【レビュー】IdeaPad Slim 3i Gen 11(16型 Core Ultra) | テンキー付きのCopilot+ PC

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IdeaPad Slim 3i Gen 11(16型 Core Ultra)のキーボードとディスプレイ ガジェット
引用元:Lenovo公式サイト

こんにちはマサです。

今回はIdeaPad Slim 3i Gen 11(16型 Core Ultra)・スタンダードノートPCのレビューをしていきます。

結論からお伝えすると、

IdeaPad Slim 3iの16型で、Core Ultra シリーズ3を積む構成です。

16型でテンキーが付いて、NPUは最大49TOPS。Copilot+ PCに対応します。

バッテリーは60Whrで、動画再生は約16.3時間。同じ16型のCore版(約8.5時間)の2倍近い数値です。

ただしメモリは16GB固定(1スロット・空きなし)で、増設の余地がありません。

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IdeaPad Slim 3i Gen 11(16型 Core Ultra)の評価

IdeaPad Slim 3i Gen 11(16型 Core Ultra)のキーボードとディスプレイ
引用元:Lenovo公式サイト

総合点・・・・・・3.7
処理性能・・・・・3.5
コスパ・・・・・・4.0
携帯性・・・・・・3.0
入力・画面・・・・3.5
デザイン・堅牢性・3.5

※評価はmasalog運営者の主観です

各項目は1.0〜5.0で評価しています。

点数意味
5.0このクラスで最高水準
4.0十分に満足できる
3.0標準的。価格なりで不足はない
2.0用途によっては足りない
1.0おすすめしない

5項目の内容は以下のとおりです。

項目見ているもの
処理性能CPU・メモリ・ストレージ。事務作業や開発、Web会議の快適さ
コスパ絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか
携帯性重量・本体サイズ・バッテリー容量
入力・画面キーボードの打ちやすさ、ポインティングデバイス、ディスプレイの見やすさ
デザイン・堅牢性外観、筐体の素材、堅牢性試験への対応

総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。

向いている人

  • 大きい画面で作業したい方(16.0型)
  • テンキーを使う方
  • Copilot+ PCの機能を使いたい方(NPU 最大49TOPS)
  • 外でも使う方(動画再生 約16.3時間)

向かない人

  • メモリを増設したい方(16GB・1スロット空きなし)
  • 高解像度の画面が欲しい方(WUXGAのみです)
  • 指紋認証を使いたい方(搭載しません)
  • 毎日持ち歩く方(約1.73kgです)

IdeaPad Slim 3i Gen 11(16型 Core Ultra)のスペック評価

各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。

各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。

項目基準にしている数値換算のしかた
CPUPassMark(CPU Mark)ノートPC向けCPU426件の最高値で10.0、中央値で5.0
メモリ容量8GB=5.0/16GB=7.0/32GB=9.0/64GB=10.0
ストレージ容量と規格256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5)
ディスプレイ解像度・パネル・リフレッシュレートフルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点
バッテリーバッテリー容量(Whr)50Whr=5.0/80Whr=8.0/100Whr=10.0
携帯性本体の重量0.8kg=10.0/1.2kg=8.0/1.6kg=6.0/2.0kg=4.0

CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。

仕様書に載っている上位の構成で評価したものです。

バッテリーの6.0は60Whrによるもの。この換算は容量だけを見るので、実際の駆動時間(動画再生 約16.3時間)は数値に反映されていません。

CPUの6.1は8コア8スレッドのCore Ultra 7 355によるもの。同じ16型のCore版(5.1)を上回ります。

メモリの7.0は16GB、ストレージの7.0は512GBによるもの。どちらも増やせません。

ディスプレイの6.0は16.0型 WUXGA(1920×1200)のIPS液晶によるもの。

携帯性の5.4は約1.73kgによるもの。16型としては標準的です。

スタンダードノートPCのスペック目安

どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。

CPUメモリストレージ
Web・動画視聴・文書作成が中心Intel Core 3〜5
AMD Ryzen 5
8GB〜16GB256GB以上
学習・表計算・資料作成が多いIntel Core 5〜7
Intel Core Ultra 5
AMD Ryzen 7
16GB512GB以上
写真編集・軽い動画編集をするIntel Core Ultra 5〜716GB〜32GB512GB以上
本格的な動画編集・開発をするIntel Core Ultra 7以上32GB以上1TB以上

