こんにちはマサです。
今回はLegion Pro 5i Gen 10 16型・ゲーミングノートPCのレビューをしていきます。
結論からお伝えすると、
このノートPCは、Legionシリーズの中で性能と価格のバランスが取れた中級者〜上級者向けのモデルです。
最上位のPro 7iと同じCore Ultra 9 275HXを選べるうえ、グラフィックスはRTX 5060からRTX 5070 Tiまで幅があります。構成の選択肢が広いので、予算に合わせて組みやすいのが特徴です。
16型の有機ELディスプレイを搭載していますが、リフレッシュレートは180Hzで、240HzのPro 7iとは差が付けられています。そのぶん価格は抑えられています。
Legion Pro 5i Gen 10 16型の評価

※評価はmasalog運営者の主観です
各項目は1.0〜5.0で評価しています。
| 点数 | 意味 |
| 5.0 | このクラスで最高水準 |
| 4.0 | 十分に満足できる |
| 3.0 | 標準的。価格なりで不足はない |
| 2.0 | 用途によっては足りない |
| 1.0 | おすすめしない |
5項目の内容は以下のとおりです。
| 項目 | 見ているもの |
| ゲーム性能 | CPU・GPU・ディスプレイのリフレッシュレートなど、ゲームの快適さに直結する性能 |
| コスパ | 絶対的な価格の安さではなく、同じ性能帯の相場と比べて価格が妥当かどうか |
| 携帯性 | 重量・本体サイズ・バッテリー容量 |
| 拡張性・端子 | 端子の種類と数、メモリやSSDの増設可否 |
| デザイン・質感 | 外観、筐体の素材、仕上げ |
総合点は5項目の平均ではなく、「この製品を人に薦められるか」という視点で別途付けています。
向いている人
- 予算と性能のバランスを重視したい方
- フルHD〜WQXGAで快適に遊べれば十分という方
- 構成を自分で選んで価格を調整したい方
- 据え置きで使うメイン機を探している方
向かない人
- 240Hz以上の高リフレッシュレートが必要な方(本機は180Hzです)
- 毎日持ち運ぶ予定の方(本体2.52kgとACアダプターが重い)
- SDカードリーダーを本体に必要とする方(非搭載です)
Legion Pro 5i Gen 10 16型のスペック評価
各パーツの性能をレーダーチャートにしました。評価の付け方は下のトグルからご確認いただけます。
各項目は10点満点です。主観で付けるのではなく、当サイトのベンチマーク比較表の数値をもとに算出しています。
| 項目 | 基準にしている数値 | 換算のしかた |
| CPU | PassMark(CPU Mark) | ノートPC向けCPU351件の最高値で10.0、中央値で5.0 |
| グラフィックス | PassMark(G3D Mark) | ノートPC向けGPUの最高値で10.0、ミドルクラスで5.0 |
| メモリ | 容量 | 8GB=5.0/16GB=7.0/32GB=9.0/64GB=10.0 |
| ストレージ | 容量と規格 | 256GB=5.0/512GB=7.0/1TB=8.5/2TB=10.0(Gen5は+0.5) |
| ディスプレイ | 解像度・リフレッシュレート・パネル | フルHD/60Hz=5.0を基準に、解像度とHz、有機ELを加点 |
| バッテリー | バッテリー容量(Whr) | 50Whr=5.0/80Whr=8.0/100Whr=10.0 |
CPUとグラフィックスは、以下の比較表の数値をそのまま使っています。
上位構成(Core Ultra 9 275HX + RTX 5070 Ti + 32GB + 1TB)で評価したものです。
CPUは9.8と、最上位のPro 7iと同じ数値になります。CPUに関してはPro 7iと差がありません。差が出るのはグラフィックス(8.5)とディスプレイ(9.0)で、ここが価格差につながっています。
ゲーミングノートPCのスペック目安
どのくらいのスペックが必要かは、遊びたいゲームと設定によって変わります。目安は以下のとおりです。
| CPU | メモリ | グラフィックボード | |
| 初級者 | Intel Core i5〜i7 Intel Core Ultra 5 AMD Ryzen 5〜7 | 16GB | RTX 3050以上 RTX 4050以上 RTX 5050以上 |
| 中級者 | Intel Core i7 Intel Core Ultra 7 AMD Ryzen 7 | 16GB〜32GB | RTX 3060以上 RTX 4060以上 RTX 5060以上 |
| 上級者 | Intel Core i7〜i9 Intel Core Ultra 7〜9 AMD Ryzen 7〜9 | 32GB | RTX 4070以上 RTX 5070以上 |
| 超上級者 | Intel Core i9 Intel Core Ultra 9 AMD Ryzen 9 | 32GB以上 | RTX 4080以上 RTX 5080以上 |
Legion Pro 5i Gen 10は構成の幅が広く、RTX 5060構成なら中級者クラス、RTX 5070以上の構成なら上級者クラスにあたります。
Legion Pro 5i Gen 10 16型のスペック
主なスペックは以下のとおりです。購入時に選択できる項目には「※選択可能」と記載しています。
| 項目 | 内容 |
| CPU | インテル Core Ultra 7 プロセッサー 255HX (Pコア 最大5.20GHz / Eコア 最大4.50GHz) インテル Core Ultra 9 プロセッサー 275HX (Pコア 最大5.40GHz / Eコア 最大4.60GHz) ※選択可能 |
| OS | Windows 11 Home 64bit Windows 11 Pro 64bit ※選択可能 |
| メモリ | 16GB DDR5-5600MT/s 32GB DDR5-5600MT/s(16GB×2) 32GB DDR5-6400MT/s(16GB×2) ※選択可能 |
| ストレージ | 512GB SSD M.2 PCIe-NVMe Gen4 1TB SSD M.2 PCIe-NVMe Gen4 ※選択可能 |
| グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPU 8GB GDDR7 NVIDIA GeForce RTX 5070 Laptop GPU 8GB GDDR7 NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU 12GB GDDR7 ※選択可能 |
| ディスプレイ | 16.0型 WQXGA(2560×1600)有機EL(OLED) リフレッシュレート:180Hz |
| 冷却 | Legion Coldfront: Hyper |
| 通信 | 無線LAN:Wi-Fi 7 有線LAN:イーサネット(RJ45) |
| バッテリー | 80Whr |
| 充電 | 最大245W ACアダプター |
| 重量 | 約2.52kg |
| 画面サイズ | 16.0インチ |
ゲーム性能
CPUはCore Ultra 7 255HXとCore Ultra 9 275HXの2種類、グラフィックスはRTX 5060・RTX 5070・RTX 5070 Tiの3種類から選べます。
構成の選択肢が広いので、予算に合わせて調整しやすいのがこのモデルの強みです。上位構成を選べば、最上位のPro 7iに近いCPU性能が手に入ります。
GPUの性能差が気になる方は、当サイトのGPU比較表もあわせてご確認ください。
ディスプレイ
16.0型の有機ELディスプレイを搭載しています。
- 解像度:WQXGA(2560×1600)
- リフレッシュレート:180Hz
- パネル:有機EL(OLED)
180Hzは、一般的な144Hzのゲーミングノートより上の水準です。ただし最上位のPro 7iは240Hzなので、競技性の高いFPSを本気でやる場合は、そちらとの差を意識しておいたほうがよいと思います。
有機ELなので液晶より黒が沈みます。暗いシーンの多いゲームや、映像を見るときに違いが出ます。
冷却システム

