こんにちはマサです。
今回はIdeaPad Slim 5i Gen 11(13.3型 Intel)・薄型・軽量ノートPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
IdeaPad Slim 5の13.3型で、Core シリーズ(Core Ultraではないほう)を積む構成です。
重量は約1.19kg、厚みは14.3mm。当サイトで扱ったIdeaPadの中でいちばん軽い部類です(同じ筐体のSlim 5x Gen 11と並びます)。
画面は13.3型 WQXGA(2560×1600)の120Hz・400nit・100% sRGBを選べます。
ただしNPUは最大17TOPSで、Copilot+ PCには該当しません。
IdeaPad Slim 5i Gen 11(13.3型 Intel)の評価

※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| 処理性能 | CPU・メモリ・ストレージ。事務作業や開発、Web会議の快適さ |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 携帯性 | 重量・本体サイズ・バッテリー容量 |
| 入力・画面 | キーボードの打ちやすさ、ポインティングデバイス、ディスプレイの見やすさ |
| デザイン・堅牢性 | 外観、筐体の素材、堅牢性試験への対応 |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 毎日持ち歩く方(約1.19kg・14.3mm)
- 色の正確さが要る方(100% sRGB・400nit)
- 滑らかな表示が欲しい方(WQXGA・120Hz)
- 13型クラスで画面にこだわりたい方
向かない人
- Copilot+ PCの機能を使いたい方(NPU 最大17TOPSです)
- メモリを増やしたい方(16GBです)
- バッテリー容量を確認してから買いたい方(公式に記載がありません)
- USB Type-Cを2つ使いたい方(1つです)
IdeaPad Slim 5i Gen 11(13.3型 Intel)のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU426件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| NPU | AIアクセラレーターの処理性能(TOPS) | 40TOPS(Copilot+ PCの要件)=6.0/80TOPS=10.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=5.0/16GB=7.0/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0 |
| ディスプレイ | 解像度・パネル・リフレッシュレート | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| 携帯性 | 本体の重量 | 0.8kg=10.0/1.2kg=8.0/1.6kg=6.0/2.0kg=4.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
直販で確認できた最上位の構成で評価したものです。
このチャートにはバッテリーの軸がありません。レノボの日本語ページにバッテリー容量(Whr)の記載がなく、仕様書も公開されていないためです。推測で埋めるより、外して出すほうが誠実だと考えました。代わりに、この機種の弱点がはっきり出るNPUを軸に入れています。
NPUの3.7は最大17TOPSによるもの。Copilot+ PCの要件(40TOPS)に届かないため、6.0を下回ります。数値はCore 7 350を積む同世代機(IdeaPad Slim 3i Gen 11 16型)の仕様書の記載です。
携帯性の8.1は約1.19kgによるもの。当サイトで扱ったIdeaPadの中ではいちばん高い数値です(同じ筐体のSlim 5x Gen 11と同値)。
ディスプレイの8.0は13.3型 WQXGA(2560×1600)・120Hz・400nit・100% sRGBによるもの。
CPUの5.1はCore 7 350によるもの。メモリの7.0は16GB、ストレージの8.5は1TBによるものです。
クリエイター向けノートPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、使い方によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | ストレージ | |
| Web・動画視聴・文書作成が中心 | Intel Core Ultra 5 AMD Ryzen AI 5 | 16GB | 512GB以上 |
| 写真編集・軽い動画編集をする | Intel Core Ultra 7 AMD Ryzen AI 7 | 16GB〜32GB | 512GB以上 |
| イラスト制作・本格的な動画編集をする | Intel Core Ultra 7〜9 AMD Ryzen AI 9 | 32GB | 1TB以上 |
| 3DやAIを使った制作をする | Intel Core Ultra 9 AMD Ryzen AI Max+ | 32GB以上 | 1TB以上+独立GPU |
この機種は表の上から2行目まで対応できます。メモリが16GBなので、写真編集や動画編集を日常的にやるなら別の機種を見たほうが安全です。
IdeaPad Slim 5i Gen 11(13.3型 Intel)のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| OS | Windows 11 Home 64bit(日本語版) |
| CPU | インテル Core 7 プロセッサー 350 インテル Core 5 プロセッサー 320 ※選択可能。NPUは最大17TOPS/16TOPS |
| メモリ | 16GB ※レノボの日本語ページにスロット数と規格の記載はありません |
| ストレージ | 1TB/512GB/256GB SSD(PCIe NVMe/M.2) ※選択可能 |
| グラフィックス | CPU内蔵(インテル グラフィックス) |
| ディスプレイ | 13.3型 WQXGA(2560×1600)IPS液晶・16:10 400nit・120Hz・100% sRGB・TÜV低ブルーライト 13.3型 WUXGA(1920×1200)IPS液晶・16:10 400nit・60Hz・100% sRGB・タッチパネル ※選択可能 |
| キーボード | JIS配列・バックライト付き マルチタッチパッド ※テンキーはありません |
| カードスロット | microSDメディアカードリーダー |
| 本体寸法 | 約 295.58 × 206.95 × 14.3mm(最薄部) |
| 重量 | 約1.19kg |
| バッテリー | Rapid Charge Boost対応 ※容量(Whr)と駆動時間はレノボの日本語ページに掲載がありません |
| カラー | クラウドグレー |
処理性能
CPUはCore シリーズから2種類です。
| CPU | PassMark | NPU |
| インテル Core 5 320 | 15,424 | 最大16TOPS |
| インテル Core 7 350 | 15,127 | 最大17TOPS |
表を数値の順に並べると、Core 5 320がCore 7 350を上回ります。型番の数字が大きいほうが速いとは限らないので、選ぶときは数値を見たほうが確実です。
どちらもNPUは20TOPS未満で、Copilot+ PCの条件(40TOPS以上)には届きません。AI機能を使いたいなら、同じ筐体のSnapdragon版(Slim 5x)を見ることになります。
なおNPUのTOPSはレノボのこの製品ページには記載がなく、同じCPUを積むIdeaPad Slim 3i Gen 11(16型)の仕様書から取りました。
同じ13.3型のSlim 5xと比べると、以下のようになります。
| 項目 | Slim 5i Gen 11 13.3型(本機) | Slim 5x Gen 11 13.3型 |
| CPU | Core 7 350/Core 5 320(x86) | Snapdragon X2 Plus X2P-42-100(ARM) |
| NPU | 最大17TOPS | 最大80TOPS(Copilot+ PC対応) |
| 画面 | WQXGA 120Hz または WUXGA タッチ | WUXGA 60Hz タッチ |
| メモリ | 16GB | 16GB/32GB |
| バッテリー | 公式に記載なし | 最大54.7Wh |
| 寸法・重量 | 約295.58×206.95×14.3mm・約1.19kg | 同じ |
画面の選択肢とソフトの互換性はこちら、NPUとメモリの上限、バッテリー情報の明確さはSlim 5xが上です。
CPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
ディスプレイ