この機種は表の上から2行目まで対応できます。メモリが16GB固定なので、写真編集や動画編集を日常的にやるなら別の機種を見たほうが安全です。

IdeaPad Slim 3i Gen 11(16型 Core Ultra)のスペック

主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。

項目内容
OSWindows 11 Home 64bit(日本語版)
CPUインテル Core Ultra 7 プロセッサー 355(8コア・2.30GHz/ターボブースト時 4.70GHz・NPU 最大49TOPS)
インテル Core Ultra 5 プロセッサー 322(6コア・NPU 最大46TOPS)
※モデルにより異なります
メモリDDR5-5600 SODIMM 16GB(16GB×1)
最大16GB ※スロット数1(空0)。出荷時の容量は変更できません
ストレージ512GB SSD(PCIe NVMe/M.2)
グラフィックスCPU内蔵(インテル グラフィックス)
ディスプレイ16.0型 WUXGA IPS液晶(1920×1200)約1,677万色・16:10・光沢なし
キーボードJIS配列(テンキー・Copilotキー付き)
マルチタッチパッド
カメラFHD 1080pカメラ+IRカメラ(プライバシーシャッター付き)
指紋センサー搭載しません
オーディオステレオスピーカー(2.0W×2)・Dolby Audio対応
カードスロットSDカードリーダー
無線Wi-Fi 6対応(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)
Bluetooth 5.3
有線LANには対応しません
本体寸法約 360.0 × 251.0 × 16.9mm(最薄部)
重量約1.73kg
バッテリー固定式 3セル 60Whr
動画再生時 約16.3時間・アイドル時 約26.6時間(JEITA 3.0)
充電時間 約2時間(Rapid Charge Boost対応)
カラールナグレー

処理性能

IdeaPad Slim 3i Gen 11(16型 Core Ultra)を開いた状態
引用元:Lenovo公式サイト

CPUはCore Ultra シリーズ3から2種類です。モデルによって載るものが変わります。

  • インテル Core Ultra 7 355:8コア8スレッド(20,173・NPU 最大49TOPS)
  • インテル Core Ultra 5 322:6コア6スレッド(14,823・NPU 最大46TOPS)

上と下では36%ほどの差があります。Core Ultra 5 322は6コア6スレッドなので、学習や事務作業に絞った用途向けです。

どちらもNPUが40TOPSを超えるので、Copilot+ PCの条件を満たします。

グラフィックスはCPU内蔵のインテル グラフィックスです。

同じ16型のCore版と比べると、以下のようになります。

項目16型 Core Ultra(本機)16型 Core
CPUCore Ultra 7 355(8コア8スレッド・20,173)Core 7 350(15,127)
NPU最大49TOPS(Copilot+ PC対応)最大17TOPS
カメラFHD 1080p+IRHD 720p(IRなし)
バッテリー60Whr(動画再生 約16.3時間)50Whr(動画再生 約8.5時間)
重量約1.73kg約1.68kg

重量だけがCore版、CPU・NPU・カメラ・バッテリーはこちらが上回ります。

CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。

ディスプレイ

16.0型 WUXGA(1920×1200)のIPS液晶です。選択肢はこれだけになります。

約1,677万色・16:10・光沢なしという仕様です。

16型でも解像度はWUXGAのままなので、細かさでは14型に劣ります。そのかわり文字は大きく見えます。

色域と輝度はレノボ公式の仕様に記載がないため、色を厳密に見る作業には向かないと考えたほうが安全です。

タッチパネルの設定はありません。

バッテリーと携帯性

IdeaPad Slim 3i Gen 11(16型 Core Ultra)を閉じた状態(薄さ)
引用元:Lenovo公式サイト

バッテリーは60Whrで、動画再生時は約16.3時間、アイドル時は約26.6時間(JEITA 3.0)です。

同じ16型のCore版(50Whr・約8.5時間)のほぼ2倍で、容量差だけでは説明できない開きがあります。省電力に振ったCore Ultra シリーズ3の効き方が出ています。