Legion Coldfront: Hyperという冷却機構を搭載しています。
ゲーミングノートPCは、冷却が追いつかないと性能が落ちる(サーマルスロットリング)ことがあります。高性能なパーツを積んでいても冷却が弱いと本来の性能が出ないため、冷却の作りは実用面で効いてきます。
なお最上位のPro 7iは、より上位の Coldfront: Vapor(ベイパーチャンバー搭載)です。
AI機能

Lenovo AI Engine+を搭載しており、動作状況に応じてシステムを自動で最適化します。
あわせてLegion Spaceというソフトが用意されており、ゲームの起動やパフォーマンス設定をまとめて管理できます。
入出力端子

端子の構成は以下のとおりです。
| 種類 | 内容 |
| 映像・データ | HDMI Thunderbolt 4 USB Type-C USB 3.2 Gen 1 ×2 USB 3.2 Gen 2 |
| 電源・ネットワークほか | 電源コネクタ RJ45(有線LAN) マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック 電子式プライバシーシャッター |
Thunderbolt 4と有線LANに対応しており、外部ディスプレイや有線接続まわりは十分です。
一方で、SDカードリーダーは搭載されていません。カメラのデータを頻繁に読み込む使い方をされる場合は、別途カードリーダーが必要になります。
外観

Legionシリーズらしい、派手すぎないデザインにまとまっています。
キーボードはLegion TrueStrikeで、ゲーミング向けにキーの押し心地が調整されています。
レビューは以上です。
詳細について気になる方はレノボ公式サイトからご確認お願いします。
まとめ

Legion Pro 5i Gen 10 16型のレビューをしました。
この機種の特徴は大きく分けて3つです。
- Core Ultra 7/9とRTX 5060〜5070 Tiから選べる構成の幅
- 16型・180Hzの有機ELディスプレイ
- 最上位のPro 7iと同じCPUを、より抑えた価格で選べる
最上位のPro 7iと比べると、ディスプレイのリフレッシュレートと冷却機構で差が付けられています。ただしCPUは同じものを選べるため、価格を抑えつつ性能を確保したい方には、こちらのほうが合う場面が多いと思います。
2.52kgと重いため持ち運びには向きませんが、据え置きのメイン機としては選択肢に入ると思います。
今回の記事が少しでもノートPC選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




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