こんにちはマサです。
今回はLenovo A100(23.8型 Intel)・一体型デスクトップPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
レノボの一体型デスクトップで、いちばん手前にあたる機種です。CPUはインテル プロセッサー N100です。
約4.3kg・最大65Wと、当サイトで扱った一体型のなかでいちばん軽く、消費電力も小さい構成です。
ただし処理性能は割り切る必要があります。PassMarkは5,304で、ノートPC向けCPU426件の中央値(14,657)を大きく下回ります。
Web・動画視聴・文書作成までと考えるのが現実的です。
Lenovo A100(23.8型 Intel)の評価

※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| 処理性能 | CPU・メモリ・ストレージ。制作や事務作業の快適さ |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 入力・画面 | 付属キーボードとマウス、ディスプレイの見やすさ |
| 拡張性・端子 | 端子の種類と数、メモリやSSDの増設可否 |
| デザイン・質感 | 外観、筐体の素材、仕上げ |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- Web・動画視聴・文書作成だけに使う方
- はじめてのPCや、家族共用のPCを探している方
- できるだけ軽く・電気代の小さい一体型を探している方(約4.3kg・最大65W)
- キーボードとマウスも込みで買いたい方
向かない人
- 写真編集や動画編集をする方(CPUの性能が足りません)
- Officeで重い表計算を扱う方(4コアです)
- メモリやストレージを増やしたい方(1スロットで上限16GBです)
- ゲーム機をつないでモニターにも使いたい方(HDMI入力がありません)
Lenovo A100(23.8型 Intel)のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU426件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=5.0/16GB=7.0/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0 |
| ディスプレイ | 解像度・パネル・リフレッシュレート | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| 画面サイズ | ディスプレイの対角サイズ | 21.5型=5.0/27型=7.5/31.5型=9.5 |
| 設置性 | 本体の重量 | 5kg=10.0/8kg=7.0/10kg=5.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
仕様書に載っている構成(512GBのモデル)で評価したものです。一体型なので、ノートPCで使っている「携帯性」と「バッテリー」の軸を外し、代わりに一体型で意味のある「画面サイズ」と「設置性」を入れています。CPUはモバイル向けを積むため、母数はノートPC向けのままです。
CPUの1.5はインテル プロセッサー N100によるもの。PassMarkは5,304で、ノートPC向けCPU426件の中央値(14,657)を大きく下回ります。この数値がこの機種のいちばんの制約です。
メモリの7.0は16GBによるもの。DDR5-4800の16GB×1で、スロットは1つだけ。上限も16GBです。
ストレージの7.0は512GBによるもの。256GBのモデルもあります(下で説明します)。
ディスプレイの5.0は23.8型 フルHD(1920×1080)のIPS液晶によるものです。
設置性の10.0は約4.3kgによるもの。一体型としては非常に軽いほうです。
画面サイズの6.0は23.8型によるものです。
一体型デスクトップPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | ストレージ | |
| Web・動画視聴・文書作成が中心 | Intel Core 5/Core Ultra 5 | 16GB | 512GB以上 |
| 表計算や資料作成が多い | Intel Core Ultra 5〜7 AMD Ryzen AI 5〜7 | 16GB〜32GB | 512GB以上 |
| 写真編集・軽い動画編集をする | Intel Core Ultra 7 AMD Ryzen AI 7 | 32GB | 1TB以上 |
| 3DやAIを使った制作をする | Intel Core Ultra 9 Intel Core Ultra X9 | 32GB以上 | 1TB以上+独立GPU |
この機種は表のいちばん上の行までです。CPUの性能が足りないので、表計算が多い方や写真編集をする方は別の機種を見てください。
Lenovo A100(23.8型 Intel)のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| 筐体 | All-In-One(一体型) |
| OS | Windows 11 Home 64bit(日本語版) |
| CPU | インテル プロセッサー N100(4コア・800MHz/ターボブースト時 3.4GHz) |
| メモリ | 16GB(16GB×1)DDR5-4800 SDRAM SODIMM 最大16GB/1スロット(空き0) |
| ストレージ | 512GB SSD(PCIe NVMe/M.2) ※256GBのモデルもあります(2025年11月5日の仕様書) |
| グラフィックス | CPU内蔵(インテル UHD グラフィックス) |
| ディスプレイ | LEDバックライト付 23.8型 フルHD IPS液晶(1920×1080ドット・約1,677万色)光沢なし |
| カメラ | HDカメラ(前面) |
| オーディオ | ステレオスピーカー(2W×2) 内蔵マイクロホン あり |
| 無線 | Wi-Fi 6対応(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n) Bluetooth 5.2 |
| 有線LAN | 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T |
| 付属品 | 日本語 AccuType キーボード(USB)、光学ホイール・マウス(USB) ACアダプター、電源コード(アース端子付き) |
| 本体寸法 | 約 539.3 × 185 × 422.78mm(幅×奥行×高さ) |
| 重量 | 約4.3kg |
| 消費電力 | 最大65W(ACアダプター 65W) |
| カラー | 本体 クラウドグレー キーボード・マウス グレー(2026年4月7日の仕様書)/ホワイト(2025年11月5日の仕様書) |
処理性能は割り切る機種
CPUはインテル プロセッサー N100の1種類です。4コアで、動作周波数は800MHz(ターボブースト時 3.4GHz)です。
PassMarkは5,304。ノートPC向けCPU426件の中央値(14,657)の半分以下です。ここは最初に押さえておく必要があります。
できることは、Webの閲覧、動画視聴、Word・Excelでの文書作成までと考えるのが現実的です。タブを何十個も開く、重い表計算を回す、写真をまとめて現像するといった使い方には足りません。
メモリが16GB載っているので、Webブラウザのタブを数多く開いても落ちはしませんが、CPUの速さそのものは変わりません。
グラフィックスはCPU内蔵のインテル UHD グラフィックスです。ゲームには向きません。
同じ23.8型の兄弟機と比べると、差はこうなります。
| 項目 | Lenovo A100(本機) | AIO 24IRH9 | AIO 24AKP10 KRK |
| CPU | N100(4コア・5,304) | Core 7 240H(10コア・23,978) | Ryzen AI 7 350(8コア・24,965) |
| 画面 | 23.8型 フルHD | 23.8型 フルHD | 23.8型 フルHD |
| カメラ | HDカメラ | 500万画素+IR | 500万画素+IR |
| スピーカー | ステレオ(2W×2) | HARMAN(3W+3W) | HARMAN(3W+3W) |
| HDMI入力 | なし | あり | あり |
| 重量 | 約4.3kg | 約6.0kg | 約6.0kg |
| 消費電力 | 最大65W | 最大90W | 最大90W |
CPUの数値・カメラ・スピーカー・HDMI入力はすべて兄弟機が上です。こちらが上なのは重量と消費電力です。
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
ストレージとカラーが仕様書で違う
この機種は仕様書が複数あり、記載が分かれています。
レノボの製品ページのスペック欄はストレージを256GBとしています。一方、最新の仕様書(2026年4月7日・製品番号 F0JN0035JP)は512GBです。
ひとつ前の仕様書(2025年11月5日・F0JN000EJP/F0JN000DJP)を見ると、256GBと512GBの2モデルが並んでいます。つまりどちらも実在する構成です。
キーボードとマウスの色も分かれています。2026年4月7日の仕様書はグレー、2025年11月5日の仕様書はホワイトです。製品ページのスペック欄はホワイトです。
注文画面に出る容量と色を確認してから買うのが確実です。この記事のレーダーチャートは512GBのほうで計算しています。
ディスプレイ

