こんにちはマサです。
今回はYoga Pro 7a Gen 11(15.3型 AMD)・クリエイター向けノートPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
Yoga Proシリーズの15.3型AMD版です。CPUはRyzen AI Max+ 388を積みます。
内蔵グラフィックスがRadeon 8060Sで、40基のGPUコアを持ちます。独立GPUを積まずに制作用途をこなす設計です。
メモリはオンボードで最大128GBまで選べます。ノートPCとしては珍しい容量です。
画面は15.3型 WQXGA(2560×1600)の有機EL・165Hzで、タッチにも対応します。
Yoga Pro 7a Gen 11(15.3型 AMD)の評価

※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| 処理性能 | CPU・メモリ・ストレージ。事務作業や開発、Web会議の快適さ |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 携帯性 | 重量・本体サイズ・バッテリー容量 |
| 入力・画面 | キーボードの打ちやすさ、ポインティングデバイス、ディスプレイの見やすさ |
| デザイン・堅牢性 | 外観、筐体の素材、堅牢性試験への対応 |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- メモリを大きく積みたい方(最大128GB)
- 色域のある有機ELが欲しい方(100% DCI-P3)
- タッチ対応の制作用ノートが欲しい方
- AI処理をローカルで走らせたい方
向かない人
- メモリを後から増設したい方(オンボードです)
- 独立GPUが必要な方(内蔵のみです)
- 軽さを最優先する方(約1.69kg)
- 有線LANが必要な方(ありません)
Yoga Pro 7a Gen 11(15.3型 AMD)のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU422件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=5.0/16GB=7.0/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5) |
| ディスプレイ | 解像度・パネル・リフレッシュレート | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| バッテリー | バッテリー容量(Whr) | 50Whr=5.0/80Whr=8.0/100Whr=10.0 |
| 携帯性 | 本体の重量 | 0.8kg=10.0/1.2kg=8.0/1.6kg=6.0/2.0kg=4.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
カスタマイズで選べる最上位の構成で評価したものです。
CPUの7.8は8コア16スレッドのRyzen AI Max+ 388によるもの。コア数のわりに高い数値が出るシリーズです。
メモリの10.0は最大128GBによるもの。オンボードなので購入時に決める必要があります。
ディスプレイの8.5は15.3型 WQXGA(2560×1600)有機EL・165Hz・100% DCI-P3によるもの。
バッテリーの8.4は84Whによるもの。15型としては大きめの容量です。
クリエイター向けノートPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | ストレージ | |
| Web・動画視聴・文書作成が中心 | Intel Core Ultra 5 AMD Ryzen AI 5 | 16GB | 512GB以上 |
| 写真編集・軽い動画編集をする | Intel Core Ultra 7 AMD Ryzen AI 7 | 16GB〜32GB | 512GB以上 |
| イラスト制作・本格的な動画編集をする | Intel Core Ultra 7〜9 AMD Ryzen AI Max | 32GB | 1TB以上 |
| 3DやAIを使った制作をする | Intel Core Ultra 9 AMD Ryzen AI Max+ | 32GB以上 | 1TB以上+独立GPU |
この機種は表の上から3行目まで対応できます。独立GPUがないので、4行目の3DやAI学習では内蔵グラフィックスの性能が頭打ちになります。
Yoga Pro 7a Gen 11(15.3型 AMD)のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| OS | Windows 11 Home 64bit(日本語版)/Windows 11 Pro 64bit ※選択可能 |
| CPU | AMD Ryzen AI Max+ 388(8コア16スレッド・3.60GHz/最大5.00GHz) |
| NPU | APU内蔵 AMD Ryzen AI |
| メモリ | LPDDR5X-8000 オンボード 32GB/64GB/128GB ※スロットなし。増設できません |
| ストレージ | 512GB/1TB SSD(M.2 PCIe NVMe) ※選択可能 |
| グラフィックス | APU内蔵(AMD Radeon 8060S グラフィックス) |
| ディスプレイ | 15.3型 WQXGA 有機EL(2560×1600)光沢あり・マルチタッチ対応 HDR 1000 True Black・100% DCI-P3・1,100nit(HDRピーク)/500nit・165Hz PureSight Pro/Dolby Vision/AMD FreeSync/Eyesafe 2.0対応 |
| キーボード | バックライト付きキーボード(日本語)+ クリックパッド |
| カメラ | 500万画素カメラ + IRカメラ、マイク |
| 無線 | Wi-Fi 7(2×2 160MHz)+ Bluetooth |
| 本体寸法 | 約 347 × 242 × 16.7mm(最薄部) |
| 重量 | 約1.69kg |
| バッテリー | 84Wh(4セル) 140W USB Type-C スリム ACアダプター |
| カラー | サンダーグレー |
処理性能とグラフィックス
CPUはRyzen AI Max+ 388の1種類です。8コア16スレッドで、動作周波数は3.60GHz、最大5.00GHzです。
当サイトの比較表では33,278で、ノートPC向けCPU422件の上位に入ります。8コアとしては高い数値です。
特徴は内蔵グラフィックスで、Radeon 8060Sは40基のGPUコアを持ちます。一般的な内蔵グラフィックスとは規模が違います。
ただし当サイトのGPU比較表には掲載がないため、レーダーチャートのグラフィックス軸は外しています。独立GPUと同じ土俵では比べられないためです。
同じYoga ProのIntel版と比べると、以下のようになります。
| 項目 | Yoga Pro 7a Gen 11(本機) | Yoga Pro 7i Gen 11 |
| CPU | Ryzen AI Max+ 388(8コア16スレッド) | Core Ultra 9 386H/7 356H(16コア) |
| CPUの数値 | 33,278 | 35,924(386H) |
| グラフィックス | Radeon 8060S(APU内蔵・40コア) | GeForce RTX 5060/5050(独立GPU) |
| メモリ | オンボード 最大128GB | オンボード 32GB |
| 画面 | WQXGA 有機EL・165Hz・タッチ対応 | 同じ(タッチ非対応) |
| 重量 | 約1.69kg | 約1.65kg |
CPUの数値はIntel版が上です。この機種が勝るのはメモリ上限とタッチ対応です。
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
ディスプレイ

