 4050 Laptop GPU(14,202)はRTX 5050 Laptop GPU(14,030)とほぼ並ぶ位置で、RTX 5060 Laptop GPU(16,758)には届かないためです。メモリは32GBあるので、ゲーム以外の作業を並行させる使い方にも対応できます。
ASUS TUF Gaming A16(FA607NUQ)のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| 筐体 | 16型ゲーミングノートPC |
| モデル番号 | FA607NUQ-R7R32512BA(ASUS Store限定) |
| OS | Windows 11 Home 64ビット |
| CPU | AMD Ryzen 7 170(8コア16スレッド)+ Radeon グラフィックス |
| グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop GPU(ビデオメモリ6GB) 最大90W/NVIDIA Optimus対応 |
| メモリ | 32GB(16GB×2 DDR5-4800) |
| ストレージ | SSD 512GB(PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2) |
| ディスプレイ | 16.0型ワイド 1,920×1,200 ノングレア リフレッシュレート:144Hz |
| 入出力 | USB3.2 Gen2(Type-C・映像出力/給電対応)×1 USB3.2 Gen1(Type-A)×2 HDMI×1 有線LAN(RJ45)×1 コンボジャック×1 |
| キーボード | 106キー日本語キーボード(RGBイルミネート・テンキー付き) |
| 無線 | Wi-Fi 6(802.11ax)/Bluetooth 5.4 |
| カメラ | 92万画素Webカメラ |
| サウンド | ステレオスピーカー(2W×2)、アレイマイク内蔵 |
| バッテリー | 56Wh(4セル リチウムポリマー) |
| 消費電力 | 最大約180W |
| セキュリティ | ケンジントンセキュリティスロット |
| サイズ | 幅354.9×奥行き251.9×高さ22.15〜26.75mm(突起部除く) |
| 重量 | 約2.2kg |
| 主な付属品 | 180W ACアダプター、Type-C 100W ACアダプター、バックパック(最大17インチ収容)、製品マニュアル、製品保証書 |
GPUは前世代のRTX 4050 Laptop GPU
| GPU | ビデオメモリ | PassMark(G3D Mark) |
| RTX 4050 Laptop GPU | 6GB | 14,202 |
| RTX 5050 Laptop GPU(参考) | 8GB GDDR7 | 14,030 |
| RTX 5060 Laptop GPU(参考) | 8GB GDDR7 | 16,758 |
この構成のGPUはRTX 4050 Laptop GPUで、ビデオメモリは6GB。ASUS Storeの表記では最大90Wです。
当サイトの比較表では14,202。新しい世代のRTX 5050 Laptop GPU(14,030)とほぼ並ぶ位置です。世代は前でも、数値としては同じクラスに収まります。
ビデオメモリは6GBで、RTX 5050(8GB)より少なくなります。テクスチャを多く読むタイトルでは、ここが効いてくる場面があります。
GPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
CPUはRyzen 7 170
| CPU | コア数 | スレッド数 | クロック(最大) | TDP | PassMark |
| Ryzen 7 170 | 8コア | 16スレッド | 4.75GHz | 45W | 20,613 |
| Ryzen 7 260(参考) | 8コア | 16スレッド | 5.1GHz | 45W | 27,938 |
CPUはRyzen 7 170。8コア16スレッドで、最大4.75GHzまで上がります。PassMarkは20,613で、ノートPC向けCPU443件の中央値(14,649)の1.4倍です。
同じ8コア16スレッドでも、新しいRyzen 7 260は27,938。世代の差がそのまま数値の差になっています。
ゲーム中心の使い方なら不足はありませんが、CPUの性能を優先するなら上の世代を積む機種のほうが向きます。
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
メモリは最初から32GB
メモリは16GB×2の32GBです。DDR5-4800で、当サイトの換算では9.0になります。
同じTUF Gamingでも、ASUS TUF Gaming 16(FX610JH)やA18(FA808UM)は16GBです。32GBが最初から入っているのは選びやすいところです。配信やブラウザのタブを多く開いたままゲームを動かす使い方でも余裕があります。
ストレージは512GB。ASUS Storeにはメモリ16GBの構成もあります。
| ASUS Storeの構成 | CPU/グラフィックス | メモリ/ストレージ |
| FA607NUQ-R7R32512BA | Ryzen 7 170/RTX 4050 | 32GB/512GB |
| もうひとつの構成 | Ryzen 7 170/RTX 4050 | 16GB/512GB |
画面は16.0型・1,920×1,200の144Hz
ディスプレイは16.0型の1,920×1,200でノングレア。リフレッシュレートは144Hzです。
当サイトの換算では6.8。同じ1,920×1,200で165Hzの機種が7.0なので、そのすぐ下に当たります。
RTX 4050 Laptop GPUというGPUに対しては、この解像度とリフレッシュレートは釣り合っています。
端子は有線LANあり。Type-Cで充電もできる
端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 |
| USB3.2 Gen2(Type-C・映像出力/給電対応) | 1 |
| USB3.2 Gen1(Type-A) | 2 |
| HDMI | 1 |
| 有線LAN(RJ45) | 1 |
| マイク/ヘッドホン/ヘッドセット・コンボジャック | 1 |
| ケンジントンセキュリティスロット | 1 |
Type-Cは1つで、映像出力と給電に対応します。付属品にType-C 100WのACアダプターが含まれているので、外に持ち出すときは軽いほうを選べます。
有線LAN(RJ45)とUSB Type-A×2、ケンジントンセキュリティスロットもあります。
キーボードは106キーの日本語配列でテンキー付き。RGBのバックライトが付きます。カメラは92万画素で、顔認証には対応しません。
バックパックが付属する
ASUS Storeのこの構成には、最大17インチまで収容できるバックパックが付属します。通常の180W ACアダプターに加えて、Type-C 100WのACアダプターも同梱されます。
本体は約2.2kg、厚さは22.15〜26.75mm。バッテリーは56Whで、16型としては控えめです。電源のあるところで使うことが前提になります。
無線はWi-Fi 6とBluetooth 5.4です。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はASUS公式サイトからご確認お願いします。
まとめ
ASUS TUF Gaming A16(FA607NUQ)のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- メモリ32GB(16GB×2)を最初から搭載
- RTX 4050 Laptop GPUは当サイトの比較表でRTX 5050 Laptop GPUとほぼ同じ位置
- Type-C 100W ACアダプターとバックパックが付属
16型の1,920×1,200・144Hzの画面に、Ryzen 7 170とRTX 4050 Laptop GPUを組み合わせたゲーミングノートPCです。メモリが最初から32GBあり、Type-C 100WのACアダプターとバックパックまで付いてくる構成になっています。
注意したいのは、GPUが前世代のRTX 4050(6GB)であること、バッテリーが56Whであることです。最新世代のGPUが必要なら、RTX 5050以上を積む機種と比べてから選ぶのがおすすめです。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




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