こんにちはマサです。
今回はLOQ Tower 26ADR10・ゲーミングデスクトップPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
LOQブランドの26Lタワーです。透明サイドパネルとARGB照明が付きます。
CPUはAMD Ryzenの8000HXシリーズ。カスタマイズではRyzen 9 9955HX3Dも選べます。
グラフィックボードの選択肢がRTX 5050からRTX 5070 Tiまで7種類と、この価格帯では群を抜いて広いのが特徴です。
前出のLOQ Tower 17IAX10より一回り大きく、拡張の余地も広がっています。
LOQ Tower 26ADR10の評価

※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| ゲーム性能 | CPU・グラフィックボードなど、ゲームの快適さに直結する性能 |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 拡張性 | メモリ・ストレージ・グラフィックボードを後から足せるか。電源容量とスロット数 |
| 静音性・冷却 | 冷却方式とファン構成。高負荷時にどれだけ静かでいられるか |
| デザイン・質感 | 外観、筐体の素材、仕上げ |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 価格を抑えてゲーミングPCを始めたい方
- グラフィックボードの選択肢を広く持ちたい方
- 透明サイドパネルとARGB照明が好みの方
- あとからSSDやHDDを足したい方
向かない人
- メモリを4枚挿したい方(SODIMM 2スロットです)
- 水冷を使いたい方(空冷のみです)
- 設置スペースが限られている方(26L・10.5kg)
LOQ Tower 26ADR10のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | デスクトップPC向けCPU240件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| グラフィックス | PassMark(G3D Mark) | デスクトップPC向けGPU135件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=5.0/16GB=7.0/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5) |
| 電源 | 電源ユニットの定格W数 | 500W=5.0/750W=7.5/1000W=10.0 |
| 冷却 | 冷却方式 | 空冷=6.0/簡易水冷=8.0/280mm以上の水冷=9.5 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
カスタマイズで選べる最上位の構成で評価したものです。
CPUの9.4とグラフィックスの9.1は、LOQブランドの機種としてはかなり高い数値です。Legion Tower 5 30AGB10とほぼ並びます。
CPUの数値は、Ryzen 9 9955HX3D(PassMark 62,157)をデスクトップPC向けの母数で換算したものです。ノートPC向けの表では最高値にあたるCPUです。
ストレージの8.5は1TBによるものです。カスタマイズで選べるのは1TBまでで、2TBは選べません。
冷却の6.0は空冷であることによるものです。ファンは前面に120mmが2基、背面に120mmが1基で、17IAX10よりは余裕があります。
ゲーミングデスクトップPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、遊びたいゲームと設定によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | グラフィックボード | |
| 初級者 | Intel Core Ultra 5 AMD Ryzen 5 | 16GB | RTX 3050以上 RTX 5050以上 |
| 中級者 | Intel Core Ultra 5〜7 AMD Ryzen 5〜7 | 16GB〜32GB | RTX 5060以上 RTX 5060 Ti以上 |
| 上級者 | Intel Core Ultra 7〜9 AMD Ryzen 7〜9 | 32GB | RTX 5070以上 RTX 5070 Ti以上 |
| 超上級者 | Intel Core Ultra 9 AMD Ryzen 9 | 32GB以上 | RTX 5080以上 RTX 5090 |
標準構成のRTX 5050は表の初級者クラス、RTX 5070 Tiまで上げれば上級者クラスに届きます。1台で幅広くカバーできる機種です。
LOQ Tower 26ADR10のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| CPU | AMD Ryzen 7 8745HX(固定構成モデル) AMD Ryzen 9 9955HX3D(カスタマイズモデル) |
| OS | Windows 11 Home 64bit/Windows 11 Pro 64bit ※選択可能 |
| メモリ | 16GB〜64GB DDR5-5200/5600MT/s(SODIMM) 2スロット(うち1スロット空き) ※選択可能 |
| ストレージ | 512GB/1TB SSD M.2 2280 PCIe Gen4 M.2スロット2基(うち1基空き) ※選択可能 |
| グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 5050 8GB GDDR6 NVIDIA GeForce RTX 5060 8GB GDDR7 NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti 8GB/16GB GDDR7 NVIDIA GeForce RTX 5070 12GB GDDR7 NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti 16GB GDDR7 AMD Radeon RX 9060 XT 16GB GDDR6 ※選択可能 |
| 電源 | 500W(80PLUS SILVER)/850W(変換効率90%) ※選択可能 |
| 冷却 | 空冷ファン 前面120mm ARGB×2/背面120mm×1 上部 80mm ARGBファン×2(追加可能) Fn+Qでモード切り替え |
| 拡張スロット | PCI Express x16 1基(空き0) PCI Express x1 1基(空き1) 3.5インチベイ 2基(空き2) |
| 無線 | Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)+ Bluetooth 5.2 Wi-Fi 7も選択可能 |
| 有線LAN | 1000BASE-T(ギガビットイーサネット) |
| 本体寸法 | 約 205 × 404.5 × 437.1mm(約26L) |
| 重量 | 約10.5kg |
| カラー | ルナグレー/ブラックのデュアルトーン(透明サイドパネル) |
ゲーム性能
直販で用意されている構成は4つです。
| 構成 | CPU | グラフィックス | メモリ/SSD |
| 固定構成(在庫限り) | Ryzen 7 8745HX | RTX 5050 8GB | 16GB/512GB |
| 固定構成 | Ryzen 7 8745HX | RTX 5060 8GB | 16GB/512GB |
| カスタマイズ | Ryzen 9 9955HX3D | RTX 5050 8GB | 16GB/512GB |
| カスタマイズ | Ryzen 9 9955HX3D | RTX 5050 8GB | 16GB/1TB |
注目したいのは、グラフィックボードの選択肢が7種類あることです。RTX 5050からRTX 5070 Tiまで、さらにAMD Radeon RX 9060 XT 16GBも選べます。
標準のRTX 5050構成でもフルHDであれば実用的ですし、RTX 5070 Tiまで上げればWQHDで高画質設定が狙えます。
CPUとGPUの具体的な数値は、当サイトの比較表でご確認いただけます。
CPUの選択肢