15.3型 WQXGA(2560×1600)の有機ELが1種類です。選択肢はこれだけになります。
100% DCI-P3・HDR 1000 True Black・165Hz、HDRピーク1,100nitという仕様です。色を見る作業にそのまま使えます。
マルチタッチに対応し、ガラス仕上げです。Intel版にはないタッチ対応がここで効きます。
Dolby VisionとAMD FreeSync、Eyesafe 2.0にも対応します。
光沢ありのパネルなので、明るい場所では映り込みが出ます。
メモリとストレージ
メモリはLPDDR5X-8000のオンボードで、32GB・64GB・128GBから選べます。
ノートPCで128GBまで選べるのは珍しい構成です。Ryzen AI Maxシリーズは内蔵グラフィックスとメモリを共有するため、容量がそのまま制作の余裕につながります。
ただしオンボードなので増設・交換はできません。購入時に決める必要があります。
ストレージは512GBと1TBから選べます。M.2のPCIe NVMe SSDです。
入力と端子

キーボードはバックライト付きの日本語配列で、ポインティングデバイスはクリックパッドです。
カメラは500万画素+IRカメラで、Windows Helloの顔認証に使えます。
無線はWi-Fi 7(2×2 160MHz)とBluetoothに対応します。有線LANはありません。
端子の一覧はレノボの日本語ページに掲載がありません。正確な構成は公式サイトの「カスタマイズする」画面でご確認ください。
ACアダプターは140WのUSB Type-C(スリムタイプ)です。
バッテリーと携帯性

重量は約1.69kgです。15.3型としては標準的で、Intel版より40gほど重くなります。
バッテリーは84Whの4セルです。15型としては大きめの容量です。
駆動時間はレノボの日本語ページに掲載がありません。有機EL・165Hzの構成なので、長時間の外出先作業では電源を確保しておくほうが安全です。
本体の厚みは最薄部で16.7mmです。
デザインと使い勝手
本体カラーはサンダーグレーの1色です。
Copilot+ PCに対応します。Windowsのローカル処理によるAI機能が使えます。
PureSight Proという画質まわりの仕組みが載り、画面の明るさや色を自動で調整します。
直販ではWindows 11 HomeとProのどちらも選べます。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。
まとめ

Yoga Pro 7a Gen 11(15.3型 AMD)のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- Ryzen AI Max+ 388(8コア16スレッド・33,278)と40コアのRadeon 8060S
- メモリはオンボードで最大128GB。ノートPCでは珍しい容量
- 15.3型 WQXGA 有機EL・165Hz・100% DCI-P3でタッチ対応
メモリを大きく積んで、内蔵グラフィックスで制作をこなしたい方に向いた機種です。128GBまで選べるのはノートPCでは数少ない構成になります。
弱いのは拡張性です。メモリはオンボードで増設できず、独立GPUもありません。
独立GPUが必要なら、同じYoga ProのIntel版(Yoga Pro 7i Gen 11 Aura Edition)という選択肢があります。GeForce RTX 5060まで選べます。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




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