こんにちはマサです。
今回はASUS TUF Gaming 16(FX610JH)・ゲーミングノートPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
16型のゲーミングノートPCです。このページで扱うのはASUS Store限定モデル(FX610JH-I7161TR5050S)で、Core i7-14650HXとRTX 5050 Laptop GPUの構成です。
画面は16.0型の1,920×1,200で144Hz。メモリ16GB、ストレージ1TBの構成です。
メモリとSSDがどちらも2スロットで、あとから足せます。有線LANの端子もあります。
いっぽうで重量は約2.2kg、ACアダプターは150W。持ち歩きを主目的にする機種ではありません。
ASUS TUF Gaming 16(FX610JH)の評価
※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| ゲーム性能 | CPU・GPU・ディスプレイのリフレッシュレートなど、ゲームの快適さに直結する性能 |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 携帯性 | 重量・本体サイズ・バッテリー容量 |
| 拡張性・端子 | 端子の種類と数、メモリやSSDの増設可否 |
| デザイン・質感 | 外観、筐体の素材、仕上げ |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- フルHDクラスの解像度で144Hzを狙う方(16.0型 1,920×1,200・144Hzです)
- あとからメモリやSSDを足したい方(どちらも2スロットです)
- 有線LANでつなぎたい方(RJ45があります)
- CPUの処理性能も欲しい方(Core i7-14650HXは16コア24スレッドです)
向かない人
- 持ち歩きが多い方(約2.2kg、ACアダプターは150Wです)
- 高い解像度の画面が欲しい方(1,920×1,200です)
- NPUを使うAI機能が目的の方(14650HXにNPUはありません)
- 最上位クラスのGPUが要る方(この構成はRTX 5050 Laptop GPUです)
ASUS TUF Gaming 16(FX610JH)のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU443件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| グラフィックス | PassMark(G3D Mark) | ノートPC向けGPUの最高値で10.0、ミドルクラスで5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=6.0/16GB=7.5/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5) |
| ディスプレイ | 解像度・リフレッシュレート・パネル | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| バッテリー | バッテリー容量(Whr) | 50Whr=5.0/80Whr=8.0/100Whr=10.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
ASUS Storeで売られている構成(Core i7-14650HX・RTX 5050 Laptop GPU・16GB・1TB)で評価しています。
CPUのCore i7-14650HXはPassMark 33,390で、ノートPC向けCPU443件の中央値(14,649)の2.3倍です。このクラスのGPUと組み合わせる機種としては、CPU側が強めの構成です。
グラフィックスのRTX 5050 Laptop GPUは当サイトの比較表で14,030。ノート向けGPUのミドルクラス(13,000)をわずかに上回る位置です。
ディスプレイの6.8は、1,920×1,200で144Hzという組み合わせによるものです。同じ解像度で165Hzの機種が7.0なので、そのすぐ下に付けています。
バッテリーの6.3は63Whによるものです。
ゲーミングノートPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、遊びたいゲームと設定によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | グラフィックボード | |
| 初級者 | Intel Core i5〜i7 Intel Core Ultra 5 AMD Ryzen 5〜7 | 16GB | RTX 3050以上 RTX 4050以上 RTX 5050以上 |
| 中級者 | Intel Core i7 Intel Core Ultra 7 AMD Ryzen 7 | 16GB〜32GB | RTX 3060以上 RTX 4060以上 RTX 5060以上 |
| 上級者 | Intel Core i7〜i9 Intel Core Ultra 7〜9 AMD Ryzen 7〜9 | 32GB | RTX 4070以上 RTX 5070以上 |
| 超上級者 | Intel Core i9 Intel Core Ultra 9 AMD Ryzen 9 | 32GB以上 | RTX 4080以上 RTX 5080以上 |
この構成は表の初級者の行に当てはまります。RTX 5050 Laptop GPUとメモリ16GBという組み合わせなので、重いタイトルでは設定を落とす前提になります。CPUだけは上級者の行に届く性能なので、配信や動画の書き出しを併せてやる使い方とは相性がいいです。
ASUS TUF Gaming 16(FX610JH)のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| 筐体 | 16型ゲーミングノートPC |
| モデル番号 | FX610JH-I7161TR5050S(ASUS Store限定) |
| OS | Windows 11 Home 64ビット |
| CPU | インテル Core i7 プロセッサー 14650HX(16コア24スレッド) |
| グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 5050 Laptop GPU(8GB GDDR7) 85W(70W+Dynamic Boost 15W) |
| メモリ | 16GB(DDR5-5600) 2スロット(ASUSの製品ページは「拡張可能なデュアルスロット」と案内) |
| ストレージ | 1TB(PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2) M.2は2スロット |
| ディスプレイ | 16.0型ワイド 1,920×1,200(WUXGA)ノングレア リフレッシュレート:144Hz/応答速度3ms sRGB 約100%/画面占有率 約85% |
| 冷却 | 2基のファン(80枚の羽根)+高効率ヒートパイプ |