充電時間は約2時間で、Rapid Charge Boostに対応します。

重量は約1.73kgです。16型なので毎日持ち歩く機種ではありませんが、駆動時間があるぶん電源の心配は減ります。

本体の厚みは最薄部で16.9mmです。

メモリと拡張性

IdeaPad Slim 3i Gen 11(16型 Core Ultra)の天板
引用元:Lenovo公式サイト

メモリは16GBで、スロットは1つ。すでに16GBのモジュールで埋まっています。上限も16GBなので、あとから増やす道はありません。

仕様書にも「出荷時のメモリ容量を変更することはできません」と明記されています。

ストレージは512GBのPCIe NVMe SSDです。

16型で内部に余裕がある筐体なのに、メモリの拡張性がないのは惜しいところです。16GBで足りるかを買う前に決める必要があります。

入出力端子

IdeaPad Slim 3i Gen 11(16型 Core Ultra)を斜め後ろから見たところ
引用元:Lenovo公式サイト

端子の構成は以下のとおりです。

端子数
USB Type-C(USB 5Gbps/USB PD・DP Alt Mode対応)1
USB-A(USB 5Gbps)2
HDMI1
SDカードリーダー1
マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック1
電源コネクター(丸型)1
有線LAN(RJ-45)0

USB Type-Cは1つだけです。USB PDとDP Alt Modeに対応するので充電と映像出力はできますが、ドックと充電を同時に使う構成は組みにくくなります。

そのかわり充電用の丸形コネクターが別に用意されているので、Type-Cを塞がずに充電できます。

USB Type-Aが2つとHDMI、SDカードリーダーも備えます。有線LANの端子はありません。

無線はWi-Fi 6とBluetooth 5.3です。Wi-Fi 7には対応しません。

キーボードと生体認証

IdeaPad Slim 3i Gen 11(16型 Core Ultra)の底面(通気口)
引用元:Lenovo公式サイト

16型なのでテンキーが付きます。Copilotキーも付きます。ポインティングデバイスはマルチタッチパッドです。

カメラはFHD 1080p+IRカメラで、プライバシーシャッター付きです。Windows Helloの顔認証が使えます。

指紋センサーは搭載しません。サインインは顔認証かPINになります。

オーディオはステレオスピーカー(2.0W×2)とDolby Audioです。

本体カラーはルナグレーです。底面には横一列の通気口があります。

レビューは以上です。

詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。

まとめ

IdeaPad Slim 3i Gen 11(16型 Core Ultra)の天板
引用元:Lenovo公式サイト

IdeaPad Slim 3i Gen 11(16型 Core Ultra)のレビューをしました。

この機種の特徴は大きく分けて3つです。

  • 16型でテンキー付き。NPU 49TOPSでCopilot+対応
  • 60Whrで動画再生 約16.3時間。Core版の2倍近い
  • メモリは16GB固定(1スロット・空きなし)

大きい画面とテンキーを使いながら、AI機能とバッテリーも取りたい方に向いた機種です。16型でCopilot+ PCに対応して動画再生 約16.3時間というのは、この価格帯では扱いやすい組み合わせです。

弱いのは拡張性です。メモリは16GBで1スロットが埋まっており、増やす道がありません。指紋センサーもありません。

価格を下げたいなら、同じ16型のCore版という選択肢があります。ただしNPUは17TOPS、カメラはHD 720p、駆動時間も約8.5時間になります。

今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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