CPUはAMDのHXシリーズで、ノートPC向けの設計です。固定構成はRyzen 7 8745HX、カスタマイズモデルはRyzen 9 9955HX3Dになります。
Ryzen 9 9955HX3Dは3D V-Cacheを積んだ16コア32スレッドのCPUで、ノートPC向けでは最上位にあたります。PassMarkは62,157で、デスクトップ向けのRyzen 9 7950X3D(62,296)とほぼ同じ数値です。
ただしカスタマイズモデルはCPUの選択肢が9955HX3Dの1つだけで、価格も上がります。抑えたい場合は固定構成の8745HXを選ぶことになります。
冷却システム

冷却は空冷です。ケースファンは前面に120mmのARGBファンが2基、背面に120mmが1基。上部に80mmのARGBファンを2基まで追加できます。
Fn+Qキーで静音・バランス・パフォーマンスの3モードを切り替えられます。
隠しエアーダクト設計という構造で、通気口を目立たせずに風を通す作りになっています。17IAX10の80mm・92mmファン構成と比べると、こちらのほうが風量に余裕があります。
拡張性

ツール不要のサイドパネルで、ドライバーなしで中を開けられます。
- メモリスロット:2本(SODIMM、うち1本空き)、最大64GB
- M.2スロット:2基(うち1基空き)
- 3.5インチベイ:2基(いずれも空き)
- PCI Express x16:1基(グラフィックボードで使用)
- PCI Express x1:1基(空き)
3.5インチベイが2基空いているので、HDDを足して保存用の容量を増やせます。
電源は850Wまで選べるので、グラフィックボードの載せ替えにも対応します。メモリがSODIMMの2スロットという点が、Legionのタワーとの差です。
入出力端子

端子の構成は以下のとおりです。
| 位置 | 内容 |
| 上面 | USB 3.2 Gen1 ×2 USB 3.2 Gen2 Type-C コンボジャック 電源ボタン |
| 背面 | USB 2.0 ×4 DisplayPort 2.1 ×3 HDMI 2.1 イーサネット・コネクター(RJ-45) ライン出力 電源コネクタ |
背面のDisplayPort 2.1が3基とHDMI 2.1で、最大4画面の構成が組めます(グラフィックボードの仕様によります)。
上面に端子をまとめているので、デスク下に置いたときにアクセスしやすい配置です。
無線は標準でWi-Fi 6ですが、カスタマイズでわずかな差額でWi-Fi 7に変更できます。
外観

ブラックの筐体にルナグレーのフロントパネルを組み合わせたデュアルトーンです。
サイドパネルは透明で、前面のARGBファンが見えます。3Dテクスチャとライトバーに通気口を組み込んだデザインです。
本体寸法は約205×404.5×437.1mm、重量は約10.5kg。17IAX10より一回り大きいぶん、内部に余裕があります。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。
まとめ

LOQ Tower 26ADR10のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- 26Lのタワー。透明サイドパネルとARGB照明つき
- グラフィックボードはRTX 5050〜5070 Ti、Radeon RX 9060 XTまで7種類
- メモリはSODIMM 2スロットだが、3.5インチベイが2基空いている
LOQブランドの中では上位にあたる機種です。入門向けの価格から始めつつ、上はRTX 5070 Tiまで伸ばせます。
グラフィックボードの選択肢がこれだけ広い機種は多くないので、予算に合わせて組みやすいのが利点です。
メモリを大量に積みたい、水冷を使いたいという場合は、Legion Tower 5やLegion Tower 7が候補になります。
今回の記事が少しでもデスクトップPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。



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