| 入出力 | USB3.2 Gen2(Type-C・映像出力/100W給電対応)×1 USB3.2 Gen1(Type-A)×2 USB2.0×1 HDMI×1 有線LAN(RJ45)×1 コンボジャック×1 |
| キーボード | バックライト付きチクレットキーボード(1ゾーンRGB・テンキー付き) |
| 無線 | Wi-Fi 6(802.11ax)/Bluetooth 5.4 |
| カメラ | 92万画素Webカメラ |
| サウンド | ステレオスピーカー(2W×2)、アレイマイク内蔵 Dolby Atmos/双方向AIノイズキャンセリング |
| バッテリー | 63Wh(4セル リチウムイオン) |
| ACアダプター | 150W |
| 堅牢性 | MIL-STD-810H準拠 |
| サイズ | 幅357.0×奥行き259.9×高さ19.45〜26.9mm(突起部除く) |
| 重量 | 約2.2kg |
RTX 5050 Laptop GPUを最大85Wで動かす
| GPU | ビデオメモリ | PassMark(G3D Mark) |
| RTX 5050 Laptop GPU | 8GB GDDR7 | 14,030 |
| RTX 5060 Laptop GPU(参考) | 8GB | 16,758 |
| RTX 4060 Laptop GPU(参考) | 8GB | 17,326 |
この構成のGPUはRTX 5050 Laptop GPUで、ビデオメモリは8GB GDDR7です。ASUSの表記では85W(70W+Dynamic Boost 15W)です。
当サイトの比較表では14,030。ノート向けGPUのミドルクラスの基準にしている13,000をわずかに上回る位置で、1,920×1,200という画面の解像度とは釣り合いが取れています。
ひとつ上のRTX 5060 Laptop GPUは16,758、前世代のRTX 4060 Laptop GPUは17,326です。重いタイトルを高設定で動かしたい場合は、このあたりとの差が効いてきます。
GPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
CPUはCore i7-14650HX
| CPU | コア数 | スレッド数 | クロック(最大) | TDP | PassMark |
| Core i7-14650HX | 16コア | 24スレッド | 5.2GHz | 55W(最大157W) | 33,390 |
CPUはCore i7-14650HX。16コア24スレッドで、最大5.2GHzまで上がります。PassMarkは33,390で、ノートPC向けCPU443件の中央値(14,649)の2.3倍です。
HXシリーズはデスクトップ寄りの設計で、全コアを使う作業に強いのが特長です。ゲームの配信や動画の書き出しを同時にやる使い方だと、この差が出ます。
いっぽうでNPUはありません。AI機能をNPUで動かしたい場合は、Core UltraやRyzen AIを積む機種が対象になります。
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
画面は16.0型・1,920×1,200の144Hz
ディスプレイは16.0型の1,920×1,200(WUXGA)でノングレア。リフレッシュレートは144Hz、応答速度は3msです。
ASUSはsRGB 約100%、画面占有率 約85%と案内しています。色域が広いので、ゲーム以外の用途でも扱いやすい画面です。
当サイトの換算では6.8。同じ1,920×1,200で165Hzの機種が7.0なので、そのすぐ下に当たります。解像度を上げたい場合は2,560×1,600クラスの機種が候補になります。
冷却はファン2基とヒートパイプ
冷却は80枚の羽根を持つファン2基と、高効率ヒートパイプの組み合わせです。ASUSは静音性と性能の両立を狙った構成だとしています。
筐体はMIL-STD-810H準拠のテストをクリアしています。TUF Gamingシリーズが以前から掲げている部分です。
天板とキーボード面には指紋防止のコーティングが施されています。
端子は3辺に配置。100W給電とRJ45あり
端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 |
| USB3.2 Gen2(Type-C・映像出力/100W給電対応) | 1 |
| USB3.2 Gen1(Type-A) | 2 |
| USB2.0(Type-A) | 1 |
| HDMI | 1 |
| 有線LAN(RJ45) | 1 |
| マイク/ヘッドホン/ヘッドセット・コンボジャック | 1 |
Type-Cは1つで、映像出力と100Wの給電に対応します。ACアダプターを持ち歩かずにType-Cで充電できるのは、外に持ち出すときに効いてきます。
有線LAN(RJ45)があるので、回線が不安定な環境でも有線でつなげます。USB Type-Aは3.2 Gen1が2つとUSB 2.0が1つです。
ASUSは端子を筐体の3辺に分けて配置したと説明しています。キーボードはテンキー付きで、1ゾーンのRGBバックライトとホットキー4つを備えます。
メモリもSSDも2スロット
メモリとSSDは、どちらも2スロットです。ASUSの製品ページでは「拡張可能なデュアルスロット搭載のメモリとSSD」と案内されています。
出荷構成はメモリ16GB・SSD 1TBなので、容量が足りなくなってから足す選び方ができます。基板直付けの機種にはできないことです。
本体は約2.2kg、厚さは19.45〜26.9mm。バッテリーは63Whで、ACアダプターは150Wです。重さと電源まわりは、据え置き寄りの使い方を前提にしたサイズ感です。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はASUS公式サイトからご確認お願いします。
まとめ
ASUS TUF Gaming 16(FX610JH)のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- Core i7-14650HX(16コア24スレッド)とRTX 5050 Laptop GPUの組み合わせ
- 16.0型 1,920×1,200・144Hzでメモリ・SSDとも2スロット
- 100W給電対応のType-Cと有線LANを備える
16型で1,920×1,200・144Hzの画面に、Core i7-14650HXとRTX 5050 Laptop GPUを組み合わせたゲーミングノートPCです。メモリとSSDがどちらも2スロットで、あとから足せるのが使いやすいところです。
注意したいのは重さとGPUの位置づけです。約2.2kgで150WのACアダプターが付き、GPUはミドルクラスの入口にあたるRTX 5050 Laptop GPU。重いタイトルを高設定で動かしたいなら、ひとつ上のGPUを積む機種と比べてから選ぶのがおすすめです。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。



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