13.3型のIPS液晶が2種類です。解像度とリフレッシュレート、タッチの有無が違います。
- WQXGA(2560×1600)400nit・120Hz・100% sRGB
- WUXGA(1920×1200)400nit・60Hz・100% sRGB・タッチパネル
どちらも400nit・100% sRGBで、輝度と色域が公表されています。この価格帯のIdeaPadでは記載のない機種が多いので、ここははっきりした利点です。
上の構成はWQXGAで120Hz。13.3型にこの解像度なので、文字の滑らかさも出ます。
どちらもTÜVの低ブルーライト認証を取っています。長時間使う前提の机に向きます。
携帯性

重量は約1.19kg、厚みは14.3mmです。当サイトで扱ったIdeaPadの中ではいちばん軽い部類で、毎日持ち歩く前提の数値になっています。
本体寸法は約295.58×206.95mm。13.3型なのでA4より少し大きい程度に収まります。
バッテリー容量(Whr)と駆動時間は、レノボの日本語ページに掲載がありません。
レノボは「Rapid Charge Boostに対応した長時間駆動バッテリー」とだけ案内しています。同じ筐体のSlim 5xが最大54.7Whなので同程度と考えるのが自然ですが、確定した情報ではありません。
外で長く使う予定があるなら、購入前に実機のレビューを探すことをおすすめします。
入出力端子
端子の構成は以下のとおりです。
| 端子 | 数 |
| USB Type-C(USB 10Gbps/USB 3.2 Gen2・USB PD・DP Alt Mode) | 1 |
| USB-A(USB 5Gbps) | 1 |
| USB-A(USB 5Gbps・Always On) | 1 |
| HDMI | 1 |
| microSDメディアカードリーダー | 1 |
| マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック | 1 |
| 有線LAN(RJ-45) | 0 |
USB Type-Cは1つだけです。USB PDとDP Alt Modeに対応するので充電と映像出力はできますが、ドックと充電を同時に使う構成は組みにくくなります。
USB Type-Aが2つ(うち1つはAlways On)とHDMI、microSDメディアカードリーダーも備えます。
13.3型でHDMIが付くのは便利な点です。会議室のモニターに変換なしでつなげます。
有線LANの端子はありません。
キーボードと筐体

JIS配列のキーボードで、バックライトが付きます。13.3型なのでテンキーはありません。
ポインティングデバイスはマルチタッチパッドです。本体に対して大きめに取られています。
本体カラーはクラウドグレーです。IdeaPadのほかの機種がルナグレー中心なので、ここは少し違う色味になります。
底面には通気口があります。
カメラの仕様と指紋センサーの有無は、レノボの日本語ページに記載がありません。レノボは「プライバシーシャッターを備えた高解像度Webカメラ」と案内しています。
メモリとストレージ

メモリは16GBです。スロット数と規格は、レノボの日本語ページに記載がありません。仕様書も公開されていないため、増設できるかどうかは公式サイトの「カスタマイズする」画面でご確認ください。
ストレージは256GB・512GB・1TBから選べます。
同じIdeaPadのSlim 5系では、14型のSlim 5a Gen 11が2スロット構成でした。この機種も同様の可能性はありますが、13.3型で14.3mmという薄さを考えると、オンボードの可能性も残ります。
長く使うつもりなら、ストレージは512GB以上を選んでおくと安心です。
メモリが16GBで固定される前提なら、ブラウザとオフィスアプリ中心の使い方に収まるかを考えておくと安全です。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。
まとめ

IdeaPad Slim 5i Gen 11(13.3型 Intel)のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- 約1.19kg・14.3mm。IdeaPadで最軽量クラス
- WQXGA 120Hz・400nit・100% sRGBを選べる
- NPUは最大17TOPS。Copilot+ PCには該当しない
毎日持ち歩いて、画面の質にもこだわりたい方に向いた機種です。約1.19kgでWQXGA 120Hz・100% sRGBという組み合わせは、この価格帯では数少ない構成です。
弱いのはNPUと公開されている情報の少なさです。17TOPSなのでCopilot+ PCには該当せず、バッテリー容量もメモリのスロット数も公式に記載がありません。
AI機能とバッテリー情報を取るなら、同じ筐体のIdeaPad Slim 5x Gen 11(13.3型 Snapdragon)という選択肢があります。ただしARMなので、使うソフトの対応を先に確認する必要があります。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




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