LEDバックライト付の23.8型 フルHD(1920×1080)IPS液晶です。約1,677万色・光沢なしという仕様です。
23.8型にフルHDなので、ドットの細かさはちょうど良い水準です。文字が小さくなりすぎず、拡大設定をいじらずにそのまま使えます。
光沢なしなので、照明や窓の映り込みは抑えられます。
リフレッシュレートと色域(sRGBカバー率など)は仕様書にも製品ページにも記載がありません。断定は避けます。
一体型なので画面と本体が一緒に来ます。はじめてのPCとして、モニターを別に選ぶ手間がないのは利点です。
入出力端子

端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 | 位置 |
| USB-A(USB 3.2 Gen2) | 2 | 底面 |
| USB 2.0(Type-A) | 2 | 底面 |
| HDMI(外部出力) | 1 | — |
| HDMI(外部入力) | なし | — |
| 有線LAN(RJ-45) | 1 | — |
| マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック | 1 | — |
| メディアカードリーダー | なし | — |
USBの4つはすべて底面にあります。側面・背面にはありません。USBメモリやSDカードリーダーを日常的に差し替える使い方だと、少し手を伸ばしにくい配置です。
常時つなぐもの(キーボード・マウス・プリンター)を差しておく前提の設計と見るのが自然です。
HDMIは出力だけで、入力はありません。ゲーム機をつないでモニター代わりに使うことはできません。ここは兄弟機のIdeaCentre AIOと違う点です。
HDMI出力はあるので、外部モニターをつないで2画面にはできます。
有線LANの端子も本体にあります。メディアカードリーダーはありません。
設置と付属品

本体寸法は約 539.3 × 185 × 422.78mm(幅×奥行×高さ)、重量は約4.3kgです。
当サイトで扱った一体型のなかでいちばん軽い部類です。IdeaCentre AIOの23.8型(約6.0kg)より1.7kg軽く、模様替えのときも持ち上げやすくなります。
最大消費電力は65Wです。27型のIdeaCentre AIO(135W)の半分以下で、つけっぱなしでも電気代が気になりにくい水準です。
キーボードとマウスはUSB接続の有線です。日本語 AccuType キーボードと光学ホイール・マウスが付属します。ワイヤレスではありません。
ACアダプターと電源コード(アース端子付き)も同梱です。
本体カラーはクラウドグレーです。
カメラと音

カメラはHDカメラです。画素数の表記は「HD」までで、兄弟機の500万画素カメラより控えめです。
IRカメラは付きません。Windows Helloの顔認証は使えません。プライバシーシャッターの記載もありません。
Web会議で顔を映す用途には使えますが、画質を求める場合は外付けのWebカメラを足したほうがよいです。
スピーカーはステレオ(2W×2)です。兄弟機のHARMAN(3W+3W)より出力が小さく、ブランドスピーカーでもありません。音を重視するならイヤホンかスピーカーを別に用意する想定になります。
内蔵マイクロホンはあります。無線はWi-Fi 6とBluetooth 5.2。有線LANも使えます。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。
まとめ

Lenovo A100(23.8型 Intel)のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- 約4.3kg・最大65W。当サイトで扱った一体型のなかでいちばん軽い
- CPUはN100(PassMark 5,304)。Web・動画・文書作成まで
- ストレージとキーボードの色が仕様書によって違う。注文画面で確認
はじめてのPC、または家族共用のPCとして、Webと動画と文書作成だけに使うなら成立する機種です。画面もキーボードもマウスも込みで、設置も軽く、電気代も小さく収まります。
弱いのは処理性能です。PassMark 5,304は中央値の半分以下で、写真編集や重い表計算には足りません。カメラとスピーカーも兄弟機より控えめです。
同じ23.8型でもう少し性能が欲しいなら、IdeaCentre AIO 24IRH9(Core 7 240H・HARMANスピーカー・HDMI入力あり)という選択肢があります。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




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